【MS/個人企画ノベル】悪夢

一・唯一　10月16日19時

　あなたの中に眠る、｜禁断《パンドラ》の箱。
　悪夢と引き換えに得るのは一夜の快眠。

■
　それは限りない｜善意《・・》だった。

　最近よく眠れないのだと零した貴方に差し出されたのは、｜特別な睡眠薬《なぞのくすり》。
　物は試しと飲んでみれば、確かに眠気が訪れた。
　深い眠りに落ちた貴方を待っていたのは、――｜禁断《トラウマ》の光景。

　｜あの人《・・・》を失う瞬間、死別、理不尽な別れ、
　嫌いな場所にひとりぼっち、狭く、高く、暗く、痛く、苦しみの坩堝、
　恐怖さえ抱く｜あいつ《・・・》、怒声、罵声、鼓膜を震わす忘れられない言葉の嵐、
　｜例えば《もしも》の世界線でありえた｜未来《かりそめ》の無残な最期、
　｜別√世界《ｉｆ》で生きる｜自分《あなた》が経験する悲劇の肩代わり、
　何故、と問うのはあの日救えなかった｜あの人《・・・》の叫び、
　「　　　　　　　」――聞こえない、なんで泣いてるの、怒ってるの、ごめん、

　届かない手、なにも出来ない、逃げることも叶わない、助けも来ない。

　だって、ここは貴方の夢の中だから。

■
　謎の薬が齎すのは、快眠と悪夢
　善意と引き換えに得るのは、絶望と隣り合わせの明日

　※唯一が調合した睡眠薬ですが、本人は毒の作用が｜効かない《・・・・》ので。
　　変な夢も悪夢っぽいのも見るけど｜こんなこと《・・・・・》になるとは思っていない。
　　純粋に「寝れないのは大変やね」っていう善意です。悪気はありません。
　
🖊「こんな夢を見ました」
　あなたの見た夢《あくむ》を教えてください

🖊「あなたが｜やりたかった《・・・・・・》行動は？」
　もし叶うならどう抗いたかったのか教えてください
　逃げたかった？戦いたかった？

🖊「アラームで目覚めた貴方、どれくらい｜覚えて《・・・》いる？」
　目覚めはすっきりさっぱり快眠、体は軽いし頭も冴えている
　そんな中、どれくらい夢の内容を覚えていますか？
　０％…悪夢を見た事だけ覚えている、謎の不快感
　５０％…なんとなく覚えている、何を見たのか
　１００％…｜全て覚えている《思い出してしまった》
　２００％…まるで追体験したかのような、絶望

🖊★1～ご依頼可能です（内容の濃密さ次第では略しつつぼかします）

🖊描写人数「おひとり様」推奨
　複数ノベルの場合「おひとりのみ」悪夢の描写可能
　同じ夢を同時に見る、などは出来ません
　「ふたりとも」「似たような夢を見る」は可能です

■
🖊【薬】で御依頼ください
「√（ルート）お任せ」×「内容次第（お任せ）」
「リクエスト内容非公開」を推奨しております

どんなものになるかは【悪夢】のタグでご覧いただけます
悪夢８割強　起きた後２割弱ぐらいの描写量予定

※唯一と関わりがないPC様も歓迎いたします
※シリアス風味仄暗い系まっしぐらです
※もし、目覚めた後唯一に文句を言いたい場合は「マスターの√能力者との交流」を選択願います

■
　皆様の御依頼、心よりお待ちしております