夢のあとさき

君がいないんだ

ディース・メルーフェ 6月20日16時

『すまぬ、今来られるか?』

遊トリオの共通LINEにメッセージがポップした。アビィからだ。

『すぐに起こる事件に手を貸してもらいたい。あまりに時間がないゆえ、告知を出し人数を集めることもできぬ』

ルメルとレントの了承の返事を見て、アビィがこの事件について伝え始める。

事件を起こす簒奪者は、人妖「夢魔」のメルーフェという者。
アビィは一度メルーフェの事件を詠んでおり、その手段を知っている。
メルーフェは「夢への入口」を作る√能力を持っており、他人の夢へと入っていく。その夢の中で、夢の主にメルーフェの手を取らせれば、夢の主をメルーフェの力へと変えることができるのだ。彼はそうして力をつけてきた簒奪者だ。
ゆえにメルーフェは、嘘でも何でも使って、被害者に自分の手を取らせようとする。それを防ぐのが今回の目的だ。
被害者が手を取らないと分かれば、メルーフェは撤退する。
また、被害者に手を取らせた場合、メルーフェはこちらに対して戦闘態勢に入るが、逃げれば追ってはこないと星が告げている。

そして、今回の被害者についても、多少のことを星が告げている。
被害者の名は|白羽《しらはね》・|朝良《あさら》。√EDENの人間である。歳の頃は少年と青年の中間といったところであろうか。純粋な性格とのことだ。
先日親友を亡くし、今は部屋にこもって嘆いているという。メルーフェがどうつけ込んでくるか、予想がつこうものだ。

集合場所と知らされた√EDENの白羽家は――豪邸というのが相応しい屋敷であった。
「キャーーーーーー!!」
女性の悲鳴が聞こえた。たった今、事件が起きたのだ。

=・=・=・=・=・=・=

・彩音・レント、ルメル・グリザイユ、治部・亞比栖(とそのNPC)以外の発言はご遠慮ください
・お互いのペースでのんびりやるスレッドです
・プレイヤー発言は【】、あるいは遊トリオの総合相談所でお願いします
治部・亞比栖 6月20日16時
む……! 仕方がない、√EDENだ、押し入っても忘れてくれようよ!
(大きな門を飛び越え、玄関を勝手に開けて屋敷の中へ)

(そこは確かに豪邸の中であった。広いエントランスにはアート作品などが飾られている。人がバタバタと二階へ集まっている中、急に家に入ってきた者にぎょっとした目が向けられる)
二階だな?
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治部・亞比栖 6月20日16時
【???】
(ヒゲを生やしたおじさまが、二階から下りてきて玄関の様子を見て言う)
EDENだね? 通してやってくれ、彼らは朝良を助けてくれる者だ。
(それを聞いた使用人たちが、ザッと道を開ける。もし二階へ上がれば、人の集まり具合で朝良の部屋はすぐに分かるだろう)
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彩音・レント 6月21日22時
ちょ…アビィ!不法侵入だよぉ…!って緊急ならそんなこと言ってられないかあ〜。
(時間がないと直接に呼び出してきたのだから本当に緊迫している状況なのだろう。有無を言わさぬアビィの行動に大人しく着いていくことにした)

すんごいお家だねえ。お邪魔してまーす…。
(家の中に居た人たちの視線が痛い。後できっと忘れてくれるのだろうけれど、今この瞬間の空気はどうにもできないことに、思いきり気まずい顔をしていた)

(そこに出てきた話の分かるおじさまの一言で一気に安堵の表情に変わる)
あはー、どうもどうも……。
とりあえずどういう状況なのか確認させてもらおうかな。
(まだ何が起こっているのかは把握しきれていない。とにかく現場の2階の部屋へ行ってみることにした)
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ルメル・グリザイユ 6月25日00時
あはは、こ~んな豪邸に強行突破か~……って、(二人に続いて門から玄関へと駆け抜けたところで、中年男性が使用人たちを退かせている場面に行き当たる。) ……ふふ、話が分かる子が居てくれて助かったよ~。流石にこの人数相手に、怪我をさせずに事を進めるのは難しかったからねえ。(EDENの存在を知りその総称を口にする男性に違和感を覚えながらも、その微かな不審感を[演技]の裏へと巧みに隠し、柔和な微笑みを浮かべて二階へと歩を進める。)

やあ~、アビィ。レントくんも。で……彼が朝良くんだねえ。
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治部・亞比栖 6月25日19時
(朝良の部屋に行けば、情報の通りに少年と青年の中間といった男子が倒れ――いや、寝ている。その彼から、薄桃色の雲のようなもくもくが出て、人ひとりが歩いて入れるような入口を形成している。入口には薄桃色のもやがかかり、その中をうかがい知ることはできない。確かに、普通の使用人がこのようなものを見たら、悲鳴を上げたくもなるだろう)

(部屋の近くの使用人たちが怖々と話をしている)
「朝良様、最近おこもりになってらしたのって……?」
「それが、誰も理由を知らなくて……ずっと明るくていらしたのに……」
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治部・亞比栖 6月25日19時
(ぐるりと見回して、ほかに不自然な点がないか確認。この部屋には、雲以外はおかしな点はなさそうだ――が、人々の発言が妙におかしい)
今までのメルーフェの手口と同じだ。この中が、被害者の夢の世界になっている。すぐにゆきて、彼奴の手を取らぬよう説得をしたいところだが……

(レント、ルメルの顔を順に見て)ルメル。
(次いで、おじさまを視線で示して)彼から事情を聞いてはくれぬかな。念のために、だ。

レントは我と夢の中に入る、でよいかな?
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彩音・レント 6月28日14時
(部屋に入ると薄桃色の不思議な雲。あー、こういう感じなのね、と小さくつぶやいて)
あ、うん。朝良くんを救うにはそうするしかないわけだよね?
じゃあ僕からは異論はなーし。アビィと一緒に行くよー。他人の夢を覗くとか……ちょっと気は引けるけどねー。
ルメルくんは後から合流する感じかな?
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ルメル・グリザイユ 6月29日21時
(使用人たちの密やかな囁きに、そっと耳を傾ける。この異様なモヤを目にしてなお、『最近部屋に籠っていた理由』と無理に結びつけようとする不自然さ。それに……|誰も籠っていた理由を知らない《・・・・・・・・・・・・・・》…?? この青年は先日、親友を亡くしたばかりだと聞いている。ずっと明るい性格だったということは、日頃から使用人たちとの関係も良好だったはずだ。それなのに、その重大な出来事すら周囲が把握していない等ということがあるだろうか。急速に巡る思考、けれどその胸中の不信感はすべて[演技]の裏へと完璧に隠し通して。)

ん、おっけ~。おじさまだけと言わず、使用人の子達からも何か変わったことがなかったか聞いておくよ~。情報は多いにこしたことはないからねえ。(ぱちん、とウインクをひとつ。あとは任せろ、というメッセージが込められていた。)
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治部・亞比栖 6月30日19時
おお、さすルメだ。よろしく。

【こちらが情報収集用のスレッドです。ルメルさんはこちらにご移動ください。二人との合流については、情報収集用のスレッドで、入口に入るロールプレイをされた際にご案内します】
https://tw8.t-walker.jp/thread/club_thread?thread_id=38199

朝良を救うのもそうだ。そして、朝良をかの簒奪者に渡したなれば、それだけ彼奴の力が増す。それも阻止せねばならぬ。
……レントはやはり優しいな。その優しさにて、朝良をともに助けようぞ。夢を覗いたことは、あとでともに謝ろう(にこりと笑って。レントの優しさには、本当に、ずっと助けられっぱなしだ)
ああ、情報を得たなれば合流しておくれね、ルメル。
ではレント、急ぎ行こうぞ。
(一度この敵と接触しているだけあって、躊躇なく薄桃色のもくもく入口に駆け込んでいく)
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彩音・レント 7月1日17時
お、さすルメ!頼れる〜!!じゃあ、そっちはドーンとお任せしちゃうね!
(洞察力の鋭い彼なら安心だと、信頼のウインクを返して)

あはは、後で謝るか〜!気まずいことこの上ないけど仕方ないね!
(アビィも一緒に謝ってくれるというのならきっと大丈夫だろうと、ゆるりと笑って)
そのメルーフェってのに朝良くんを奪われたら、この子は夢から目覚めなくなっちゃうのかな?うん、急ごうか。
(入り口へと進むアビィの背中を追いかけていった)
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治部・亞比栖 6時間前
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治部・亞比栖 6時間前
(夢に入ったレントとアビィに、フラッシュバックのようにいくつもの光景が見える。どれもが朝良視点の、思い出たち――)

「どうしたの? 僕で力になれるかな、よかったら話を聞いてもいい?」
「ああ、ありがとうございます。道に迷っていまして」
(アビィには分かるだろう。後者の青年の優しげな笑みは、作り物だ)

「ロアくん! またこのあたりに用事? また会えるなんて嬉しいな!」
「ああいえ、朝良さんにお礼をしたくて」
「えっ……わざわざ? ありがとう、ロアくん」
「……お礼を言いに来たのですが、お礼を言われるとは」
「え? あ、あはは、でも嬉しかったんだもん!」

「朝良でいいよ、ロアくん」
「……でしたら。だったら、俺もロアでいい」
(青年の仮面が、崩れた瞬間)

「ロア! あのねあのね、このあいだたこ焼き食べたことないって言ってたでしょ? じゃーん!」
「……俺のために? 俺の……、ために?」
「そうだよ! 一緒に食べようよ!」
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治部・亞比栖 6時間前
「……朝良のために。俺ができることはないか」
「…………」
「すまない」
「う、ううん。違うんだ。使用人さんじゃないのに、僕のために、何かしてくれる……の?」
「朝良がそうしてくれた」
「! ……じゃあ、じゃあ、ずっと友達で、いて……?」

(断崖絶壁。揃えられた靴。つまり……朝良が手に持っているのは、遺書だろう。朝良はボロボロと涙を流し、崖でうずくまっている)
「……ああああああああああーーーーーーーーッッ」

(サァッと思い出が晴れていく。そこは、思い出にいつも出てきていたベンチだ。ロアといつも会っていたその場所に、今は朝良一人しかいない。レントとアビィがその場に現れても、朝良はひどく気落ちしている様子で顔が青く、うつむき、二人には気づいていない)
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