時が刻み、今を詠む
(WIZ)
*オリジナル化前の元能力
ウィザード・フレイム
*オリジナル化後の名称・フリガナ
時詠み・光陰流水 (トキヨミ・コウインリュウスイ)
*詠唱
『流れて過ぎ去る、時を詠みましょう』
*変更後効果
移動せず3秒詠唱する毎に、1回攻撃or反射or目潰しor物品修理して消える【巨大な影の時計の針】をひとつ創造する。移動すると、現在召喚中の[影の巨大な時計の針]は全て消える。
*設定と意図
詠唱として語り続ける限り、巨大な影の時計の針を紡ぐ。
それは刻・懐古という懐中時計の付喪神が刻んできた心象の光景。自分を中心に瞬く間に時は流れ過ぎ、光と影となるのだから。
だからこそ、時計の針は触れたモノに心が込められているなら修理して、また時間を進んでおいで送り出す。
無謀や荒々しさに対しては目潰しで惑わし、傷つけずとも場を収めようと。
だが、もしも人と心を傷つけようとするなら。
時計の針はそのまま攻撃を反射する影となり、迫る脅威を斬り裂く影の刃となる。
(お好みで影を光と帰るといいかもしれません。ガラスや水晶というのも、反射という能力を主体として使うならよきかと)
●
「いけませんね。その願いと物語は」
紺と橙、優しい夕焼けの色合いの双眸が細められる。
儚く、繊細な懐古の美貌が鋭い決意を帯びた。
いま対峙するのはひとの物語を傷つける簒奪者なのだから。
「誰かの幸の為に」
かち、かちと時計の針が鳴る。
詠唱の続く限り、或いは、彼の生きた時間の長さを示すように――ひとつ、ふたつと影の針が、懐古の中心として巡り出す。
気づけば十を越えた影の針が、いいや影の刃が巡っている。
「さあ、誰かが幸の為に散りましょう」
簒奪者は抗うように、自らの武器を影の針へと叩き付ける。
が、それは影が跳ねて反射され、自らを傷つける事となった。
――ああ、逃げてはくれないのですね。諦めては。
懐古が瞼を閉じた瞬間。
飛刃と化した無数の影の刃が簒奪者の胸を貫いた。
(他)
*オリジナル化前の元能力
決戦気象兵器「レイン」
*オリジナル化後の名称・フリガナ
飛化の刻(ヒカノトキ)
*詠唱
『さあ、あの時のように花が舞う瞬間です』
*変更後効果
~【懐中時計の内側から溢れる花びらの幻影】で300回攻撃する。
(幻影を削ったり、花は好きな花に変えたり、好きな要素を当てはめて頂けると幸いです。ひとつ花をあげるなら眸の色合いから『金木犀』を)
🔵🔵🔵🔵🔴🔴 成功