迷子、何周目?

【RP】happy returns! 2025

戀ヶ仲・くるり 11月24日00時

戀ヶ仲くるりは「おめでとう」が好きだ。
だっておめでたいことって、大体うれしいことだから
おめでとうって言える、それだけでうれしい。
だからたくさん口にするのだけれど、今日はおめでとうを言われる日。


・戀ヶ仲くるりのソロRP
・お祝いにありがとうを言う場所。
・このスレッドは、2025年11月22日23時59分までの出来事です。

『86400秒、待ってるね』
戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
いくつも箱が積み重なった中から、出てきた本にぱちりと瞬きする。
これは誰から?
箔押し・革のヴィンテージな装丁で…本好きの気分が上がる…!

「それは俺から」
「えっ、本当に?ありがとうございます!これ、何の本ですか?月の物語かな、辞書引きながら読め…るか…な…」

文字列に目が引き寄せられて、心まで──あ、これ、あぶない…!
身を引きながらパァン!と本を閉じた。

「…氷月さん」
「なぁに?」
「この本、|なんです《・・・・》か?」
「魔導書だよ」
「先に言ってくださいよ何も考えずに読んじゃいけないやつじゃないですか!」
「あっははは。言う前に開いたデショ?
ちゃんとした使い方は今度教えるけど、持ってるだけでお守りくらいにはなるんじゃないかな。」
「…なる、ほど…?」

使いこなせるだろうか。と眉を寄せて魔導書を眺めるくるりを見て、氷月は、

「ま、使うかどうかはお好きにドーゾ。」

猫のように楽しげに、月の目を細めた。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(内包するのは月の光。夜を照らす、それだけでは輝けない力を、贈られたくるりが上手く扱えるかは──今は誰も知らない。)

名称:月紡ぎの魔書
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51402
贈り主:雨夜・氷月
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「くっるり君〜!」
「わぁい、エイルちゃんだ〜」

駆け寄ってくる元気で軽やかな声。ほとんど勢いで手を掲げて、いえーい!と手を合わせる。特に意味はない。ノリって大事。

「今日は私から大好きをお裾分けっす!ふふー、お洋服選びに付き合って貰ってから考えてたんだ」
「そうなの?うれしい〜!なんで?」
「くるり君が本日の主役だからっすね!」

それでは、とこほんと居住まいを正したエイルが、キラキラした箱を差し出して、ふわりと笑う。
──誕生日おめでとう、くるり君!
開ければ箱の中には“かわいい”…レース、ギンガム、フリルがいっぱい!

「うわぁ、かわいいがつまってる!」
「そうなんすよ!日々の気分を上げてくれる『可愛い』たちっす!」

この柔らかなシフォンはヘアバンドみたいに…、ミントカラーのギンガムチェックは…と楽しげに話すエイルを見て、くるりは目を細める。
大好きなんだなぁ。かわいい。

「…本当だ、めちゃくちゃ気分上がるね!」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(とびっきりのかわいい、見せてもらったから。今日はきっととびっきり気分が上がる日!)

名称:Mimi🎀Coco
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51300
贈り主:霓裳・エイル
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
ブブッ
ブブッ
ブブッ

スマホが連続で震える。送られたメッセージスタンプには、超見覚えあった。なんなら贈った記憶がある。

「やっほーくるり」
「やっほー夕陽さん。…そこに居るのにメッセージを?」
「今日もなぞものが元気にうごうご」
「してますけどぉ!夕陽さんの中で私となぞもの、ニコイチになってません!?」
「そうかも。実はプレゼントがあるんだ」

いつも通りのマイペースな様子で、夕陽がごそごそと包み紙を取り出す。プレゼントというより、何の気なく買った風情の小さな包み。

「迷子中に立ち寄ったお店で素敵だなと思って買ったんだけど、なんとなくこの色はくるりが似合うかなと思って」

淡い翠地の栞を見て、ふふふ、とくるりが笑う。不思議そうな顔をする夕陽に、くるりがにんまり笑った。

「…私、実は、今日誕生日なんです。プレゼントもらっちゃったなって!」
「え、誕生日? じゃあ丁度よかった。誕生日おめでとう」
「ありがとうございます!」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(どこかの街の、どこかの店で、ああ似合いそう。と思い出してくれたのがうれしい。…でも栞はもの言わないのが普通のはず!)

名称:星蘭の栞
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51387
贈り主:終夜・夕陽
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「くるりおねーさんお誕生日おめでとうございニャす!」
「わ〜〜〜ささめさんありがとう〜〜〜!」

どこで誕生日の話を耳をしたのか、仔猫のお嬢さんが尻尾をピンと立て、張り切った様子でお祝いしてくれる。
その様子を見て、くるりの頬はゆるゆるだった。この姿に微笑まない人類、いる?私は無理です。

「くるりおねーさんは不思議なものが好きって聞いたニョ!」
「えっ、」
「ニャからこれドーゾ!」

違うね!?好きっていうか、巻き込まれてることが多くて!そう言いたかった。
でもこんな真っ直ぐな目と笑顔に、そんなこと、言える?
言えない…!

「ニャんだかねー。色んな動物にみえるようニャみえないようニャ………ね、こ?違うかニャ?そんニャ不思議の物体ニャの!」
「うん??」
「かわいがってくださいニャね!」
「まっ、待って!?物体だよね!?生き物じゃないよね!?…ない、よかった!
わぁすご…すごいけどこれ本当になにかな、ささめさーん!?」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(金属っぽい質感の…なんだこれ…本当になに…?は部屋の片隅にそっと置かれた。なんだか魔も厄もなんだこれ?ってなってくれそうだから…!)

名称:これ何ニャ?鳥…ううん、ね…こ?
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51498
贈り主:六花・ささめ
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
戀ヶ仲くるりは、謎の迷子センターを気に入っている。とっても気に入っている。
だって迷子の同志が、迷子の助けをしてくれる人が、なんだかひょっこり現れる人が、そこに来るから。
──迷子になった時にひとりじゃないのって、安心するんだ。なったことがない人には、ならない人には、伝わらないかもだけど。

そんな迷子の同志達の誕生日を聞きつけると、くるりはおめでとうのメッセージとちょっとした悪戯とプレゼントを仕掛けるのがお約束。
今日はお返しされる形になったのが、なんだかうれしい。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
【世々祇会館デラックス】
…都内S区に位置する建築物「世々祇会館」。
雑居ビルだが老朽化により立ち入りが封鎖されて久しく、フェンスで囲まれた中からは夜な夜な謎の声が聞こえてくるらしい。
なおその謎の声の正体は大喜利で、別段夜だけでなく昼間も開催されている。
危険性はさておくにしても怪しい。
その怪しい場所に出入りしている戀ヶ仲くるりも怪しい。
迷子になっちゃった!と迷い込んだのが始まりだが、その後も出入りして、中で楽しく大喜利しつつ、大喜利をしている存在たちと交友を深めているのだから何も言い訳できない。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「ノゾミンさーん、おはようございます!」

晴れた秋空の下、世々祇会館で花に水やりしていた白い災厄を見つけてくるりが言う。ああおはよう、の返事の後、おいでおいでと手招きされた。
首を傾げて近付くと、はい、と差し出される。

「ハッピーバースデートゥーユー。
誕生日にはプレゼントを贈る文化があるんだろう?
なのでコレをあげよう。」
「……お祝いありがとうございます!うれしいなぁ!それでこれなんですか??」
「いいカンジの枝。」
「いいカンジに振り回しやすそうですけどね!?」

それ、小学生男子が喜ぶやつ!とツッコミながらも、くるりが受け取る。お祝いしてくれた気持ちはうれしいので。

「あれ…?これ、なんかキラキラ…してる…?」

枝を朝陽にかざすくるりを見ながら、白い災厄はにやりと笑った。

「災厄が幸いを祈るのも変な話だけど、楽しい一年になると良いねぇ。
あ。
ケーキは自分で買うこと。」
「…そこは一緒に買いに行きましょうよぉ」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(その後、おいしいケーキを一緒に買いに行ったかどうかは、いいカンジの枝だけが知っている)

名称:あさやけ
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51448
贈り主:筺守・希望(ラストワン・h02308)
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
世々祇会館外壁に一陣の風。わ、と服を押さえる間に、視界の端で黒いコートが翻ったのが見えた。…鳥の翼みたいだなぁ、と思う。

「遼馬さん、こんにちは!…これから戦場ですか?」

くるりがそう尋ねたのは、第一線の上澄で戦っている人だと知っていたから。
ああ、これから。と言う遼馬へ無事を祈る…前に、シックな包みの箱が差し出されて瞬く。

「誕生日おめでとう。」
「わ、ぁ!ご存知でした?ありがとうございます…!」

開けていいですか?と伺って包みに手をかける間に、積み重なっていくのは、大人からの真摯な言葉たち。
心配と、気遣いと、鼓舞と、祈り。
こんな言葉をかけてくれる真っ直ぐな人、そう居ない。どう返そうか迷う。浮かぶ言葉が多すぎて。

「ありがとうございます…!
…遼馬さん、このクッキー、とってもおいしそうですね!コーヒーにも、合いそう」

また、お茶したいです。と笑った。
歩くような速さなら、言葉を紡ぎきれそうだから。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(飾り気はないけれど、絶対おいしくて、間違いなくて、やさしい味がしそうなクッキー。
出来るなら、あなたとの一杯のお供に)

名称:鋸山堂のクッキー缶
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51073
贈り主:澪崎・遼馬
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
世デラ近辺を歩いてみれば、

「くるりん、お誕生日おめでとうございますなーのーでーすーよー!」
「わぁっ」

賑やかな声にぶち当たる。

「目出度い! 芽出度い! 愛でたい日ですね!
お誕生日のお祝いは賑やかで楽しくが肝要でーすのでボク一人で合格ラインに持って行く位に盛り上げます!!」
「えっ、うん、はい、どうしてそんな振る舞いを!?」

大道芸を生業としている維月が楽しげにお手玉しつつ踊りつつ口上は止まらず滑らかに。情報量が多い!

「と、それはそれとしてプレゼントなのですよ。」
「突然止まった!私の心がついていきませんが!?お、お祝いはありがとうございます…」

賑やかの体現だった維月が、急に静かになってかわいい包みを渡してくれる。
切り替えになんとか付いていったくるりが包みを開いて、わぁ、と声をあげた。

「これ手作りなんですか?すごーい!大事にしますねぇ」
「えー使ってくださいよー!」
「あは、はい、…大事に使いますね」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(賑やかなあなたがくれた、繊細なお守り。きっと、身に着けることを考えてくれたから。
どうつけようかな、としあわせな悩みを抱く)

|花輪《かりん》のお守り
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51135
贈り主:斎川・維月
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
世々祇会館デラックス、通称世デラ。
誰が見たっておかしな建物。なんなら出入りしている面々も「変な場所だよね」って言い合う場所である。胡乱。
大喜利ばっかりしてて雑談なんかしないのに、なんだか仲間意識があるなんて。そこにいる人の無事やさいわいを祈ってしまう。
そんな場所は早々ない。
大きい声で言うと茶化されそうだから言わないけど、実は、とっても気に入ってて、好きなんです。
とくるりが笑った。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
【はんぶんこ】
緑の目の少年が作ったグループチャットの名前。
目的はシンプルに“遊ぶ”

みーんな、遊び仲間。
老若男女問わないメンバーで、人ではないものもちらほらいる。ちょっとざっくばらんな集まり。
そうだけど。遊ぶのに問題ある?
…指摘すれば、そんな風に誰かが言ったかもしれない。言わなかったかもしれない。
いいんだよ、遊ぶのがたのしかったら。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
はんぶんこの集まりに現れた|王様《ジャン》が笑って手を掲げる。

「くるり、誕生日おめでとう!」
「ありがと、王様〜!」

いえーい!と手を合わせて笑い合う、年相応よりちょっと幼い仕草。

「贈るものを悩んだんだけど~。
どうせなら遊びに行く機会が増えた方が嬉しいなーって思って。
ってわけでこれ!次は郊外のも用意するから楽しみにしてて!」

ぽん、とジャンから差し出された雑誌は情報誌。表紙からして楽しげだった。

「ありがとう、いいね!…迷子にならなかったらなおいいね!」

そう言ったくるりに、ジャンがにやりと笑う。

「そんなの、迷わない俺と一緒に行けばいいだろ」
「やだ…一緒に行ってくれるの?王様、イケメン…!」
「俺はいつだってカッコいい」

ふふん、と胸張る様にそうだねぇと笑う。ジャンが真っ直ぐなのはいつだってそうだ。

「あ。付箋は俺のオススメだから!」
「そっか見てみ…付箋貼ったの!?私へのプレゼントじゃなかったっけ!?」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(「俺のオススメは実質特典だ」「いやプレゼントはさぁ…あ、ここ行きたい…」と付箋箇所に即落ち2コマしたくるりの姿まであと10秒)

名称:最新!トーキョー♡激カワ♡グルメマップ
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=50800
贈り主:ジャン・ローデンバーグ
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「くるり!はっぴーばーすでー、でございますわ」

ふんわり、ふわふわ、文字通り浮かんだ姿でメグルが淡く笑う。すごく表情豊かではないけれど、淡い彩で気持ちが伝わるくらいの付き合いになったくるりが、ありがとう!と笑った。
これをどうぞ、と差し出す包みはなかなかに大きい。

「秋は食べ物はもちろん、すてきなものがいろいろですわね。
おみせめぐりが楽しくて、そのなかでピンとしたので、是非プレゼントさせてくださいませ」
「わ、食べ物なんだぁ。開けていい?」
「はい、どうぞ」

紙箱を開けると、包装紙に包まれているのに、ふんわか甘い匂いがした。
秋色の包装紙が目に楽しい。

「すてきな秋をぎゅっとした、ひとくちサイズのあんパン詰め合わせですって。たのしくておいしそうで」
「へぇ、おいしそう!…メグルちゃん、味見した?」

わたくしですか?いいえ。と首振るメグルに、早速ひとつをぱかっと割る。

「じゃあねぇ。はんぶんこしよ!」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(おいしいね、はんぶんこの味。ところでこれ、何味だと思う?
見ないで割ったくるりが、ちょっとだけ眉を下げて笑ってきみに尋ねる。)

名称:季節のあんパン詰め合わせセット
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=50808
贈り主:メグル・シグナス
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「お誕生日おめでとうございます、くるりさま。こちら、受け取っていただけますか?」
「とわちゃん、ありがとう〜!うん、うれしい!」

渡された冊子は、本ではなかなかない形。
1ページをめくってすぐ、わぁ!と声を上げる。フォトアルバムだ!

「これ、一緒にお出かけした日の写真!」
「そうですの、現像してみましたわ」
「いいねぇ、開いたらすぐ思いだせるもんねぇ」

たのしかったね、あれもしたね。そう言いながらめくる。たのしい思い出写真はあっという間に最後。
残りは白紙のページで…一夏の思い出だけなら、もっと小さな冊子でよかったはず。
とわの顔をくるりが見れば、とわもくるりを見返す。交わった視線が、ほどけるように緩む。

「もっと写真、増やしたいねぇ」
「…ええ!増やしましょう!」

おんなじ気持ちだったね、とふたりして笑う。
このアルバムをめくりながら、一緒に思い出を見返せましたら…の細い声に、そうしよう!とくるりが目を輝かせた。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(真白なページが今はまだ、たくさん。きみとの思い出を増えていくたびに、ページもきっと鮮やかになっていくはず)

名称:追憶の足跡
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51499
贈り主:白・とわ
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「戀ヶ仲、誕生日おめでと!」
「ラムネちゃん、ありがとう〜。…なんだか大荷物だね?」

お祝いをしてくれたラムネが、いくつもの包みを手に持っていたから、くるりは首を傾げて尋ねる。

「全部戀ヶ仲にだぞ」
「えっ、本当に?」

結構な数があるけど?

「これが手帳」
「うん」
「ケーキ」
「うん」
「色んな色のインク」
「…うん」
「ガラスペン」
「…うん?」
「それからシールに、」
「まだある?」
「マスキングテープが…」
「多い多い多い!」

ひとつひとつは小さくても、積み重なっていくプレゼントに声をあげれば、ラムネが困ったように眉を寄せた。

「プレゼントって難しくないか?どれかひとつでも、戀ヶ仲の好みに合えば嬉しいなと思って」
「…うん、ラムネちゃんらしいねぇ。ありがと!」

迷ったけど贈りたかった、喜んでくれたらいいなのきもち。
私もそうすればよかったな、とくるりが笑う。

「私、来年のラムネちゃんの誕生日プレゼント、迷ったらこうするね!」
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(来年のきみの誕生日は、なにが好きかなっていっぱい選ぼうか。それとも、これをきみが好きでしょう?を知っているだろうか)

名称:千秋万紅
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51515
贈り主:祭那・ラムネ
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
バン!と突然扉が開いて、くるりが肩を揺らした。
そこにはザネリが立っていて、なんだか危機迫った様子で駆け寄ってくる。

「え、あ、なんですか?」
「……くるり、…………例のブツだ。」

重々しい様子で差し出されたのは。
ギラッギラの包装紙で包まれた箱だった。チャチっていうか…チープっていうか…このテンションで渡すもので合ってる?

「本当になに?…無言で押し付けるのやめてくださいよ!受け取りますから!」

本当にもー!と頬を膨らませたくるりの前に、
バンッ!!
と破裂音が響いた。

「みゃーーー!?」

視界全部がキラキラと鮮やかな色彩で埋まったくるりが悲鳴をあげる。
ラメ。
紙吹雪。
火薬の匂い。
ザネリがクラッカーを鳴らしたから。

「ちょっとザネリさん!!」
「油断したお前が悪い」

けらけら笑うザネリが満足したのか去っていく背に、もー!!とまたくるりが叫んだ。
去り際、小さくおめでとさん、と呟いた声は…くるりに聞こえただろうか?
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(包みの中身を見て、「もう肝試ししませんから!!」と叫んだくるりの声は、あなたに聞こえたかもしれない。)

名称:怪異撃退!ぴかぴかセイバー!
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51503
贈り主:七・ザネリ
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
「賑やかだったわね」
「…明日は我が身ですよ、深琴さん。深琴さんもきっとなにか悪戯されますよ!」
「そうかしら。くるりさんは、反応が素直なところも可愛いから」

騒動を眺めていた深琴が静かに笑って言うから、くるりが頬を膨らませる。
感覚や常識は近そうなのになぁ!何が足りないのだろうか。落ち着きだと思われる。

「くるりさん、私もビックリさせていい?」
「え、なにか悪戯があります?」
「あるのよ。…くるりさん、誕生日おめでとう。」

まさか深琴さんも…?と少し身構えたくるりに、冗談めかして差し出されたのはかわいらしい包み。
わぁ、と声をあげて、先ほどの警戒も忘れてリボンを解く。

「ありがとうございます!こんなにかわいい悪戯なら大歓迎です!」
「そう?少しでも癒されてくれたら嬉しいな。素敵な一年になりますように」

笑い合う手元に、まだ灯らない、けれどクリスタルの煌めきが淡く光った。
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
(机の上に光が灯る。キラキラ彩る星空の光。次はこんな星空の下、遊びに行くのもきっとたのしい。「はい!遊びにいきましょうね!」)

名称:luminous
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51516
贈り主:兎沢・深琴
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戀ヶ仲・くるり 11月24日00時
いいんじゃないかな、そんな感じで。
話したいとき、遊びたいとき、覗いてみて。
話したら、かなしいことをはんぶんこに出来るかもしれないし、
いっしょに遊んだら思い出がはんぶんこで、たのしさは2倍かもしれない!

そう言ったのは戀ヶ仲くるり。
この集まりが、なかなか…結構…いや、かなり気に入ってる。
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
【萬花】
√汎神解剖機関。
警視庁異能捜査官本部から特殊捜査班が隠れ蓑にする事務所の名前。
裏通りに密やかに営む花の街――だったもの。花跡の奥まった一角。
木造二階建て。唐破風の屋根上にシンメトリーの千鳥破風の屋根二つ。
軒下の提灯。そして、花の香が目印。

口元を面で覆った班長は如何にも『曰くあり』。なおかつ、そういう奴が…逸れ者なら誰でも歓迎しよう、と宣う。
ひっそりとした様相に不似合いな程に咲き誇る、沈丁花の馨が今日も建物を包む。
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
「誕生日おめでとう、くるり」

芥の傍らにいた黒狐も「けん」と呼応するように鳴いた。芥の顔と足元の黒狐に目線を行き来させながら、くるりが笑う。

「ありがとうございます、芥さん。お狐様も!」
「けん」
「えーと、17歳、になったんだよな?」

善き青春のひととせを。
と寿ぎながら差し出されたものからは、ふわりと甘い香り。この建物にたちこめるものと同じ、沈丁花の馨。

「物騒な世の中だからな。お守りをやろう。」
「おまもり」

渡されたものと、芥の顔に目線を行き来させながら、復唱する。
…どう見てもぬいぐるみだなぁ…。
その目線に気付いたようだが、お守りだと芥は引かない。

「黒狐自慢のようなものだ。」
「自慢って言ってるじゃないですか」
「…こほん。お前が萬花に来てくれて事務所が随分と賑やかになったし、あの場所に馴染んでくれたのが俺にとってはさいわいなことだと思う。」

今後ともよろしく。と面の下で、ふ、と笑った気配がした。
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
(持つとりん、と鈴が鳴る。淡い紫の目は、なんだか大きな声で訴えでそうな愛嬌があった。えーん!とかなんでぇ!とか言いそう。
…おや?もしかして…?)

名称:菫
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51501
贈り主:夜鷹・芥
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
「くるりさん、クイズだよ〜」
「はい?クイズですか?」

のんびりとした声が、事務所の机で書類を整えていたくるりに届く。
迷いない足取りでくるりの前に来たカナトが、そうクイズ、と口を開いた。

「こっちの楽楽とぉ」
「わぁっ!?」
「こっちの楽楽」
「わぁ…!」
「わふん」
「どっちが本物でしょうかー」

ぬるりとカナトの影から出てきて、机の上に身を乗り出してきたふたつのもふもふを前に、ビックリした!とくるりが座ったままのけぞる。
問いかけられて、改めて現れたもふもふ達を見つめる。

「…流石に分かりますよぉ。こっちが楽楽さんですよね?」
「わふ」
「でもこのぬいぐるみ、似てますね!かわいい〜」

地這い獣に挨拶をしてから、実寸大に近いぬいぐるみと握手する。その姿を見て、

「気に入った?それあげるねぇ」

と、カナトが言う。瞬くくるりに、笑みと寿ぎひとつ。

「ハッピーバースデー見守りワンちゃんだよ〜。ステキな日々が過ごせますように~。」
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
(「このでっかい子、どうお持ち帰りしよっかな…わぁもふもふ……、……ぐぅ」などというひと時があったとか、なかったとか。)

名称:🐕らくらく
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51485
贈り主:緇・カナト
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
「くるりってシール使う?」
「シールですか?みなさん用のお手紙にここ見てね!の時とか使いますよ」

ちょこん、と机の横に顔を出したリリアーニャにくるりが笑う。
萬花の書類は、分かりやすい方がいい、と成人男性の書類でも容赦無くデコられている。※内々の書類に限る。一応。
ここにシールが、と入っている箱を取り出す間に、横から小さな袋が差し出された。

「これも使って。見て見て、このシールとっても可愛いでしょ?」
「わ!かわいいですねぇ!女の子たち、喜びそう!」

ねこねこやキャンディ、ハートにリボン。
ちょっとぷくぷくした感触がどこか懐かしい。

「くるりも好きかなって思って。」
「はい、好きです。ありがとうございます〜」

どこで買ったんですか?とくるりが笑えば、場所はねぇ、とリリアーニャが語り出す。
その中でぽつりと、

「これくらいなら気軽に受け取ってくれるでしょう?」
「え?」

首を傾げたくるりに、碧の目が悪戯に細められた。
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
(去り際に「ふふ。いい一日を過ごしてね!Happy Birthday, くるり」と囁かれて、あ!と気付いてその背を追いかけるまで、今しばらく)

名称:Cutie ʚ♥︎ɞ
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51509
贈り主:リリアーニャ・リアディオ
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
おずおず、と効果音がつきそうな様子でこちらを見ている玖音を見つけて、くるりが手を振る。

「玖音ちゃん?どうしたの?」
「あのね…、遅くなっちゃったですけど…、
くるりおねえさんお誕生日おめでとうございますなの!」

小さな後輩からプレゼントを差し出されて、わぁ、と声を上げた。

「え〜!ありがとう、お祝いしてもらえたのが一番うれしい…!
これ、…ブックカバー?」
「はい、猫さんなの!ふかふか長毛種さんで、猫になったくるりおねえさんにもなんだか似てる気がしたの!」
「猫になった…そんな事件もあったねぇ。似てる?」

エメラルドの瞳が、キラキラ光る。
写真で見た猫になった自分を思い出しながら、こんなにかわいかったかな、とゆるく笑った。

「こんな素敵なもの貰ったら、お礼したくなっちゃうねぇ」
「プレゼントだから…あ!
今度くるりおねえさんと遊びに行ったりしたいです!」

くるりは、ぱちり、と瞬き。
それでいいの?それ、ご褒美だけど!
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
(ブックカバーを使うと、本の中に猫が歩いたの軌跡。お散歩するみたいな足跡を見ながら、きみとのお出かけはどこがいいかなぁ?って考えて笑う)

名称:猫とひとやすみ
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51619
贈り主:千木良・玖音
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戀ヶ仲・くるり 11月25日08時
萬花。警視庁異能捜査官本部の特殊捜査班の事務所。
√能力者になって、親の庇護を受けれなくなったくるりの生活費元でもあるそこは、いかにも曰くあり。
だけど、√能力者として“見える”くらいしか利点がないくるりを、事務として雇い続けていて。
ほぼ一般人のくるりがバイトで出入りしても、バイトを辞めようと思うほどの危険な事件もない。
…とまで言えば、治安や対応はお察し。
今日もツッコみながらも、特段怯えることもなく、バイトに向かう。

──√汎神解剖機関に迷い込んでも、迷った際に「ここに逃げ込む」と思える場所を持てて。
なにより、その中の人員たちに安心できるということが、とてつもない幸運だとくるり本人は思っている。
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戀ヶ仲・くるり 11月25日09時
【メゾン・ド・エデン】
都内の好立地。
壁に緑の蔦が這う、大正建築様式。レトロ・オンボロ・アパルメント。
各階12室、4階建て、4棟、ロの字型。
居室数は150を超え、そのうち50室弱が√能力者とその関係者で埋まっている。
ゴミ捨て場の穴が謎の√と繋がっていたり、突然謎のイベントが勃発する賑やかな集合住宅。

大家で管理人の種族:野良人間の青年はこう笑う。
「このおうちを、楽園とします」
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戀ヶ仲・くるり 11月25日09時
コンコンコン、ドアからノック音。
チャイムじゃなくてノック?だなんて思わない。

「くるりちゃーん」
「はーい!」

チャイムを押すにはちょっと小柄な、かわいいお隣さんが住んでいるので!
ドアを開けば柔らかな茶色の身体と、つぶらな瞳と目が合う。ぽてぽて歩く様はなんとも愛らしい。くるりはにこにこした。

「かわうそさんねぇ、くるりちゃんがお誕生日って聞いたからねぇ
用意したのよぉ……プレゼント!!」
「わぁ!!」

じゃじゃーん!と掲げられたのはふわもこな手袋。
包装はないけれど…かわうそさんのおててみたいにもふもふで、肉球の意匠もあるあったかわいい手袋。
…かわうそさんが持っているのがなによりの包装では!?

「かわいい〜!ありがとうございます、あったかい〜!」

早速手袋をつけたくるりに、かわうそさんがにっこりぃとスマイル。

「さむくなってきたからねぇ、ちゃんとあったかくするのよぉ」
「はい、この手袋で冬を乗りきります!」
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戀ヶ仲・くるり 11月25日09時
(ふわもこ手袋見るたびに、差し出してくれた小さな手を思い出して、頬が緩む。あったかいな、手も心も)

名称:かわうそてぶくろ
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51512
贈り主:オッター・リバーライツ
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戀ヶ仲・くるり 11月25日09時
空気の入れ替えをしようか、と思って窓を開けば、

「はろーくるりちゃん!!」
「わ、いろりさんこんばんはぁ」

“お隣さん”の声がする。
ベランダから身を乗り出したいろりの姿に、くるりは頬を緩めた。

「今日お誕生日なんだって?おめでとー!」
「ありがとうございますー!…あれっ誰から聞きました?」

多忙ないろりにその話をしただろうか?とゆるく首を傾げたくるりに、

「まーそこはお隣さんなので偶然ね。というわけで……はいこれ!」

そういろりが笑って、そのまま渡されたのはほんのり重さを感じる箱。

「わぁ…カメラ?」
「かわいいでしょ?フィルムと電池もおまけしとくね」

フィルムカメラ。
スマホで事足りる昨今、少しばかり珍しい。

「迷子になってスマホの電池も死んでるとやんなっちゃうでしょ?
そういう時の暇潰しにも使えるかなーって。」

なるほど、とカメラを見るくるりに、ウインクひとつ。

「ま!呼んでくれたらおねーさんが助けに行くけどね!」
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戀ヶ仲・くるり 11月25日09時
(フィルムカメラ、初めて持ったかも。何を撮ろうかな、1枚目はなににしよう…!とピンクのカメラを掲げた。迷子は不安だけど、写真を撮る瞬間は、きっと楽しい)

名称:Kasha-Pasha
https://tw8.t-walker.jp/garage/item/show?item_id=51510
贈り主:色嶋・いろり
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戀ヶ仲・くるり 11月26日22時
メゾン・ド・エデン。見た目はレトロ・オンボロ・アパルメント。
セキュリティはとても良し。
なにせ住んでいるのは√能力者たち。一癖あったとしても、人でないとしても、人を進んで害そうとする者はおらず。むしろ危険を排除する方に動く(例:ゾンビが湧いた時)
そんなアパルメントに住む女子高生の一人暮らしはとても平和。
突然日常から落っこちて、欠落故に帰ることすら思いつけず、初めての一人暮らしを送っていても、平和。
くるりにとって、そこは生活を守ってくれた|楽園《エデン》。

いつか家族のいる家に帰りたいけれど。
2024年12月、涙目のくるりに住む場所を紹介するねと手を引いてくれた人と辿り着いてから。
南棟、105号室。
ここも確かに、くるりの家。
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戀ヶ仲・くるり 11月26日22時
23時過ぎ。
カチッ カチッ と時計の針が進む音がする。
重ねるとちょっとした山になったプレゼントを並べたくるりがほう、と息をもらす。
たくさんもらった!
本当にたくさんもらったな??
うれしさとこれ夢じゃない?と頬を引っ張りながらも、どれを取っても渡してくれた相手の顔がすぐ出てくる、確かなものたち。

カチッ カチッ と時計の針が進む音がする。
こんなに知り合った人がいるんだな、も。
こんなにお祝いしてもらったんだな、も、うれしい。
全部、2024年12月に√能力者になってから出会った人たち。
√能力者になって、日常から落っこちてしまったのはそうだけれど、

カチッ カチッ と時計の針が進む音がする。
落っこちただけでなくて、手にできたものもいっぱいあるんだな、と思えるのは、うれしい。
着のみ着のまま、何も持たずになんとか一人暮らしを整えて来たから、こうして物が増えるのもうれしい。
どこになにを置こうかな!
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くらがりの・こえ 11月26日22時
カチッ カチッ と時計の針が進んで、日付が変わる瞬間──

『あと94608000秒だね』

くらがりのこえがする。
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戀ヶ仲・くるり 11月26日22時
え、と思った時には、どぷんと影に引き摺り込まれた。
……たくさんのプレゼントを抱えたまま。


(このおはなしは、これでおしまい)
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