シナリオ

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中華料理店の『用心棒』になってよ

#√仙術サイバー

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●√仙術サイバー 積層都市最下層の鬼城 治安の終わってる繫華街 とある中華料理店「アルアル中華料理店」

『おいテメェ、ブタパンダぁ……今、なんつったぁ?』
『ブヒヒ……何度でも言ってやるブヒィ……我らがアイドル、華仙柳眉ちゃんは、貧乳ロリっこモードこそ、至高ッッッ!!!!』
『んだとぉコラァ!? 華仙柳眉ちゃんはなぁ!! 悪徳令嬢グラマラスモードが最高形態だろうがよぉぉぉぉ!!!』
『ハァァァ!?????』
『んらぁぁぁ!????』
『『上等だぁ!! 拳で決着つけてやる!!!!』』
『ア、アルゥ~!? 店内で喧嘩はやめて欲しいアルゥ~!?』
『『うっせぇ! 今はオタクの乳量覇権争い中だぁ~!!』』

●ゾディアックサイン
「やあ少年少女諸君。お姉さんの紹介で『用心棒』になってみないかい」
 アーマリア・アマクサ(人間災厄「カタリナカタリ」お姉さん・h01673)が唐突にそんな事を言ってきた。
 説明しよう!
 積層都市最下層の|鬼城《ゴーストタウン》の繫華街で、悪しき√能力者によるキョンシー襲撃が予知された。
 どうやら最下層の「使い捨てられる人間」を確保しようとマフィアが差し向けて来るようなのだが……武強主義の浸透した√仙術サイバーにおいて、力なき人々の為にわざわざ戦おうとする者はいない。
 そう、EDENの君達以外には!
「ということで、暫く用心棒として、最下層の繁華街に潜伏しておいて欲しいのさ」
 キョンシー襲撃だけに介入しようとすると、相手に逆に予知され、別の場所で人材確保が行われてしまう。
 だが、事前に自然と用心棒として紛れ込んでいれば、あとから追加の人員が幾ら来ようとも予知される事なく防衛できるのだ。
「おあつらえ向きに、襲撃される予定の中華料理の店で乱闘騒ぎが起こっているようだ。少年少女諸君にはまずはこの乱闘を鎮圧して欲しい」
 治安も悪い最下層での出来事だ。
 特に悪の√能力者などの介入はないけれど普通に殴りあいをする客が毎日来るようである。
 ここでなるべく被害が大きくならない内にスマートに解決する事で、お店に『用心棒』として雇ってもらえるように脅せるだろう。
「しのぎは中華料理になるんじゃないかな? エビチリっぽいナニかは美味しいよ」
 上手く店主を|説得して《脅して》、雇ってもらえたら、暫くは用心棒として活動して貰うことになる。
 お店の一角に、用心棒のための席が用意されるのでそこで待機していれば、なんやかんやで出番というか事件というか、喧嘩やスリなんかが起きたりするだろう。
 大丈夫、治安終わってる最下層なので。
 もちろん、特に何もなければお店にやってきたお客と和やかに会話してるだけでもいい。
 用心棒がいるという抑止力として存在するだけでも仕事を果たしていると言えるだろう。
「そんなこんなをしていれば、『キョンシー襲撃』が発生する」
 キョンシーとは、√仙術サイバーの霊廟から暴かれた、貴人の遺体を符術で操った動く死体だ。
 屈強な怪物兵士としてマフィアに利用されており、「使い捨て用の人間」という商品をとにかく捕まえにきたようである。
 こいつは√能力も使ってくるので、用心棒の出番だ。
 遠慮なくぶっとばしてきてほしい。
「少年少女諸君。君達ならやれるだろう。頑張ってくれたまえ」
これまでのお話

第3章 集団戦 『キョンシー』


POW 死者の剛力
【力まかせのライフル打撃】で近接攻撃し、4倍のダメージを与える。ただし命中すると自身の【両腕】が骨折し、2回骨折すると近接攻撃不能。
SPD キョンシーステップ
【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の体勢を取る。移動力と戦闘力を3分の1にする事で、肉眼以外のあらゆる探知を無効にする。嗅覚・聴覚・カメラ・魔術等、あらゆる探知が通用しない。
WIZ バンシーキョンシー
視界内の全ての敵に、防御不能の【悲嘆に満ちた断末魔の叫び】を放つ。命中した対象はレベル秒間、発動者が指定した方向が「下」になる(対象毎に異なる方向を指定可能)。
イラスト ゆひゃん
√仙術サイバー 普通11

●『キョンシー襲撃』!!

『きょん、しー!!』

『アルぅ~!?何アルかぁ~!?』
『ブヒっ!?あ、あれはまさか!?』
『知っているのか、オークパンダ!!?』
『最近巷で噂の、改造キョンシー!! あくどいマフィアが人攫いに使っているという話ブヒ!』
『へっ、改造キョンシーだかなんだか知らねえが、こんな女、オレ様が軽くひとひねアバーっ!?』
『気を付けるブヒ! 老若男女問わず貴人の遺体を呪術と改造と符術で強化して操った動く死体ブヒ! 並みの力ではないブヒ!』
『早く言えよ! あ、あ、ダメぇ~~~』
『ついでに言うと符術の命令に従ってるだけなので意思疎通も出来ないブヒ。我々が出来るのは、ただただ犠牲者が時間を稼いでいる内に逃げることだけブヒ……』
『た、助けてぇ~!?』
『アルぅ~~!?』

 という訳で、キョンシー襲撃が始まった!
 治安終わってる繫華街で「使い捨てられる人間」を手に入れようとマフィアが差し向けてきたようだ。
 なお、わざわざマフィアたちがこの最下層まで来ている訳ではなく、キョンシーの符に刻んだ命令だけで全て完了させるようだ。
 武強主義の浸透した√仙術サイバーにおいて、力なき人々の為に戦おうとする者はいない。
 そう、EDENの君達以外には!
 それに、悪の√能力者の尖兵であるキョンシーはここで撃破しておけば、相手の戦力を削っておくことができる。
 それは回り回って√EDENや他√世界の為にもなるだろう。
 何より、君達は今、アルアル中華料理店の『用心棒』だ。
 厄介事となれば、仕事をしなくてはいけないだろう。
 キョンシーは複数体存在し、全てが呪術と改造、符術によって統一の個体に均されている。
 彼女達は命令に従うだけで意思のない死体であり、店の中の人間を無力化して攫おうとしている。
 一般人を守りながら、彼女たちを撃退して欲しい。

 さあ『用心棒』の出番だ!