⚡️オーラム最終決戦 vs DEM-504
⚡️最終決戦:通信網破壊戦

これは大規模シナリオの最終決戦です!
9/15朝8:30までの「戦勝数」に応じて、得られる結果が増えます!
戦勝数=作戦1〜5の成功シナリオ数÷2+最終決戦の成功シナリオ数
9/15朝8:30までの「戦勝数」に応じて、得られる結果が増えます!
戦勝数=作戦1〜5の成功シナリオ数÷2+最終決戦の成功シナリオ数
※つまり、現存する作戦1〜5を攻略する事も、勝利に貢献します!
※到達した戦勝数までの全結果を得られます。つまり戦勝数80なら、全ての結果をゲット!
※到達した戦勝数までの全結果を得られます。つまり戦勝数80なら、全ての結果をゲット!
結果表
戦勝数50:解放地域の拡大(闘技場新マップ「ビーチ」追加)。戦勝数58:オーラム以外のレリギオスに、逆侵攻の事実を伝達阻止。
戦勝数66:👾ナイチンゲール鹵獲。
戦勝数74:今後のウォーゾーン大規模全てに「内部撹乱作戦」を追加。
戦勝数82:各レリギオスが各々に蓄積した『|完全機械《インテグラル・アニムス》』の研究データを全て破棄
●
川崎市中心部ノーオーラム派機械群が壊滅させられたのはつい先日のこと。
このまま勝利と言いたいところではあったが、未だ川崎市周辺には生き残った強力な戦闘機械達が何機も健在だ。
そのうちの一機、DEM-504と呼ばれる高速三次元戦闘を得意とする機体が各地の地元戦力に打撃を与えていて損害は増えるばかり。
パワードスーツ『War Expansion Gear Armor(通称:W.E.G.A.)』に少女人形型生体コアユニットを搭載したこの機体制御技術は他の機械に比べかなりの高レベル。
次々と被害を与え反撃の体制を整えるころには離脱し次のポイントへと移動していしまうため対処に困っているというのが実情だ。
重力と慣性を操り頭上から一気に陣地を強襲、そして火力を全力で叩き込んでとなるとさすがに一般戦力では手に負えないだろう。
だがそんな遊撃戦を得意とするこの機体に足枷がようやくついたのだ。
重要な通信拠点であるポイント・ブラボーの死守。
これまでと違い防御側に回ったがため急速離脱なども出来ずこの戦場に釘付けにされるのだから叩くべきは今なのだ。
●
「なんかもう引き撃ち全開でバシバシ弾を当ててくる厄介な相手に違いないでありますな~」
君どこかで引き撃ち戦法に恨みでもあるの?とばかりに星詠みのベル・アハトは話を切り出し一同にニヤっと笑う。
「皆には川崎市のポイント・ブラボーと呼ばれる場所にある衛星通信装置を破壊してもらいたいんですぞ」
そう言って示したのは大きなアンテナが空中に向いて稼働している一枚の写真。
どうやらそれが今回の破壊目標のようなのだが、問題はそれを護衛しているという強力な戦闘機械の存在だ。
「今回ここにいるのはDEM-504と呼ばれる高速戦闘を得意とした機体でありますな。はっきり言って油断していると射程外から一方的に撃ち殺されるかもですぞ」
ものすごく実感がこもる言葉と共にベルは敵装備をいくつか説明していく。
銃火器、榴弾砲、ミサイルなど多彩な飛び道具に加えダブルパルスブレードと呼ばれる近接武器も装備しているので隙は無いかに見える。
「とにかく手強い敵なものの、連戦することで消耗させるのが一番でありますな!」
数の優位があるうちに畳みかけてほしいとベルは説明し戦場になりそうな場所を地図で示した。
「ポイント・ブラボーは巨大な自動車メーカーの工場になりますぞ。なのでその工場の敷地内で戦うと思ってもらえれば間違いありませぬな」
そこは大黒ジャンクション近くにある広い工場で、敷地の中央に問題の通信装置が設置されているらしい。
破壊するために近づけば絶対に発見され迎撃されるそのゆな場所、√能力者達はまずはこの厄介な敵を撃退せねばならない。
「というわけで皆、よろしく頼みましたぞ~」
ベルは笑顔で全員を送り出し軽やかに手を振り見送っていく。
はたして何人が無事に帰りつくことができるのか、川崎の空を颯爽と跳び現れる戦闘機械と対峙する時は近い。
マスターより

これは⚡️オーラム最終決戦の1章完結戦闘シナリオです。
自動車工場の敷地内に設置された通信装置を守る戦闘機械との戦闘です。
「待たせたな戦友」などというセリフの幻聴が聞こえたらアウトですね。
それではご参加お待ちしています。
62
第1章 ボス戦 『DEM-504』

POW
|G《グラビティ》・オーバーライド
【重力慣性制御力場 】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【|慣性増幅打撃《イナーシャル・ブースト》】」が使用可能になる。
【重力慣性制御力場 】を纏う。自身の移動速度が3倍になり、装甲を貫通する威力2倍の近接攻撃「【|慣性増幅打撃《イナーシャル・ブースト》】」が使用可能になる。
SPD
|G《グラビティ》・コンビネーション
【遠距離から、銃火器・榴弾砲・ミサイル 】による牽制、【高速機動で距離を詰め、指向性の重力操作】による捕縛、【至近距離まで接近し、ダブルパルスブレード】による強撃の連続攻撃を与える。
【遠距離から、銃火器・榴弾砲・ミサイル 】による牽制、【高速機動で距離を詰め、指向性の重力操作】による捕縛、【至近距離まで接近し、ダブルパルスブレード】による強撃の連続攻撃を与える。
WIZ
プロジェクト:Deus Ex Machina
自身の【ウォーゾーン 】を【真紅】に輝く【決戦モード】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
自身の【ウォーゾーン 】を【真紅】に輝く【決戦モード】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。

■方針
・アド/絡◎
■行動
厄介な状況が続きますわね。
【コンビネーション】の初撃の遠距離攻撃に合わせて【妖異変化「影女」】を発動、此方の射程内に飛び込んで、攻撃の起点を『先制攻撃』で妨害しますわね。
その後は『影』による隠密状態になると共に|瞬間転移《影渡り》が可能になりますから、『指向性重力』は隠密で発見自体を阻害しつつ影渡りで回避、接近させなければ『ブレード』は防げますわ。
後は『妖異発現:姫魚』の高精度未来予測で相手の行動を感知、影渡りを繰返して「警戒されていない/警戒の甘い側」から出現し、『|雷属性《属性攻撃》』を纏わせた『精霊銃』で関節部を狙いますわね。
少しでも削って、次につなげたいですが。
●
川崎市にある巨大な自動車工場に飛来する鋼鉄のボディ。そのセンサーはこの地に侵入した者達の存在をすでに捕えていた。
「敵対ユニットを確認、戦闘モード起動シマス」
DEM-504は武装のロックを全て解除し工場の屋根に着地すると周囲をスキャンし慎重に銃を構えた。
その瞬間、突如銃を持った魔乳美女が現れ迷いなくトリガーを引き放たれた雷光が伸び腕関節へと当たり弾ける。
「まともに命中してその程度とは実に厄介ですわ」
餅竪・れあぬ(とある豊饒の女神の使徒:餅・h00357)がそう口走ったところへと叩き込まれる実弾の嵐。
戦車をも貫く火砲が届くまでの刹那の時間、不意にれあぬの姿がかき消えそこを通過していく弾幕にさらにミサイルが加わり建物に命中し巻き起こる爆炎。
さらにトドメとして榴弾までもが叩き込まれるオーバーキル状態という地獄のコンビネーション。
恐るべきG・コンビネーションによって完璧なる即死級の火力を叩き込みコンピューターが勝利を確信したのも当然のこと。
「……やったか?」
銃口を下ろさずそう言ったDEM-504の側面から雷光が飛来し間接部へと再び命中。
咄嗟に反応したセンサーが一瞬だけれあぬの姿を映しそして再びレーダーから消え去ってしまう。
(豊乳女神様への祈りを以て祖霊たる妖異と化す、変化「影女」!)
れあぬの力、攻撃と同時に隠密化し影から影へと瞬間移動するという影渡りの能力はヒット&ウェイを仕掛けるには最適の手段。
今の今までれあぬがいた座標をパルスブレードが切り裂くもその位置にはすでにいず空を切る凶悪な刃。
「常に跳躍し位置を悟らせまいとするか……だがこれならどうだ!」
目の前に弾幕を張り乍ら回転し始めライフル弾やミサイルが四方八方に次々と撒き散らす徹底的な火力の連射。
……だが手ごたえがあったようには思えない。
(未来予測が続く限り……射線上には出ないですわ)
そんな一斉射撃を常に予測し瞬間移動し続けるれあぬが狙うは敵の消耗。
小さなダメージの蓄積と弾薬燃料の無駄な消費を誘う持久戦によって工場にの建物に次々と炎が上がりさらに混乱する景色が広がっていく。
こうして始まった戦いの火蓋は後に続く者達のためさらに激しさを増していくのだった。
🔵🔵🔵 大成功

轟天マスターにおまかせします。かっこいい継萩・サルトゥーラをお願いします!
アドリブ歓迎。
「やったろうじゃないの!」
「まぁ焦んなや、楽しいのはこれからだ」
√能力は指定した物をどれでも使用ます。
戦うことが好きで好きで楽しく、戦闘知識や勘を活かしてハデに行動します。
楽しいからこそ冷静でいられる面もあります。
多少の怪我は気にせず積極的に行動しますがヤバいときは流石に自重します。
仲間との連携も行えます。
軽口を叩いたりやんわりと皮肉を言ったりしますが、他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!

どうにも難敵のようじゃが、やりようはある。
まずは自慢の速度を削ってやることを考えるかのう。
戦場が工場となるなら、敵の射線を遮れるような障害物は多かろう。
「花精翁・舞納」でこちらも移動速度を強化し、障害物に隠れながら走り回り、周囲の建造物や工業機械などを壊して瓦礫をばらまく。
遮蔽物を増やして敵の射撃を防ぐことと、障害物を増やして敵の足を鈍らせることが狙いじゃ。
あとは、装備している「載霊鳴哭」と「インビジブル制御」の技能で、攻性インビジブルをばらまいて目くらましに使いつつ、遮蔽物を辿り敵に近付いて攻撃を加えていきたい。
もしも敵が【決戦モード】を使うようなら、効果が切れるまで逃げに徹するぞ。
●
交戦が始まり幾ばくかの時間が経過した時点で周囲は火の海になり黒煙がモクモクと上がる混乱の戦場を駆ける男達がいた。
「どうにも難敵のようじゃが……|やり《殺し》ようはある」
「ヘッ、お手並み拝見といくぜおっさんよ」
あまりに不健康そうな顔立ちと貫禄を持つとはいえ春満・祐定(D.E.P.A.S.の載霊禍祓士・h02038)はまだ21歳でありそう呼ばれるにはまだ早すぎるわけだが、ツギハギだらけの15歳である継萩・サルトゥーラ(百屍夜行・h01201)にとっては別にどうでもいい事だ。
戦場で鉢合わせした二人はすでに弾幕で火の手が上がっていた工場敷地内を走り常に移動し続けDEM-504の射線軸を阻害する戦法を取ることにしていた。
四季の花が生えた翁面の精を纏い常人ではありえない速度で駆ける祐定は片っ端から霊剣で柱を切り裂き続け次々と崩れ大きな土埃が爆炎に巻き上げられさらに悪くなっていく視界。
(ここまでやれば瓦礫と爆炎で熱源センサーも音響センサーも使い物にはならんじゃろ?)
ニヤっと口元を歪めたその至近へと弾丸が降り注ぎ瓦礫の影に隠れやりすごすも見つかるのは時間の問題だろう。
「オイオイオイオイ……こっちがガラ空きだぜぇ!」
だがしかし別角度から崩れた建物の壁を駆けあがり大きくジャンプしたサルトゥーラの叫び声と共にライフルとガトリングによる弾幕が張られ、回避のためDEM-504は急激に高度を下げ地表近くへと到達する。
その動きに追従するように叩き込まれるガトリングの弾幕が地表に命中すればするほど何やら毒々しい色へと着弾点が変色し溶け始めた建物の残骸達。
「弾種“強酸”と推定、回避回避回避」
バレルロールなどを駆使し避け続けているようでも着弾地点から弾ける酸の範囲からは逃げ出せておらず装甲表面に幾多の侵食が増え始めた。
そこに飛来した攻性インビジブルの反応に対してありったけの火力と弾幕を叩き込み破壊し対応するDEM-504の反応速度もかなりのものだ。
しかしそれらは祐定が放った囮でしかなく、尋常ではない速度で駆け一気に間合いに飛び込み霊剣を振るう。
その一刀を銃を持つとは逆の腕で受け止めようと叩きつけるDEM-504はそこで大きな計算違いをしていた。
先ほどからサルトゥーラがばら撒いていたケミカルバレットのせいで酸で犯された装甲表面に加え、斬りかかった祐定に気付かないうちに施されたドーピングの数々がその均衡を崩す。
届かないはずの踏込みが届き、酸で犯された装甲は脆く、そして刃を振るう腕力もまた通常ではありえない斥力を生み出していた。
「獲った!」
「……バカな! 計算違いだ!?」
キィィィンという重い音と共に肘から先が切り裂かれ、宙を舞う金属の腕はもはや力なく足元へと落ちていった。
2人の連携により得られた最上の結果、だがそれは次なる恐怖の始まりを引き起こすことになった。
「プロジェクト:Deus Ex Machina起動……」
突然、真紅に輝き始めた金属のボディとブースターの炎すら変質したその様子に祐定はギョっとして一目散に走り去ろうと黒煙の中へと飛び込んだ。
「おおっと、決戦モードとやらの相手なんぞ割に合わんのじゃ!」
「はっ! おっさん……そこは叩みかける時じゃねーのかよ!」
祐定が一目散に距離を取るのと真逆に、着地しガトリングでさらに追い打ちをかけようとするサルトゥーラ。
だが真紅に輝く敵の姿にさすがに寒気を感じたのか慌てて眼下の崩れた階層に飛び込んだその直後、今の今まで銃撃を行っていた足場が真一文字に切り裂かれ崩れ落ちた。
(な、なんなんだあの化け物! 建物ごと切り裂きやがったぞ!?)
決戦モードに入ったあの化け物相手にまともにやり合うなどどう考えても割に合わないし、一人で相手取るにはあまりにも無茶だとさすがに理解はしている。
「こりゃ、長丁場になるな……」
崩れていた瓦礫を払いのけ次の射撃ポイントに移動しながらサルトゥーラは地表で火器類をぶっ放しているであろう相手の動きを想像し肩を竦めた。
「はぁ……なかなか骨が折れるのじゃ」
「ヘッ……焦んなやおっさん。楽しいのはこれからだぜ」
合流した二人が顔を合わすもまだまだ軽口を叩ける余裕がある。
次に仕掛けるのは決戦モードが終わったその直後、すぐには再使用はできないはずのタイミングを狙うに限る。
静まり聞こえてくる排気音、恐らくは強大なパワーを使い切った後の強制排熱に違いない。
「さて、いくかの」
「ケケ、またフォローしてやっから気合入れてけや」
一息ついた二人は再び瓦礫の影から飛び出していく……激戦はまだここからが本番だと二人は理解しそれでもな強大な敵に立ち向かっていくのだった。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵 大成功

能力から察するに新型のWZという所でしょうか
自動車工場が敷地とのことなので障害物も多いと考えられます
地形を上手く生かして攻撃しましょう
千里眼カメラを使用して、予め戦場の状況を把握しておきます
√能力「亡き友の為に」を使用して自分自身を強化します
スナイパーライフル・G28で狙撃可能なポイントを見付けて攻撃
距離を詰められないように3種類のボムを各地に設置し
簡易的なトラップを仕掛けておきましょう
至近距離での直接攻撃を狙ってきたら
早業・零距離射撃の技能を使用して
武器をHK416に持ち替えて強力な一撃を与えたいと思います
狙撃しか出来ないとでも思いましたか?
私の本来の武器はこちらのアサルトライフルなのですよ
●
いつも温和で明るく取材活動をしている八木橋・藍依 (常在戦場カメラマン・h00541)はひりついたような戦場の空気を吸うと静かに目を閉じそしてゆっくりと息を吐き出した。
「再びこの姿で戦う日がこようとは……」
そう独白した藍依は新聞記者として肌身離さない制服を脱ぎ捨て漆黒のボディースーツに身を包んだ兵士としての姿へとなり覚悟を決めた。
そこには普段の姿からは想像もできない殺意を瞳に宿した殺しを生業としていた者特有の空気が漂い緊張感に包まれていく。
足元に置かれた大きなケースを開け慎重に取り出したスナイパーライフル・G28(HK417)の重みが手に伝わり薬室へと弾丸を送り準備は万端。
千里眼カメラからの映像を受け静かに窓際に移動し寝そべるとライフルを構えた。
(……お? すでに関節部へのダメージと片腕を失ってるじゃないですか)
どうやら他の能力者達の攻撃は上手くいっているようだ、追い打ちをかけるなら今だと狙いを慎重に定めトリガーを引いた。
爆音に紛れ響く大口径の銃撃音、そして音速を越える速度で飛来する弾丸が背部の武器ラックへと命中し片方のパルスブレードがそのまま地面へと落ちてしまう。
だがしかしすでに片腕であるがため拾うこともできず捨て置き飛翔するDEM-504が向かう先などわかっている。
先ほどまでの敵とはまた違い超遠距離から自機を狙う|狙撃手《スナイパー》の排除は最優先だ。
対処しにくい相手ではあるが距離を詰めれば問題ないとブーストを吹かし射線から割り出した狙撃ポイントへとミサイルを叩き込みながら突進するあたりは流石だと言えよう。
バチッ ボシュ カッ
数種の爆弾が移動ルートを先読みして仕掛けられていたらしくセンサー系に一時的に異常が出るも問題はない。
持ち替えた腕でパルスブレードを振るい狙撃ポイントの建物を切り裂くもそこは無人。
「……知ってます? |狙撃手《スナイパー》は“走ってなんぼ”なんだそうですよ!」
鈍重なスナイパーライフルを捨て愛用のHK416アサルトライフルへと持ち替えた藍依が別の建物の影から銃口を伸ばしトリガーを引いた。
集約した弾幕がブースターユニット周辺に次々と命中し破片と油脂類が飛び散った。
「距離を詰められたスナイパーの末路はわかっているだろうに!」
「私の本来の武器は|こちら《アサルトライフル》ですからご心配なくっ!」
地面に叩きつけられた刃を避けながらジャンプし銃口を向ける藍依。両者共に引かず戦いはさらに激しさを増していくのであった。
🔵🔵🔵 大成功

殴るだけ殴って逃げるとはせっこい奴ね、そういう奴はアタシがボッコボコにしてやるわ。
√能力を発動した上であえて敵の必殺連続攻撃で殺られたように見せかける。
即座に蘇生し眼前にいる相手に強化された真・竜斬爪で反撃。
距離をとって逃げようとしてもムダムダ、空間引き寄せ能力で引き寄せてズタズタにするわ。
痛撃を与えつつできるなら生体コアユニットを【切断】してひっぺ剥がしてやる。
ああ、別に助けたいとか殊勝な心がけじゃなくて一番悔しいとか思わせれるかなって
まぁ、鉄屑人形にそんな感情あるか知らないけど
引っペ剥がしたほうは生きてけそうなら責任取って
生活できるようになるまでは面倒見るけど
哀れ爆発四散ならそれまでだけど

引き撃ち戦法? STGボスなら大体皆やってくるね。まあ、慣れた戦い方だよ。もっとも、大気圏内ならマッハ5までは普通に出せる私相手に引き撃ちなんかできるかな?
弾幕回避はお手のもの。雷彈で反撃しながら距離を詰めるよ。重力操作は慣性無視する神通力スラスターで回避。真横への移動とか急加減速だって出来ちゃうからね。それでも当たりそうならS.S.S.で弾く。
狙うのはダブルブレードの空振り。近接攻撃は外した瞬間が最大の隙になる。展開した瞬間に推力全開で急加速してすり抜ける。すり抜けた直後に急回頭。背中から雷刀を食らわせてやるよ!
●
空気を切り裂き音速で工場敷地内から上空へとバレルロールを繰り返し追尾して来るミサイルを振り切った白い機体。
いわゆる戦闘機型ベルセルクマシンというスピード特化のその機体は弧を描きながら急降下し高出力の稲妻レーザーを撃ち返した。
神威・参号機(乙女座核内蔵元人類殲滅用神双槍・h00553)は急速に追尾してきたDEM-504と空中で交差し互いの弾幕を避け合うと地表スレスレで縦ロールをかけそのスピードを緩める事はしなかった。
(確かに早い……でもマッハ5まで出せる私相手に優位などとらせない!)
急激なGでミシミシとフレームにかかる負担、空気摩擦で高熱化した機体表面にもまだまだ余裕はある。
「獲った!」
「……甘いっ!」
そんな神威へと降下しながら追撃をしかけてきたパルスブレードの縦一文字の一撃に対し、エアブレーキ全開で急減速した神威の正面をDEM-504が通り過ぎ無防備な背中へとさらにレーザーを叩き込んでいく。
何発もの着弾と共に飛び散る装甲板、だがトドメにはまだなりそうにないあたり恐るべき耐久力は未だ健在らしい。
しかも降下した先に別の目標を発見したらしく射撃武器に持ち替え工場の屋根に乗った赤毛の少女へと狙いを定めた。
●
爆音が工場に響き次々と叩き込まれる幾重もの弾幕。榴弾砲が降り注ぎ回避するのが間に合わず腕を構えガードしようとする竜娘が爆炎に包み込まれた。
さらに残弾が乏しくなってきたミサイルもここで数発消費し黒煙が立ち込め吹っ飛んでいく小柄な少女。
「くあっ……かはっ!?」
アーシャ・ヴァリアント(ドラゴンプロトコルの竜人格闘者・h02334)は力なく膝をつき虚ろな瞳を浮かべたまま前のめりに崩れていく。
先ほどの連続攻撃を受け生きているのが不思議なほどの大打撃のはずだ。だがそれでも形を保っている時点でドラゴンプロトコルが如何に強靭な肉体を持っているかわかるというもの。
「敵対ユニット“竜”を完全駆逐に移行」
武器を持ち替えDEM-504は不完全ながらもブーストを吹かし一気に距離を詰めていった。
ここに至るまでの連戦で片腕を失い、背部ラックに装備されていたパルスブレードのうち一つを紛失。
さらには間接部は電撃による過負荷でショート寸前であり、ブースターも半数が焼け焦げ出力も全力とはほど遠い状態だ。
だがそれでもパルスブレードによる|致命的一撃《クリティカルヒット》が直撃しアーシャの身体から飛び散る鮮血。
もはや叫びでさえない断末魔を漏らし死んだかに見えたその直後、アーシャの恐るべき竜爪がパルスブレードを持つ鋼の腕へと喰いこんだ。
「好き勝手撃ってくれたわね……ボッコボコにしてやるわ!」
守護霊と完全融合し死を超越した『|竜姫融合《ドラゴニックフージョン》によって強化されたアーシャに完全に不意を突かれたDEM-504の胸部へと真・竜斬爪
が突き刺され引き千切られていく装甲板。
オイルなど様々な液体が噴き出し埋め込まれていた生体コアユニットをガッチリと掴むと同時に思いきり腹部を蹴り上げ引き千切られていく接合部。
「や……やめっ」
「ボッコボコにしてやると言った!」
悲壮な音声を放つ敵であろうと容赦してやる義理はない。アーシャの強靭な力によって完全に露出した生体コアユニットを引き剥がされDEM-504が力なく空中で静止してしまったのはこの状況では致命的。
建物ギリギリを音速で突っ込んでくる神威にとってそれはただの的でしかない。
「システム飛行モードに移行」
元より飛行形態である神威が雷光纏う蒼に変色し音速を遥かに超えた速度に達すると同時に跳ね上げられていく建物の屋根という屋根。
ソニックブームによって移動することそのものが攻撃手段と化した神威はものの1秒もかからず間合いへと飛び込んだ。
「お、おのれ!」
直線的に突っ込んでくる神威へとパルスブレードを振るったDEM-504が見たものは常識を外れた神威の機動。
神通力スラスターによってありえない方向に横スライドした神威は、まるで敵を中心にしたコンパスのように円を描き無防備な背中を完全にロックオン。
「これでゲームオーバーだド外道―っ!」
装甲が一部展開し閃光のように煌めく雷光が叩き込まれDEM-504の上半身と下半身が永遠に別れを告げる事になった。
バチバチとスパークを上げながら落下するセンサーが捕らえたのは生体コアユニットの少女人形をお姫様抱っこしニヤリと見上げているアーシャの姿、そしてさらなる武装を展開し銃口にエネルギーを輝かせていく神威の姿。
「おぉ……おぉ、我が|愛しき少女《生体ユニット》を返s……」
最後の言葉を言い切る前に限界を迎えた機体が爆発し工場敷地内へとその破片が飛び散った。
こうして川崎市周辺に陣取っていた戦闘機械がまた一体討伐され、衛星通信装置も無事に破壊され任務は無事に完了する。
恐るべき敵を撃破したこの地区の戦いはきっと人類側にとって優位に進む事だけは間違いないであろう。
破壊されたDEM-504の腕が力なく何かを掴もうとするポーズのまま墓標のように地面に突き刺さっているのを遠目に、√能力者達はそれぞれの世界へと彼らは帰っていった。
🔵🔵🔵🔵🔵🔵 大成功