【新入】澄月・澪【会員】
(√EDEN世界に害を為す妖怪を追い√妖怪百鬼夜行、禍津宮市へと入り込み)(倒したはいいが、帰り道が見つからぬまま彷徨うこと1時間ほど)
(たかが1時間、されど1時間。不安になってきたところでふと思い出したのは『YellowDragon』の噂)
(このまま宛てもなく彷徨うよりは――と、五常ビルの前までやってきた)
あった、五常ビル……うー、初めての場所って緊張する……
でも、帰り道も分かるかもだし、この機会に√能力者の友達も増えれば、できることも増えそう。
1階はミルクホールって言ってたっけ。ミルクホール……ってなんだろう、初めて聞いた。
(と、入る踏ん切りがつかぬままビルの入り口を何やらぶつぶつうろうろしている)
※
●新入会員「澄月・澪」
人間(√EDEN)の霊能力者 × 魔剣融合体
年齢: 12歳 女(9月12日生まれ)
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h00262
・スレ設置期間【~12/22(日)】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう!

(~ミルクホール『ちゃちゃ』入口前~)
むむっ。年端もいかぬ少女が当て所なく彷徨った末に不安に駆られて久しい気配。 (いやに的確に勘を働かせつつ、入口前にスタスタ近付いてく)
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(あった、五常ビル……うー、初めての場所って緊張する……)
(※後ろから澪の独り言に聞き耳立ててる三十路)
(でも、帰り道も分かるかもだし、この機会に√能力者の友達も増えれば、できることも増えそう。)
(※後ろから澪の独り言に耳ダンボにして聞き耳立ててる三十路)
(1階はミルクホールって言ってたっけ。ミルクホール……ってなんだろう、初めて聞いた。)
(頷き、)
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ぴゃうっ!!?
あ、あわ、あわわ……あ、えぇと……神薙ウツロさん……だよ、ね?
(「びくっ!」と擬音が聞こえるのではないかというほど跳び上がらんばかりに驚き、振り向く。)
(あわあわとしていたが、突然声をかけてきた者の顔を見ると少しは落ち着いたらしい……依然そわそわと挙動不審気味ではあるが)
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え、えぇと、うん。この市のことを調べてきた時に……う、スマホの電池が切れてる……
(あわあわと慌ててスマートフォンを取り出し、ぽちぽちしても反応がないことに絶望する)
えぇと、その。私√EDENから来て、道に迷って、そしたらネットで見たここのことを思い出して、あ、その時にウツロさんのことも写真で見て……
(初対面の年上の男性を相手に緊張しているためかあわあわと早口だ!)
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あ、ありがとうございます! 果物マークのやつの充電器があれば……!
(ふたたびびょんっと跳ねるようにお辞儀をする)
(こうしていると外見はただの小学生だ……√能力者である以上、ただの小学生なはずもないが)
その……怖そうな組織の武闘派のリーダーって聞いてたから、もっと怖い人なのかなと思ってたけど、思ってたより怖くない人で安心。
(一人でずんずん歩くのも気が引けるので、ウツロと一緒に入れないかなーと相手が動くの待ち小学生)
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(澄月のキョドキョドっぷりから、なんとなく内心を推し量れた。というわけで、自ら店内へ先行。ドアマンよろしく扉も先んじて開けてあげちゃったりして。その先に広がるのは、ビルヂングの1・2階の壁と天井をまるっとブチ抜いた吹き抜けまくりのクソデカミルクホールだ)
えぇ~? 何その「怖そうな武闘派組織」って。ウチ地域密着型よ? ま、他√への遠征もフツーにするけど。
ま、ともあれ。改めて――ようこそ? どんな所か、ネットのクチコミだけじゃなくって、自分で直で見てってよ。これからの時代、そういうの大事よ。
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(優しい人だ……!)
(とか思いつつおずおずとお店に入る)
お邪魔しまーす……
う……だ、だって、ネットの評判が「市とズブズブ」「√能力者同士でやりあってるらしい」「あそこの餃子はマジオススメ」だったから……
(あれ?最後のは何か違うな?と思ったけど実際に多かった書き込みなので仕方がない)
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ひゃー、ネットの切り出し方ってこっわ。事実を陳列されてるだけでも文体次第で悪し様MAXじゃん。
重ねてになるけどさ、とりあえず近付いても大丈夫そうだって思ったなら、お嬢ちゃん、自分の目で見て感じて――
っていうかお名前なんてーの? (首を直角に傾げる)
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因果を断て、忘却の魔剣「オブリビオン」!
魔剣執行者、です!
(最後に虚空から魔剣を取り出し、黒髪、黒目だった普通の小学生から変身してみせる)
(やたら目立つ光りかたをしていたので、ちょうど店でくつろいでいた人が居れば気付いただろう)
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(たまたまミルクホールでケーキと紅茶を味わっていたら、小学生くらいの子が口上を上げ始めた。微笑ましいな、と見ていたらリアル変身バンクが始まって終わっていた)
……おおー。
(周りのがやがやに紛れるように拍手してみる)
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えへへ……
(照れたようにはにかんだ笑みを浮かべ、構えた剣を下ろして周囲のこっちを見ている人たちにぺこぺことお辞儀をする。|こういうの《変身ヒロイン》が好きなお年頃らしい)
先月√ドラゴンファンタジーに迷い込んで、その時にいつの間にか手の中にあったんだ。
この剣のおかげで、私は戦って、周りの皆を守れる……
あ、あと剣は触っちゃダメだよ。
√能力者なら少しなら大丈夫だと思う、けど……ずっと触ってると「忘却」の力で記憶がなくなるかもだから。
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一瞬で姿が変わるなんて……瞠目すべき技術力です。
(変身の様子を通りがかりに偶然目撃したようで、見るからに√ウォーゾーン出身のサイボーグが小さな拍手と共に口を開いた)
形状記憶型ナノマシンによる装具の再構成や格納庫からの量子テレポーテーションを、インビジブルの膨大なエネルギーで実現しているのでしょうか。
(機械工学の申し子は神秘というものに疎いようだ)
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――忘却の魔剣「オブリビオン」。振るう上での対価は|記憶《それ》、か。
…。……。………。澪ちゃん自身は? それ振るってて…どうなん?
その剣でバリバリ戦うってなると、結構キツいことあったりしない?
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えへへ……凄いでしょ。
え、けいじょ……!? りょうし……?
(|澄月・澪《すみづき みお》は一度見た、聞いたものを忘れない。
だが、その知識が各段に高いかというとそうではない。
普通に生きてきた√EDENの12歳の少女にとって、言葉は見た覚えがあっても、それが何かまで知らない……ということは多い。)
(ナノマシンってSFとかで聞くけどどういうものなんだろう、猟師?猟師がテレポーテーション……? レモン牛乳って牛乳にレモンを絞ってるのかな(現実逃避))
うー……す、すごい魔剣の力だよ!
(√EDENの普通の少女は当然機械工学に疎いのだ)
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心配してくれてありがとう、ウツロさん。大丈夫だよ。
私は――絶対に|忘れない《忘れられない》から。
(自信のようにも、諦めのようにも見える笑みを浮かべ、確信ともに答える)
(忘却の魔剣であろうと、「忘却」そのものが欠落している人間から記憶を奪うことはできない)
(それが、どんな記憶であろうと)
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…? 絶対に、忘れない――「忘れられない」?
(澄月の手の「忘却の魔剣」。元々が√ドラゴンファンタジーの――、恐らくはダンジョンらへんにゆかりあるブツだったりするのだろうか? それの来歴はまるで分らないが、しかしその宿したる力のガチさは分かる。なんせ「今見た」。代償は記憶。しかしこの少女は大丈夫という。忘れない――「忘れられない」という、この少女は。そこまで聞いた所で、一つの論法が頭の中に立った。「忘却」の『欠落』? 忘れることができないという、欠落に由来する作用? そしてそれが、かの魔剣の担い手となった結果として――)
…言わば「コストの踏み倒し」か。奇跡的な噛み合い方もあったもんだね。
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√ドラゴンファンタジー由来の武器でしたか……。
何事も√ウォーゾーンの基準で考えてしまっては拙いですね。
……普段は目に見えないほど小さな部品に分解されているのだろうか、もしくはあらかじめ決められた装備の設計をどこから転送して都度再構成している? などと想像していました。
(全く伝わっていない様子を受けて、ある程度噛み砕いた説明をしてみる。いずれにせよ、紀元前から世界の根幹が異なる√の超常現象なので科学的な説明はできなさそうだ)
……澪さんと言うんですね。私は|深雪《みゆき》・モルゲンシュテルン。
√ウォーゾーン出身の義体サイボーグです。以後、お見知りおきを。
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(奇跡的な噛み合い方――と聞いて小さく首を振る)
(そういう情報を聞いたわけではない、だが魔剣執行者となったためか、自分には分かる)
この剣は、きっと私が|忘れない《忘れられない》から現れたんだと思う。
√能力者になる人は皆「欠落」を持っている……って聞いたから分かるよ。
私はきっと「忘れること」……「忘却」が欠落してて。だからこの剣は、私の手元に現れた。
(つまり逆なのだ。手に入った魔剣が、奇跡的に持ち主だけは害を受けないものだったのではなく――)
(忘却が欠落した自分だからこそ、忘却の魔剣は自分の手元に現れたのだ。そういう確信がある)
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うー……どう、かな?
モンスターに襲われて、危ない! って思って手を前に出したら手の中にあって……
あのダンジョンの遺産だったなら、たまたま私が迷い込んだダンジョンに忘却の魔剣があった、ってことだからウツロさんの言うように奇跡なんだけど……うー……
(うーんと言葉を濁す、これは確信ではなく、なんとなくそう思う、くらいの話ではあるが――あの時迷い込んだダンジョン、√ドラゴンファンタジー由来のものではない――気がする)
(ではどこのものか?と聞かれると分からないのだが)
なるほど……!
感覚としては重なってる別の√にあるのに近いかな。えいってすれば触って取り出せるような……わかるかな……?
(「霊能力者」は重なっている√を見る/干渉することができる。その感覚が分かるなら……と小首をかしげる)
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へえ、君自身でなんらか感じ取ってる所がもうあるっちゃ|ある《・・》みたいじゃん?
じゃあきっと、それこそが正解だよ。いい「相棒」じゃない。
これからも、一緒に励むといい――
一期中盤~終盤頃のパワーアップフォーム版の変身バンク、引き続き期待してるよん? ははは。
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