【RP】resentment
√汎神解剖機関、日本、東京都内S区に位置する建築物のほど近く。建物の影より夜の闇よりくらい、くらがりが蠢いて形作る。
人間の女性めいたなにかだ。
けれどどう見ても只人には見えず、視界に入ると底冷えするような心地になったかもしれない。
身体中に刻まれた目が、物言わずとも語っていた。
“苦しい”“かなしい”“悔しい”“たすけて”──“どうして”──“許さない”
誰かに虐げられて死んだ女性たちの怨嗟。その情動を向ける相手は視界に入った存在全て。元は無辜の存在だとしても、その存在は世界に対する呪であった。
あなたは一目で分かっただろう。
関われば呪が蝕み、命に関わらずとも動けなくなるかもしれない。けれどこれは世界を害する存在だ。野放しにすれば悲劇を起こし、“簒奪者”へと至るだろうと──。
・スレッドで行うレイド戦
・ルール▷https://writening.net/page?XejiYx
・書き込み:約束した方々だけ
・くらがりのかげか、その場にいるEDEN全員が【行動不能】になるまで
=================================
enemy:|名称不明《縺上i縺後j縺ョ縺薙∴》
…√能力を操るくらがりのかげで身体を形作った女性めいた姿。
すぐに消えてしまいそうだが、力を得るために邪悪なインビジブル…悲惨な死や圧倒的な恐怖が齎された場所に顕現する圧倒的エネルギー体…を発生させようとしている。
力を得た瞬間“簒奪者”に至る。
・使用√能力
POW:仕返し出来るなら壊れてもいいわ(元√能力:連鎖爆破)
【集合体の中から悪意で壊された記憶】を起動して、自身の身体部位ひとつを【悪意に染め上げて呪い壊】すると、半径レベルm内の指定した全対象の同じ部位も[悪意に染め上げて呪い壊]される
SPD:傷つけたのを忘れたの?…許さない(元√能力:花嫁契約)
自身の負傷1回ごとに、【誰かに虐げられて死んだ女性】の腕が1本生える。[誰かに虐げられて死んだ女性]は、追加の腕1本につき1回、【華奢な腕から考えられない膂力による首絞め】による近接攻撃か【いつまでも耳に残る金切り声の悲鳴】による遠隔麻痺を行使できる。※どんなに小さな傷でも、[誰かに虐げられて死んだ女性]が認めれば負傷1回と数える。治れば腕も消える。
WIZ:踏みにじられし弱者たち(元√能力:黑星撃鉄)
戦闘力のない【無辜の救いや幸いを希う女性】の群れを召喚する。群れに囲まれた敵は、攻撃時に高確率で召喚者を狙う。召喚者はその攻撃に【攻撃者の心に傷を負わせる過去・言動の幻影】で先制攻撃し、命中すれば無効化できる(この先制攻撃は行動を消費しない)
フォー・フルード 6月19日22時(空中で銃を撃ち切り、その直後に上がる火柱と紫の閃光。恐らく今度は有効打であるのだろうと思考する中、握っていた拳銃が|指《・》と一緒に地面へと落ちていった)
……!
(空中で姿勢を制御しながら残った左手でナイフを抜く。そして建物へそれを差し込み、勢いを殺しながら地面へと辿り着く)なるほど。有効な手段です。こうなっては右腕に価値は無くなりました。
0
フォー・フルード 6月19日22時【応援】
……思うに自身への損傷を他人にも共有する力でしょうか。傷を負わせたものに同じ傷を与えたい。それは実に利己的であり、切実な願いですね。
ここを通せない事を…そう、残念に思います。そしてあなたの辿る道を示せず、暴力でしか返せないことも。
S.A.T.…起動。同じ性質のものをお返しします。(https://tw8.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=3589)
(左手で指鉄砲の形を作り影へと向ける)右手だけでなく右腕ごと、どうぞ。
(指鉄砲を影へと撃つ動作。その瞬間、フォーの肩から先の右腕がネジ切れる様に地面に落ちる。そしてその右腕の喪失と同じ量の呪いを与えんと指鉄砲の先から影の呪いを模倣した透明なエネルギーが影へと向かった)
フォー・フルード
応援 …残り行動回数[2]
・応援合計 [+20]
0
くらがりの・こえ 6月19日22時(周辺の影を悉く侵食したくらがりの中核は女性体のくらがりのかげだろう。火が──灯るも、煌々も、照らすも、どの表現も似つかわしくない。熱いのだろうか、冷たいのだろうか。それすらも分からない|ここでない場所《冥界》の火)
『いやっ』『焼かないで!』『いたいいたいあついいたいいたいこわい!』『あついのやめて!向けないで!』『どうしてこんなことするの!』『…………きれい』
(炎に焼かれた記憶を持つ声が悲鳴を上げる。それに交じって感嘆の声がした。安らかな死に惹かれる声だった。)
0
くらがりの・こえ 6月19日22時(重ねるように放たれる√能力。降り続ける槍が、古霊の大群が、白い蔦が、呪詛の籠った銃弾が、冥府の火が、形無きくらがりのかげの身を幾重にも縛っていく。調子良く笑っても一度足りとも必死な様子を見せなかった鬼の言葉が、どこにもない影の耳朶を打つ。)
(奪われたくない。助けて。死にたくない、死にたくない、死にたくない!
──死にたくないのに、どうして、“一緒に死んでくれるんだ”って心がはずむの?)
(鬼の語る物語が奥深くまで染め上げたのか。それともくらがりのかげに内包された誰かの遺志か。瞬きの風すら届きそうな位置で燃え上がった鬼とくらがりで出来た女性体は、共に燃えた。火柱の中、影は燃え尽きたかのように見えたが──)
『はは、綺麗な幕引きだ』
(アクマが嗤う。何人満たした?ひとつ?とお?ひゃく?せん?……その数が満たされたとして 世界から悪意って消えるのかなぁ?)
【反撃】
0
くらがりの・こえ 6月19日22時30<34…反撃成功
対象選択:1〜3/ラズ・アウリス(※対象になった場合、全体の行動回数変化なし)4~5/斎川・維月、6/筺守・希望、7~8/フォー・フルード、9〜0/澪崎・遼馬(青ダイス)
0
くらがりの・こえ 6月19日22時『じゃあ、|次も《・・》がんばって!』
(火柱の跡。焼かれたくらがりのかげ。焦げ落ちた場所にも“影は出来る”。燃え跡を名残惜しそうに影が嘗め、燃え尽きた女性体と同形状のくらがりのかげがぬるりと這い出る。
アクマが笑う。……ちがうって言うなら、倒せるというなら、証明してみせて?)
・result
ラズ・アウリス…残り行動回数[0]→行動不能
斎川・維月…残り行動回数[3]
筺守・希望…残り行動回数[3]
フォー・フルード…残り行動回数[3]
澪崎・遼馬…残り行動回数[3]
皮崎・帝凪…残り行動回数[3]
攻撃成功目標…1/2
0
くらがりの・こえ 6月19日22時『はは、正解』
(白衣の魔王の放つ光で引きはがされた腕をどこかで見ながら、アクマが笑う。強い光を放つことで影の向きが変わる。ましてや焼かれて大本が変化しているのだから、容易く繋がり断たれた。
でも、初等教育の教科書にも載ってるね!光あるところに影あり。光が強ければ強いほど影が濃くなる。)
『──忘れないでね、それ、ずっと“ある”よ』
(アクマがそう|囁いた《のろった》。呪ってあげるね。根拠がなくとも言われたことが心に残る、呪の種だよ)
0
斎川・維月 6月21日09時ラズにゃんはー…………綺麗ですね。
(燃え上がった火柱を前にどう表現して良いのか少し悩んだのち、その言葉に落ち着く)
死んだって消えれない身とは言え、無茶をしますね。だから綺麗なんですけれど。
んむー、しっかしまー顔見せなさいよー弟君!
ま、シャイなのは知ってるので良いでーすけどー
(むくれたり口を尖らせたり)
そして魔王の人、チーム騒音公害の仲間入りでーすね。了解です。
今日からお前も仲間だ! 一緒に怒られようぜ!
(爽やかに朗らかにサムズアップ)
それはそれとして……
(新たに出て来た影を見て目を細める)
……そう来ますかあ。まあ、言われて見れば尽きませんよねそう言うのって。道理ではあります。納得感あります。
『それでどうしますか?』
『されんだー?』
『ねばーぎぶあっぷ!』
取り合えず引っ込んで為さい。
『『『ぶー』』』
まー、ラズにゃんが正解で、お兄ちゃんはやっぱり凄いと、まー、そんな感じで良いんじゃないですかね。
0
斎川・維月 6月21日09時【応援】
(ヒョイと首を乗せ直す、コキコキと左右に曲げてから転がってる槌を拾って)
(ポイと投げ捨てる)
よし。
それじゃあまあ、不正解と行きましょう。
考えてみたら何で正解目指さなきゃいかんのですか。
(そのままスタスタと普通の速度でくらがりのあくまに歩み寄る)
普通過ぎて不合格。見たいな。
(攻撃や反撃に対しては無視のゴリ押しで、そのまま寄って抱き締めようとする)
よしよし。
(そのまま撫でようともする)
もう大丈夫ですよー。
(何の根拠も事実もない気休めを言ったりもする)
(だって、泣いてる人が居たら慰める。なんて、よく考えたら当たり前の事なので)
斎川・維月
応援 / 応援…残り行動回数[1]
・応援合計 [+20]
0
澪崎・遼馬 6月21日12時【応援】
……………………。
(死の番人として吸血鬼に言いたいことは山とあるが、背景さえ知らずに糾弾することなどできはしない。そして、自らもまた命を削るという意味では同じことをしようとしている)
アレを相手に無手で歩み寄るか。無茶極まりないが……それも若者の特権だろう、好きにやると良い斎川君。
───『屠まれ……!』
(知己をこれ以上傷つけさせるものかと見開かれる蒼の両眼。蛇に睨まれた蛙の如く、生者も死者も等しく凍りつくように麻痺させる死神の瞳が影を見据える)
(ただでさえ残り少ない体力を削る荒業。身体にかかる負荷に耐えきれず、√能力で塞いでいた傷が開く)
澪崎・遼馬
応援…残り行動回数[2]
・応援合計 [+50]
0
筺守・希望 6月21日12時感情も焦がし過ぎればキャンプファイアー。
長く生きれば生きるほど、きっと渇きすぎて他者との摩擦で燃えやすい説があるね。アタシはよくわかんないけどー。
(フン、と焼け跡を見てつまらなそうに)
それじゃ、連チャンと行こうか灰かぶり。
なんか気分が乗らないなーと思ってたけど、変な願い方をされてるからだね、コレ。シンプルに八つ当たりという名の復讐を望んでるはずなら、ノータイムで繁華街にでも飛び出せば良い。なのに、わざわざこんなご近所に顔を出してくれちゃってさ。望みが望みを妨げて、だからぐっちゃぐちゃになって、観測しちゃったアタシは気分が優れないんだ。全く、チョコミントアイスに塩辛を乗せようとするんじゃないよ。
0
筺守・希望 6月21日12時騒音に炎上、寝床は遠くになりにけりだ。
ああ、ちょうど止まってくれて都合が良いのでそのまま聞いておくれ。
囁きに首を垂れるも良し、慰めに心溶かすも良し、頑なに復讐を叫ぶも別に良し。アタシは全肯定ノゾミンちゃん。
ただね、復讐相手は思い出せるのかい?
だって復讐ってのはさ。自分がスッキリするためにするものだろう?
何処の馬の骨とも知らない奴等を嬲って、殺して、それで満足できるのかい? アタシだったらヤダ。無理。もうお寿司の口になってるのに鯵の開きは違うじゃんね。
誰かに玩具にされるほど、
──キミの復讐は、そんなに低俗なものなのかい?
(自らの名を思い出せ、と。枝を振り上げた先、頭上の光が声を響かせる)
筺守・希望
応援…残り行動回数[2]
・応援合計 [+60]
0
皮崎・帝凪 6月21日23時……燃え尽きたかと思えば、また湧いてきた。キリが無いな。
ふん、勝手に言っているがよい。
部外者に何と言われようと俺の価値は揺るがん。
もし騒音苦情が来たら良い考えがある——すべての責任をコイツに押し付けるのだ。
というかさっきから何だ、弟?血縁なのか?(怪訝な顔をした)
0
皮崎・帝凪 6月21日23時【判定】
ふむ……ぐっちゃぐちゃか。言い得て妙だな。
各々の主張の方向性は異なるように見える……だが、形を成してこちらに敵意を向けてきている。
(こえがこえを、悪意が悪意を呼ぶ|連鎖《エコーチェンバー》。ただ助けを求めるだけの声さえも、復讐の悪意のひとつへ変換されてしまうような。だから断ち切る。物理的に、無理矢理。)
(傍受のために用意していた回線に意識を潜り込ませる。無線通信技術の恩恵に肖っている世界において、電波というのは空間を伝うものだ。周囲の電波をジャックして、こえ同士の通信を遮断すべく——街角のスピーカーから、電線から、悪意の塊へ向かわせる)
たまには自分の心としっかり向き合ってみてはどうだ?
|恨みつらみ妬み嫉み《雑音》を取り払った、純粋な「助けて」だけなら。
この魔王様が叶えてやれるかもしれんぞ?
皮崎・帝凪
判定…残り行動回数[1]
・ダイス値+60
・応援合計リセット
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『縺溘☆縺代※』『どうして』『縺ゥ縺?@縺ヲ』『どうして』『ドウシテ』『くるしいくるしいくるしい』『わたし、』『たすけて』『ゆるさない……っ!』
(だれかの悲痛な声は焼け落ちた。個が寄り集まった悪意の群体は、群体ゆえに終わらない。この場に現れた時の焼き直しのように、混ざり合う声。怨嗟。悲鳴。助けを求める声。)
『あああああああ!』『いたい!』『こわいっ』『きらいきらいきらい』
(繰り返しても他者に害を与える存在であることには変わらず、狙撃兵型の機械の指を落としたのもまた、“くらがりで出来た女性体”である。
ぼとり、と切り離された右腕のかげが、地面に触れてかげろうのように消えた)
『どうして私なの!!』
(繰り返し。悪意的にまで見える被害者意識は止まらない。繰り返し。お返しのように次は左足を切り捨てる──)
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『こないで』『こわい!』『きらい』『いやっ…!』
(まるで散歩にでも行くような動作で歩いてくる道化師服の人間の似姿には、当然のように拒否を示した。
無辜の救いや幸いを希う女性の群れ。異形の目を持つくらがりとはまた違う姿。絡みつく人影。すぐさま幻影が迫る。)
(“他者を呪って、世界を死で満たした災厄”に“笑顔で、怨嗟を流し、死にゆく群衆”の姿)
『……え?』
(確かに道化師服の人間の似姿の心を傷つけようとしたのに、なんてこともない顔で抱きしめられてかげの女性体が目を瞠る。
“かげ”なのに。触れられないのに。傷つけようとしたのに。どうして?)
『──ああ、それ、維月には効きづらいし、触れられるだろうね』
(どこかでくらがりのこえが独り言をこぼした。そんなもの|見慣れてる《・・・・・》だろうし、ほぼ|同階位《・・・》だからね)
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『あ、』『っ……』『!!』
(黒い男の目が光る。世界が一瞬だけ、静まり返った。範囲:視界。蒼く光る双眸が捉える視界全て。周辺の影という影を侵食したくらがりの中で蠢く異形の目が動きを止める。
無い身体が痺れるかのように動かない。)
『……たすけて』『しあわせになりたい』『おねがいです、たすけてください!』
(──動けないからこそ、盾となる者たちがかげから引きずり出された。無辜の救いや幸いを希う女性たち。怨嗟を攻撃性に変えたくらがりの、悪意的なまでの被害者意識に染まる前の一側面。
戦闘力のない、いわゆる一般市民たちの群れ。)
『お願いです刑事さん、あの子を助けてください!』『私はいいから、』『どうか、どうかっ……』
(悲痛な声が上がるばかりで、人間のに姿に見せたような幻影は怒らない)
『どうしてたすけてくれなかったの』
(──これが悪夢だろうから。何人いる?217人くらいかな!)
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『…………だれを、うらんで?』
(白い災厄の問いに、くらがりの女性体がそう零す。幼児のような声だった。)
『だれ?』『誰』『だれ』『私は誰を、』『ダレ?』『お前が、』『誰』『どうして』『あたし』『ダレ』『あの人が』『私は、』『誰?』『だぁれ?』『わたし』『みんな、』『縺?l』
(誰も助けてくれなかったと言う、無辜の女性達の声。その集合体。凝り固まった被害者意識には当然“被害にあった”事象があり、そこに水を向ければ個としての人格も揺り戻されるが、)
『わ、たし は、 だれ ?』
(群体であることで安定していた精神はあまりに脆い)
『──a縺ゅ≠ああAa縺ゅ≠縺ゅ≠Aa縺ゅ≠縺ゅ≠あAaAあAAあああああ縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠縺ゅ≠ああAaAあAAああああ縺ゅ≠AaAあAAあ!!』
(再び断末魔が響き渡る。思い出すことも難しい自身の形を嘆きの声にも似ていた)
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『数が最大の利である群体の数を減らすのは正しい』
(論文の採点をするかのように、どこかの場所でアクマがそう言う。悪意の群体の繋がりを断つ。それが出来るなら高得点だ。)
『それってつまり、音で音を消すってことだよねぇ』
(声に着目し、他者を巻き込まない周波数の音により、かき消す。なるほど面白いね)
『でもそれ|こっちも出来る《・・・・・・・》よ』
(アクマがそう笑った。得意分野だなぁ。大声で封じるのって、理不尽な言語の常套手段でしょう?ああでも、面白くないから、きみの得意分野でぶつけてみようか!)
『a縺ゅ≠ああAa縺ゅ≠縺ゅ≠Aa縺ゅ≠縺ゅ≠あAaAあ────×××××××××××××××××××××』
(響き渡っていた断末魔。反転する。位相は逆。白衣の魔王がぶつけた波形と完全に逆波形。波形の山に谷を。谷には山を。逆位相ノイズ。完全反転できれば、すべて相殺出来る……理論上は。)
【反撃】
0
くらがりの・こえ 6月22日23時『暴力には暴力で返すのは道理じゃないの』
(“人間のような”憐憫を零す狙撃兵型の機械にそう笑う)
『ふーん、もっと不正解しておく?』
(不合格を望む道化師姿の人のに姿に、世間話のように問う)
『……遼馬は弱いね。もう|一回しか《・・・・》戦えない』
(盤石の攻撃の不発を自分の弱さと断じる黒服男に、そう囁く)
『オレの希望も全肯定してくれる?』
(自己を持てと言い放つ白い災厄に親しげにねだる)
『その理論は演算不足だ』
(悪意の繋がりを断とうとした白衣の魔王の握りつぶした上でダメ出しする)
(性別も年齢も読み取れないくらがりのこえ。)
『──力が欲しいか?』
(知己でも無知でも関係なく、芝居がかった調子でアクマが続ける。)
『オレのささやかなお願いをひとつ聞いてくれるなら、手伝ってあげるよ!』
(アクマの助力には代償が必要であると知らしめた上で、望めば本当に力を与えるのだろう。という不可思議な説得力がそこにはあった。)
0
くらがりの・こえ 6月22日23時【追加ルール……“アクマ”の助力】
・応援:+10→+20に変更
・判定:D100を1回振る→2回振る
・代償:助力1回ごとに“ささやかなアクマのお願い”を叶える
※ささやかの定義はアクマ基準であり、お願いの内容は個人によって異なる
【継続ルール】
・応援の蓄積は6回まで
・誰かが判定を振ったら、成否に関わらず応援は【0にリセット】
・【出目 + 応援 ≧ 90】で攻撃成功
・判定を振った後、敵も反撃ダイスを振る
【result】
フォー・フルード…残り行動回数[2]
斎川・維月…残り行動回数[1]
澪崎・遼馬…残り行動回数[2]→[1]
筺守・希望…残り行動回数[2]
皮崎・帝凪…残り行動回数[1]
ラズ・アウリス…行動不能
攻撃成功目標…1/2
2
斎川・維月 6月22日23時ん?
家族になるのに血の繋がりとか必要無いですよ?
(魔王の言葉に普通の顔で振り返って、普通にそう言う。何処にも力何て篭ってないし、迫力も威圧も籠めてない。極々普通の受け答え)
(普通の、返事)
0
斎川・維月 6月22日23時(背中とか摩ったり頭とか撫でたりしようとしながら)
うーん。流石は弟、お姉ちゃんのこと良く分かってまーすねー。
偉い! 褒めますよー。
(至極勝手な事を言う。こいつ、家族になるのには只管ゴリ押しすれば良いと思ってやがる)
でも、安心して下さい。別に慣れなきゃいけないって訳でもないんです。
嫌なものは嫌なままで良いし。ずっと許せないままで良いし。何時までたったって泣き続けたって良いんです。時間経過で自動的に悟れるんだったら世の中こんなに人で溢れてませんよ。
それはそうと、何か弟君がまた余計な事を……お?
(断末魔の反転。ノイズが放たれる。それは魔王の放ったそれを相殺する為のものだったのかも知れない。が、それはそれとして相手を抱擁している維月はそれをもろに全身に受ける事になるので……)
ろ?
っ
(元より触れる事で繋がってしまっている。直に注ぎ込まれたそれは、風船を内側から破裂させる様に維月の身体を四散させた)
0
斎川・維月 6月22日23時…
(首のない首吊り死体)
(キィ キィ と)
(それは)
(そこに居て、居ない)
● (存在ではない。不在)
(穴) (欠落そのもの)
(無いと言う事)
(なので、消えた。いや、最初から居やしなかったのだ)
(なのに、強烈に引き寄せる。何もせず、何も言わず、そもそも存在すらしなかったのに、だから、引き寄せる。|己《死》に。ただ、おいで、と)
斎川・維月
応援…残り行動回数[0]
・応援合計 [+10]
0
斎川・維月 6月22日23時(それはそうと)
『ばっかおめー弟が変な気使うもんじゃなーいでーすよー! 手伝い何かしなくて良いから後でお姉ちゃんにお願いだけしなさい』
(何処でもない存在しない何処かで存在しないアホが何かアホな事言ってるけど! (※助力効果拒否の上で“ささやかなアクマのお願い”だけ要求))
0
筺守・希望 6月23日22時フーン。堅いのか、それとも柔すぎるのか。何やらイカサマをされている気がするけれど、見破れない以上は負け厄の遠吠えだものねぇ、ワンワン。
ワンワ……なんか今爆発したな。
(残った「穴」をチラリと眺めて息を吐くと、ニヤリと笑って)
でも、そうだね。知った風な相手には、その想像の先を行くのが一番効く。
じゃあ此処は一つ、人間より人間的な、余りに人間的な|衝動《バイブス》を見せてあげようじゃないの。
(枝を握る手に力を込めれば、その輝きは増して。やがてその枝に咲いた花弁は、傘のように咲き広がる)
0
筺守・希望 6月23日23時誰かに望まれることは多々あれ、誰かに何かを望むなんていつぶりだろうねぇ。
アタシは希望。
夢を見るなら見ればいい。
願いたいなら願えばいい。
──その取引、乗ったぁ!!
(片手に持った傘を勢いよく地面に突き刺すと、地脈を迸った光が桜色の軌跡を残す。その軌跡は宙に花びらを舞わせて)
なに、ケチくさいことは言わないさ。
いいよ、ふたつとも願ったげる。
後先考えてちゃあ|流れ星《希望》にはなれないからね!
(掛け声と共に両手で傘を押し込めば、途端にその軌跡は規則性を帯びて影を囲む。集いし先に聳え立つは、光の大樹)
……桜の下に眠るはなんとやら。
逆説的に、桜を背負うキミは何になるのかな。
筺守・希望
応援(取引込)×2…残り行動回数[0]
・応援合計 [+50]
0
皮崎・帝凪 6月23日23時まあ、兄弟に血の繋がりは必要ないが、貴様のそれは勝手に姉を名乗っているだけでは——
(……ああ、『同類』のほうか。なにかが横目に見えて腑に落ちた。……横目のままにしておくべきだと、直感的に思った。)
なっ……!?
(アンテナの辺りに鈍い痛みが走る。送った電波が、完璧な逆位相により打ち消されたのだろうと、すぐに理解した。)
0
皮崎・帝凪 6月23日23時…………ふうむ、成程。やるな、見事な対応だ。
俺を煽った罪については——よい。
声同士を分断させるアイディアは、未検証の、いわば思いつきの一手。演算不足であったことは否定しない。
態と手加減して意趣返しを選んだことも、まあまあまあまあ……よいだろう。波を打ち消すには同じ波。貴様は最善手を選んだというだけなのだから。
(『勝手に言っておけ』は、強がりではなかった。最も信頼するのは自身の目。そもそも他者の言葉を真に受ける性分ならば、現代日本で平然と魔王を名乗ってはいない。)
だが。
「力が欲しいか」、だと……?
0
皮崎・帝凪 6月23日23時【応援】
そういうのは!|魔王《俺》の|十八番《オハコ》だろうが!
(全身が紫色の眩いノイズに包まれた。人前で怪人態になるのは憚られるが、やむを得ない。それに、僅かな時間だが肩を並べて戦ってみて分かった。【俺が気を遣わねばならないまっとうな人間】など、この場に居はしないのだろう?)
(波の形などもう関係ない。無礼者と取引するまでもなく、理性を代償に得た莫大な出力。エネルギー体として顕現する前の『かげ』——不確定な集合体の存在を、存在ごと引き千切るべく、電磁波のブレスが放たれる。
(燃費の悪い身で力を使い過ぎた。そう長くはもたないだろう。
だが、力の続く限り……立って、妨害を続けよう。誰かが奴に一撃を入れるまでは——。
皮崎・帝凪
応援…残り行動回数[0]
・応援合計 [+60]
0
フォー・フルード 6月24日00時(正直なところ、腕を放棄したのはこれで決まるだろうというより確率の高い、そうなるだろうという予測とも、慢心とも言えるそれによるもの。
なので、気づけば、左脚部に染み込む影。そして影が自分の左足を切り取ればフォーの脚部もそれに合わせて破壊され姿勢を崩す。それは壊されたおもちゃのように)
損傷拡大。損傷箇所チェック。右腕部全域。左脚全域。チェック完了。……戦闘継続、可能。
(思うに。それは怒りであるとか、家族愛であるとか、プライドの咆哮であるとか。その様な迸るもの。自分にはない。影に伝えたい事、何かあるだろうか。……ああ。ずっと影が言っていることがあった。影の持つ疑問。それに答えを、自分なりの回答を出してみるくらいはしても、良いのかもしれない)
0
フォー・フルード 6月24日00時……答えましょう。「どうして私なの」その問いに。
それは人が不運と呼ぶもの。あるいは幸運とも。つまり、偶然です。
あなたが怪異や何かの被害者であるとして、その様な目に遭う理由に対して明確な因果関係を求めているのでしょう。ですがそんなものはありません。貴方には非がないのです。
ですので…(力を貸すと囁く方の影にも応えるように)
その様な不運に見舞われ、同じ様な目に合って欲しいと、そう思ってしまう人間に対して…暴力で返すと言うのはやはり、道理ではないと、自分は思います。持っていて当然のものを穢らわしいと断じるのは理想が過ぎる。
──その上で、力を貸して頂けるのなら使わせて頂きます。これだけ思考をしても自分に今、出来るのは暴力によって強引に引き留め解決を他の方に投げる事です。
ですのでどうか、存分に八つ当たりを。その役目を果たすためであれば何でも使わせて頂きます。
0
フォー・フルード 6月24日00時【応援】
(もう一人の影の助力により周囲にいるインビジブルが損傷した右腕と左脚を補う様に集まり、徐々にフォーの身体自身がインビジブル化していく)
(そして過去の殺戮機械、まさにその姿へと変貌を遂げる。頭部のカメラアイが赤く光り、全身は黒い影となり、女の影へと距離を詰め。
両の腕で握られた刀による斬撃と追加腕に握られたマシンガンによる銃撃を女の影へと仕掛けた)
応援(取引)+応援 残り行動回数[0]
・応援合計 [+90]
0
澪崎・遼馬 6月24日20時……済まないな。だが、その祈りも当人が背負うべきものだ。
(ひどくあたたかな声でそう言って。抵抗することなく音波の反撃を直に受ける。残り少ない命はあとどれだけ保つのか)
……ゴホッ……ゴホッ……。言うに事欠いて|ニ度目の、機会をプレゼント《D100を2回振る》、ときたか。結局、ソレを護ることさえ貴様にとって遊びに過ぎなかったわけだ……!
(時に悪意が何かを救うときもある。だからこそ『くらがりのかげ』がもう一つの影に手を貸していたとしても、それに対して疑問も怒りも抱かなかった。だが、こちらの助力をするとは何だ?アクマは“ささやかなお願い”とやらと同類である女の影、どちらが大切なのか。……言うまでもなく、どちらでも構わないのだろう)
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澪崎・遼馬 6月24日20時確かに、当人は弱い。ゆえに一度は……っ貴様に頼ったが……此度は……!!
(つまるところアクマはどちらに転ぼうと笑うだけ。どう転ぼうと懐の痛まないギャンブルに興じているように。影にとって同位体の救済も死も遊びに過ぎないのかもしれない。男にとって、それは。それだけは許せなかった)
(最早呼吸さえままならず、双銃をホルスターに収める。先に言われた通り戦闘といえるものをまともに行えるのは一度だけだろう。しかし限界に達した身体に反して内に秘めた赫怒は際限なくその熱量を増してゆく)
知らぬなら教えやる───オレにニ度目は必要ない。
(女性の形をとった影がくらがりのかげとして今後も存在し続けるということ。それは彼女達の憎悪が怒りが、悲しみが永遠に続くということでもある。だがそうはさせない、貴様が救わぬならオレが終わらせる)
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澪崎・遼馬 6月24日20時【判定】
(彼女に憑いたモノと同質のモノなら対処法は既に知っている。自分は彼女のようにはなれないが、情けなくも幸運なことに1人ではない。できるはずだ)
(近くに死の概念が存在している為だろう、腕と足は問題なく動き、√能力の使用にも支障はない。周囲のインビジブルと入れ替わるある種の瞬間移動を用いて狙いの位置へ───影の真上へと飛ぶ)
随分、遅くなってしまったな。彼女ほど輝かしい光では葬送ってやれないかもしれないが。
(頭上の男を察知し迫る無数の手は魔王の電磁波によって焼かれ、本体の腕は鋼の兵士による総攻撃で塞がれている。この一撃は外れない。確信と同時に拳を握る)
(右手に宿るルートブレイカーとは似て非なる力。光の大樹の輝きを受けこの一時だけ、かつてと同じく日輪の光を灯す)
───今、助ける。
(腕が真っ直ぐ伸ばされ右手が影へ触れる直前。蕾が花咲く如く拳が開かれる。まるで、助けを求める手を掴むように)
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くらがりの・こえ 6月24日23時『×××××××××××××××××××××──────』
(断末魔がぶつん、と途切れる。口はまだ悲鳴をあげる形をしているけれど絶えた。深すぎる穴におーい、と言っても反響すらしないように、何も返ってこない。鼓動も吐息も瞬きも体温も意思もない。死を起こす事象に恐れの声を上げていたのに、死そのものに対しては、静かだった。死が静寂を伴うように。
ふらり、と女性体の身が穴へ近付く──ところを、くらがりが見ていた)
『|それ《無償の願い》、釣り合わないんだよね』
(ピントが近いから“見た”ら“見返される”のは道理だ、聞こえてるだろう?くらがりのこえがそう言って、不定形の手を伸ばす)
『そうだなぁ、宣言するなら──舞台から降りたなら“引け”よ』
(“穴”を見えない場所まで引かせる。どこに?きみが潜む場所は、生命がある場所にはどこにでもあるだろう?
引かせたとしてもくらがりの中に浮かぶ異形の目はぼんやりとしていた。)
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くらがりの・こえ 6月24日23時『あっはははは!ふたつ?希望は欲が深いね!』
(白い災厄の取引に応じる声に、アクマが笑い声を上げた。悪意と希望。ベクトルは逆。人類の感情から産まれ、自己ではなく外部に向かうものという意味では同じ。逆だからこそ、表裏になり得る。だからそれなりに、馴染むと思うよ)
『いいよ、希望。あげるね。ひとつめは、きみの手から離れても広がるように』
(力が流れ込む。底上げされるのは世界を少しだけ変える、希望の光。)
『ふたつめは……オレと繋いで威力をあげよう!』
(対照的なアクマの力にブーストされたとは思えないほど、その光は明るくて、煌めいて、眩くて、)
『っ、……っ!!』
(かげから這い出たばかりの、仄暗い怨嗟を唱えるくらがりの身を焼いた。建物の影。雲が落とす影。物影という物影を侵食していたくらがり達が、震えるように揺らぐ)
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くらがりの・こえ 6月24日23時【代償:筺守・希望…ひとつめ】
『これ、人間が好む花だよねぇ』
(ひらり、ひらひらと舞い散る光の桜の花を前に、白い災厄の元へアクマが姿を現す。
光を放つ力は、アクマが助力をしている。それ故か、それ以外の理由か、常通り笑っていた。)
『その花、“希望を叶える”んでしょう?オレにもちょうだい!何かの時に使うから』
(子供のように花を求めて、光の木からぱきり、と枝をひとつ手折った。)
【代償:筺守・希望…ふたつめ】
『他にも花が欲しいな』
(無邪気な声掛けのまま、くらがりの腕が伸びる。伸びる、白い災厄の胸元。許したなら、その身の奥まで。)
『くるりの花はマーガレットだけど、希望の花は、どんな形?』
(──花が欲しいな。きみの感情の花、ちょうだい!)
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くらがりの・こえ 6月24日23時(死に思考を引きずり込まれ、希望に身体を焼かれた。四方の影に広がっていた異形の目を持つくらがりが、ひとつ。またひとつと揺らいで消えゆく。核であろうくらがりで出来た女性体もまた、ノイズが走るかのように身を削られ始めていた。
……そこに紫雷が襲い来る。)
『い、や!』『痛いのは嫌!』『どうして、どうして私ばっかり!』
(白衣の魔王が放った力は明確な“暴力”と判断され、皮肉にも“被害者意識”という存在の主軸を逆撫でた。声が上がる。紫雷が“虐める”……ゆるさない、と異形の目が光った。傷ついた箇所から、腕がぞろりと生え、加害者である白衣の魔王を害そうとする。)
『わーすごーい』
(どこかの場所で、紫雷を見て愉快そうに見える動作でアクマが手を打った。)
『……“世界の半分をお前にくれてやろう”の方がよかった?』
(白衣の魔王の言葉を受けて、わざわざ耳元で聞こえるようにして、そう囁いて、笑った。)
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くらがりの・こえ 6月24日23時『きらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらいきらい!!』
(女性体から駄々をこねる子供の様な言葉。元より正気もなにもなかったが、EDEN達の干渉によって更に壊れていった。
右腕がない。左脚もない。頭も首も胸も胴も、もういい、いたいのはいや──わたしをきずつけるものをきずつけられるなら、いい!
自身をそぎ落としてでも目の前の狙撃兵型の機械を“許さない”と蠢いて、)
『…………ひが、ない?』
(人道的に説く機械の言葉に、その動きが止まる──わたしはなにもわるくありませんでしたか?)
『──いいよ!暴力っていいよね。人間を品行方正にするには、殴るのが一番早いでしょう?』
(女性体が停止したのと同時に、アクマが姿を現した。それは視認されたのか、処理機構に干渉したのかは定かではない。肉体の実在がないから、なおさらに。
くらがりで出来た人型の何かが笑う。だから人類って武力を手放せないんだ!)
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くらがりの・こえ 6月24日23時『きみには手を貸そう。文字通りね。足と武器もオマケにつけておくよ!』
(くらがりが形作る。右腕を。左脚を。きみが使い慣れている銃火器を。人類殺戮のために学習し、演算し、より高みを目指していた過去の機械。くらがりを受け取った場所から全身が影をまとう。
戦場であればきっと語り継がれる、否、語り継ぐものが誰も残らない殺戮機械の姿だった。)
『…………っ!?』
(──DRRRRRRRRRRRRRR‼︎
動くことを忘れつつあった女性体の身に、幾重も伸びた無数の腕たちを、くらがりの弾丸が撃ち抜く)
【代償:フォー・フルード……ひとつ】
(このアクマが戀ヶ仲くるり以外の誰かになにかを求める時。いつもこの問いから始まる)
『きみの名前、呼んでもいい?』
(名前を教えて/名前を呼ばせて。その問いは、銃声響き渡る中でもはっきりと音声受信された。)
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くらがりの・こえ 6月24日23時(217人の被害者は形のない影。インビジブルとしても消えてしまったかもしれない、過去の産物。あなたのあたたかな声に、目を瞠って、口を開いたのも幻影かもしれない──)
『えー?遼馬は髪の毛を切るのに感慨が居るタイプ?』
(黒衣の男の言葉にくらがりのこえが世間話をするかのように言った。ソレも“オレ”。ちょっと邪魔になってきたなー。もう切ってもいいかな?)
『そう?遼馬の自由にするといいよ!』
(前の時は楽しかったから、残念だなぁ。と残念そうでもなくアクマが笑った。
無数のくらがりが、異形の目が、核となる女性体がEDEN達の手で削がれていくのを見ても、その声色は変わらない。そこまで“引きずり出されなかった”)
『あー……あっはははは!そうだね、それ、|効くね《・・・》!』
(眩い光を見て、アクマがわらう。白光とは違う。けれどあまりにも温度の高い焔は、白に変わる)
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くらがりの・こえ 6月24日23時『あ。あー……うん、【希望、オレはさよならするね】!』
(太陽の如き光を前に、珍しくアクマから笑い声の含んでいない言葉が漏れた。くらがりのかげは自身の一側面であるが故に。場で力を振るう複数のEDENに手を貸したが故に。未だ、この場に繋がりがある。
この場を“見て、干渉している”、という事実だけでヤバい。
そう判断したアクマは、即座に先程手に入れた【希望を叶える】力を持つ光の枝を手札として切った。)
『それじゃあ、|またね《・・・》!』
(そう笑って、アクマは気配ごと消える。)
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くらがりの・こえ 6月24日23時(くらがりで身体を構成した女性体。被害者意識の集合体。悲劇の記憶。怨嗟の吹き溜まり。生前、無辜と言われていても、この形を得た時から無秩序に暴力を振りまく害悪である。
その存在に助けが、救いが必要かは、)
『……………………きれい』
(手を差し出す者が決めていい。)
(痛いでもどうしてでも助けてでもなく。
ただただ光を見て、うつくしいと思って、思わず感嘆の言葉をこぼして。黒衣の男の光る右手がその身を触れた一拍後。
くらがりのかげの核であった女性体は崩れて消えた。
核が消えたことで、周辺を侵食していたくらがりもまた、ボロボロと崩れゆく──)
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くらがりの・こえ 6月24日23時【result】
ラズ・アウリス…行動不能
斎川・維月…行動不能
筺守・希望…行動不能
皮崎・帝凪…行動不能
フォー・フルード…行動不能
澪崎・遼馬…行動不能
攻撃成功目標…2/2 【clear‼】
──Mission complete! Big thanks to everyone who helped out!──
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皮崎・帝凪 6月25日02時………たった半分で足りるか、おろか、もの……
(耳元で嘲るように囁かれた声に返したちょうどその時。声の主の仕業か、或いは偶然燃料切れのタイミングだったのか、がくんと紫に染まった視界が揺れる。地べたに膝をついて、けれど倒れ伏すにはまだ早い。奴の吠え面を見るまでは。)
……たす、ける?
(助かるわけがないだろう。悪意の伝播前ならいざ知らず、一度悪に変質したものは戻らない。茹でた卵が元には戻らないように。そして、『悪』には幸せな終わりなど無い。
だが、あそこに立っているのは俺ではないから。終わり方は、最後まで立つ者に委ねるべきだと思った。
日輪の光は大きく広がって、やがて視界が眩い白に染まる。
「ああ、朝が来たのか」——と。
ぼやけた意識でそう思って、静かに、意識を閉ざした。
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戀ヶ仲・くるり 6月25日22時(√汎神解剖機関、日本、東京都、S区、とある建築物近くの路地裏。
路地裏を覗き込んだ一般人がいれば悲鳴をあげそうな惨状。死屍累々の様相。光が収まれば日常の地続きで、問題はいくつも転がっている。)
(けれどひとつの簒奪者が産まれなかったことだけは、確か。)
【このお話は、これでおしまい】
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