【秋祭りノベル】夜狐祭
●この祭りは、神社に祀られた二匹の白狐に五穀豊穣を祈ってお酒や食べ物で持て成すのがはじまりとされてるんだよ。まぁ、今となっては夜通し騒ぐだけのただの祭りなんだけど、祭りの前にちゃんと神事はしてるよ! ちなみに、祭りに参加する人たちはみんな狐のお面を身につけるのが決まりだよ。なんでも、昔お祭りに乗じて古妖が人を攫っていってしまったから、みんな|狐《かみさま》のフリをして攫われないようにするためだとか――まぁ諸説ありますけどね。詳しいことは、知りたけりゃ神社の神主に聞いたらいいよ。どこにいるか知らんけど。あいつ酒飲みだから、今夜は答えられないかもな。がはは。
ほら、お兄さんもお姉さんも子どもも大人も、お面をしたなら遊んで行ってよ。
●概要
√妖怪百鬼夜行のとある神社で夜通し行われるお祭りへのご案内です。参加ルールは、狐のお面を身に付けること。昔は全員が顔を隠していたけれど、現在は身に付けていれば良いという緩い仕様です。それ以外は、よくあるお祭りと変わりありません。
お面は鳥居の手前にある屋台で買えます。お好きなデザインのものを選ぶこともできます。オーソドックスな白狐のお面はレンタル可。
鳥居を過ぎれば、参道沿いに屋台が並んでいます。また、幻燈機で映し出された狐の影絵や秋を思わせる風景が境内に投影されています。
屋台では、お祭りである食べ物は大体あります。大人は飲酒もできます。
神社なので狐にちなんだお守りや御神籤もあります。
●発注について
・文頭に【狐】とご記入ください。
・世界は√妖怪百鬼夜行で固定です。
・時間帯は基本的に夜です。暮れたばかりか夜更けかなど、指定があればご自由にご指定ください。
・★1〜(余れば返却します)
・グループは2名様迄。