【企画ノベル】ラブレターを書かないと出られない部屋
気付くと見知らぬ場所にいた。ここがどこかはわからない――が、“どういう場所”かは解る。
ご丁寧にも壁の貼り紙に書いてあるのだ、『ラブレターを書かないと出られない部屋』と。
残念ながら、出入り口に手をかけてもウンともスンともいわない。
√能力をぶつけても同じ結果に終わる現状に、思い知るだろう。
“ラブレターを書かなければいけない”と。
必要なものは全て揃っていた。
机と椅子は書くのに適した高さだった。
立派な収納棚の中には、紙類も封筒もペンもインクも――更には、ちょっとした演出にと香り付け用の香水やありとあらゆるシール、シーリングワックスとスタンプまで。
――という事で。
EDENはどういうワケか斜め方向に至れり尽くせりなその場所で、ラブレターを書くのである。
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タイトル通りの企画ノベルです。リクエスト文頭には 💌 をどうぞ。
ラブレターを書かなければいけなくなった貴方のアレソレを自由に詰め込んで下さい。
『ラブレター』ならばOKなので、愛を綴る対象は自由です。
夏休み最終日、宿題に苦しむ学生さながらに四苦八苦するのか。
意中の人と一緒に閉じ込められてハワワりながら書くのか。
恋人や伴侶などを想いながらウキウキで書くのか。
友人と一緒に閉じ込められてワーギャーふざけながら、というのもアリです。
謎場所の方向性もご自由に。
純和風の部屋で座椅子と文机、真っ白な空間に学習机と椅子、コンクリ壁の無機質な取調室、ロココ調のおゴージャスな部屋、無限の花畑で木のテーブルと椅子などなど。