シナリオ

中華料理店の『用心棒』になってよ

#√仙術サイバー

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●√仙術サイバー 積層都市最下層の鬼城 治安の終わってる繫華街 とある中華料理店「アルアル中華料理店」

『おいテメェ、ブタパンダぁ……今、なんつったぁ?』
『ブヒヒ……何度でも言ってやるブヒィ……我らがアイドル、華仙柳眉ちゃんは、貧乳ロリっこモードこそ、至高ッッッ!!!!』
『んだとぉコラァ!? 華仙柳眉ちゃんはなぁ!! 悪徳令嬢グラマラスモードが最高形態だろうがよぉぉぉぉ!!!』
『ハァァァ!?????』
『んらぁぁぁ!????』
『『上等だぁ!! 拳で決着つけてやる!!!!』』
『ア、アルゥ~!? 店内で喧嘩はやめて欲しいアルゥ~!?』
『『うっせぇ! 今はオタクの乳量覇権争い中だぁ~!!』』

●ゾディアックサイン
「やあ少年少女諸君。お姉さんの紹介で『用心棒』になってみないかい」
 アーマリア・アマクサ(人間災厄「カタリナカタリ」お姉さん・h01673)が唐突にそんな事を言ってきた。
 説明しよう!
 積層都市最下層の|鬼城《ゴーストタウン》の繫華街で、悪しき√能力者によるキョンシー襲撃が予知された。
 どうやら最下層の「使い捨てられる人間」を確保しようとマフィアが差し向けて来るようなのだが……武強主義の浸透した√仙術サイバーにおいて、力なき人々の為にわざわざ戦おうとする者はいない。
 そう、EDENの君達以外には!
「ということで、暫く用心棒として、最下層の繁華街に潜伏しておいて欲しいのさ」
 キョンシー襲撃だけに介入しようとすると、相手に逆に予知され、別の場所で人材確保が行われてしまう。
 だが、事前に自然と用心棒として紛れ込んでいれば、あとから追加の人員が幾ら来ようとも予知される事なく防衛できるのだ。
「おあつらえ向きに、襲撃される予定の中華料理の店で乱闘騒ぎが起こっているようだ。少年少女諸君にはまずはこの乱闘を鎮圧して欲しい」
 治安も悪い最下層での出来事だ。
 特に悪の√能力者などの介入はないけれど普通に殴りあいをする客が毎日来るようである。
 ここでなるべく被害が大きくならない内にスマートに解決する事で、お店に『用心棒』として雇ってもらえるように脅せるだろう。
「しのぎは中華料理になるんじゃないかな? エビチリっぽいナニかは美味しいよ」
 上手く店主を|説得して《脅して》、雇ってもらえたら、暫くは用心棒として活動して貰うことになる。
 お店の一角に、用心棒のための席が用意されるのでそこで待機していれば、なんやかんやで出番というか事件というか、喧嘩やスリなんかが起きたりするだろう。
 大丈夫、治安終わってる最下層なので。
 もちろん、特に何もなければお店にやってきたお客と和やかに会話してるだけでもいい。
 用心棒がいるという抑止力として存在するだけでも仕事を果たしていると言えるだろう。
「そんなこんなをしていれば、『キョンシー襲撃』が発生する」
 キョンシーとは、√仙術サイバーの霊廟から暴かれた、貴人の遺体を符術で操った動く死体だ。
 屈強な怪物兵士としてマフィアに利用されており、「使い捨て用の人間」という商品をとにかく捕まえにきたようである。
 こいつは√能力も使ってくるので、用心棒の出番だ。
 遠慮なくぶっとばしてきてほしい。
「少年少女諸君。君達ならやれるだろう。頑張ってくれたまえ」

マスターより

ナイン高橋
ナイン高橋です。

料理店の用心棒ってなんかちょっといいですよね。
今回の依頼は、用心棒の押し売りをして雇ってもらい、そして狙っているキョンシー襲撃まで護衛するのが任務です。
キョンシー襲撃だけを守ろうとすると相手の予知に引っかかってしまうので、少し前から用心棒として潜入しておかないといけません。

1章は、用心棒として押し売り。乱闘騒ぎの鎮圧です。
主に争っているのは、完全機械人やオークパンダだったりです。
多分他にもいるかもしれません。(プレイングで募集)
店主のアルアル店主が困っているので、上手く鎮圧し、腕っぷしの強さを見せて用心棒として押し売りしましょう。

2章は、用心棒としての普通の日々です。
√能力を使うような敵は出てきませんが、治安終わってる繫華街なので、普通に喧嘩騒ぎが起きたり、スリがあったり、まあ色々です。(プレイングで募集)
用心棒としてきちんと働く必要があります。
アルアル中華料理店の1席は、用心棒の皆さんのために用意された場所で、中華料理や飲み物が自由に食べれます。
なお、何も事件が起きなくて、お客やアルアル店主と会話するだけでもOKです。
用心棒という抑止力が存在するだけでも仕事はしてます。

3章 キョンシー襲撃
遂に目的のキョンシーが来ます。
こいつらは√能力を使ってくるので、普通の一般人では歯が立ちません。
用心棒として真っ向から迎撃しましょう。
見た目はTOPにいるヤツです。これがぞろぞろと複数体やってきます。

※アルアル中華料理店
アルアル店主が営業している、治安終わってる繫華街で経営してる中華料理店。
割かし美味しい料理が堪能できるので、まあまあお客が来るが、何故か荒くれものが多い気がする。
エビチリっぽいナニかが美味しいらしいです。
なお、この店の土地は別人のものをアルアル店主がしれっと勝手に使ってるだけ(違法)。
キョンシー襲撃を凌げた場合、暫くするとアルアル店主は持ち主にバレて、夜逃げして別の場所で店を開き直します。

※我らがアイドル、華仙柳眉ちゃん
完全機械人の√仙術サイバーのアイドル。
麗しいまゆげがチャームポイント。
頻繁に全身をフル換装してるので、ファンの中にも多数の派閥を産みだしている。
なお最新の姿は輝く胸筋ダイヤモンドゴリラらしい。

それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『繁華街の乱闘』


POW 乱闘している連中を暴力でねじ伏せる
SPD 巻き込まれた人々を逃がす
WIZ 野次馬に事の次第を聞く
イラスト yakiNAShU
√仙術サイバー 普通7 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

雪月・らぴか
うひょー!っていきなり殺伐!?これが新√の洗礼ってやつなのかな!?ま、なんか言い合いとかより殴り合いのほうが慣れてるし、ササッとやっちゃおう!

[彷徨雪霊ちーく]ちゃんきてー!冷気でびびらせちゃって!
私は【寒霊恐手ゴーストハンド】で揉めてる奴らを掴んで押さえ込んだり殴ったりするよ!48本で足りるのかなー?
あとは抵抗が激しい奴を自分の拳で直接殴って黙らせちゃおう!
店主もびびらせといたほうがあとで有利そうだし、相手が戦えなくなってもちょっと余分に殴っちゃうよ!

解決したあとの交渉も、ちーくちゃんに冷気吐いてもらったり、幽霊の腕で肩ぽんぽんしたりしてびびらせながらやっちゃおう!
天・叢雲
用心棒ですか……零細探偵事務所としてはいつもの仕事ですね。
土地の味覚を知るには良い機会ですし、ゴチになりに行きましょう。

🔵
それで乱闘の理由は……アイドルは大きいのが良いか否か?
どっちでも良いじゃないですか、実際触れるわけでなし。

そう挑発して突っ掛かって来る動きを見切り、持ってる呪具から髪鬼の縄を出して手足に巻き付け、転ばせながら拘束。

怪我させず、店のものも壊させず、大人しくさせたところで外に転がしておきましょう。

店主さんには災難でしたねと近付きつつ、稼働分の請求書を贈呈。
頼んでない……? そうですか、なら追い出した奴らもう一回解き放ちます?

圧かけて言いくるめ、用心棒の座を得るとしましょう。
北條・春幸
アドリブ・絡み大歓迎。
欠落:恐怖心なので迷惑にならない無茶はする。
有効な技能を使う。

怪異食を研究している身としては、この√固有の生物や調味料を使った料理がとても気になる。
この機会にぜひ研究させていただきたい。

どうでもいい事でケンカしてるねえ。
ではワタワタしてるご店主に早速交渉しよう。

この乱闘騒ぎを収めたらさ、僕を用心棒兼調理見習いとして雇ってもらえないかな。

この辺りの食材とか調味料とかすごく興味あってねえ。
あ、商売敵とかじゃないから。

ダメって言われたら、迷惑客を倒して財布から勘定を抜き出して店主に渡し、雇ってくれないなら今度は僕が暴れるよ?と脅してみよう。
武内・舞
とりあえず用心棒として店に居座ればいいんだね。OK任せてー。

こんにちはー、用心棒でーす。よろしく〜♪
えっ、頼んでない?
まあまあ、店長さん細かいことは気にしない気にしない!
どうせ、このままだとまともに営業できないでしょ。
用心棒雇っておいた方がいいって!
……店長さん、こっちが大人しくしてるうちに言うことききなよ、ね?
あっ、報酬は三食昼寝付きの待遇でよろしく!あと三時のおやつもお願い!

多少強引だけど店長さんも納得してくれたね。
んじゃ、仕事始めるね!

ねーねー、何揉めてんの?どしたん話聞こか?
ほー、なるほどねー。……乳とか、尻とか、心底どうでもいいや。
よし!面倒くさいから殴って黙らせよう!

※アドリブ歓迎
張・欣怡
しれっと一般人の振りして厨房で店員として働きます。
「いや~、今日もお客さん達は元気ですね」
一瞬、店長がこんなに人いたっけ?みたいな顔をして見てきますがすぐにまぁ良いかと興味を無くした様です、いつもどおりですね。

もし用心棒として雇うように脅してくる人がいたら店長に助言しておきましょうか。
「店長、分かってるとは思いますけど従っておいた方が良いですよ、弱者には決定権はないですから」
「でもこの人達はマシですよ、マフィアなら問答無用だったでしょうし、まぁ飽きたら別の所の用心棒に行くと思います、うちは出来上がった餃子をお客さんに出してきますね」

それにしても人助けしたり脅したり、EDENにも色々いるんですね
白神・真綾
絡みアドリブ歓迎
ヒャッハー!とりあえず暴れてる奴を片っ端からぶちのめして力を示して用心棒に雇われれば良いデスネ。全く簡単デース!
「ヒャッハー!真綾ちゃんを差し置いて暴れてるとかふてぇやつらデース!真綾ちゃんも混ぜろデース!」
乱闘騒ぎに嬉々として参加し、全員まとめて鎮圧する
「むぅ、もうお終いデスカ。まだまだ物足らねぇデスネェ」
「店長、ここに居れば暴れ回るバカに事欠かなさそうですし、真綾ちゃん雇わねぇデス?賄い出してくれれば格安でいいデスヨ。あと雇ってもらえないなら好き勝手暴れるデスガ、雇ってくれるなら一応被害を抑えるよう気を付けてやらねぇこともねぇデス」
戌神・光次
エビチリっぽい何か…何かってなんだ…?
気になるし、食ってみるとするか。
√能力者なら食中毒で死ぬとかもないだろう…
そうしてエビチリっぽい何かを食べていると、背後で乱闘が。
こいつを鎮圧って話だが…この程度なら戦うまでも無いだろう。
軽く振り返ると、「オフサイドギルティ」を発動。
…お前さん達の『下』は『天井』だ。
頭なり体なりを天井に叩きつけた後は再びエビチリっぽい何かに向き合えば
今度は正しい『下』に再激突。これで動けないだろう。
…しかしこれ、結局何なんだ?味は悪くないが…
アリエル・スチュアート
ふーん、用心棒の募集ね。
面白いじゃない、力が全ての√仙術サイバーらしいわ。
それこそフェアリーズ達に用心棒やらせるのも面白いわよね。
レギオン以下の武侠に存在価値はあるのかしら?
『公爵、たまに簡単に人を見下しますよね』
そうかしら?

と言う訳でフェアリーズを呼び出し、店内にはあまり影響を与えない程度にドローン操縦をしながら乱闘している連中を止めるわ。
言い争っている連中を中心に、不意打ちによる体当たりで喧嘩両成敗でもしておくわ。
こっそり私も弱めの雷魔法で連携攻撃で、インパクトの瞬間に合わせて麻痺狙いをするけど。
さて、店主さん、このマスコットも兼ねられそうなフェアリーズを用心棒として雇ってみないかしら?
呉守・社
アドリブ&連携歓迎

あー、初めて来た√仙術サイバーの光景がこれかよ、頭痛ぇぞ
聞いてた通りに治安終わってんなぁ

「乳尻太股全部盛りのムチムチのボンキュッボンなエロボディが最高だろ!でもってそのエロい身体で自分のエロさに無頓着なボーイッシュ俺っ娘なら至高!」
とかなんとか戯言ほざいて暴れる馬鹿をぶちのめして乱闘鎮圧に動くぞ
真っ先にその馬鹿をしばいたのは俺がその性癖に結構……いや相当……ほぼ該当しそうで身の危険を感じたからだとかそんなことはないぞ?
流石の俺も自分の身体がエロい方なのは自覚してるからな
それでも今更この口調を変えるのもなぁ

ともかく、そうやって実力を示して用心棒として俺を雇うよう店主を威圧するぜ
楊・詩
そも、違法店の護衛ってどうなんですかね?僕(怪人)が言えた義理じゃあないかもですが。
ともあれ先ずは入店、点心でも頼んで腹ごしらえをしつつ時間を潰します。

そういえば、華仙柳眉って予知で名が挙がってましたね。
この……娘?が。ンだよこのゴリラふざけてんのか(暴言)(楊詩はボンキュッボンなおねえさんが大好きだ!)(所謂『筋肉娘』的なアレなら話も変わってきますが、実際そうでは無いんですよね?)

時間潰してれば何とやら。
この程度のゴロツキ徒党であれば、変身の時間すら勿体ない。パパっとシバいてしまってと。
……どうですか店長さん、宜しければ僕を雇ってはいただけませんか?短期になってしまいますが、よしなに。


「ふむふむ。とりあえず用心棒として店に居座ればいいんだね。OK任せてー」
「用心棒ですか……零細探偵事務所としてはいつもの仕事ですね。土地の味覚を知るには良い機会ですし、ゴチになりに行きましょう」
「ふーん、用心棒の募集ね。面白いじゃない、力が全ての√仙術サイバーらしいわ」
 浪漫と財宝とスリルを求めて各地のダンジョンに挑む冒険エンジョイ勢の武内・舞(舞風・h09663)。
 何故か探偵に戦闘力を必要としている天・叢雲(咒滓・h00314)。
 ドローンレギオンで用心棒の代わりが務まらないかと思考するアリエル・スチュアート(片赤翼の若き女公爵・h00868)。
 依頼に合った中華料理店を訪れた3人は、テーブルでそれぞれ、用心棒としての押し売りをするチャンスを探っていた。
 今回の依頼の最終目的は、悪しき√能力者たるキョンシーの襲撃を退け、彼女達を撃破しその戦力を削ることである。
 ただし、キョンシー襲撃に直接焦点を当てると相手の予知に引っ掛かってしまうため、事前に襲撃される予定の店に自然と用心棒として雇われておく必要があるのだ。
 そのためにも多少は強引な手段となってもいいので、お店のアルアル言ってる店主に雇って貰う必要があるのだ。
「ヒャッハー! とりあえず暴れてる奴を片っ端からぶちのめして力を示して用心棒に雇われれば良いデスネ。全く簡単デース!」
 白神・真綾(首狩る白兎・h00844)は邪悪な笑みを浮かべながら用心棒の押し売り方法にウキウキしていた。
 なんてったって、ゾディアックサインで予知され後押しされた暴力! 暴力は全てを解決するのだ!
「そも、違法店の護衛ってどうなんですかね? 人造邪仙蛟怪人の僕が言えた義理じゃあないかもですが」
 楊・詩(人造邪仙/蛇竜怪人ミズチトーメンター・h06611)も点心を摘まみながら疑問を呟いた。
 安心して欲しい。
 そもそもこの場所は武力至上主義な√仙術サイバーの中でも秩序など期待する方が悪い積層都市最下層の|鬼城《ゴーストタウン》。
 その中でも特に治安の終わってる繫華街の店なのだから。
「そうなら別にいい……いや何も関係ないですよね?」
「怪異食を研究している身としては、この√固有の生物や調味料を使った料理がとても気になる。この機会にぜひ研究させていただきたい」
 北條・春幸(汎神解剖機関 食用部・h01096)は依頼は依頼として、どちらかと言うと用心棒を引き受ける際に徴収する料理の方に意識が向かっていた。
 この中華料理店は割かし美味しい料理が堪能できるので、まあまあお客が来るというふれこみだ。
 未知の√世界と言う事もあり、食文化の違いは堪能できるだろう。
 中でもおすすめされた、エビチリっぽいナニかを注文していた。
「エビチリっぽい何か……何かってなんだ……? 気になるし、食ってみるとするか」
 戌神・光次(自由人・h00190)も依頼の説明に出て来た料理に興味を示し注文していた。
「っ! ……エビチリ、ではないが、エビチリっぽい味がする……?」
「うーん。不思議な味だ」
 明らかにエビチリではないのに、なんだかとてもエビチリっぽい味のする。
 なんだかちょっとよろしくないような予感を感じてきた。
「√能力者なら食中毒で死ぬとかもないだろう……」
 そんな体験をする春幸と光次であった。
 とりあえず味は美味しかった。
 そうしてエビチリっぽいナニかを食べていると、背後で激しく争う音が聞こえてきた!
『おいテメェ、ブタパンダぁ……今、なんつったぁ?』
『ブヒヒ……何度でも言ってやるブヒィ……我らがアイドル、華仙柳眉ちゃんは、貧乳ロリっこモードこそ、至高ッッッ!!!!』
『んだとぉコラァ!? 華仙柳眉ちゃんはなぁ!! 悪徳令嬢グラマラスモードが最高形態だろうがよぉぉぉぉ!!!』
『ハァァァ!?????』
『んらぁぁぁ!????』
『『上等だぁ!! 拳で決着つけてやる!!!!』』
『ア、アルゥ~!? 店内で喧嘩はやめて欲しいアルゥ~!?』
『『うっせぇ! 今はオタクの乳量覇権争い中だぁ~!!』』
 見れば、完全機械人とオークパンタが乱闘騒ぎを起こしていた!
 流石は治安終わってる繫華街!
 喧嘩も日常茶飯事!
「うひょー!っていきなり殺伐!?これが新√の洗礼ってやつなのかな!?」
「あー、初めて来た√仙術サイバーの光景がこれかよ、頭痛ぇぞ。聞いてた通りに治安終わってんなぁ」
 パクパクもぐもぐと中華料理を堪能していた雪月・らぴか(霊術闘士らぴか・h00312)は食べながらその乱闘騒ぎを楽しそうに眺める。
 対して呉守・社(蛇神封じのTS人柱・h04697)は治安終わってる空気を肌で感じることになり頭に手を置いていた。
「いや~、今日もお客さん達は元気ですね」
 いつの間にか、しれっと厨房で店員として働いていた張・欣怡(ご注文をお伺いします・h12285)がコメントする。
『アル?』
 一瞬、アルアル店主がこんなに店員いたっけ?みたいな顔をして見てきたが、そもそも従業員をしっかり覚えているタイプではなかった。
 そのためすぐにまぁ良いかと興味を無くす。
 欣怡はいつもどおりですね。と何事もなく混ざり込んでいた。
『アルぅ~!? やめて欲しいアルぅ~! せっかく放置されてたのを見つけたお店が壊れちゃうアルぅ~』
 アルアル言ってる店主はアルアルと右往左往しているだけ。
 どうやら腕っぷしには自信はないようだ。
 そんなアルアル店主や暴れているお客たちを√能力者たちは、冷静に……いや、一部は今か今かと混ざりたそうに眺めていた。
 用心棒として雇われてもらえるようにするには、きちんと段取りと言うものがあるのだ。
「まずは実力を示して用心棒として俺を雇うよう店主を威圧しねぇとな」
 社はどうやって鎮圧してやろうかと鋭く表情を変える。
「まあまずは乱闘の理由を聞いてあげましょうよ」
「ねーねー、何揉めてんの? どしたん話聞こか?」
 叢雲が冷静に、舞がこの展開に楽しそうにまずは野次馬に事の次第を聞きにいく。
 そして発覚するのは、オタク乳量覇権争い。
「……アイドルは大きいのが良いか否か?どっちでも良いじゃないですか、実際触れるわけでなし」
「ほー、なるほどねー。……乳とか、尻とか、心底どうでもいいや」
『『はぁぁぁ!???? こちとらガチのガチの真剣なんだがぁ!?』』
 二人の冷静なコメントにオタク共は殺意を滾らせた。
「よし!面倒くさいから殴って黙らせよう!」
「ヒャッハー!真綾ちゃんを差し置いて暴れてるとかふてぇやつらデース!真綾ちゃんも混ぜろデース!」
「ま、なんか言い合いとかより殴り合いのほうが慣れてるし、ササッとやっちゃおう!」
 それを皮切りに、血気盛んな√能力者たちも乱闘騒ぎに嬉々として参加しにいく。
 真綾は全員まとめて鎮圧しようとして、戦火を広げていた。
「さあ、行きなさい、小さき機械の妖精達!」
 アリエルは既に店内に仕込んでいた【ドローン「フェアリーズレギオン」】を操ると、言い争っている連中を中心に、不意打ちによる体当たりで喧嘩両成敗しにいく!
『貴様らぁ!! ふざけているのかぁ!!』
 ドン! とテーブルを強く叩く妖魔人間の男性(一般客)が立ち上がる。
『乳尻太股全部盛りのムチムチのボンキュッボンなエロボディが最高だろ!でもってそのエロい身体で自分のエロさに無頓着なボーイッシュ俺っ娘なら至高!』
 ただの第三勢力だった。
「うぉー、戯言ほざいて暴れる馬鹿がっ! 今すぐ気絶しろぉー!!」
『ぬぉー!? この揺れる大きさ、繰り出されるぶっともも……まさか、ぐほぉっ!!!』
 なんだか相手の性癖に全てベストマッチしてそうな気がしてしまった社が真っ先にその相手をしばいて意識を飛ばした。
 彼が最後に見た構成はくっきり脳裏に焼き付いてしまっただろう……。
「忘れろっ! 忘れろっ!」
 自分の身体がエロい方なのは自覚してる社は入念に頭を蹴り砕きにいく。
「それでも今更この口調を変えるのもなぁ」
「そういえば、華仙柳眉って予知で名が挙がってましたね」
 詩は予知でもそしてこの乱闘騒ぎの中でも聞こえたアイドルの名前を呟いた。
『馬鹿野郎っ!!華仙柳眉ちゃんは、ちゃんまでが名前だ! それぐらい常識だブホォーッ!?』
「ヒャッハー! 真綾ちゃん、本気殺すデース!」
 正式名称遵守過激派のファンは白くて赤い凶暴なのに巻き込まれて散っていった。
「なるほど。これ程に熱狂的なファンが就く……どんなアイドルなのでしょうか」
 乱闘騒ぎの中で、詩は話に出て来たアイドルに興味をもった。
 気になった詩は自分でも華仙柳眉ちゃんというアイドルを調べてみることにした。
 サイバーな中華料理店は仙術電波もバッチリ。
 携帯端末で検索するとすぐさまヒット。早速公式の紹介動画を視聴してみる。
「ほほう。この……娘?が」
 最強! 最硬ッ! 最胸ッ!! 輝く胸筋、ダイヤモンドゴリラぁ!
「ンだよこのゴリラふざけてんのか」
 思わず暴言を吐いてしまう詩。だが詩はボンキュッボンなおねえさんが大好きなのだ!仕方ない!
 所謂『筋肉娘』的なアレなら話も変わってくるのだが、残念ながら違う!
 華仙柳眉ちゃん(ちゃんまでが名前)は完全サイボーグで、配信で得た収益で定期的にフル換装をして性癖を増やしている。
 古今東西あらゆる性癖をブレイクするサイバーアイドルなのである!
 今のボディは、ボンガキン!メキッ!なダイヤモンドパーツを豊満な胸にふんだんに使ったダイヤモンドゴリラ形態である!
「ちょっと期待していた僕のトキメキを返せーっ!!」
 この怒りをゴロツキ共にぶつける!!
 詩、乱闘騒ぎに参戦っ!!
「彷徨雪霊ちーくちゃんきてー!冷気でびびらせちゃって!」
 らぴかは彷徨う雪だるまの死霊のちーくを呼び出すと、√能力を解放。
 【寒霊恐手ゴーストハンド】で肩甲骨の辺りから生えた冷たい幽霊の腕が揉めてる奴らを掴んで押さえ込んだり殴ったりして物理的に沈めにかかる!
「48本で足りるのかなー?あとは抵抗が激しい奴を自分の拳で直接殴って黙らせちゃおう!」
 そして可愛い顔してそのまま左の拳で完全機械人の身体をへこませていく。
 店主もびびらせといたほうがあとで有利そうだと言う理由で、相手が戦えなくなってもちょっと余分に殴っていく。恐怖!
『てめぇさっきどっちでもいいとかほざいてやがったなぁ!』
「よっと」
 叢雲は挑発に怒り心頭になって突っ掛かって来る乱闘客に対して、持ってる呪具から髪鬼の縄を出して手足に巻き付け、転ばせる。
 そのまま拘束すると、店内を監視していたアリエルのフェアリーズドローンに運んで貰って外に転がして吐き出す。
 因みにアリエル本人はこっそり弱めの雷魔法でフェアリーズの体当たりの際に援護して麻痺させて無力化していた。
「レギオン以下の武侠に存在価値はあるのかしら?」
『公爵、たまに簡単に人を見下しますよね』
「そうかしら?」
 身体が痺れて動けない迷惑客をレギオンフェアリーズに運ばせながら、アリエルがAIと会話していた。
『アルゥ~!?』
 こうなってしまえば、もう止められない。
 喧嘩騒動は最初の二人だけではなく、流れ弾が被弾したり、アイドル論議にモノ申す者が増えたりしてどんどん拡大していく一方になる。
「どうでもいい事でケンカしてるねえ。ではワタワタしてるご店主に早速交渉しよう」
 春幸は乱闘している若者たちの話の内容を軽く聞き流しながら、代わりに店主の方へと|交渉《・・》しにいく。
「こんにちはー、用心棒でーす。よろしく〜♪ 」
「やあ、店主さん」
『アルゥ!?』
 春幸と舞がいつの間にか店主の両脇に近寄ると、両肩を左右から組んでくる。
『よ、用心棒なんて、頼んでないアルよぉ!?』
「えっ、頼んでない? まあまあ、店長さん細かいことは気にしない気にしない!」
「むしろ頼んでないのはよくないと思うよ」
 顔を近づけ、肩に力をそっと込めて、二人は店主に寄っていく。
「この乱闘騒ぎを収めたらさ、僕を用心棒兼調理見習いとして雇ってもらえないかな」
「どうせ、このままだとまともに営業できないでしょ。用心棒雇っておいた方がいいって!」
「……店長さん、こっちが大人しくしてるうちに言うことききなよ、ね?」
『アルゥ!?』
 めちゃんこ怖い声で左右から脅されたアルアル店主はそれはもう可哀そうな事になっていた。
 更になんか、今も戦闘不能になっている完全機械人を追加で殴って身体をへこませているらぴかの肩甲骨から生えている冷気を放つ幽霊の腕が伸びてきてぽんぽんしてくる。
 完全に恐怖体験であった。
 そんな店主へ、従業員の1人が助言を行う。
「店長、分かってるとは思いますけど従っておいた方が良いですよ、弱者には決定権はないですから」
 しれっと店員の顔をして混ざり込んでいた欣怡だった。
 味方のフリして、底なし沼に引きずり込む悪魔の囁きであった。
『アルぅ!?』
「でもこの人達はマシですよ、マフィアなら問答無用だったでしょうし、まぁ飽きたら別の所の用心棒に行くと思います、うちは出来上がったエビチリっぽいナニかをお客さんに出してきますね」
 そして言いたい事だけ言って、怪しまれる前にしれしれっと料理を光次のテーブルへと運びに移動していた
「おかわりお持ちしましたー」
「お、悪いな」
 一皿だけでは分からなかった謎に、光次は再び挑む!
『うらぁぁぁぁ!!!』
 そんな中、暴れているお客のひとりが放った機械仙プロトコルパンチの流れ拳が飛んでいく。
 その先にいたのは未だにエビチリっぽいナニかをかみしめるように味わっている光次であった!
 あわや光次の後頭部に到達してしまう!
 そう思われた時。
「はぁ……俺の後ろに立つってのは、そういう事だ」
 光次は軽く振り返ると√能力:オフサイドギルティを発動。
 視界内に治まった相手を背面一帯に展開する防御不能の【オフサイドエリア】に捕らえる。
「……お前さん達の『下』は『天井』だ」
『な!? うわぁっ!?』
 光次の能力の影響下に入った荒くれ共が突如として天井に向かって"落ちて"いく。
「こいつを鎮圧って話だが……この程度なら戦うまでも無いだろう」
 頭上で落下音がするのを聞き届けながら光次は座り直して再びエビチリっぽいナニか(2皿目)に向き合う。
「……しかしこれ、結局何なんだ?味は悪くないが……」
 すると今度は正しい『下』に再激突。
 ドスンドスンと音を立てて腰を打ったり頭を打ったりしたヤツらが沈黙していく。
「あ、彼も僕らの仲間なんだよ。一緒のテーブルにいたでしょ? この辺りの食材とか調味料とかすごく興味あってねえ。あ、商売敵とかじゃないから」
「あっ、報酬は三食昼寝付きの待遇でよろしく! あと三時のおやつもお願い!」
『アルゥ……』
 乱闘騒ぎが激しくなっていく中で、アルアル店主はがっくりと肩を落としながら、首を縦に振ることになるのであった。
 そして。
「むぅ、もうお終いデスカ。まだまだ物足らねぇデスネェ」
「店主さんには災難でしたね。あ、これ稼働分の請求書です。頼んでない……? そうですか、なら追い出した奴らもう一回解き放ちます?」
「店長、ここに居れば暴れ回るバカに事欠かなさそうですし、真綾ちゃん雇わねぇデス?賄い出してくれれば格安でいいデスヨ」
「さて、店主さん、このマスコットも兼ねられそうなフェアリーズを用心棒として雇ってみないかしら? 」
「雇ってくれないなら今度は僕が暴れるよ?」
「……どうですか店長さん、宜しければ僕を雇ってはいただけませんか? 短期になってしまいますが、よしなに」
「あと雇ってもらえないなら好き勝手暴れるデスガ、雇ってくれるなら一応被害を抑えるよう気を付けてやらねぇこともねぇデス」
『も、もう十分アルぅ~!! 用心棒、雇うアルよぉ~~!!!!』
 幽霊の腕に肩をポンポンされて泣きながら、アルアル店主は圧の強い用心棒たちを雇い入れることにするのであった。


「エビチリっぽいナニか。おかわりできるか?」
「はーい。それにしても人助けしたり脅したり、EDENにも色々いるんですね」
 そして早速、アルアル中華料理店の料理をたかり始めるのもいるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

キュロス・ラビュリントス
お客がそれぞれの「正義」を掲げて争う姿は、冒険者が伝説の武器を巡って争ってる時のような見慣れた親近感を感じるっす。
乱闘の原因を探るべく、話を聞くっす。

醤油さん:焦げた香りは白米の恋人!
塩コショウさん:素材の甘味こそ至高!
ソースさん:ジャンキーな食べごたえこそ正義!
ケチャップ妹:オムレツの親戚!
マヨネーズ兄:目玉焼きはマヨの土台!

目玉焼きにかける調味料紛争。ここ中華料理店っすよね?
他にも火種の気配が。

最初くん:全身をコーティングして濃厚に味わいたい!
最後ちゃん:皿を汚さず、一口で天国に行きたい!
カリカリおばば:メラード反応こそ命!端っこのクリスピー感が最高!
ぷるぷるおじじ:滑らかな舌触りこそ真髄。焦がすは素人!
ワンバウンド機械人: 黄身をちょっとご飯につけて食べるのが粋!
直乗せパンダ: これこそが究極のどんぶりだ!

自分:トーストした食パンに乗せて、黄身をソースにして食べるのが一番お洒落っす。異論は認めないっす!

ガタガタ言ってる奴は、妖魔触手で拘束と弱攻撃の特製『腹パン』を連撃でお見舞いっす


「お客がそれぞれの「正義」を掲げて争う姿は、冒険者が伝説の武器を巡って争ってる時のような見慣れた親近感を感じるっす」
 キュロス・ラビュリントス(雷蹄の銃斧士・h08660)は乱闘騒ぎを治めるべく、中華料理店へとやって来た。
 ここでスマートに暴れる迷惑客たちをどうにかすることが出来れば、アルアル店主も是非にとキュロスを用心棒に雇ってくれるだろう。
「乱闘の原因を探るべく、話を聞くっす」
 何事も争いから始めるのはよくない。
 キュロスは彼らの言い分を1人1人聞いてみることにした。
『焦げた香りは白米の恋人! 目玉焼きには醤油だ!!』
『分かっていませんね……。素材の甘味こそ至高! それを引き立てるのは、塩コショウ!!』
『その程度の味付けで満足なんかできねぇぜ……不満足! ジャンキーな食べごたえこそ正義! ソースビーム!!』
『オムレツの親戚!ケチャップ妹!』
『目玉焼きはマヨの土台!マヨネーズ兄!』
『マヨラーは呼んでねぇよぉ!』
『グワーッ!?』
 そこで行われていたのは目玉焼きにかける調味料紛争であった。
 話を聞くだけで戦火が広がってしまっていた。
「ここ中華料理店っすよね?」
 キュロスは首を傾げた。
 でも一応、中華料理にも目玉焼きっぽいものはあるはず……。油で揚げるヤツが。
「はっ! 他にも火種の気配がするっす!」
『メラード反応こそ命!端っこのクリスピー感が最高!』
「か、カリカリおばばっす!」
 そう!こういうやつ!
『滑らかな舌触りこそ真髄。焦がすは素人!』
「ぷるぷるおじじっすか!」
『全身をコーティングして濃厚に味わいたい!』
『皿を汚さず、一口で天国に行きたい!』
『黄身をちょっとご飯につけて食べるのが粋!』
『これこそが究極のどんぶりだ!』
 最初くん、最後ちゃん、ワンバウンド機械人、直乗せパンダ。
 次々と参入してくる目玉焼き論争!
 だがこれを解決してみてこそ、用心棒として雇ってもらえるのだ。
「トーストした食パンに乗せて、黄身をソースにして食べるのが一番お洒落っす。異論は認めないっす!」
 という事でキュロスも乱闘騒ぎに乱入。
 ガタガタ言ってる奴らに片っ端から妖魔触手で拘束と弱攻撃の特製『腹パン』を連撃でお見舞いして物理的に沈黙させて異論を封じ込めるのであった。
『アルゥ……食パン、必要アルかぁ……』
 圧倒的暴力で解決したキュロスに店主は戦々恐々としながらも雇入れてくれることになったのだった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

第2章 日常 『積層都市の繁華街』


POW 売られた喧嘩を買い、圧勝する
SPD 近寄ってきたスリをやり込める
WIZ 危険そうな路地を避け、繁華街巡りを楽しむ
イラスト yakiNAShU
√仙術サイバー 普通5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

飛鳥井・合歓(サポート)
人間災厄「トラペゾヘドロン」のルートブレイカー×ゴーストトーカーです。
普段の口調は女性的で丁寧な口調です。基本は効率的なやり方を好みますが人命が関わっている際はそちらを優先して動きます。
敵に対しても一度は降伏勧告をしますがそれ以降は容赦なく排除します。アイテムや技能は積極的に使います

√能力は指定してある物であればどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
米満・満代(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の御伽使い×ゴーストトーカー、10歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、お腹が減ると「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


 なんやかんやあって、キョンシー襲撃が予定されているアルアル中華料理店に『用心棒』として雇ってもらえた√能力者たち。

 目的のキョンシー襲撃の日まで、真面目に用心棒として仕事をこなしていく必要がある。
 (こうしないと、キョンシーの際に迎撃しようとすると相手に逆に予知されて逃げられるのだ!)

 アルアル店主に対して要求しているシノギは、中華料理食べ放題である。

 お店の一角に、用心棒のための席が用意されるのでそこで待機していれば、なんやかんやで出番というか事件というか、喧嘩やスリなんかが起きたりするだろう。
 大丈夫、治安終わってる最下層なので。
 もちろん、特に何もなければお店にやってきたお客と和やかに会話してるだけでもいい。
 用心棒がいるという抑止力として存在するだけでも仕事を果たしていると言えるだろう。

 頼めば中華料理を提供してくれるし、なくてもエビチリっぽいナニかは出してくれる。

 料理を摘まみながら、迷惑客が来たら対処して欲しい。



「そういうわけだから、一度だけ忠告してあげるわ。盗った財布を元に戻して二度とこの店に来ないように」
 飛鳥井・合歓(災厄の継承者・h00415)は持っていた杖を外に出ようとしていた客の前に出して足を止めさせた。
『うおっ!? なんだい姉ちゃん。そんなオレがワルものみたいに……』
「No.1890 出獄を許可する」
 相手がこの後に及んで言い訳じみたことを言い出したので、合歓は面倒な問答などせずに即刻√能力を解放。
『うおっ!? なんだこいつ!? って、お前、それはオレの!?』
「あああーっ!! それ、ワタシの財布アル!!!」
 No.1890。
 収監していた【インプ】が、スリの盗っていた財布を奪い返したのである。
「もういい。さて、あとは落とし前を着けてもらうだけね」
「んー、美味しいです! こんな美味しい中華料理を出すお店でスリなんてダメですよ」
 盗られた財布を回収した合歓はインプを再度、収容する。
 代わりにテーブルで美味しく料理を食べていた米満・満代(マウンテンセレブ・h00060)が前に出てくる。
 用心棒代として、十分な程に中華料理を頂いたのだ。
 満代としても、一食分の仕事はこなす所存であった。
『う、うおーっ!? こうなりゃ逃げるが勝ちだぜー!』
「さぁ、貴方の罪を数えましょう」
 |邪悪エネルギー無効化《アリーナサンダツシャブッコロシゾーン》。
 逃げだす盗人だが、満代は√能力を解放。
 【相手の悪行】を語る事で発動し、必中効果を自身に付与する。
「反省してくださいね。えいっ!」
 見事、スリを撃退。
 合歓と満代は揃って用心棒席に座り直し、中華料理を堪能し直すのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

楊・詩
ある日の朝、事件が起きた。
一帯では有力なチンピラ一団にて最強の美人な姐さんが何者かに敗北。ひん剥かれて『流氓之女王(意:ゴロツキの女王)』と書かれた布キレ1枚と共に吊り下げられていたのだ。
実態は、他ならぬ詩が数日前に【姐さん(チンピラ共にとって女性ヒーローに類する者)の捕縛拷問(意味深)作戦】を実行していた というモノ。
それにより、何らかの因果関係(すっとぼけ)により、視界内の敵1体の行動を失敗させる……というワケだ。
例えばホラ、睨みすらせずチラ見しただけでチンピラが逃げてったぞ(ぉ

店主と話したり料理を頼んだり、ゆるりと過ごす。
当の事件については、いつものアンニュイ無表情のまま首を傾げるのみ。


 ある日の朝、事件が起きた。
 一帯では有力なチンピラ一団にて最強の美人な姐さんが何者かに敗北。
 ひん剥かれて『流氓之女王(意:ゴロツキの女王)』と書かれた布キレ1枚と共に吊り下げられていたのだ。
『あ、姐さーーーんっ!!!!』
『な、なんて惨いことを……』
『おいたわしや』
 当然、この依頼でこんな描写をしているってことは、吊り下げられているのはアルアル中華料理店の店先に違いないのである。
 武侠一直線かつ治安終わってる系な繫華街なこの土地ではその行為はまあ普通にオイタをした小悪党が用心棒にのされ、見せしめにされたとしか思えない!

 ※分かっていると思いますが、実態は、他ならぬ楊・詩(人造邪仙/蛇竜怪人ミズチトーメンター・h06611)の仕業。
 ※数日前に【姐さん(チンピラ共にとって女性ヒーローに類する者)の捕縛拷問(意味深)作戦】を実行していたというモノ。
 ※これも立派な√能力!
 ※その効果により、何らかの因果関係(すっとぼけ)により、視界内の敵1体の行動を失敗させる……というワケだ。
 ※例えばホラ、睨みすらせずチラ見しただけでチンピラが逃げてったぞ(ぉ
 ※なお姐さんが本当に悪事を働いたのかどうかは不明とする。

「う~ん、暇です。あ、エビチリっぽいナニか1つ」
『アルアル~。今日はいつもよりお客さん、大人しいね。何か知ってるアル?』
「さあ?」
 いつものアンニュイ無表情のまま首を傾げる詩はそうしてゆるりと用心棒の当番を過ごすのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

雪月・らぴか
むむむ、襲撃はまだかなー?

ってことで用心棒席で持ち込んだ携帯ゲーム機で遊びながら待機!困ったことにこの席の居心地が意外とよくてゲームとエビチリが進んでカロリーがやばいよ!
因みにゲームしてるのは用心棒って思わせないためだね!だってカロリー消費のために戦闘とかしたいから、びびってトラブル起きないのは困るじゃん!
ってことで一応控えめに周囲を気にしながらピコピコもぐもぐ!

トラブル起きたら[彷徨雪霊ちーく]ちゃんにゲーム機の護衛させて私は突撃ー!拳で解決するよ!多分これが一番カロリー使うし!

荒事終わった後は【雪霊幽玉ゴーストオーブ】で壊れた店内の修理をするよ!脅したりしたけど店潰しにきたわけじゃないし!
白神・真綾
絡みアドリブ歓迎
事件が起こるまで暇デスネェ。ただ待ってるだけだと身体も訛りそうだし、用心棒として働くデスカ。
マルチプルビットを店内の各地に配置し監視し警戒、騒動が起こりそうなら喜んで向かう
「ヒャッハー!店内で騒動とはふてぇヤローデース!用心棒の真綾ちゃんが直々に排除するデース!」
√能力を起動し二つの大鎌を嬉々として振り回して対処する
天・叢雲
第一関門はクリアってところですね。
それでは、後はじっくり本命を待つとしましょう。
もちろん仕事はしつつ、ね。

あ、トマトと卵の炒め物ください。

🔵
食べつつ店内の様子には注意を払っておきます。
何か良からぬ事を企んでそうな客や、喧嘩になりそうな卓を捕捉すれば、面倒事は他所で行うよう警告。
従わなければ、【八谷八尾】で大蛇たちを呼び寄せ、巻き付かせて脅した上で追い出しときます。

食事処でくらい平和に過ごせないんですかね。
モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で救われてないと……。

あ、ゴマ団子ください。ウーロン茶もホットで。

キョンシーたちはいつ来ますかね。
とりあえずメニュー一周するまでは来なくて良いですが。


「第一関門はクリアってところですね。それでは、後はじっくり本命を待つとしましょう。もちろん仕事はしつつ、ね」
 無事に用心棒として雇われた天・叢雲(咒滓・h00314)たち√能力者の面々。
 あとは本命のキョンシー襲撃が来るまで、真面目に用心棒としての役目を果たす日々を送っていた。
「むむむ、襲撃はまだかなー?」
 雪月・らぴか(霊術闘士らぴか・h00312)はうずうずと言った様子で用心棒席で持ち込んだ携帯ゲーム機で遊びながら待機していた。
 何故なら……特にやることは今のところなかったから。
「事件が起こるまで暇デスネェ」
 白神・真綾(首狩る白兎・h00844)も気の抜けた様子でテーブルに突っ伏していた。
 彼女達の仕事は何かしらトラブルが起きた場合の、主に武力による対処である。
 そのため平和な時はただただお出しされる中華料理を摘まんで食べるだけになるのだ。
「困ったことにこの席の居心地が意外とよくてゲームとエビチリが進んでカロリーがやばいよ!」
「あ、トマトと卵の炒め物ください」
『アル~』
 らぴかや叢雲の注文にもアルアル店主は要望に近いような料理を出してくれる。
 治安終わってる繫華街では用心棒がいる店は安心感が違うのだ。
 それに、注文する面子は出された料理を美味しく食べるのもあってアルアル店主としてはこれはいい用心棒雇えたのでは、と自画自賛しているのだ。
「因みにゲームしてるのは用心棒って思わせないためだよ!」
 カロリーやばいと思っているらぴかは、摂取するカロリーを減らすのではなく、カロリーを消費するために身体を動かすのに戦闘とかしたいとか思っていたのだ。
 野蛮!だが√仙術サイバー!
「びびってトラブル起きないのは困るじゃん!」
「ただ待ってるだけだと身体も訛りそうだし、用心棒として働くデスカ」
 そんな中、真綾は気の無い様子で思念操作で操る半自律浮遊砲台:マルチプルビットを店内の各地に配置。
 怪しいヤツがいないとか監視、警戒を行っていた。
「あ」
 真綾の顔に邪悪な笑顔が浮かび上がった。
「食事処でくらい平和に過ごせないんですかね。モノを食べる時はね、誰にも邪魔されず自由で救われてないと……」
『おうおうおうおう!!! なんだぁこのしけた店はよぉ!?』
 真綾の動きに気付いた叢雲が店内の様子を見れば、ガラの悪い集団がやってくるところであった。
『誰の許可得てこの店営業してんだぁ? おぉぉい???』
 何処からどう見てもチンピラな集団は椅子や机を蹴り飛ばして奥へとやってこようとする。
「ピコピコもぐもぐ!」
「あー、面倒事は他所で行ってくだs」
「ヒャッハー!店内で騒動とはふてぇヤローデース!用心棒の真綾ちゃんが直々に排除するデース!」
 ゲームをセーブして口の中のエビチリっぽいナニかを飲み込むのに忙しいらぴかの横で叢雲が警告を出そうとしたら、白いのがもう既に飛んでいっていた。
『うおおおおお!? なんだこいつ!?』
「ヒャッハーターイムデース!」
 やってきたチンピラの言い分を聞くまでもなく、 真綾√能力を発動して二つの大鎌を嬉々として振り回して吹っ飛ばす。
 待機するだけで溜まった鬱憤をここぞとばかりに発散しにいく。
「あー! 彷徨雪霊ちーくちゃんゲーム機の護衛よろしくね。私もカロリー燃焼!」
 らぴかも雪だるまの死霊にゲーム機を預けると、拳を振り回して本人も突撃!
 ブンブン殴ってチンピラ共をのしていく。
「多分これが一番カロリー使うし!」
「ヒャッハー!」
『グワーッ!!!』
『ノワーーッ!!』
 暴れる相手を待っていた二人に哀れ普通のチンピラは面白いように吹っ飛んで気絶していく。
「谿は八谷、峡は八尾……とりあえず追い出しときましょう」
 叢雲はその乱闘を座ったまま眺めると、√能力を使って影から大蛇を召喚。
 気絶したチンピラたちを巻き付かせて店先に放り捨てておく。
「あ、ゴマ団子ください。ウーロン茶もホットで」
『アル~』
 二人に任せておけば問題ないと、叢雲はそのままアルアル店主に追加の料理も頼む。
「ヒャッハー……、もう終わりデス!?」
「ふー、いい汗かいた! あとは雪霊幽玉ゴーストオーブで壊れた机と椅子を直して、と……これだけ動けば、まだ食べても大丈夫だよね?」
 そうこうしている内にチンピラたちは鎮圧されたらしい。
 真綾は愕然としていたし、らぴかは√能力で後始末をしていた。
「キョンシーたちはいつ来ますかね。とりあえずメニュー一周するまでは来なくて良いですが」
 叢雲はそれを眺めながら暖かいウーロン茶を飲み、のんびりするのだった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

張・欣怡
とりあえずうちは厨房で大人しくしてますね。
「おや、幸か不幸か治安の悪いお客様が増えてきましたよ、用心棒を雇っておいて良かったですね~、店長悪運が強いって言われません?」
「まぁマッチポンプかもしれませんけど、でも仮にそうだったとしてもうちらみたいな弱者に文句を言う権利は存在しないですからね、大人しく料理を振舞っておきましょう」

それにしても、もしかしてEDENの方達はこのごろつきみたいな人達を助ける為に来てるんでしょうか?
だとしたら相当なお人よしですよね~、うちも『注文』も無しに無意味に命を奪うような事まではしないですが、こういった人達まであえて助けようとはうちは思いませんでしたので。
北條・春幸
アドリブ・絡み大歓迎。
欠落:恐怖心なので迷惑にならない無茶はする。
有効な技能を使う。

用心棒の手は足りてるから厨房を手伝うよ。
と、いう建前で使っている食材や調味料を調べまくろう。

ご店主、この見慣れない肉は怪異だったりする?
いやだったとしても文句を言う気は無くてむしろ調理法を詳しく聞きたい。
仕入れとかはどうしてるの?とかね。

他にもこの世界固有の香辛料や調味料も尋ねつつ、賄いを作って意見を聞いてみたりしたいねえ。


「おや、幸か不幸か治安の悪いお客様が増えてきましたよ、用心棒を雇っておいて良かったですね~、店長悪運が強いって言われません?」
 しれっと店員に混ざっていた張・欣怡(ご注文をお伺いします・h12285)はそのまま厨房でしれしれっと働き続けていた。
『アルぅ~、よく言われるアルよぉ~。本当に用心棒を雇えてよかったアル~』
 欣怡の言葉にアルアル店主は普通に肯定し、そして用心棒に√能力者たちを雇えたことに前向きになっていた。
 そもそもこのアルアル中華料理店は、他人の土地を勝手に占拠して不法に店を開いているのである。
 アルアル店主も勿論、初犯ではなく、まーまーこんな風に√仙術サイバーの世の中を渡り歩いてきたのだ。
「まぁマッチポンプかもしれませんけど、でも仮にそうだったとしてもうちらみたいな弱者に文句を言う権利は存在しないですからね、大人しく料理を振舞っておきましょう」
『そうアル! 今のところ、悪いお客もすぐ追い返していいことばっかりアル!』
 欣怡の誘導にアルアル店主は素直に流され料理を作る。
 変にアルアル店主が√能力者たちを用心棒から外すこともないだろう。
(それにしても、もしかしてEDENの方達はこのごろつきみたいな人達を助ける為に来てるんでしょうか?)
 √仙術サイバーの欣怡は、他の√世界から来た能力者たちの行動を振り返る。
(だとしたら相当なお人よしですよね~、うちも『注文』も無しに無意味に命を奪うような事まではしないですが、こういった人達まであえて助けようとはうちは思いませんでしたので)
 この依頼のメインの目的は、悪の√能力者の先兵となっているキョンシーの撃破である。
 √EDENと繋がった悪の√能力者は十中八九、インビジブルなどの資源を求めて侵攻してくる。
 その際の戦力となるキョンシー部隊を予め削っておく……つまりは実は√EDENの防衛行為なのだが。
 それでも、依頼の達成に関係なく、√仙術サイバーの一般人を守ることを、彼らはいとわないだろう。
 欣怡はそう確信しながら厨房での仕事をこなす。
「ご店主、この見慣れない肉は怪異だったりする?」
『アルゥ!?』
 まあただ、欣怡のそんな思考はもう一人、厨房に混ざっていた√能力者に乱される。
「あ、文句とかそんなのじゃないよ? むしろ調理法を詳しく聞きたい。仕入れとかはどうしてるの?」
『アルゥ!?』
 その視線の先には、アルアル店主に詰め寄る付けた北條・春幸(汎神解剖機関 食用部・h01096)がいた。
 用心棒の手は足りてるから厨房を手伝う……と、言う建前で使っている食材や調味料を調べまくっては店主に根掘り葉掘り聞きまくっていたのだ。
 どう見ても春幸は、そう……アルアル店主を助けようとかそんなことはない。(むしろ迷惑をかけている)
 己の欲望のままに動いていた。
「う~ん、他にもこの世界固有の香辛料や調味料も豊富でいいなぁ……賄いを作って意見を聞いてみたりしたいねえ。あ、僕が準備していいかな?」
『アルぅ~~!?』
「色んな人がいるようですね」
 アルアル中華料理店は、厨房の方も忙しそうであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

戌神・光次
結局アレが何なのかは分からなかったな…
まだ腹痛は起こしていないから、食えるもんでは有ったらしいが。
さて、食ってばっかりも何だし用心棒も少しやっておくか。
と言っても俺みたいな黒服がいるだけで多少の抑止には…
無ってないか、ここのやつらは。
なんというか結構大変な√なのに皆パワフルだな…
とりあえず俺の出番になるまではラーメンでも食べるか。
……このラーメンも謎肉入ってるな?何なんだホントに。
しかもまだ一口しか食べて無いのに揉め事が始まったか…
そんじゃ「ゴーストステップ」で厄介事の原因の目前に入り、顎への回し蹴りで脳を揺らして寝かせると
周りが気づく前に再びラーメンを一口。
う〜む…味だけは良いな…


「結局アレが何なのかは分からなかったな……」
 戌神・光次(自由人・h00190)は前回食べたエビチリっぽいナニかについて思いをはせていた。
 味はエビチリっぽいが、決してエビチリではないのだけは分かる。
 なんかそんな料理だった。
「まだ腹痛は起こしていないから、食えるもんでは有ったらしいが」
 腹を撫でさする光次。
 香辛料が効いた料理は胃腸を程よく刺激してくれた。
「さて、食ってばっかりも何だし用心棒も少しやっておくか」
 このままだと食いしん坊キャラまっしぐらになってしまいかねない。
 そう危惧した光次はきちんと仕事を先にすることにした。
 用心棒の仕事と言えば、乱闘している連中を暴力でねじ伏せたりするヤツだ。
「と言っても俺みたいな黒服がいるだけで多少の抑止には……」
 用心棒席でこれ見よがしに座っているのだ。
 これだけできちんと抑止力になるだろう。
「いや無ってないか、ここのやつらは」
 なってなかった。
『フォー!! 華仙柳眉ちゃんの至高は、密林の王者には棘がある……ローズレオコプター!!』
『これだから脳筋はっ!!我らがアイドル、華仙柳眉ちゃんと言えば、スケボーマーメイドの事ぉ!!』
 振り返れば客同士がかなりヒートアップした様子になっていた。
「なんというか結構大変な√なのに皆パワフルだな……」
 光次はそんな彼らをうんうんと頷きながら眺め、メニューを開く。
「とりあえず俺の出番になるまではラーメンでも食べるか」
 やっぱり食いしん坊キャラでは?
 ドン! と厨房からやってきた店員がすぐに用心棒席にラーメンを置いて行ってくれる。
「……このラーメンも謎肉入ってるな?何なんだホントに」
 厨房でわいわいやってる怪異解剖士が探っていたヤツである。
 彼の琴線に触れたっぽい謎肉である。
 怪しさ全開であった。
「うーん、しかし美味いのは美味い」
 まあでも食べる光次であったが。
『フォー!! もう許さないネ!』
『これだから脳筋はっ!! インテリジェンスを物理で教えてあげましょう!!』
「はぁ……まだ一口しか食べて無いのに揉め事が始まったか……」
 さっきの騒がしいお客2名が遂にテーブルを叩きながら立ち上がってしまった。
 ここまで来れば流石に用心棒の出番だろう。
「ゴーストステップ」
 なので、光次は√能力を発動。
 その姿を消し去る闇のオーラを纏うと、素早く移動。
 厄介事の原因の目前に入ると、顎への回し蹴り!!
『グエッ!?』
『フベッ?!』
 高速2連撃でもって脳を揺らして寝かしつける。
 ふらふらしながらどさりと崩れる。
「う〜む……味だけは良いな……」
 周りが気づく前に再びラーメンを一口すする。
 今日もアルアル中華料理店は平和に過ごすのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

武内・舞
「なんじゃこりゃー!」
出された料理を見て、客が怒声を上げる。
あー、はいはい。料理へのいちゃもん・クレームは飲食店の鉄板のトラブルだよね。

「おうおうおうおう!この店は客にこんなものを喰わせるのかー⁈」
客が料理……酢豚を見せつけながら難癖をつけてくる。
酢豚をじっくりと見るけど虫や毛髪等の異物は混入されていないみたい。

「えっと、特に問題ないみたいだけれど?」
「ふざけんな!この酢豚、パイナップルが入っているじゃねえかー!」

力いっぱいぶん殴る。
酢豚にパイナップル絶拒派だったら納得したかもしれないけど……残念ね。私は酢豚にパイナップル容認派なのよ。
文句があるなら自炊しなさい!

※アドリブ歓迎


『なんじゃこりゃー!』
 出された料理を見て、客が怒声を上げる。
「あー、はいはい。料理へのいちゃもん・クレームは飲食店の鉄板のトラブルだよね」
 武内・舞(舞風・h09663)はそんなド定番の事態に席を立つ。
 用心棒としての仕事だ。
 きちんとこなしてやろうと怒声を上げる客に向かう。
『おうおうおうおう!この店は客にこんなものを喰わせるのかー⁈』
「はいはいはーい。文句ならまずは私が聞いてあげるよ。どーしたの?」
 やってきた舞に対して客が料理……酢豚を見せつけながら難癖をつけてくる。
 実際、何か変な事があったならアルアル店主側をシメよう。
 そう考えてまずは相手の言い分を聞くつもりで酢豚をじっくりと見る。
「えっと、特に問題ないみたいだけれど?」
 見る限りは別に普通に酢豚のメニューだ。
 一応想定していた虫や毛髪等の異物の混入などもない。
 美味しそうに見える。
『ふざけんな! この女、目が節穴か!?』
「は?」
 今度は舞にまでクレームをつけてきた。
 これにはちょっと舞の瞳にも冷たいものが走る。
 そしてよくよく話を聞いてみれば……。
『よく見て見ろ! この酢豚、パイナップルが入っているじゃねえかー! おかしいだろーがっ!!』
 ただの好みの問題だった。
「ふんっ!!」
『あべしっ!?』
 相手の文句に舞は力いっぱいぶん殴って返答する。
「酢豚にパイナップル絶拒派だったら納得したかもしれないけど……残念ね。私は酢豚にパイナップル容認派なのよ」
 用心棒席でご馳走になっていた食事を中断させられたとか。
 舞の用心棒としての初仕事がこんなしょぼすぎるクレームだとか。
 そういうむしゃくしゃした気持ちも込めて、舞は拳を握り込む。
「文句があるなら自炊しなさい!」
『アジャバーッ!?』
🔵​🔵​🔵​ 大成功

アリエル・スチュアート
こう、アレよね、如何にも怪しい雰囲気のお店の料理って結構おいしいと思うのよね。
と言う訳で店主さん、キムチチャーハンをお願いするわ。
『チャーハンはチャイナですが、キムチはコリアでは?
と言うかその二つを混ぜるとかとてもジャパン的発想ですよね。
どう見てもチャイナなアルアル店主的にありなんですかね?』
良いじゃない、美味しければ料理に国境は無いのよ。

で、店主さん、作ってくれねわよね?
作り方を知らない?
用心棒には賄を出すのが道理ってモノでしょ。
ほら、歴史知識を使ってマナマテリアル羅紗に作り方を編み込んだから作りなさいな。
キムチが無い?
あー、ティターニア、買ってきなさい、もちろん領収書は忘れないようにね。


「こう、アレよね、如何にも怪しい雰囲気のお店の料理って結構おいしいと思うのよね」
 アリエル・スチュアート(片赤翼の若き女公爵・h00868)は用心棒の為の席につくとドローンAIと会話していた。
「と言う訳で店主さん、キムチチャーハンをお願いするわ」
「キムチチャーハンでーす!」
 厨房でアリエルの注文を受ける。
 用心棒席は用心棒を引き受ける代わりに料理をタダで貰っているのだ。
『チャーハンはチャイナですが、キムチはコリアでは?と言うかその二つを混ぜるとかとてもジャパン的発想ですよね』
 そこにドローンAIから音声がかかる。
 そう、実はキムチチャーハンとは、海外からやってきてニホンでなんか合体したようなそんなジャポン料理という説もあるのだ。
 詳しいことは知らないので深くは聞かないで欲しい。
『どう見てもチャイナなアルアル店主的にありなんですかね?』
「良いじゃない、美味しければ料理に国境は無いのよ。で、店主さん、作ってくれねわよね?」
 ここでポイントなのだが、実はこの治安終わってる繫華街は、チャイナではない。
 正確には√EDENのチャイナではない。
 √仙術サイバーの終わってる繫華街なのだ。
 √が分岐した先の世界のため、本物の意味で国境がなくなってる可能性がある。
 もちろん、√仙術サイバーのチャイナやジャポンの可能性もある。
 その辺りは明確にするとあとから、矛盾が起きることもあるのでなあなあにするんだ!
『アル~、材料がないアルね』
 という訳でアルアル店主は作り方は知っているけど材料がないことになった!
「キムチが無い?あー、ティターニア、買ってきなさい」
『え、公爵。今もっと不思議なことが起こった気がしましたが』
「ほら早く。もちろん領収書は忘れないようにね」
『えぇ~……行って参ります』
『ついでに他の食材も買い出しお願いするアルね!』
 そんなこんなでアリエルは平和に用心棒生活を過ごすのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

ガザミ・ロクモン
【牛蟹】アドリブ歓迎
人化けの術で姿を変え、周囲に溶け込む服装でキュロスさんが用心棒する店へ。
特製ランチの大盛りを頼み、世間話を装って住人や建物の情報をさりげなく伝えると、まるで情報屋になった気分で胸が高鳴りますね。
お料理の味付けも僕好み。一口目で笑顔が零れます。
エビチリっぽいナニカを食べ終えると同時に無銭飲食の“運動”開始です。
油で滑る床を利用して店外へ疾走し、掴み合う酔っぱらいはキュロスさんと連携して拳で眠らせます。
店先には見慣れない箱。すれ違いざまに拾って回収。
落とし物かと思いきや爆弾らしく、怪力で空へ放り投げて安全に爆破。
最後は全力で逃げ切り、「ごちそうさま~!」と心の中でつぶやきます。
キュロス・ラビュリントス
【牛蟹】
バイト経験を活かし、今日も用心棒兼看板娘として奮闘っす!点心に酒、謎のエビチリを売りまくるっすよ。働いてる感じがして落ち着くっす。顔見知りのガザミさんに「看板娘したら?」と言われなかったら、今頃、燃え尽きていたかもっす。来店したガザミさんをカウンターへ案内し、「観光っすか?」と情報収集。でも、特製ランチの大盛りが消えた瞬間、逃走のカウントダウン開始っす!カウンターを飛び越え、無銭飲食のガザミさんを全力追跡っす!道中、「虫を入れんな!」「餃子を盗むな!」と迷惑客もなぎ倒す連携プレー。今日こそ捕まえて、自腹のツケを大清算するっす!あぁっ、特大の花火と共にまた逃げられたっす!悔しすぎるっす!


「バイト経験を活かし、今日も用心棒兼看板娘として奮闘っす!」
 キュロス・ラビュリントス(雷蹄の銃斧士・h08660)はアルアル中華料理店のバイト用制服と言われて素直にチャイナ服で接客していた。
 なおキュロス以外が店側で働いているのは厨房で、そっちは別の服だった。
「点心に酒、謎のエビチリを売りまくるっすよ。働いてる感じがして落ち着くっす」
 なんやかんやで治安終わってる繫華街の中でも用心棒が抜群に強くてお客も安全だし中華料理も美味しいということでアルアル中華料理店は繫盛中。
 キュロスも忙しなくテーブルを周っていた。
「顔見知りのガザミさんに「看板娘したら?」と言われなかったら、今頃、燃え尽きていたかもっす」
 そんなことを言っていると、噂のガザミ・ロクモン(葬河の渡し・h02950)が丁度来店してきた。
「様子を見に来ましたよ」
 人化けの術でカニから人に姿を変えてきちんと周囲に溶け込む服装でやってきたガザミ。
 √仙術サイバーらしい服装でのほほんとした雰囲気だ。
「観光っすか?」
「まあそんなところです。特製ランチの大盛りをお願いします」
『アル~』
 来店したガザミをキュロスはカウンターへと案内する。
 その際には世間話を装って住人や建物の情報をさりげなく伝える。
 実は周辺の情報収集もかねていたのだ。
「まるで情報屋になった気分で胸が高鳴りますね」
 ガザミはお料理の味付けも僕好み、と、一口目で笑顔が零れていた。
 だがガザミの本番は、ここからだった。
「もぐ……ごくん」
 エビチリっぽいナニカを食べ終えると同時に“運動”開始!
 油で滑る床を利用して、唐突に店外へ疾走し始める!
「あっ! 逃走のカウントダウン開始っす!」
 特製ランチの大盛りが消えた瞬間にガザミの姿がぶれたのを見て、キュロスはすぐさま察して飛び出す!
 カウンターを飛び越えると、逃げ出すガザミを全力追跡する。
『おぃぃぃい!!?? この店は、虫なんざいれグエッ!?』
『おいネーチャン。こっち来てお酌してアバーッ!?』
 その道中に絡んで来ようとしていた迷惑客がいた気がするが、両方ともガザミとキュロスの連携パンチですぐに眠りについた。
「今日こそ捕まえて、自腹のツケを大清算するっす!」
「おやこれは……」
 止まらないガザミは、店先には見慣れない箱を発見すると、すれ違いざまに拾って回収。
 落とし物かと思いきや、何やらカチカチと音がする。
「あ、これ爆弾ですね。そーい!」
 即座に怪力で空へ放り投げると、お空で爆破。
 ドカーンと盛大な花火になって注意がそれる。
「あぁっ、特大の花火と共にまた逃げられたっす! 悔しすぎるっす!」
「ごちそうさま~!」
 心の中でつぶやきながらガザミは逃げおおせるのであった。

 なお、ガザミは用心棒なのでアルアル中華料理店ではご飯は無料。
 用心棒として働いていたし、無銭飲食にはならない。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

クーベルメ・レーヴェ(サポート)
√ウォーゾーンの出身よ
人類の勝利と国土奪還の為に頑張りましょう!
他の√への支援も、協力関係を築けるかもしれないし重要よ

戦闘では、まずアイテムのクインテットウォールを展開
技能の拠点防御と継戦能力を活用するわ
そして武器のウェザーブレイカーや突撃銃で射撃戦
レーザー射撃、貫通攻撃、制圧射撃…何が有効か探りましょう
敵の接近を許したら、シャベル格闘術の出番
距離を詰めただけで勝ったと思わないでよね!
陣地変換して仕切り直しよ

バックアップ素体のいる少女人形だけど、普段は自分を使い捨てにしないわ
Ankerの子が悲しむからね…
でも√能力者以外が死んじゃいそうな時とかは捨て身で庇いにいく
そういう死に方は許してくれるの
トート・スノードロップ(サポート)
「ボクはトート。君のための死神さ」
一人称はボクで、~だね ~さ ~かい?というような口調で喋る

人間災厄「グリムリーパー」の無表情系ボクっ娘
死ぬべきものに死を与えることを目的としていて死ぬべきでないものには基本的に無関心
戦闘では装備した「死神の大鎌」と「死神のランタン」を武器として用いて戦う

行動
√能力は指定したもの使用し、怪我を恐れず死神として簒奪者に死を与えるため行動します
他の√能力者に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません
あとはおまかせ。よろしくおねがいします
エーリカ・メーインヘイム(サポート)
√ウォーゾーン出身です
でも人間さんが困ってるのは他√も同じですっ

ベルセルクマシンですが、今は人類の味方です
見た目は人間さんとそんなに変わりません
…身長以外は
屋内等で8mの身長が邪魔になる場合は、事前に160cmになってから参加しますね

昔も今も変わらず、わたしが直接殴ったり蹴ったりというよりは、レギオンさんに戦闘をお願いしています
「レギオンさんたち、いってらっしゃい!」
頑張ってね

手で振り払ったり叩き落としたりするくらいなら、わたしにも出来るかもしれません
身長が8mのままの時は、それなりに効果的だったり…?
戦闘に大きさは関係ないかもしれませんけど…

サポートで真の人格に覚醒する事は絶対にありません


「√仙術サイバーへの支援も、協力関係を築けるかもしれないし重要よ」
 √ウォーゾーンの出身のクーベルメ・レーヴェ(余燼の魔女・h05998)は人類の勝利と国土奪還の為に積極的に依頼に参加していた。
「人間さんが困ってるのは他√も同じですっ」
 エーリカ・メーインヘイム(あなたの帰りを待つ母艦・h06669)も同じく√ウォーゾーン出身ではあるが、彼女の方はどちらかと言えば、人類を大好きな気持ちからの参加であった。
 なお本来は身長8mの巨大なベルセルクマシンなのだが、今は160cmの姿になっている。
 何故なら今回の仕事は、とあるアルアル中華料理店の用心棒だからである。
「いいさ。死ぬべき相手がいるならボクの出番さ」
 人間災厄「グリムリーパー」のトート・スノードロップ(人間災厄「グリム・リーパー」・h09445)は用心棒の仕事自体に興味があって参加していた。
 奇抜な格好のまま用心棒席に大人しく座って、まかないを摘まんでいた。
 治安終わってる系繫華街で経営しているこの中華料理店は、迷惑客が来るのも日常茶飯事。
 それをどうにかするのが√能力者たちの今回の依頼内容なのだ。
 ほら! 早速、客の一部が席を立って喧嘩を始めた!
『ヌフフフ! 我らがアイドル、華仙柳眉ちゃんと言えばワンワンストリングケルベルススタイル!』
『お? やりますか? 華仙柳眉ちゃんのアニマルモードは、ワンツージェットカンガルーボクサーでしょう!』
『ヌフフ! 貴様を犬派に染め上げて差し上げます!』
『有袋類の包容力を舐めないでいただきたい!!!』
『ヌフフフ』
『おぉぉぉん???』
『『上等だぁ!! 拳で決着つけてやる!!!!』』
『ア、アルゥ~!? 店内で喧嘩はやめて欲しいアルゥ~!?』
 アルアル店主が止めに入るも迷惑客たちはヒートアップするばかりでどうしようもない。
 こんな時こそ、用心棒の出番である!
「陸の王者の力を、誇りを見せてやるわ!」
「レギオンさんたち、いってらっしゃい!」
『あばーっ!?』
『えばーっ!?』
 まあそんな彼らはエーリカの操るレギオンたちによる【レギオンミサイル】で爆破されるのだった。
 警備を兼ねて索敵に予め店内に配置していたのだ。
 武侠世界とは言っても特に√能力も持っていない一般人客なので弱い攻撃でも十分だった。
 やる気を出して立ち上がったクーベルメは再び座った。
「……あれは別にボクがどうにかする相手じゃないかな」
 トートは無表情に暴れた迷惑客を眺めていたが、まあ死ぬべきとまでは言えない相手だったので興味を失って食事に戻っていた。
 エビチリっぽいナニかをもぐもぐ。
「他の人間さんの迷惑はめっ! ですよ? 頭を冷やしてくださいね」
 エーリカは爆撃されてプスプスしてる迷惑客をレギオンで店の外に追い出していた。
「……次は私が対応するわ」
 ただ用心棒席にいるだけでも治安維持には貢献しているとは言っても何も出番がなかったのは、少し思うところがあったのらしい。
 クーベルメは次に何かあれば自分がやると宣言する。
「それまでは、栄養補給ね。杏仁豆腐をお願い」
 それはそれとして用心棒代として、中華料理をご馳走になるのは忘れない。
 甘い料理は必要経費なのだ。
『アルぅ~、用心棒がいてくれて助かるアル~。杏仁豆腐アルぅ~』
 店主も√能力者たちがいてくれるおかげで大事にはならないので大満足。
 これくらいはむしろお客が増えて大助かりと快く用心棒席に料理を提供してくれる。
「ん~、おいし!」
 そのまま3人は用心棒席で存在感を出しつつ、美味しい中華料理を堪能するのであった。
 なお、その日は特に他に迷惑客は来なかった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​ 成功

第3章 集団戦 『キョンシー』


POW 死者の剛力
【力まかせのライフル打撃】で近接攻撃し、4倍のダメージを与える。ただし命中すると自身の【両腕】が骨折し、2回骨折すると近接攻撃不能。
SPD キョンシーステップ
【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の体勢を取る。移動力と戦闘力を3分の1にする事で、肉眼以外のあらゆる探知を無効にする。嗅覚・聴覚・カメラ・魔術等、あらゆる探知が通用しない。
WIZ バンシーキョンシー
視界内の全ての敵に、防御不能の【悲嘆に満ちた断末魔の叫び】を放つ。命中した対象はレベル秒間、発動者が指定した方向が「下」になる(対象毎に異なる方向を指定可能)。
イラスト ゆひゃん
√仙術サイバー 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●『キョンシー襲撃』!!

『きょん、しー!!』

『アルぅ~!?何アルかぁ~!?』
『ブヒっ!?あ、あれはまさか!?』
『知っているのか、オークパンダ!!?』
『最近巷で噂の、改造キョンシー!! あくどいマフィアが人攫いに使っているという話ブヒ!』
『へっ、改造キョンシーだかなんだか知らねえが、こんな女、オレ様が軽くひとひねアバーっ!?』
『気を付けるブヒ! 老若男女問わず貴人の遺体を呪術と改造と符術で強化して操った動く死体ブヒ! 並みの力ではないブヒ!』
『早く言えよ! あ、あ、ダメぇ~~~』
『ついでに言うと符術の命令に従ってるだけなので意思疎通も出来ないブヒ。我々が出来るのは、ただただ犠牲者が時間を稼いでいる内に逃げることだけブヒ……』
『た、助けてぇ~!?』
『アルぅ~~!?』

 という訳で、キョンシー襲撃が始まった!
 治安終わってる繫華街で「使い捨てられる人間」を手に入れようとマフィアが差し向けてきたようだ。
 なお、わざわざマフィアたちがこの最下層まで来ている訳ではなく、キョンシーの符に刻んだ命令だけで全て完了させるようだ。
 武強主義の浸透した√仙術サイバーにおいて、力なき人々の為に戦おうとする者はいない。
 そう、EDENの君達以外には!
 それに、悪の√能力者の尖兵であるキョンシーはここで撃破しておけば、相手の戦力を削っておくことができる。
 それは回り回って√EDENや他√世界の為にもなるだろう。
 何より、君達は今、アルアル中華料理店の『用心棒』だ。
 厄介事となれば、仕事をしなくてはいけないだろう。
 キョンシーは複数体存在し、全てが呪術と改造、符術によって統一の個体に均されている。
 彼女達は命令に従うだけで意思のない死体であり、店の中の人間を無力化して攫おうとしている。
 一般人を守りながら、彼女たちを撃退して欲しい。

 さあ『用心棒』の出番だ!
戌神・光次
キョンシー…昔テレビで見た事あるな。
実物はこんな感じか。武器は銃…って撃たないのかよ殴るのよ。
まぁいい。とにかくコイツを倒せば仕事は終わりだ。
まずは武器としてインビジブルボールを作るが…
最下層はインビジブルが殆ど無いんだったか?
かき集めればボール1個分なら作れるだろうが、
それでも1シュートで壊れそうだな…
なら一球で決めるだけ。そんな試合、幾らでも経験があるさ。
キョンシーが武器を構えて突進してくるのに合わせて、渾身の「ハウンドショット」を放つ。
真っ直ぐ向かってくる相手だ。キーパーの動きを読むよりずっと容易い。
…お、敵に当たった勢いでボールが砕けて爆発してるな。これは今後も何かに使えるか?
武内・舞
キョンシー軍団がようやくお出ましだね。
なんだかんだで三食・おやつ・昼寝付きの高待遇の用心棒として雇われたからね、仕事はキッチリとやるよ!

キョンシーたちの動きを魔眼で見切り、残像が出来るようなアクションで回避してくよ。

店内には机や椅子、多くのガジェットがあるから【乱戦遊戯】が最適だね
キョンシーを相手にするなら、破魔の属性攻撃で戦うね。
店内の地形を利用して、ジャンプやダッシュで攪乱して、牽制攻撃からの範囲攻撃・二回攻撃で蹴り飛ばす!
多少、店内や備品が壊れてしまうけど、キョンシーたちを倒すためならしょうがないよね。

※アドリブ歓迎
白神・真綾
絡みアドリブ歓迎
ヒャッハー!ようやくキョンシー来たデスカ!真綾ちゃんもう本当に待ちくたびれたデスヨ!それじゃ派手に暴れるデース!
「ヒャッハー!これでつまらねぇ用心棒も終わらせられるデース!最後の仕事として派手に暴れてやるデスヨ!」
√能力を起動しキョンシーの群れに突っ込み手当たり次第に斬って捨てていく
「ヒャッハー!威力はスゲェですが全然おせぇデース!」
雪月・らぴか
うひょー!キョンシーきたー!いやー待ちくたびれたよ!これでやっと本気のカロリー消費ができるね!
それにしても堂々と襲撃してくるよね!命令に従ってるだけって言うけど、やってることはそのへんのチンピラとか迷惑客と大差ない気がするね!

敵はライフル持ってるし、近づいたほうがよさそう!ってことで[霊雪元気らぴかれいき]撃ちながら接近して杖で殴ってくよ!
って銃でぶん殴ってくるの!?でもでも、力まかせすぎてモーションわかりやすいし、囲まれたりでかい隙みせないようにすれば当たらないかな?
敵が密集してたら【砲撃霊杖キャノンバッシュ】で立て続けに攻撃してくよ!火器っぽいので殴るのは私もできるんだよ!
呉守・社
絡み&アドリブ歓迎

おっ、漸く敵が来たか。わざわざ用心棒とした潜り込んだかいがあったな
さてと、此処は「どぉ~れ」とでも言って出ていく場面かね。先生呼びする奴は流石にいないだろうが
しかし、なんつー姿してるんだ。このキョンシー共はこの姿にわざわざ改造したなら趣味悪いぞ

ん?おい!ライフル撃つんじゃなくてそれで殴りかかってくるのかよ!?
ライフルの意味ねぇだろ!それなら棍棒でいいだろ、わざわざライフル持たせた奴は馬鹿か!?
死者らしく自らを省みない剛腕か。だがな、力自慢はお前らの専売特許じゃねぇぞ!
【右ストレートでぶっ飛ばす!】と宣言してブレザーの上着を脱いで投げ捨て、霊気功を纏い真っ直ぐ行ってぶっ飛ばす!


『きょん、しー!!』
「おっ、漸く敵が来たか。わざわざ用心棒とした潜り込んだかいがあったな」
 呉守・社(蛇神封じのTS人柱・h04697)は用心棒席から、騒がしくなった店内へと目を向ける。
 そこにいたのは情報にあった、√能力を悪用するキョンシーの集団であった。
「うひょー!キョンシーきたー!いやー待ちくたびれたよ!これでやっと本気のカロリー消費ができるね!」
 もぐもぐピコピコしていた雪月・らぴか(霊術闘士らぴか・h00312)は口からエビチリっぽいナニかを咥えながらも慌ただしく席を立つ。
「キョンシー軍団がようやくお出ましだね」
 武内・舞(舞風・h09663)も気合をいれて用心棒席から立ち上がる。
「なんだかんだで三食・おやつ・昼寝付きの高待遇の用心棒として雇われたからね、仕事はキッチリとやるよ!」
「さてと、此処は「どぉ~れ」とでも言って出ていく場面かね。先生呼びする奴は流石にいないだろうが」
『うぉ~! 姐さん、やっちまってくだせぇ!』
「いやいるのかよ!?」
 なんやかんやで用心棒をしていた影響で常連客からは頼りにされているEDENのメンバーだった。
 アルアル店主が気をよくして料理をいっぱい振る舞っていただけのことはある。
 もちろん、それくらい用心棒として溶け込めていなければ、悪の√能力者の予知に引っ掛かり、このキョンシー襲撃を迎え撃つことはできなかっただろう。
「ヒャッハー!ようやくキョンシー来たデスカ!真綾ちゃんもう本当に待ちくたびれたデスヨ!それじゃ派手に暴れるデース!」
 白神・真綾(首狩る白兎・h00844)は暇そうに机に突っ伏していたが、出番が来たとあればすぐさま直立。
 両手に鎌を持ち出すと意気揚々とキョンシー集団へと向き直る。
「キョンシー……昔テレビで見た事あるな」
 戌神・光次(自由人・h00190)も向かうと、まじまじとキョンシーたちを眺める。
 キョンシーとは、√仙術サイバーの霊廟から暴かれた、貴人の遺体を符術で操った動く死体だ。
 身体に貼り付けたら符に刻まれた命令に従っている。
「実物はこんな感じか」
「しかし、なんつー姿してるんだ。このキョンシー共はこの姿にわざわざ改造したなら趣味悪いぞ」
 キョンシーたちは呪術と改造、符術によって統一の個体に均されていた。
 複雑な命令を下せなくなるものの、呪術的にも同一の存在として認識させることで管理や制御を簡単にしているのだろう。
 ここにいるキョンシーに限ってはどちらかと言えば均し易い平均値と取ったような印象を受ける。
 また、均した過程で武装なども統一されているようだった。
「武器は銃……」
「敵はライフル持ってるし、近づいたほうがよさそう!」
『きょん、しー!!』
「って銃でぶん殴ってくるの!?」
「って撃たないのかよ殴るのかよ」
「ん?おい!ライフル撃つんじゃなくてそれで殴りかかってくるのかよ!?」
 なお、キョンシーたちは考える思考力はないので、例えライフルを持っていても、排除すべき脅威はその怪力で殴りかかってくるぞ!
「ライフルの意味ねぇだろ!それなら棍棒でいいだろ、わざわざライフル持たせた奴は馬鹿か!?」
「でもでも、力まかせすぎてモーションわかりやすいし、囲まれたりでかい隙みせないようにすれば当たらないかな?」
 らぴかは杖を構えると、霊雪元気らぴかれいきを撃ちながら接近。
 間合いを詰めるとそのまま杖で殴る!
「火器っぽいので殴るのは私もできるんだよ! 撃って打ってうちまくっちゃおー!」
 そのまま√能力を発動すると、霊冷の砲撃と霊杖砲撃形態での殴りを交互に打ち出す連続攻撃でキョンシーを殴り続けていく。
 火器っていうか魔法の杖だけど!
「それにしても堂々と襲撃してくるよね!命令に従ってるだけって言うけど、やってることはそのへんのチンピラとか迷惑客と大差ない気がするね!」
 このキョンシーは地元のマフィアが寄越して来た、素材集め要員のようだ。
 治安終わってる繫華街で「使い捨てられる人間」を手に入れるため、客たちを狙っていた。
 √能力のない一般人では抵抗できない程の力量差があるが……用心棒としてやっていた仕事と同列に語るらぴかは大物である。
「まぁいい。とにかくコイツを倒せば仕事は終わりだ」
 光次は武器としてインビジブルボールを作っていく。
 周辺のインビジブルを集めて球体に……球体に……なんかちょっと不安定な感じになった。
「最下層はインビジブルが殆ど無いんだったか?」
 普段は潤沢にある空間のインビジブルを集めて球体にするのだが、ここはいつもよりもインビジブルが少ないようだった。
 おかけでかき集めて作ったボールは不安定な状態である。
 恐らく、1シュートで壊れてしまうだろう。
「なら一球で決めるだけ。そんな試合、幾らでも経験があるさ」
 元プロサッカー選手であり、その技能を活用して戦っている光次。
 1球しかないならば、それに全てをかけるだけだと、集中力を高める。
『きょん、しー』
「決める……!!ハウンドショット」
 【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の体勢を取ったキョンシーに、光次は渾身のシュートを放つ!
『きょん、しーっ!?』
「真っ直ぐ向かってくる相手だ。キーパーの動きを読むよりずっと容易い」
 飛び跳ね移動によって回避しようとしていたキョンシーに対して光次は華麗なシュートでその中心を撃ち抜いた。
 そして強烈な回転がかかったボールはキョンシーの腹を押し込みつつ、最後には負荷に耐え切れなかったかのように爆発!!
 キョンシーを吹っ飛ばす。
「お、不安定なボールで爆発したのか。これは今後も何かに使えるか?」
「ナイスシュート!」
 らぴかや光次の勢いに乗って、他のメンバーも一斉に躍り出る。
「ヒャッハー!これでつまらねぇ用心棒も終わらせられるデース!最後の仕事として派手に暴れてやるデスヨ!」
 真綾は√能力を起動しながら、キョンシーの群れに突っ込み攻撃を仕掛けにいく。
「真綾ちゃん、本気殺すデース!」
 殲滅する白光蛇の牙。
 自身の【フォトンシザーズ】を【真夏の太陽の様に激烈】に輝く【超過機動状態】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍にする√能力だ。
 ただし受けるダメージを2倍になってしまうが……。
『きょん、しーっ!』
「ヒャッハー!威力はスゲェですが全然おせぇデース!」
 キョンシーの力まかせのライフル打撃は強力な一撃ではあるが、大振り。
 知性のない彼女たちの動きを読むのは真綾には容易だった。
「ヒャッハー!」
 逆に攻撃の隙を突いて手当たり次第に斬って捨てていく。
「魔眼!」
 他にも接近戦が得意な舞もまた、キョンシーたちの動きを見切り、残像が出来るようなアクションで回避していく。
「店内には机や椅子、多くのガジェットがあるから【乱戦遊戯】が最適だね」
 相手の剛腕を椅子を投げつけて受けて外す。
 机に背中を乗せて転がるように回避し、皿を顔にぶち込む。
 さながら昔のカンフー映画の如く機敏に長い手足を振り回して舞は乱戦を制していく。
「多少、店内や備品が壊れてしまうけど、キョンシーたちを倒すためならしょうがないよね」
 そもそもこれだけ騒ぎになれば、本来の持ち主がやってくると思うんでアルアル店主はこのまま夜逃げすると思われる。
 問題ない。
「よし! 今!」
 そして√能力の条件を満たしたところで、死体であるキョンシーに対して効果抜群な破魔属性を宿した2段蹴りをぶちかます!
『きょん、しー!?』
 周囲全てに2回攻撃に拡張した蹴りがキョンシーたちを吹っ飛ばす。
「死者らしく自らを省みない剛腕か。だがな、力自慢はお前らの専売特許じゃねぇぞ!」
 大きく隙を見せたキョンシーたちに、社が走り寄っていく。
「右ストレートでぶっ飛ばす!」
 拳を固めながらそう宣言すると、ブレザーの上着を脱いで投げ捨てる。
『きょん、しー!』
「おらぁ!」
 キョンシーの強化された剛腕が振るわれるが、社はそれを真正面から突撃すると、左手で弾いて、代わりに右手を振りかぶる。
「これでも食らいやがれー!」
 そのまま鍛え上げた心身から成る霊力と気功を練り上げることで融合させた霊気功を纏った拳で、キョンシーを殴り飛ばすのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

天・叢雲
お、ようやく来ましたか。
タダ飯も十分堪能しましたし、そろそろ運動もしなくてはいけませんね。

しかし術式施すより先に服くらい着せてやらないんでしょうか。
予算が無いのか、そういう性癖か。

🔵
ともあれやってやりましょう。
キョンシーらしくぴょんぴょこ移動する動きが逆に哀れを誘いますが――普通より鈍くなるようですし、それを利用させてもらいますか。

太刀の鯉口切りつつ、【騰蛟】でお相手します。
刀身に妖気流し込みながら、居合による霊力攻撃で強襲。

そのまま即座に再行動に繋げ、キョンシーらにやり返す暇も与えず畳み掛けます。
そうして退路を切り開き、客たちをその方向に誘導。

こっちが暴れてる隙に避難してくださいね。
アリエル・スチュアート
ふぅ、中々美味しかったわね、キムチチャーハン。
やっぱりお店の雰囲気がアレな程美味しい理論も証明されたし、ちゃんと用心棒らしく働くわ。

性質の善悪を問わず、店内にいる客は一応は守らないとね。
特に店主の損失は美味しい料理の損失よ。
フェアリーズをドローン操縦で避難誘導してもらって、安全を確保してもらってくわ。
言う事聞かない奴は不意打ちで気絶させても良いわ。

その後はキョンシー達への迎撃に回るわ。
と言うか、いくらアレな店だからってドレスコートぐらいはあるわよ?
ちゃんとした服を着てきなさいよ、全く。
いずれにせよ纏まっている所に向けて、高速詠唱で魔力溜めをした全力魔法のライトニングレイで一気に殲滅を狙うわよ。
トート・スノードロップ
おや、動いてはいるようだけどすでに死んでいるようだね。
だけど、そういった者たちを再び深い死の眠りに導くのもまた死神であるボクの…いや、この状況なら言い直したほうが良さそうだ。
ボクはトート、君たちみたいな迷惑者のための用心棒さ。

キョンシーはまだ死神の出番ではない人々に危害を加えようとしているようだね。
こういった状況なら大鎌を振るうよりここは【死神の双小鎌】の出番のようだ。
二振りの小鎌の攻撃回数なら群れをなした敵を収穫するのに適しているし、機動力が上がることによってお客への被害も迅速に阻止できそうだ。
それに高まった機動力は敵の攻撃を避けるのにも便利だろうからね。


「お、ようやく来ましたか。タダ飯も十分堪能しましたし、そろそろ運動もしなくてはいけませんね」
「ふぅ、中々美味しかったわね、キムチチャーハン。やっぱりお店の雰囲気がアレな程美味しい理論も証明されたし、ちゃんと用心棒らしく働くわ」
 天・叢雲(咒滓・h00314)とアリエル・スチュアート(片赤翼の若き女公爵・h00868)の二人は、食べていた料理を置くと用心棒席から立ち上がる。
 やって来たのは、この依頼のターゲットであるキョンシーどもだ。
「おや、動いてはいるようだけどすでに死んでいるようだね」
 トート・スノードロップ(人間災厄「グリム・リーパー」・h09445)は出くわした相手を観察する。
 死ぬべきモノに死を与える恐るべき存在であるとされる人間災厄であるトートとしては、動く死体たるキョンシーは関心が深いようであった。
「まだ死神の出番ではない人々に危害を加えようとしているようだね」
『きょん、しー』
 彼女たちは治安終わってる繫華街で「使い捨てられる人間」を手に入れようとマフィアが差し向けてきたようだ。
 客や店員など無差別に攫おうとしているようである。
「性質の善悪を問わず、店内にいる客は一応は守らないとね。特に店主の損失は美味しい料理の損失よ」
 アリエルは、フェアリーズをドローン操縦で避難誘導に回す。
 用心棒業務で予め店内に配備していた機体たちが一斉に客たちを案内し始める。
 なお、言う事聞かないようなお客さんもいたが、アリエルは問答無用の不意打ちで気絶させるとそのまま運び出していた。
 攫われてしまうよりはましだろう。
『きょん、しー!』
 もちろん、そんな事をしていれば、人攫いに来たキョンシーたちも黙っていない。
「そうはいきませんよ」
 叢雲は素早くキョンシーの向かう先に移動すると、太刀の鯉口を切りつつ進路を塞ぐ。
「君達のような存在を再び深い死の眠りに導くのもまた死神であるボクの……いや、この状況なら言い直したほうが良さそうだ」
 トートも他のキョンシーの前にいくと、彼女達を正面に見据え大鎌を構える。
「ボクはトート、君たちみたいな迷惑者のための用心棒さ」
『きょん、しー!』
 キョンシーたちは邪魔するものは排除せよという命令が符に刻まれているらしく、EDENのメンバーに攻撃を仕掛けて来る。
「と言うか、いくらアレな店だからってドレスコートぐらいはあるわよ? ちゃんとした服を着てきなさいよ、全く」
 アリエルはそう文句を言いながら高速詠唱で魔力溜めを開始。
 キョンシーたちがまとまっている所に向けて、全力魔法のライトニングレイを放つ。
「我が眼前の敵へと降り注げ、光よ! ライトニングレイ」
 雷光の雨が降り注ぐと、数百回攻撃の連打がキョンシーたちに浴びせられる。
「しかし術式施すより先に服くらい着せてやらないんでしょうか。予算が無いのか、そういう性癖か」
「服のセンスはボクの方がいいようだ」
 叢雲や奇抜な服装のトートも言うが、それもそのはず。
 殆ど裸の上に、符にを貼り付けただけ。
 武装はライフルだけという格好なのだ。
 まあ恐らくこれは規格の統一するのと、キョンシーの肉体の怪力によって並みの服装は勝手に破けてしまうからだろう。
『きょん、しー!』
 見た目にそぐわぬ怪力を発揮し、キョンシーは力任せのライフル打撃を繰り出してくる。
「ふむ。こういった状況なら大鎌を振るうよりここは【死神の双小鎌】の出番のようだ」
 店内の椅子やテーブルが乱雑に置かれている状況もあってトートは長物を使う戦闘スタイルから変更する。
「死神の鎌は刈り取る命に合わせて形を変えるのさ」
 √能力を使用すると、大鎌が【二振りの小鎌】に別れトートの両手に装備される。
 防御力は下がるが、これによってトートの攻撃回数と移動速度は一時的に4倍に跳ね上がる。
「二振りの小鎌の攻撃回数なら群れをなした敵を収穫するのに適しているし、機動力が上がることによってお客への被害も迅速に阻止できそうだ」
『きょん、しー!!』
 振るわれる剛腕をトートは素早い動きで躱しながら、代わりに小鎌の刃をサクっと入れる。
「それに高まった機動力は敵の攻撃を避けるのにも便利だろうからね」
 それを皮切りにトートは歩くような速さで移動しながらキョンシーの群れに刃を煌めかせていく。
『きょん、きょん、きょん、しー』
 生き残っている奥のキョンシーたちが【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の体勢を取るとぴょんぴょこし始める。
 明らかに速度は遅くなったが、呪術的なものだろう。
 代わりに急激にその存在感が薄れていく。
 戦闘を避けて一般人を攫うつもりのようだ。
「キョンシーらしくぴょんぴょこ移動する動きが逆に哀れを誘いますが――普通より鈍くなるようですし、それを利用させてもらいますか」
 もちろん、守りに入っていた叢雲がそんなことは許さない。
 刀身に妖気流し込みながら、居合による霊力攻撃で強襲しにいく。
「雷騰雲奔、須臾に留まらず――とね」
 √能力を駆使した【素早く踏み込んでの霊剣術】が相手のキョンシーの皮膚を裂く。
 動きも鈍くなっている上に、他に服を着ていないのでほぼ確実に当てられる。
 そして√能力によって、相手の身体の特定部位を破壊すれば即座に再行動が可能となるのだ。
「畳み掛けます」
 やり返す暇も与えず、1体ずつ確実に処理していく叢雲。
 そうして退路を切り開き、客たちを逃がしていく。
「こっちが暴れてる隙に避難してくださいね」
 3人の活躍によって店の一角にいたお客は安全に逃げられ、そしてそちらに来たキョンシーどもを撃退できるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

楊・詩
ん、来ましたね。さて。
(饅頭(マントウ)っぽいナニカを齧っていたら、いよいよ本命が発生したらしい……立ち上がると共に座ってた椅子を掴み、ブン投げてキョンシーにぶつける!)
ヨーイドンで始まる試合だけが闘いじゃあないですし、そも先に奇襲仕掛けてきたのはソチラですし。

ともあれ此処からが本番です、変身。
(アトマイザーにミズチアンプルをセット!)

イヨイヨもって大乱戦スタートって?敵も多けりゃ味方も多いし。
まっ、あんまし行儀よくやる積りは無いんでそこんとこヨロシク。
(椅子を盾にしたり鈍器にしたり、他のモノもちょくちょく活躍。左腕の触手鞭でアツアツ中華鍋をブン回す『即席アチチ流星錘』なんて荒業も使うゾ!)


「ん、来ましたね。さて」
 饅頭(マントウ)っぽいナニカを齧っていた楊・詩(人造邪仙/蛇竜怪人ミズチトーメンター・h06611)はにわかに騒がしくなった店内を見る。
 そこには店の中に侵入してくるキョンシーどもがいた。
 あれらこそが、今回の依頼の本来の目的。
 長らく用心棒をしていたのも今この時、このキョンシーどもを撃退するためだったのだ。
 このキョンシーは悪の√能力者によって使役された存在。
 並みの一般人では全く歯が立たず、「使い捨てられる人間」を武力で回収しにきたのだ。
『きょん、しー!』
「よっ」
 そんなキョンシーに、詩は座っていた椅子を掴むとブン投げた。
「ヨーイドンで始まる試合だけが闘いじゃあないですし、そも先に奇襲仕掛けてきたのはソチラですし」
 意表を突いた先制攻撃にキョンシーは意識を取られている内に詩は滑るようにテーブルの上を乗り越えて突撃する。
「ともあれ此処からが本番です、変身」
 怪薬変異刀ソードアトマイザー、ミズチアンプル、セット!!
 蛇竜怪人ミズチトーメンター!!!
「六龍會式武闘術をお見せしますよ」
 突如身体から蛟の要素を含んだ部位が飛び出し、角と蛇の舌を生やした詩が触手鞭を振るってキョンシーを打つ。
「イヨイヨもって大乱戦スタートって?敵も多けりゃ味方も多いし」
 見れば他の用心棒たちも戦いを開始し始めていた。
 一般人相手では無双するキョンシーでも、√能力者であれば話は別のようだ。
 数は多いし、お客も混ざっているしで店内はかなりの大騒ぎになってきた。
 とはいえ、詩もそういった戦場は嫌いではない。
『きょんきょん、しー』
 奥のキョンシーは戦いよりも攫う人間の方を優先するつもりなのか、【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の体勢を取ると存在感を希薄にしてきた。
 √能力で肉眼以外の探査を逃れようとしているようである。
「任務優先結構だけど、それじゃ僕はそっちをやろうかね」
 ぬるりと隙間を塗って移動した詩は、そんな戦闘を避けようとしていたキョンシーどもの側面につく。
「まっ、あんまし行儀よくやる積りは無いんでそこんとこヨロシク」
 そこらの椅子を盾にしたえい鈍器にしたり、どーんと押して味方の雷の魔術の範囲に押し込んだり。
 独特の飛び跳ね移動をするポーズは戦闘には向かないようで、詩は思いっきり暴れ回った。
「これぞ『即席アチチ流星錘』」
🔵​🔵​🔵​ 大成功

矢神・霊菜(サポート)
◆NG
エロ、酒、タバコ、公序良俗違反

◆性格
楽しい事好きで好奇心旺盛。冒険者の傍ら別√へ行く事を異世界ピクニックと宣う豪胆さ。
反面、母親らしい大らかさも持ち合わせていて大抵の事は「あらあら」で済ませがち。
子供が巻き込まれる事件にはちょっと敏感。
夫が最愛でよく惚気るが本人は大概惚気てる自覚がない。

◆戦い方
主武器は融成流転(近接戦闘時は最適と思う武器に錬成して使用)
↑剣が多いけど槍や戦槌、篭手など多様。
遠距離攻撃は術式魔銃-雷霆-を使う。
神霊『氷翼漣璃』と連携を取る事もあれば、囮を頼むこともある。
時々クリスタルスノーを爆弾(高魔力の爆発)代わりにする。
√能力は使えそうなのを好きに使ってください。
リズ・ダブルエックス(サポート)
 AK47の|少女人形《レプリノイド》のレインメーカー×重甲着装者、15歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、演技時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 √能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
シルヴィア・ノーチェイサー(サポート)
人間(√ウォーゾーン)の戦線工兵×雷の|精霊銃士《エレメンタルガンナー》、22歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
年下には「柔らかい(私、キミ、ね、よ、なの、かしら?)」です。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。R-18展開はなしの方向で。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
アメリア・ウィスタリア(サポート)
「お手伝いですか?承知いたしました」

レインメーカー×ジェネラルレギオンの義体サイボーグの少女。
一人称はわたくし、二人称はあなた、~さん(仲が良い人は名前呼び捨て)で、お嬢さま口調です。
習得している技能、装備アイテムを適宜使用して行動します。√能力は指定したものを使用します。
他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。
あとはおまかせします。よろしくおねがいします。
神楽・更紗(サポート)
√妖怪百鬼夜行出身。天狗の一族に育てられた半人半妖の銀毛九尾の狐。高い霊力と不思議道具を操り男らしく自由奔放に振舞う祓魔師。蝶のように舞う喧嘩殺法と死霊を操り霊気を放つ近遠距離な戦闘スタイルで立ち回る。 身長:165㎝ 欠落:酒の味以外の味覚と食欲、その他多数 趣味:餌付け

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
真壁・蒼穹(サポート)
集団戦は持ちうるアイテムや突出した部分はないながらも粗削りな技能(のちに増加傾向)、持ちうる√能力を駆使して突破します。場合によっては消耗を抑えるため技能とアイテムのみで立ち回ることも多いです。基本的に敵の数が多いので迅速な対応を目指します。また相手にギミックがある場合はそれを解除するための一番槍を被ることも厭いません。また敵とはいえ絶対的に倒すべき、殺すべき対象とは考えておらず時と場合によっては無力化・鎮圧ののちに話し合って解決するものは可能な限りそうしたいと考えています。√能力を使用するとカロリーを消費するのでカロリー補給用のお菓子などを携帯しています。あとは比較的おまかせです。


『きょん、しー!!!』
 √仙術サイバーの積層都市最下層。
 治安が終わってる系の繁華街のとある中華料理店に、キョンシーどもが襲撃してきた!
「あらあら。せっかく美味しい中華料理を食べていたのにね」
 矢神・霊菜(氷華・h00124)はにわかに騒がしくなった店内に手を付けていた料理を置いた。
 この料理は、EDENよりきた『用心棒』のために振るわれているまかないである。
「ですが、これも用心棒の任務とあれば対応する必要があるでしょう」
 リズ・ダブルエックス(ReFake・h00646)もエビチリっぽいナニかをもぐもぐごくんと飲み込むと立ち上がる。
 こういった武力が必要な時に動くために料理を貰っていたのだ。
「食事の邪魔をするのはよくないよね」
 真壁・蒼穹(飛燕空剣流末弟子・h02281)も食べていた料理をテーブルに置いて、代わりに剣を握る。
「√仙術サイバーの酒を楽しんでいるというのに。迷惑だな」
 食事には手をつかず、酒のみを飲んでいた神楽・更紗(深淵の獄・h04673)もゆらりと席を立つ。
「まだ、杏仁豆腐を食べ終えていないのですが……」
 用心棒席で杏仁豆腐っぽいナニかを食べていたシルヴィア・ノーチェイサー(人として・h09162)は名残惜しそうに。
 しかし、戦いがあるのであればと仕方なく席を立ち、戦闘準備を素早く整える。
「お手伝いですか? 承知いたしました」
 金髪碧眼。左眼と左手脚が義肢、皮膚の一部が疑似皮膚のサイボーグ、アメリア・ウィスタリア(博士の作品・h03849)も優美さを感じさせる仕草で行動に移る。
『きょん、しー!!!』
 このキョンシーたちは、マフィアが差し向けてきた兵隊のようだ。
 治安終わってる繫華街で「使い捨てられる人間」を手に入れようと、店の客などを狙ってきている。
 √能力を使える上に、そもそも肉体改造などによって怪力になっているキョンシーは、一般人では抵抗できるものではない。
 速やかに、一般人を守りながら排除する必要があるだろう。
「せっかく新しい世界で、楽しそうな場所だったのに。人攫いなんて迷惑ね」
 √仙術サイバーの中華料理店を楽しんでいた霊菜はやってきたキョンシーに【竜漿】を雷へと変換し作り出したプラズマソードで斬りかかる。
『きょん、しーっ!?』
「それに……」
 斬撃を放ち、攫われそうになっていた一般人をかばうように身体を差し込むと、霊菜は柔和だった表情を鋭くする。
「子どもを狙うってことなら、放ってはおけないわ」
 キョンシーたちは使い捨てられる人間ならば、老若男女問わず無差別に攫おうとしていた。
 それは、EDENのメンバーが用心棒をしていたおかげで治安が多少はよくなっていたが故にお客として来ていた子どもも対象だったのだ。
 一人の母として霊菜も子どもを狙う相手を許すはずはなかった。
「援護いたしますわ。マルチ・サイバー・リンケージ・システム」
 アメリアは【サイバー・リンケージ・ワイヤー】を霊菜に接続すると、√能力を起動。
 命中率と反応速度を1.5倍に引き上げる。
「雷刃」
 更に己の√能力によって、自身でも攻撃回数と移動速度を4倍にした霊菜。
 そのスピードは、圧倒的となりプラズマソードで殴りかかってくるキョンシーたちを撃破していく。
「レインシステム起動」
 リズは武装を展開するとキョンシーたちに突撃していく。
『きょん、しー!!』
 キョンシーたちは人攫いの邪魔をする相手は力によって排除するようにプログラムされているらしく、リズに攻撃を仕掛けて来る。
 改造されたことで得られた剛腕を振るって、その腕が負荷に耐えきれずに破壊されようとも邪魔者を殴り飛ばそうとしてくる。
「LXM・力場展開モード。近接打撃へと移行。LXMでの白兵は斬るだけでは有りません!」
 リズは相手の攻撃を見極めると、【敵を弾き飛ばす力場を展開】する。
 そのまま敢えて相手の捨て身の剛腕を力場で受けながら、反撃に近接攻撃を仕掛けにいく。
『きょん、しーっ!?』
 力場にぶち当たったキョンシーの腕は肉体の限界を超えて強制的に出力させられていた怪力に耐え切れずに破損。
 満足に防御も出来ずにリズの追い打ちによって撃破されていく。
「『本当』を知る為に必要な行為……食事を邪魔するならば容赦はしません」
 リズはそのまま勢いに乗ってキョンシーたちを次々と撃破していく。
「飛燕空剣流変則形……私じゃオリジナルには遠いけど、こういう使い方ならできる!食の力を思い知りなさいっ!」
 同じく、食事をしっかりととっていた蒼穹がそれに続く。
「テイスティング・フィニッシュテイスティング・フィニッシュ!」
 エビチリっぽいナニかや、杏仁豆腐っぽいナニかなど。
 用心棒席でご馳走になった中華料理の【カロリーから得たオーラ】を纏うと抜刀と共にキョンシーたちに向かう。
『きょん、しー!!』
 キョンシーたちは悲嘆に満ちた断末魔の叫びを放とうと構えたが。
「遅いっ!」
 √能力によって移動速度が3倍。
 装甲を貫通する威力2倍の技を使えるようになった蒼穹は相手に反応される前に切り裂く!
「ただ酒もよかったが、飲んだ分は仕事をしてやらんとな」
 更紗も客を連れ去ろうとしていたキョンシーの一体に喧嘩キックをお見舞いすると、一般人を守るように並び立つ。
「影跳ねて 縫うて果てなむ 霊の波」
 そのまま【影が実体化する手影絵遊び】による牽制を仕掛ける。
『きょん、しー!?』
「そらそら、影遊びはしたことないのか?」
 キョンシーは予め符術で入力された呪いに沿って行動しているためか、影絵の対処に完全に翻弄されていた。
 そこに更紗は更に【対象の影を固定する影縫い】による捕縛を仕掛ければ。
「風よ踊れ、アレグレット! |風妖精の悪戯《ダンシングシルフィード》」
 月女神の狩猟を構えていたシルヴィアが、【風】属性の弾丸を射出!
 動きを止められていたキョンシーに逃れる術はなく、√能力を付与された攻撃は【旋風】によって周囲のキョンシーを攻撃!
 味方には【追い風と酸素の体内循環】による戦闘力強化を与えられる。
『きょん、しー!?』
「影法師」
 そこに更紗も【戦闘力強化と対象を内部から破壊する霊波】による強撃を追撃させ、残党を処理する。
 こうしてENDEのメンバーが用心棒となっていた店は、キョンシーたちの襲撃を迎え撃つのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​ 成功

萩高・瑠衣(サポート)
人間(√EDEN)の|錬金騎士《アルケミストフェンサー》×レゾナンスディーヴァ、18歳の女です。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、負傷したら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

主に、篠笛を演奏することによる何らかの効果を期待した行動を取って事態の解決に貢献しようとします。
近接戦闘も譜面台を振り回す物理攻撃や改造楽器ケースによる魔力攻撃で対応しようとしますが、防御はちょっと苦手です。
他の√能力者さんとなるべく協力し、公序良俗に反することは行いません。
後はお任せいたします!
ルーネシア・ルナトゥス・ルター(サポート)
職業暗殺者×雷の精霊銃士
一人称:私
二人称:名前+君
軽口をよくたたく、飄々とした中性的な口調の狼獣人お姉さんです(だね、だよ、だよね、なのかな?)
・とんでもない甘党
・寒いの大好き
・√能力はどれでも使用可能
・味方と協力して対処します
・アドリブや連携、歓迎します
・公序良俗に反する行動は行いません

おっと、何気なくフラフラと歩いていれば……犬も歩けば棒に当たるということかな?私は狼だけどね!
ここで会ったのも何かの縁。もちろん協力させてもらうよ。
痛みや狂気には多少の耐性はあるからね、多少の怪我は厭わず積極的に味方をアシストしよう。
あとはその場その場で動くけど、得意分野は暗殺さ。現地ではよろしく頼むよ。


『きょん、しー!!』
 √仙術サイバーのとある中華料理店にキョンシーどもが襲撃してきた!
 彼女たちは「使い捨てられる人間」を手に入れようとマフィアが差し向けてきたようだ。
 呪術的にも改造されたキョンシーは怪力で、√能力のない一般人では抵抗することなど出来ないだろう。
「おっと、何気なくフラフラと歩いていれば……犬も歩けば棒に当たるということかな?私は狼だけどね!」
 だがここには、ルーネシア・ルナトゥス・ルター(逢魔銀・h04931)がいた!
「ここで会ったのも何かの縁。というか、甘くておいしい杏仁豆腐を頂いたんだ。その分はもちろん協力させてもらうよ」
 ルーネシアはこの中華料理店に用心棒として雇われていたのである。
 なお、しのぎの内容は中華料理……杏仁豆腐っぽいナニかであった。
「せっかく新しい√世界なのに、騒々しいのね」
 同じく用心棒席にいた萩高・瑠衣(なくしたノートが見つからない・h00256)もキョンシー襲来に立ち上がる。
『きょん、しー!!』
 そんな二人に対して、外敵は排除するように命令が入っているのだろう。
 キョンシーはその怪力任せの剛腕を振るって来る。
「……(ピリリリリりりり……)」
 瑠衣はそんなキョンシーに対して、鋭い眼光を向けたまま篠笛を吹く。
「|偽伝・鼓囃子《ツヅミウチモドキ》」
 特殊な周波数の音波を放ち、相手を最大で震度7相当の震動を与え続ける√能力である。
『きょん!?』
 剛腕が届くより前に、激しい震動に見舞われたキョンシーは何が起きているのか把握できずにバランスを崩して倒れ込む。
 どれだけの剛力があろうとも、振るえる距離にいなければ意味はなかった。
「狼人間は銀弾で殺せるという伝承を、君は知っているかな?」
 転がったキョンシーたちにルーネシアが白銀の精霊銃を向ける。
 そして√能力を込めると共に遠距離攻撃を仕掛ける。
「銀弾『雷霆逢魔銀』」
 【一体化した聖属性と雷】属性の弾丸を射出すると、着弾地点から【爆発的な放電】が放たれ、キョンシーたちを感電させる。
『きょん、しーっ!?』
 死人を素材に使われたキョンシーには聖属性も有効で、大きなダメージを与えるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

柳檀峰・祇雅乃(サポート)
√EDEN生まれの人間で、本人曰くおもちゃ屋で魔女です。
子供好きで、困っている人がいたら出来る範囲で助けてあげようとする程度には善良で、子供の敵と転売屋などの小売業(特におもちゃ屋)の敵には苛烈です。
頭を使って解決できそうな問題は出来るだけ頭を捻りますし、何事も丁寧に対応しようとしますが、一方で敵対者に暴力を振るうことを厭わない程度には好戦的です。
戦闘スタイルは、生来の若干異常な身体能力と格闘センスを活かした喧嘩殺法に魔法を組み合わせたものです。
魔導書は鈍器として使うことが多いです。
√能力は状況に応じてどれでも使います。

以上を基本として、シナリオに合わせて思うままに動かして頂ければと思います。
廻夜・歌留多(サポート)
はい、どーも。あたしはサポート特化キャラよ。支援行動が強いRPGとかで、回復とかバフ・デバフ付与だけやる枠作ったりするでしょ?アレよ。

簡単に自己紹介すると、あたしは野良ギャンブラー。√能力で賭場を荒らして生きてきた感じの生き物。ギャンブルで培った、イカサマ・手癖の悪さ・心理操作・クソ度胸の技能で、何事も大体乗り切れると思うのよね。交渉とか調査とかなら一人でも大丈夫だと思うわ。戦闘力はゼロとして扱ってほしいけど、先述の通りサポート特化で主役に同行させる感じでよろしくね。
善悪には無頓着。動機は大体賭場に行く種銭とか恩義作り。共感よりも利で動くタチだけど、お人好しが嫌いなわけじゃないわ。よろしくね
アノマニス・ネームレス(サポート)
人間災厄「統一言語」の心霊テロリスト×|統一言語魔術師《ブラックウィザード》、22歳の女デス
普段の口調は「エセ外国人(我輩、ユー、デス、マス、デスネ、デショウカ?)」

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します
他の√能力者に迷惑をかける行為はしません
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません

テロリストの手で良ければお貸しシマスヨ
迷える子羊を導くのも我輩の使命でありマスカラネ
なぁに、ちょっとばかり派手にやるだけデス
解決すればいいんデショウ?
かくあれかし、とそう願っておりマスカラネ

あとはおまかせ。よろしくおねがいシマス!
御門・雷華(サポート)
外見は学生だが、長命種のエルフで幼い頃よりダンジョンを攻略してきたベテラン冒険者。
クールで素っ気ないが、意外と情に厚い。
口調(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)
礼節を示す時もある(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)

戦闘:敵の動きを【見切り】精霊銃から『エレメンタルバレット』を【クイックドロウ】で早撃ちして、雷【属性攻撃】の爆発を発生させる。
狙いにくい相手なら自分の足下に早撃ちする。
雷光の【目潰し】や【マヒ攻撃】で動きを鈍らせたり足止めした敵に、帯電で強化した『瞬脚』を叩き込み、敵の攻撃を【残像】【ダッシュ】【ジャンプ】を活かした【高速移動】で回避し、跳び蹴りを放つ。


『きょん、しー!!』
 √仙術サイバーのとある中華料理店にキョンシーどもが襲撃してきた!
 彼女たちは「使い捨てられる人間」を手に入れようとマフィアが差し向けてきたようだ。
 呪術的にも改造されたキョンシーは怪力で、√能力のない一般人では抵抗することなど出来ないだろう。
「子供の敵は許せないのよね」
 キョンシーにとっては「使い捨てられる人間」は老若男女は関係ない。
 そのために逃げ遅れた子供に手を出そうとしたところを柳檀峰・祇雅乃(おもちゃ屋の魔女・h00217)が間に入って殴り飛ばす。
「『おもちゃのハウザー』としても、こういう繁華街のお客さんの調査は必要なのよ」
 手に持った魔導書で殴ってぶって、最後は蹴りで距離を離す。
『きょん、しーっ!?』
 呪術的にも改造された肉体のキョンシーは怪力の持ち主なのだが、祇雅乃は高い身体能力で負けずに対抗していた。
「この店には、エビチリを貰ったのよ。一食分の働きはするわ」
 そこに御門・雷華(エルフの精霊格闘者・h00930)が雷の魔弾を打ち込み、相手を痺れさせる。
 ENDEのメンバーは用心棒として雇われており、そのお題の代わりに店主から中華料理が振る舞われていたのだ。
 冒険者の心を持ち義理堅い雷華としては、食べた分だけ働くのは当たり前であった。
「おっと、あたしも別にあんたらの善悪とかには興味はないけど、お代を貰ったからには用心棒の仕事は果たさせてもらうわ」
 廻夜・歌留多(真っ赤な嘘のイカサマ師・h06203)も中華料理を貰った礼だと、キョンシーの行く手を阻みにかかる。
「テロリストの手で良ければお貸しシマスヨ。迷える子羊を導くのも我輩の使命でありマスカラネ」
 人間災厄「統一言語」の心霊テロリスト、アノマニス・ネームレス(塔の魔女・h00202)も用心棒席から立つとキョンシーたちに向き直る。
「なぁに、ちょっとばかり派手にやるだけデス。解決すればいいんデショウ?。かくあれかし、とそう願っておりマスカラネ」
 アノマニスは心霊テロ組織を築きあげ、人々に害をなしているテロリストだが、だからと言って、キョンシーたちを放っておく訳ではない。
『きょん、しー!』
 だが、キョンシーもただやられるだけではない。
 店で「使い捨てられる人間」の確保を邪魔するものがいれば、力をもって排除するように予め命令が刻まれているようだ。
 √能力を解放すると、己の肉体の限界を超える剛力を無理矢理発揮させ、その腕で殴りかかって来る。
『きょん、きょん、しー』
 また後方にいる別のキョンシーたちは、【両手両足を揃えた飛び跳ね移動】の構えを取る。
 √能力によって、その存在感が薄くなっていき、気配を隠したまま迂回して、子どもを確保するつもりのようであった。
「こんな事もあろうかと!予め電力の供給を断っておきマシタ!」
 しかし、このキョンシーの能力は既に星詠みによって予知されたもの。
 アノマニスは用心棒をしている間に、事前に行っていた【変電所爆破テロ】作戦がここでポチリ。
 バチバチっと一瞬、店内の照明が消えて視界が暗くなった。
『きょん!?』
 一瞬攻撃対象や、迂回経路を見失ったキョンシーたちは動きに混乱が生じる。
 そしてその一瞬の隙があれば十分であた。
「呪いよ、我が身を介して広がれ」
 冷静に祇雅乃は√能力を解放した。
「伝播する呪い」
 【呪いの魔法】を起動して、自身の身体部位ひとつを【祇雅乃にのみ解呪可能な呪いで使用不能に】すると、キョンシーたちも同じ部位が使用不能なる。
 指定するのは、両足であった。
『きょん、しーっ!?』
「どれだけ力が凄くても、足が動かないのじゃあ意味はないよね」
 キョンシーたちは、突然足が動かなくなって正面から倒れ込む。
 符術によって刻まれた命令通りに動いているだけの存在であるが故に、想定外の動作不良には対応できないようであった。
 当然、剛力で殴ろうとしたキョンシーも、隠れて迂回しようとしたキョンシーもうごうごと蠢くだけだ。
「不利を悟ったみたいじゃない?残念ね、見逃すやつはここには居ないのよ!」
 そこに歌留多が、野良ギャンブラー心得:強敵の不運は追い込み続けろを仕掛ける!
 【失敗への恐怖感を最大化させる心理的圧力】を放つ事で、相手に最大で震度7相当の震動を与え続けることのできる√能力だ!
 足が動かず、想定外の状況に陥ったキョンシーたちは視界も揺れて完全に復帰困難な状況になっていた!
「流石にここまで動けない相手であれば外すのも難しわね。エレメンタルバレット『雷霆万鈞』」
 そしてコケて絡まったままのキョンシーに雷華は精霊銃を向けると√能力を解放。
 【雷】属性の弾丸を射出し、着弾地点に【爆発】を起こし、いっきに殲滅するのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​ 成功

張・欣怡
突然の僵尸襲来にびっくりして揚げ物用のお鍋をひっくり返してしまいます。
「店長大変です、油の入ったお鍋をひっくり返して炎上しちゃいました」
意味は勿論あります。

この場において一番厄介なのは向こうの視界内の対象に対して放たれる術、なので一般の店長やチンピラが視界に入らぬ様炎で壁を作らせてもらいました。
「あぁ、でも用心棒や僵尸と分断されたのは僥倖ですね、皆さん今の内に頭を下げて裏口から脱出しましょう」
こうすればさらに視界に収めるのは困難になるでしょう。

さて、脱出出来た所でうちは本来のお仕事を済ませましょうか。
店長をこっそり絞め落としてそこら辺に捨てておきましょう。
本来のお店の持ち主からの依頼…普段ならこの手の依頼は引き受けませんがEDENの皆さんにも興味がありましたからね、都合が良かったです。

さてEDENの皆さんは大丈夫でしょうか、念の為に店内に置かれていた招きパンダに仙力を注いで宝具化させておきましたが…。
無事に終わって皆さんが望むようならしれっと厨房に入って料理を振舞いましょうか。


 他のENDEのメンバーが用心棒席で大立ち回りをしている中、張・欣怡(ご注文をお伺いします・h12285)は違う場所にいた。
「店長大変です、油の入ったお鍋をひっくり返して炎上しちゃいました」
『アルゥ~!? そんな事言ってる場合じゃないアルよぉ~!?』
 用心棒ではなく、店員の中にしれっと混ざっていた欣怡は厨房でキョンシー襲撃に合っていた。
 突然の襲来にびっくりして揚げ物用のお鍋をひっくり返してしまったのだ。
(意味は勿論あります)
 あわあわしているアルアル店主を強引に奥へと押し込みながら欣怡は厨房への入口を、敢えて炎を燃え上がらせることで塞いだのだ。
「この場において一番厄介なのは向こうの視界内の対象に対して放たれる術。なので視界を遮る壁を作らせてもらいました」
 事前に星詠みの予知によって相手の能力は判明している。
 防御不可、それも視界内に入れるだけで影響を与えるバンシーキョンシーこそが、一般人を守るのが難しい√能力なのである。
「あぁ、でも用心棒や僵尸と分断されたのは僥倖ですね、皆さん今の内に頭を下げて裏口から脱出しましょう」
『アルぅ~、ここもそろそろ逃げないといけないアルかぁ~』
『あばよとっちゃーん!!』
『アデュオス!』
 なんやかんやで治安が終わってる繫華街の住人は襲撃の衝撃から我に帰れば、脱出口から各自勝手に散っていく。
 危険を感知したら素早く逃げるという判断も出来ないようでは、力なく|鬼城《ゴーストタウン》は生き残れないのだ。
「さて、脱出出来た所でうちは本来のお仕事を済ませましょうか」
『アル? そういえば、これから夜逃げすることにするアルが、一緒にくるアルか?』
「いえ、店長には他に用事がありますから。えい」
『アル!?』
 働き者だった欣怡は一緒に別の場所で料理店を開く時に雇いたいとか若干思っていたアルアル店主に、欣怡はさくっと絞め落とす。
『アルゥ~……』
「本来のお店の持ち主からの依頼……普段ならこの手の依頼は引き受けませんがEDENの皆さんにも興味がありましたからね、都合が良かったです」
 どういう依頼かよくわからないが、意識を失ったアルアル店主をそこら辺に捨てる欣怡。
 ともかく彼女のメインの目的は達成されたようであった。
「さてEDENの皆さんは大丈夫でしょうか、念の為に店内に置かれていた招きパンダに仙力を注いで宝具化させておきましたが……」
 ひとまず周囲の安全確認は出来た欣怡は未だに激しく争っている音が聞こえる店内に意識を向ける。
 √能力が発動して、宝具が戦闘行為を始めたのまでは感じ取れたが、中がどうなったいるのか具体的には分からない。
『パパパ、パーンダァァァァ!!!!』
『きょーん、しーー!!』
 分かんないけどまあなんか大変そうだし、あとキョンシーの声はどんどん減っていってるので多分大丈夫そうだった。
「無事に終わっても……流石に厨房も店内も荒れ放題では、料理の再提供は難しそうですか」
 そういえば鍋をひっくり返していたのを思い出して欣怡はもうここでは出来る事はなさそうだと確認する。
「それでは」
 そして欣怡はしれっと繫華街の中の人混みの中に紛れていく。
 背後では招きパンダが火を噴いてキョンシーたちを鎮圧する音が聞こえていたが、もう問題ないだろう。
 欣怡はそのまま振り返ることなく去っていくのだった。


 因みに、アルアル店主は星詠みされているので、暫くしたら夜逃げしてどっか別の場所で(違法に)店を開き直していたのだった。


 キョンシー襲撃を撃破!
 ミッションコンプリート!
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

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