妖古書店【夢現堂】

【個別】夏来に香りし本の山

夢見月・桜紅 5月14日20時

外では夏の気配を漂わせている、そんなある日のこと。
今日も今日とて、古書店の店主は本棚の整理を──ではなく、今日は周りに本の山を積み上げて読書日和のようで?


🎤発言可能🌸
#霧生・果苹
#夢見月・桜紅
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夢見月・桜紅 5月14日21時
(そんな外の様子と裏腹に、古書店の中はほんのりひんやりとしている)
(古書店店主はというと。入り口から少し奥の本棚付近で本の山を積み立てて)

……、……。
(静かに本のページを捲っていた。)
(あなたが書店に入った時には、誰もいないような錯覚を覚えるかもしれない。ただ微かに、ページを捲る音がするだけで……)
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霧生・果苹 5月14日21時
たしか…この辺り、だったよね。
(以前伺った情報を頼りに、目の前の古書店の入り口に立つ。伊達眼鏡をかけて制服を着た少女は、いつもの姿とは少し違った雰囲気があるだろう)

もう入っちゃっても良いのかな…お邪魔します…?
(扉を開けて店内へと入ればとても静かな空間が広がる。あまりに静かすぎてそもそも営業してるかすらわからないほどだ)
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夢見月・桜紅 5月14日21時
(声を上げるも……誰もいないのだろうか、というくらい静かな店内。古い紙の香りが漂う中で、ただ一つ分かるのは)

(──ぱらり。ページの捲る音。誰かいるのかもしれない。)
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霧生・果苹 5月14日21時
…誰もいない…みたい、だけど。
桜紅さん、外出中とか…?店を開けたままにするのは不用心すぎると思うけど…。
(そのまま奥に進めば紙の匂いはより強まって、耳をすませば何かを捲るような音が聞こえた)
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霧生・果苹 5月14日21時
…やっぱり誰かいるみたい。
すみませーん、誰かいませんかー?
(あまりに静かな空間ゆえに少しだけ声を張って呼び掛ければ、それは瞬く間に広がる事だろう)
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夢見月・桜紅 5月14日21時
……え、ぁ、わ、わ!?
(澄み渡った声は、ようやく音の主に届いたらしい)

は、はーい! い、います、います、よ……わ、わわわっ!?
(慌てて本を閉じる音、本をどかそうと動かす音、からの……)
(……ばたたたたっ! と何かが崩れるような音が聞こえるだろう。店の少し、奥の方からだ)
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夢見月・桜紅 5月14日21時
あう……や、やっちゃいまし、た……
(奥の方からもぞもぞと出てくる、古書店店主の姿──少し埃を被っている──があった)
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霧生・果苹 5月14日21時
えっ!?ちょっ…何事!?
(何やら雪崩のように大きな崩れる音が聞こえて慌てて奥の方へと走って)
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霧生・果苹 5月14日21時
(奥まで足を踏み入れれば、そこには崩れた本の山?らしきものと…埃まみれの見慣れた店主の姿があった)

あ、桜紅さん…!
誰も居ないと思ってたらここに居たんですね…。
…えっと、大丈夫ですか?
(立ち上がらせようとそっと手を差し出す)
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夢見月・桜紅 5月14日21時
いたた……はい、大丈夫です、よー。何冊か、本が落ちてしまったくらい、で。
(見上げれば、伊達眼鏡をかけた制服姿のあなたに、一瞬記憶を辿ってから)

まぁ! 果苹さん! その服は制服です、か? 眼鏡ととても似合っています、ね。
(なんて、のほほんとしながら、あなたの手を取り、ゆっくり立ち上がるだろう)
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夢見月・桜紅 5月14日21時
ここまで暑かった、でしょう。何か、冷たい飲み物でも飲みます、か?
(そっと、問いかけてみる)
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霧生・果苹 5月14日21時
いや…結構すごい音してましたけれど。
とりあえず、怪我がなければ何よりです。
(手を取ればゆっくり立ち上がらせて)

え、えぇ。学校帰りに来たものですから。
学校に通ってる時は眼鏡かけてるんです。
(相変わらずのんびりした人だなぁ、なんて思いながら)
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霧生・果苹 5月14日21時
あ…いいんですか。
少し喉も渇いていたので、助かります。
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夢見月・桜紅 5月14日22時
果苹さんに怪我がなければ、良いのです、よー。
(うんうん、と頷いて)

今日は学校帰りでした、か。学校は楽しいです、か? あっ、答えにくいなら、言わなくて大丈夫ですから、ね。
(聞いてみたいだけなので、とほのぼのした雰囲気で)
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夢見月・桜紅 5月14日22時
(そんな問いかけもしつつ、とことこと冷蔵庫から冷えた緑茶を取り出して)
(ガラスのコップになみなみと注ぐ。お茶請けは練り切りだ)
はい、こちらにどうぞ、です。

(店内に設けられているカフェスペースらしい場所、テーブルにそれらを置いて、どうぞ、と椅子を示すのだ)
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霧生・果苹 5月14日22時
そんな答えにくい話題でもありませんよ。
学校はまぁ楽しいといえば楽しいですし。
なかなか両立するのは大変といえば大変ですけど、友達やクラスメイトと過ごす時間はやっぱり好きですから。
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霧生・果苹 5月14日22時
(案内されたカフェスペースを見れば、思わずおぉ、と声が溢れる)
ちゃんと読書用のスペースまである…。
古書店って聞いていたけど、思いのほか広いし本の量も凄いですね…。

これらの本、全て桜紅さんが用意したものなんですか?
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夢見月・桜紅 5月14日22時
まぁ! そうでした、か!
(良かった、と安堵して)
お勉強、大変そうですもの、ね。私は、実はお勉強というのが、あんまり分からないのです、が。
お客様にも、果苹さんのような学生さんがいて……いつも宿題を頑張っている、ので……
(興味があるのだ、と。)
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夢見月・桜紅 5月14日22時
ふふ、そうでしょう? 少しでも、読書を楽しんで欲しい、と思って。
(微笑んでから、問われたことには……首を横に振って)

いえ、これらの本は、ほとんど……前の店主や、持ち込みでいただいた本が多いです、よ。
私が集めた本は、全体を100とするなら、1くらい、です。持ち込みは、例えば妖怪さんや、色んな人からが多いです、よ。
……そういえば、音楽の本も、幾つかあります、ね。他にも色々あるので、ご用命ください、な。
(興味があるだろうか? それとも、と視線をちら、と向けてみる)
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霧生・果苹 5月14日22時
勉強がわからない…?
むしろ桜紅さん、こういうお店をやってるのだし、むしろ本を通じて情報を得たりして知的なイメージがあると思ってたのですが…。
(彼女にとっては学校は馴染のない場所なのだろうか、なんて考えついて)

学校に宿題は付き物ですからね。
成績にも関わってきますし、テストとかにも響いてきますから。
(その大変さはわかるなぁ、なんて)
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霧生・果苹 5月14日22時
持ち込んだものもあるといっても、それでも結構な数…ですよね。
ちらっと見たけどわたしの世界にはないようなものもありましたし…。
(緑茶を一口入れつつ、辺りを見渡す)
(樹木の下に携えたこの店には、雰囲気だけでも歴史が感じられるものがあった)

へぇ、音楽の本…|楽譜《スコア》とか、教則本みたいな?
妖怪の世界で発行されたものなら、ちょっと気になるけど…。
…それこそ、絵本とかも置いてあったりしますか?
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夢見月・桜紅 5月14日22時
あぁ、言葉不足でした、ね。勿論、色んな方からのお話や、知識としては知っているのですが……
私自身、学校に行ったことがないもの、で。お話を聞く度に、新鮮な心地になるのです、よ。
(くす、と小さく笑って)
成績、テスト……実力を測るための試験、でしたか? 宿題はやはり、大事なのです、ね。
(覚えました、と言わんばかりに頷いている)
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夢見月・桜紅 5月14日23時
えぇ! 勿論あります、よ。少し待っていてください、ね。
(そう言って、店の少し奥の方へと歩いていく)
(遠い昔の音楽の本や、音楽に携わった著名人の名前……など、あなたが見える範囲でも、幾つか音楽関係の本があることは分かるだろう)

ふむ、ふむ……こちらでしょう、か。
(あなたに差し出すのは、古びた表紙の|楽譜《スコア》の束や、女の子と音符のイラストが描かれた絵本、それから、魔法書のような表紙の本だ)
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夢見月・桜紅 5月14日23時
まず……こちらは、本と言うよりも|楽譜《スコア》の束に、なります。
音楽を嗜む妖怪さんから、持ち込みで頂いたもの、で……捨てきれないから、と譲っていただいたの、です。

二つ目は、『ひろがるおとのまほう』。恥ずかしがり屋な女の子が、音楽に触れて、お友達がたくさん出来るようになる、そんなお話です。

三つ目は、一見魔法書みたいです、が……
(そうっと表紙を開くと、青と桃色のネオンカラーが五線譜のように広がり、ポーン、ポン、と音が鳴っていく仕組みのようだ)
えぇと、例えるなら……飛び出す絵本が、音楽になった、という感じです、ね。
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霧生・果苹 5月14日23時
そういう事でしたか…。
わたし達だと結構小さい頃から馴染み深いものだったけど、人によってはそういうのもあるんですよね。

えぇ、学校にもよりけりですけど試験をある程度いい点数取らないと、追試…再試験されたりもしたりするので。
本来、学ぶ場所ですからね。遊び場ではありませんし…テストの時期が近くなると、ちょっと真剣にならざるを得ないと言うか。
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霧生・果苹 5月14日23時
わ…もう用意できたんですか。
(持ってきて並んだ本を眺めて少し驚きつつ、その持ってきた三冊に目を向ける)

|楽譜《スコア》のほうは言われていれば見たことない曲の楽譜かも。
ところどころ読めない字もあるけど…うん、譜面の音楽用語は共通そうだし譜面は読み取れそう、かな。

絵本の方は…へぇ、素敵な物語ですね。
こっちもわたしの世界じゃ見たことなかったから、ちょっと新鮮かも。
絵柄も可愛らしいし。
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霧生・果苹 5月14日23時
…!!
(そして三つ目の本が開かれれば、それは小さな魔法が浮かび上がるかのように――)

すごい…!|ちょっとした自鳴琴《オルゴール》の入った絵本、ってところでしょうか。
飛び出す絵本はわたしも色んなのを見たことあるけど…こういう絵本は初めて見たかも。
(見たことのない技術の絵本や楽譜に思わず少女の目には小さな輝きを帯びていた)
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夢見月・桜紅 5月14日23時
えぇ、そうなのです、よ。私が知っているのは、学校制度のない小さな村や……戦うことが主な世界、とか、なのです。
(そう、√EDENや√妖怪百鬼夜行の、出身ではないことを暗に告げてから)

……えっ!? 点数次第でもう一回、試験を受けるの、です?
わわわ、それは皆さん必死になります、ね……今度、何かお手伝い出来ないか、考えてみます、ね!
(ふんすっ、と意気込んだ)
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夢見月・桜紅 5月14日23時
ふふっ、そうでしょう、そうでしょう?
(あなたの反応に、嬉しそうに微笑んで)

まずはゆっくり読んで大丈夫です、が……そうだ、せっかく来てくださったのです、から、今回はお詫びとサービスで、全て差し上げます、よ!
(大盤振る舞いです! とえっへんと胸をちょっと張ったとか)
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霧生・果苹 5月14日23時
…意外とそう聞くと、殺伐とした世界で過ごしてきたようにも聴こえます、ね。
(…つまりは、桜紅さんは|わたしの居る世界《√EDEN》や|妖怪の世界《√妖怪百鬼夜行》じゃなくて…それ以外の別の√の人、なのかな。)

あ、あはは…といってもテスト範囲はそれぞれだし…。
桜紅さんが教えられる部分があるなら、その時はお願いしてもいいかな?なんて。
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霧生・果苹 5月15日00時
えっ。
(サービスですべて差し上げる、と聞いて)

い、いや、売り物だし流石にお金くらいは…!
わたしも今日は勝手に来たわけだし…。
(採算取れるのだろうか、とちょっと心配にはなる)
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夢見月・桜紅 5月15日00時
えぇ、この世界や、√EDENと比べると……殺伐、という言葉が合う、かも。平和な時間もありますけれど、ね。

なるほど、私の知る、書物からの知識でお答え出来たら……お手伝い、出来るかもしれません、ね!
(ないすあいであ、です! と嬉しそうだ。)
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夢見月・桜紅 5月15日00時
いいの、です。
(いつの間にか、手提げ袋にいそいそと三つを入れていく店主)

|楽譜《スコア》も、本も、本棚に収まっているより、使ってくれる人に渡るほうが……良いです、から。
(ね? と袋をあなたに差し出す)
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霧生・果苹 5月15日00時
(気づけば断りを入れる前にもう袋に詰めている)
(これはもうどちらにせよ、受け取って持ってかえるしかないだろう)

…わかりました。
それじゃあ今日のところはこの三冊は、ありがたく受け取ります。
大事に読ませてもらいますよ、桜紅さん。
(しばらくは読む本には困らないだろう、と。袋を受け取ればそっと微笑むのだった)
(口を閉じる)
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夢見月・桜紅 5月15日00時
えぇ、是非そうしてください、な。
もし良ければ、後日にでも、感想も聞かせてくれると嬉しいのです、よー。

あ、お茶のお代わり、持ってきます、ね。練り切りも美味しいので、ゆっくりしていってください、な。
(と、そう言ってからは、足取り軽く店内を行き来する)
(雑談も交えながら、今日という日も緩やかに過ぎ去っていくのだ)
(口を閉じる)
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夢見月・桜紅 5月15日00時
【〆】
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