烏夜

【Tag.7】Klang des Herzens

ゲルダ・ドレッセル 7月2日22時

【1:1】
 陽だまりは硝子越しに零れ落ちた蜂蜜のように床を満たし、窓辺に座るおんなはそのぬくもりへ指先だけを遊ばせる。外のひかりはすぐそこにあるのに、いまはまだ扉の向こうの物語のように感じられた。
 やがて『あなた』が鈴を鳴らし、この静かな午後に新しい頁を綴ってくれるのだろう。その予感だけで胸の奥は小鳥のように羽ばたき、時計の針さえ春の芽吹きを待つ種子のようにそっと息を潜めている。風が梢を撫でるたび、世界は『もうすぐ』だと囁き、おんなのこころもまた、その声へ微笑むように耳を澄ませていた。

《Gast》戀ヶ仲・くるり

√汎神解剖機関、『烏夜』にて。
おはなしは区切りの良いところまで。一週間途絶えたときは、確認のおてがみをするね。

それじゃあ。……いっしょに、おんがくを奏でましょう。
ゲルダ・ドレッセル 8月26日16時
えへへ……ほんとう? うれしい。
私、生まれはドイツなの。10歳のころ、お母さまと日本にきて……それからはずっと。

(違和感がなかったと褒めてもらえることは嬉しい。自分の勉強の成果が身を結んでいることを知れたから)

だ、大丈夫。その、散らかしてはいないんだけど……、……お、おともだちをおまねきするのって、はじめてだから。

(子どものころからともだちはピアノだけ。だから、自分の領域にひとを招くなんてはじめてのことだ。おもしろみのない部屋に違いないだろうけれど、あなたがいいなら、なんてはにかんで)
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ゲルダ・ドレッセル 8月26日16時
くるりさんがおしえてくれたの。音楽って、たのしければいいんだって! ね、ね。おねがい。

(自分はひとと分かち合うことに酷く不慣れだ。だから、慣れないおねがいのことばを口にした。あなたが頷いてくれるなら、ぱっと笑みを咲かせるはずで)

はやりのうたでも、思い出のうたでも。なんでもいいの。私、音あそびがすき。……おともだちといっしょなら、きっともっとたのしいから。

(こっちにきて、と席を立って、カウンターの奥にある扉へあなたを導いた。扉の先には二階に続く階段があって――おんなと、この建物の主人である女性の居住スペースになっているのだと告げ)
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戀ヶ仲・くるり 8月28日20時
お話しないと分からないから……でも、そっとしてくれたかもしれませんねぇ。

(このお店の雰囲気だと、そういうお客さんも居そうだ。触れれば“わるさをするものではない”とすぐ分かるだろうし、あなたが“意識して使ってない”のも伝わりそうだ。目を細めて口をつぐむお客さんの姿が想像できた)

そうですね、外に飛び出して行きたくなるみたいな、元気の出る曲でした!いいなぁ、誰かを手助け出来る力……あ、ごめんなさい、言葉通りの意味で。私、以前見せた√能力しか使えないから。霊震も色んな方から教えてもらって、やっと使えるようになったくらいで……怪我を治したり、元気になる力って、素敵だな、羨ましいなぁって。

(戦えなくても、戦う人たちを手伝えるから。そう続けてから、ゲルダさんの曲はとっても素敵ですね。と笑った。)
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戀ヶ仲・くるり 8月28日20時
そうなんですか?ずっと日本にいらっしゃったのかと……こうやってお話できるの、ゲルダさんが勤勉なおかげですね!

(言語がすべてじゃないけれど、意思の疎通は今より絶対に難しい。ともだちにもなれなかったかも。お話できてうれしいから、あなたが学んでくれていてよかった。)

……はい、きっと楽しいです!一緒に歌いましょう!
お部屋も、おじゃましていいなら、ぜひ!ふふ、またはじめましていただいちゃいました。光栄です〜。

(曲を奏でてないあなたも、まるで春を喜んで駆け出すみらいに軽やかに言うから。同じように弾んだ気持ちで頷く。
手招きされるまま、奥まった扉の前まで足を進める。あなたの話を聞いたあと、魔女さんの秘密の入り口みたいですね、と目を細めた。カウンターという、客側だと淡いヴェールがかかった場所の奥にあるから、なおさら)
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ゲルダ・ドレッセル 8月29日02時
そっとしておいてくれたか、……ふつうのひとには、みえないのかな?

(ううん、とおんなはすこし考える所作を挟んだ。少なくとも、演奏を聞いてくれたお客さんたちはみんな『元気が出たよ』とか、『良い時間を過ごせたよ』と褒めてくれることばかりだ。おかしなことが起こっていると言われたことはない、と頷いて)

……ふふ、これって。私の『まほう』なのかも!

(なんて、その全容も確かなものではないのだけれど!)(続いたあなたの羨むような声に、慌ててふるふるとかぶりを振って)

わ、私も。自分は、星を詠むことと……あの日みたいに、カナリアたちが夜に遊びに来てくれるくらいだったの。だから、みんなにすこしさきの未来を伝えることしかできなくて……。
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ゲルダ・ドレッセル 8月29日02時
……もし、私が書いた曲そのものにちからが宿っているなら……『楽譜通り』にしたら、くるりさんにもつかえないかな?

(憶測にしか過ぎないし、思いつきでしかない。だが、逆に考えれば――もしもあなたにも出来たなら、これが『√能力』ということの証明になるのかも。なんて、そわそわした様子で持ち掛けて)

ふふ、ありがとう。
うれしい、私ね。子どものころから、そうやって誰かと音遊びをしてみたかったの。

(オーケストラと音を合わせることも、もちろん楽しいことだけれど。幼い頃の自分が求めていたのは『分かち合うよろこび』だったのかも)(あなたの言葉に微笑み返しながら。階段をのぼった先、自室の扉をそうっとひらき)

(ちいさなドレッサーに書き物をするための硝子のローテーブル。書籍の類はタブレット派なのだろう、何しろ居候の身だ、本は好きだけれど嵩張ってしまう。この部屋にぬいぐるみがやってきたら、きっととっても賑やかになる筈だ)
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戀ヶ仲・くるり 8月30日23時
うーんと…ふつうの人は『心を守るため、忘れようとする』って聞いたことがあります。すぐに気にも止めなくなっちゃう、って。ゲルダさんの曲で光が出ても、お客さんは「元気が出るのは当たり前」って思ってるかも、ですね?

(『音楽を聞いて元気が出る』のは、いい音楽を聞いた時に起こることだから。なおさら違和感なく馴染んだ、かもしれない。どれも“かもしれない”だけれど。)

ふふ、元々が素敵な曲だから、相乗効果ですごーい魔法ですね!
…ゲルダさんはたくさんのことをしてますよ。素敵な曲で誰かが笑うのもそうですし、悲しい出来事を“起きない”よう呼びかけられるは、すごいことです。

(星が詠めるのも得難いことだ。それも少し羨ましい、と思いながら、首を振るあなたにそう言う。あなたは何も出来ないとよく言うけれど、そんなことはない。出会った日にも言ったように、多分何度でも言う。)
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戀ヶ仲・くるり 8月31日00時
『楽譜通り』に出来たら、私にも、使える…かも?

(あなたの言葉に、ぱちぱち、と瞬きをする)

えっ、そうだったら……素敵ですね!そうだったらいいなぁ!

(瞬いた目は、そのままキラキラ輝いた。あなたの弾く指や歌う声ではなく、曲自体に力があるなら、それはおとぎ話で出てくる“魔法の曲”だ!
やさしい力だと自分の身体で実感していたから、使えたらいいな!と真っ直ぐ言える)

とってもウキウキする曲だから、奏でたら絶対楽しいですしね!……あ、魔法の曲じゃなくても、奏でてみたいです。私の好きな曲の前に、まず、ゲルダさんの作ったあの曲!遊びましょう!

(“音遊び”にはピッタリな曲だと思う。きっと楽しい!教えてもらうのも、いっしょに奏でるのも、音遊びになるだろうか?
音楽は少しだけピアノを習ったのと、学校の授業くらいしか素養はないけれど。あなたと楽しく奏でられるといい。そう目元を和ませながら話す)
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戀ヶ仲・くるり 8月31日00時
(そんな話をしながら、あなたの背中に続いて階段を、扉を通る。そっと佇みたくなるようなお部屋が現れて、目を細めた。お部屋から出難くなりそう。)

……おじゃまします。素敵なお部屋ですねぇ。
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ゲルダ・ドレッセル 8月31日10時
あっ、私もそのおはなし、聞いたことがある……!

(といっても、それがなんだかぴんとこなくて、どういう意味合いを持つ現象なのかよくわからないままでいた。あなたの言うとおりであるならば、もしかしたら人々は『音楽でこころを慰められた』としか認識できていないのかもしれない)

わあ……、……もし、……もし、これが私のふしぎなちからだったなら。私のちからで、みんなを元気にできていたのかな。そうだったら、……どうしよう、なんだかどきどきしてきちゃった……!

(そうだったなら、とってもうれしい。もちろん、まだ『そうかもしれない』くらいの曖昧なものだけれど。続くあなたの言葉は輪をかけるようによろこびを運んでくるものだから、どうしよう、顔が緩んじゃう)

ありがとう、そんなふうに言ってくれて。
私のこの目も、……わるいばかりのものじゃないんだって。えへへ、なんだかいまならあなたに自信を持って胸を張れそう。
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ゲルダ・ドレッセル 8月31日10時
そうだったら、とってもすてき!
ピアノを弾くことも必要なのかな、それとも歌うだけでいいのかな……。ね、ね、いろいろ試してみよう?

(少なくとも、だけれど。ピアノの発表会で演奏したときも、普段の演奏会でも、誰にも言われたことがないし、自分も認識出来たことはなかった。あなたがはじめてだった。自分の曲をおひろめしたのは、これまたあなたがはじめてだったから――もしかしたら、『そう』なのかも!)
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ゲルダ・ドレッセル 8月31日10時
ほんとう? ……ふふ、おきにいりはね、このドレッサーなの。

(じゃーん、なんて両手で示したドレッサーの引き出しを開けて見せれば――そこには、集めたコスメのコレクションがいっぱい!)(おんなはほぼ毎日お化粧をするから、日毎にこの子たちの全員におひろめの機会があるのだと笑った。ちまちま買い集めたそれらで、引き出しの中は宝箱みたいにぎゅうぎゅうだ)

ぬいぐるみをお迎えしたら、やっぱりベッドかな、それとも窓際がいいかな……、

(なんて言いながら、おんなは収納スペースからキャスターつきのファイルボックスをひとつ引き出した。中には、五線譜のノートが窮屈そうに収まっている。きっと、それがおんなの音遊びがいっぱいに詰まった手書きの『魔導書』なのだろう)
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戀ヶ仲・くるり 9月1日22時
(へにゃりと眉を下げて笑う。一般人との認識のちがいが、少しばかり、こわいと思っている。
危害を与えられてても“当たり前”だと思うのを、見えているから否定したい。けれど“何を言っているんだ”と言われてしまいそうな齟齬。分かり合えないことを伝えるのはこわい。自分も√能力を得る前は、きっとそうだったのだけれど。
──あなたがうれしげに笑っているから、その考えを口にせずただ笑った。)

…ふふ、たくさん、元気を渡せてたかもしれませんねぇ。

(あなたが無意識に使っていた力が、誰かを手助けしていたなら、それが素敵なことは確かだから。)

はい、とっても素敵な目です。物語なら映えないかもですけど、事件なんて起きないのが一番ですから!防ぐ為の手立てがあって、防ごうと働きかけれるのは、すごいことですよ。

(頬が緩まるのを見ながら、そう続けた。胸を張ってほしい。あなたのような導き手がいるから、守れる機会が生まれるのだと)
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戀ヶ仲・くるり 9月1日22時
そうですね!歌詞に力があるのかな、それとも旋律でしょうか?組み合わせなのかも、……謎解きみたいでわくわくしますね!
じゃあ、まずはいっしょに歌ってみましょうか!なにも起きなかったら、お店に戻ってピアノといっしょに……でも、別に光らなくてもいいです。楽しいこと、思いついてやりたくなったこと、しましょう!

(あなたが力を自覚して扱えるようになるのも、自分が素敵な力を得られるのも、素晴らしいことだけれど。それが主題じゃなくていい、と話した。
どうしても今日!という話じゃない。今日の一番は“あなたと楽しむこと”だと宣う。だってともだちと遊ぶことだから!)
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戀ヶ仲・くるり 9月1日22時
わ、…わ〜!すごぉい、キラキラしたかわいいものがいっぱい!これ全部コスメですか?色々あるんですねぇ、宝石箱みたい!

(あなたの見せてくれたドレッサーの中身に、はしゃいだ声をあげた。かわいいものと綺麗なもので満たされた一角。こんなの女の子は誰でも好き!)

考えてるとたのしくなっちゃいますねぇ、ぬいぐるみが来たらご相談でもよさそう。……これが、楽譜ですか?わ、これ全部?いっぱいありますね!

(ファイルボックスいっぱいのノートを見て、あなたの隣で目を見開いた。これが全部、楽譜だなんて。長い曲もあるのだろうか?それとも短い曲がいっぱい?あなたの軌跡だと一目で分かる楽譜の量に、無意識に居住まいを正した。背筋が伸びる心地になる)
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ゲルダ・ドレッセル 9月2日07時
(超常の存在に気付かない。気付けない。認識さえも曖昧なまま忘れてしまう、ということは。すべてを覚えている私たちは、――それを、どう受け止めればいいのだろう。なんだかそれは自分たちだけが置き去りにされてしまっているように感じられて、ほんのすこしだけこわかった。言葉にはならずとも、あなたと、とても近い考えを胸に抱いている。だけれど、あなたが微笑んでくれるから、漠然とした不安は形をひそめた)

そう言ってもらえて、……えへへ、すごくうれしい。
……私ね。自分で解決することなんてとても出来ないのに、『ひとまかせ』になっちゃうことが、……すごくもどかしかったし、かなしかったの。

自分にも戦えるちからが、勇気があればって思って……それなのに、武器のひとつも持てなくて。……くやしかった。だから……、……あの日、くるりさんに助けてもらったとき。ぜったい、ぜったいあなたを守りたいって、逃げちゃだめって、思ったの。
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ゲルダ・ドレッセル 9月2日07時
そうなの、ぜんぶお化粧品!
あのね、……その、ぜんぜん、ちっぽけなことなんだけど……。

(こそこそと、ふたりきりなのにおんなはあなたへ内緒話を持ちかけた)

わたしね。お化粧って、自分のこころを守る『よろい』だっておもってて。格好よくも、可愛くもなれるおまじないで……その日いちばんすてきだって思ったいろを乗せていくとね、自然と背筋が伸びるような気がしているの。
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ゲルダ・ドレッセル 9月2日07時
ふふふ! なんだか、パズルみたいだね。
一緒に歌ったり、弾いたりしてみよう。それで、もしうまく行ったら……それって、くるりさんとわたしの『合作』になるのかも!

(そうでなくたって、あなたのことば通り音を一緒に楽しんで遊ぶことはとってもたのしいことに違いないから。浮き立つ胸の鼓動を隠すことなんてできやしない。古い順に並べたノートの一冊を手に取って広げれば、そこにはたくさんの『おんがく』が、おんなの情動のすべてで以って彩られていた)

(『仔鹿の蹄』は、その中でもとびきりたのしい、春への憧憬を描いたものだ)
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戀ヶ仲・くるり 9月3日23時
(笑う自分に、笑うあなた。言葉はなくともどこかあたたかい。結構似てると思う、“持っている感覚”ってものが)

そう…ですねぇ。分かります。なにかしたいなって、私も思います。
でも、なんでも全部出来る人って、そうはいないと思うんですよ。ヒーローはかっこいいけど、ヒーローの装備を整えたり、衣食住を助ける人も居るはずです。それも大事なことだと思います。

……はい、あの日のゲルダさんは、(あなたの手を取る。あの日、怪異を前にして退かずに傍にいてくれたあなたは、)とっても頼りになりました!かっこよかったです!
私もゲルダさんと助かりたいって思ったから、絶対やめない!と思えたので!

(逃げても誰も怒らない。自分も怒れない。だって、その方が助かるかもしれなかった。でも逃げなかったあなたの背に、勇気づけられた。武力より、心の支えが力をくれることもある。そう笑いかける)
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戀ヶ仲・くるり 9月3日23時
(密やかな声に耳を寄せて、あなたの言葉にぱちりと瞬く)

お化粧が、こころを守る『よろい』……ふふ、私、あんまりお化粧が上手じゃないですけど…綺麗に彩づくと、なんだか元気が出たり、うれしくなりますよね!

(学びたてのメイクはさしたる腕ではない。今もナチュラルメイクもいいところで、色付きのリップクリームにチークが乗ったくらいの、ほんのりと色が乗っただけの顔だ。華やかなあなたの顔を見て、眩しそうに目を細めた)

ゲルダさんがお化粧は、戦装束なんですねぇ。それは上手なのも頷けます。…すごいなぁ、私もそんな風にお化粧、してみたいです。
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戀ヶ仲・くるり 9月3日23時
はい、ぜひ!えへへ、私が使えて、ゲルダさんといっしょだと力が強くなる…なんて合作魔法になるかもですね!

(使えるかも分からないのに、そんなことを言う。だってとっても楽しそうだから!あなたと音で遊ぶことを前にして、つい心が弾んでしまう。
あなたの心の表現。広げられたノートの1ページ。五線譜に記された音符たち。譜面読みの基礎はある女子高生が、ノート中で踊る音符を指でさしながら、鼻歌のように音を口に出す。)

♪…〜♫ ……♩……これは歌詞もあります、よね?

(先程聞いた、春を喜ぶ仔鹿の歌。どんな歌詞だった?思い出しながら、そう尋ねた)
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ゲルダ・ドレッセル 9月4日18時
そう、なの?

(目を丸くした。だって、みんなは。私たちのなかまとされる、EDENたちは。鍛え上げられた身体であったり、研ぎ澄まされた魔術であったりを用いて勇ましく戦いの中に身を投じていく。そんなみんなのことを、私はあなたの言う通り、ヒーローみたいだって思っているの)

(取られた手を見つめ、目を丸くした)
(格好良かったなんて、そんな)

でも、……でも、私。あのとき……、……、

(泥臭くて、必死で、格好悪かったと思う。ほんとうにちょっとの時間稼ぎしか出来なかった。でも、――それでも、私たちは今、こうして生き残っている。それがひょっとしたら、あなたがくれた答えなのかもしれない)

……くるりさんのほうが、もっともっと、格好良かった!
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ゲルダ・ドレッセル 9月4日18時
えっ、そんなことない!

(今度は直ぐに言葉を返した。あなたの今のお化粧だって、肌の色を明るく見せていて、スクールメイクにはぴったりの塩梅で、とっても可愛い。誰だってはじめは初心者なのだから、最初は『引き算メイク』くらいで十分なのだと――熱弁するおんなは、はた、と気づいて顔をあかくした。すきなことになると、つい饒舌になってしまう)

……ね、ね。ぬいぐるみをさがしにいくとき……。コスメも、さがしにいってみない?
お化粧って、すごく自由なの。なりたい自分に近付ける、誰にでも使える魔法で……私はそれがとってもとくいだから、きっと、くるりさんにもおまじないをかけてあげられる気がするの!

(どうかな、どうかな、なんて身を乗り出した。あなたの鮮やかなみどりの髪に、朝靄のひとみにぴったりの色を見つけたい。リップやチークが決まっているなら、アイシャドウをすこしだけ足してもきっと楽しいと頷いて)
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ゲルダ・ドレッセル 9月4日18時
わあ、……それって、とってもすてき!

(できるかできないか、じゃなくて。ああでもない、こうでもない、と模索しているときが、ものづくりはいちばんたのしい瞬間だと思うから。あなたが楽譜に少し親しむひとなのだと知れば、同じように音階を軽く声でなぞりながら)

『未だ雪深き 森の奥 未だ眠ったまま 花の種』
『雪解けの風 吹いたなら 仔鹿はめざめ おどりだす!』

(歌い出しは、こうだ。雪解けを迎えた森が、やがて目覚めるいのちたちに、『おはよう』を告げるための風が吹く。いちばんはじめに目覚めた仔鹿は、誰よりはやく春の足音を聞きつけ、おどりだしたのだ)
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戀ヶ仲・くるり 9月5日22時
そうです……そうだといいな、って思います。いつも同じが出来ることって、大事だと思うんです。

(身近過ぎて気付けないけれど、いつもと同じが出来るのは、そう出来る積み重ねがあるから。鉄火場で戦っていた人達にも、いつもと同じだ、と一息つく時間があればいい。
ヒーローが日常を守ってくれて、日常がヒーローを支えられるなら、あたたかい巡り合わせだと思うから。)

えっ、わ、私も!?ぇと、……ありがとうございます!がんばりました!ゲルダさんも、がんばってましたっ!私たち、出来ることを、出来るかぎりしました、ね!

(あなたの躊躇いの後の激に、目を見開いた後、尻込みせず受け取った。もっと力があればと思うけれど、精一杯やった!と確かに言える。…だから今、手に取ったままの互いの体温がある。)

…………ふふふふふふふ、なんででしょう。笑っちゃう。

(悪い気分じゃないのに、本気で言ってるのに、なんだか笑ってしまった。)
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戀ヶ仲・くるり 9月5日22時
え、……はい……ありがとうございます、そう見えるならうれしいです……このチーク、選んでもらったもので……はい、とってもお気に入りで……!

(勢いのあるあなたの語りに、コクコク頷きながら相槌を打つ。驚いて瞬きし続けているけれど、褒められてうれしい。教えてもらって、練習しているものだから。あなたの語りが聞けるのもうれしい。こんなに熱い様子で、とても好きなのが伝わってくるから。)

……ゲルダさん、お化粧がとっても好きなんですねぇ……え、コスメもお買い物!いいんですか!?
私、今、メイクの練習中で。まずはチークからどう?って教えてもらったんです。他にも色々なものがあるのは分かるんですけど、次はどれを、はピンと来なくて……

(あなたの睫毛。目元。頬。唇。指先。どれも見ていて目元が和む。綺麗なものを見るとしあわせな心地になるのは、きっと万国共通だ)

いっしょにお買い物、したいです!

(そう目を輝かせた)
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戀ヶ仲・くるり 9月5日22時
(素敵ですね、とあなたに頷きながら。歌を、音を、ワクワクしながら追いかけた。あなたの歌い出しを聞いた後、もう一度、と指を立ててしめしてから、)

『いまだゆきふかき もりのおく いまだねむったまま はなのたね』

(せーの、で歌い出す。お手本の後、楽譜を目で追いながらなので、なんとか音は合っていた。これで魔法が使えるだろうか!使えないかもしれない。…使えなくたってもいい。使えるかも?のワクワク感がなにより楽しい。)

『ゆきどけのかぜ ふいたなら こじかはめざめ おどりだす!』

(当然のように、あなたほど滑らかでも伸びやかでもない歌。でもあなたは馬鹿にしないだろう。春の陽だまりのように笑う。そんな笑みが似合う歌だ。楽しくなってくる!どう?どうかな?あなたと目をあわせながら歌うので、なおさらに)
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ゲルダ・ドレッセル 9月7日07時
(日常を守る側の人間も存在しないと、せかいは上手いこと回っていかない。あなたはそれを伝えようとしてくれている気がして、それがちょっぴりだけ照れくさくって、おんなは誤魔化すようにくすりと笑った)

……なんだか、私。おねえさんなのに、はずかしいね。
くるりさんにいっぱい教えてもらうことばっかり。

(頼りない年上でごめんね、なんて。悲壮感は込められていない、あるのは穏やかな信頼だけだ)

……ふふ、あはは! だめ、私もなんだか笑っちゃう。
そうだよね。私たち、きっと……あの場で出来る精一杯を、やったよね。

(真剣に話しているし、あの日のことはとっても、とっても怖かったのに――こうして手を取り合っていると、それがなんだか、おとこのこたちが自慢している武勇伝のようにも思えてしまって。つい、笑ってしまったの)
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ゲルダ・ドレッセル 9月7日07時
(ふんわりと上気したような、咲き染めの花が色付くような淡いチーク。選んでもらったものだと聞けば、とってもすてき、と燥ぐ声を上げ)

うん。私、お化粧がとってもすき。
だから……ふふ。くるりさんとも、いっしょに『すき』を、はんぶんこしたいな。

(そうして。あなたから弾む声で快諾を得られたなら、もう、自分までほっぺたがあかく色づくぐらいに声を弾ませてしまった)

うれしい! 秋や冬が近付いたなら、落ち着いた色味に挑戦するのもいいけれど……くるりさんならクッキーメイクみたいに、あまいお菓子みたいにやわらかいいろも似合いそうだし、それから、それから……。……あとでお店のアドレス、おくるね!

(なんて。交換したばかりのメッセージアプリを使うことを覚え始めたおんなは、うきうきした様子を隠しもせずに『おでかけのよてい』に胸を躍らせていた)
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ゲルダ・ドレッセル 9月7日07時
(あなたの歌声が追い掛けてくる。辿々しくとも、私たちの間には笑顔がある。それだけで、曲は確かな『いのち』を与えられていく)

『萌ゆるみどりの 野を越えて つぼみの冠 編みあげて』
『仔鹿の蹄 音高く わたしのゆめへ 駆けてくる!』

(誰より早く目を覚ました、跳ねる仔鹿が地面を鳴らす)
(雪解けの野を走りながら、すべてのいのちを仰ぎ見る)

(どうかな、とあなたがこちらを見るのとほぼ同時――ぽう、と微かなひかりが浮かぶのが。ああ、あなたにも見えただろうか!)
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戀ヶ仲・くるり 9月12日01時
(声に出した言葉は足りてなかった気がするけれど、あなたは目を細めて見てくれたから、へにゃりと笑い返す。物を知らないとあなたは言うけれど、他者の言葉を汲もうとする姿勢だけで十分足りていると思う。)

いえ、私も知らないことばかりで…知れることがいっぱいあるの、お得です!多分!伸び代があります!
……ふふっ、あはは!はい、やりきりました!
素敵なお店でおいしいケーキと紅茶をいただいて、こうしてお話できてるから、はなまるです。

(くふふと止まらない笑い声を落としながら、あなたに触れていない方の手で丸を作った。「よく出来ました!」の太鼓判を押す。でも自分に太鼓判って押すのは結構難しいのも分かる。ともだちにはすぐ押せるのに──あなたのは私が。このまま私の分もあなたと一緒に押せるといい)
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戀ヶ仲・くるり 9月12日01時
(選んでもらったお気に入りを華やいだ音で褒められて、チーク以上に色付いた頬ではにかむ。)

わ、うれしいです!いっしょだからはんぶん以上になっちゃうかもですね、2倍かも!
……秋や冬だと、落ち着いた色になるんです……?くっきーめいく。おかしみたいな? ふえー、いろいろあるんですねぇ。

(あなたが言っているメイクの詳細がなにも分からないけれど、あなたが詳しいのも楽しそうなのも伝わってきた。後で調べよう、と心のメモに書き込みながら、あなたの弾む声に頷く)

お店のアドレス、は…ゲルダさんのよく行くお店ですか?どんなお店かな、ホームページとかあるかな、えへへ、楽しみです!

(あなたの様子に釣られなくとも浮き足立つ心地だった。楽しい予定が増えてく!なんて贅沢なんだろう!)
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戀ヶ仲・くるり 9月12日01時
(歌いながら、気のせいだろうか。温度が変わった気がする。過ごしやすく、うとうと微睡むようなあたたかさの──春の温度だ)

『もゆるみどりの のをこえて つぼみのかんむり あみあげて』

(あなたの口が紡ぐ音を追いかけて、拙さの残る歌がこぼれる。恥ずかしいより楽しいが勝って、ほわほわ笑った。)

『こじかのひづめ』

(……あれ?)

『おとたかく』

(…………いまなんか、ほんのりとだけど、)

『わたしのゆめへ』

(光った!?)

(大声を出して主張したい気持ちになってパタパタと手を動かす。でも“歌を止めちゃいけない”気がして、先程のあなたと同じように歌を続ける)

『──かけてくる!』

(……ぽう、と浮かんだ光は淡い。淡いけれど、最後の一節を口にする前に見たものよりずっとずっとはっきりしていた。光った!使えた!?歌はおしまいです!?これは続けた方がいいですか!?とパクパクと口を動かす。
声を出したら魔法が解けてしまいそうで!)
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ゲルダ・ドレッセル 9月15日15時
…………ふふ、あはは!
そうだよね。私も、くるりさんも……まだまだ『のびしろ』がいっぱいあって。これから、もっともっといろんな『やれること』や『やりたいこと』が、増えていくよね。

いま、こうして一緒におはなしできていること。あの日を無事に乗り切れたこと。……それだけで、えへへ。はなまる!

(よくできました、なんて。いままで言ってもらえたことがなかったものだから、ちょっとだけ恥ずかしくなってしまってほっぺたが熱くなってしまう。それでも『いや!』なんていうきもちは少しも湧いてこなかったから、あなたのことばのひとつひとつが、ああ、とても心地が良くて、あたたかかったの)
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ゲルダ・ドレッセル 9月15日15時
もっともっと、い〜っぱい、になっちゃうのかも!

(こんなに、と。両腕を伸ばしてみせた。だって、計画をたてている今でさえ、こんなに胸がそわそわとして落ち着かないくらいにはしゃいでいるんだもの)

そうなの。寒くなるのに合わせて、あたたかい色味のメイクにするの。クッキーメイクはね……ふふふ! チョコチップクッキーみたいに、あまくてふんわりやわらかくって……きっと似合うと思うな、それにふわふわのニットをあわせたりして……、……やだ、とまらなくなっちゃう!

よく行くバラエティショップのホームページなの。コスメのほかにもね、海外ではやっているお菓子とかも売っているからきっとたのしいと思うし……私も、とっても。とってもたのしみ!

(買いすぎないようにしなくっちゃ。学生さんでも買いやすい、プチプラのコスメだって可愛いものは沢山あるんだって。あなたにたくさん、私の知っている『すてき』をお裾分けできたらいいな)
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ゲルダ・ドレッセル 9月15日15時
(おんながあなたと紡いだのは一番だけだ。だけれど、それだけで十分に『まほう』はかたちを成したようで――あなたとぱちぱちと瞬いて、おんなも目を丸くしていた)

……くるりさん、すごい! すごい、すごい!

(ひかりはまだ、淡くその場に漂っている。ちょん、とゆびさきで触れたなら。あなたが先程おんなの演奏で感じ取った『元気が出る』感覚が満ちてくるから、それって、つまり!)

できてるよ、ひかった!
わあ、すごい、こんな……、……わたしたち、魔法がつかえたよ!

(歓喜に震える胸の鼓動のまま、あなたの両手に手を伸ばす。あなたがいやがらないでいてくれるなら、ぎゅっとそのてのひらを握る筈で)

うそみたい、ゆめみたい!
わたしの『おんがく』って……魔法なんだ!
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戀ヶ仲・くるり 9月18日00時
はい、はなまる!

(この女子高生は褒め言葉が飛び交う家庭で育っていて、自分を認めてもらうのがうれしいことなのも、それがありがたいことなのも知っていた。だから他者へのお祝いも褒め言葉も降るように出てくる。あなたにもなんのてらいもなく溢れて笑う)

伸び代大事です。店長さんみたいな年長者の方とか、…それこそ長寿の種族の方からしたら、私もゲルダさんもそんなに年変わらないと思うんですよ。したいこと、いっぱいしましょう〜!

(あなたは素直な人で、色々なものを受け取る人だから、触れるものが増えたら世界ごと広がると思う。それはとっても素敵なことだと思うから、まっすぐ背中を押した。
自分も数年の差異が大きく見えるけれど、それも多分視点次第だ。なにも遅くない。)
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戀ヶ仲・くるり 9月18日00時
ふふふふっ、魔法のポケットみたいに触れたらどんどん増えちゃうかも〜!

(キラキラした目であなたの言葉に上乗せした。楽しいことを相談するのって魔法みたいだから!)

わぁ、そうなんだぁ…!あったかめの色かぁ、あんまり意識したことなかったかも。チョコチップっクッキー……おいしそう!!確かにふわふわニットに甘そうなメイクが似合いそう〜。

(メイクカラーは数えきれないほどあるから。チョコチップクッキーメイクはなんかおいしそう!が出てくる。これが花より団子脳!
でもきっとかわいい、はすぐ思った。あなたの語る言葉ごと甘くてやわらかい)

わ、いいですね!お菓子も色々ありますしね、色んな売り場行って戻ったりしても楽しいだろうし……いつ行きましょうか!洋服選びにちょっと時間欲しいので…この辺り?
(そう言えば日程はしてなかったような。スマホのカレンダーを開いて日にちをつついた。行くのは決まっている。自分の中では。)
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戀ヶ仲・くるり 9月18日00時
──!! ゲルダさん、その光に触れると、元気出てきました!? やったぁ、魔法、大成功ですねぇ!

(空中を舞う淡い光が目に映って、いっそう目が輝く。あなたの声がこぼれても光が消えないのを見て、あなたが光に触れるのを見て、弾んだ言葉が出た)

わぁい、やった、やったぁ!

(伸びてきた手と同じように手を伸ばす。指が絡んで、手を繋いだままぶんぶんと上下に振った。だって大人しく過ごしていられない。うれしくて跳ねたい心地だから!)

はいっ、ゲルダさんの作った曲には、魔法がかかってるんですね!……えへへ、曲のおかげで、私も使えました、うれしい〜…!

(話しながら魔法が使えたことを噛み締めて、ほわほわと頬がゆるむ。魔法の作曲家のおかげで、自分も魔法使いだ。こんなやさしい魔法なら、いっぱい使いたい。)
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ゲルダ・ドレッセル 9月20日19時
そうだよね、このせかいには……いろんな種族のひとがいて。気が遠くなるくらい、ながいじかんを生きてきたひとたちもあたりまえにいて。……ふふ、わたしたちって。まだ、ひよこみたいなものなのかもしれないね。

(それこそ、店主である婦人から見たって自分たちは『子ども』の範疇なのかもしれない。それを考えたら、数百年を生きる妖怪や妖精たちにとっては、私たちの抱えるなやみごとなんてうんとちっぽけなものなのかも。そんな風に思えばいくらか気持ちは軽くなって、あなたに照れまじりの笑顔を見せ)

うんと長生きのひとたちには、せかいはどんなふうに見えているんだろうね。私はせかいの抜け道を探すのが、まだあんまり上手じゃなくて……このせかいのそとに出ることはあんまりないのだけれど。

(くるりさんは、他のせかいにお出かけする機会はある? なんて首を傾け)
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ゲルダ・ドレッセル 9月20日19時
あはは! すてきだね、ビスケットみたいにどんどん増えてくれたらいいな。

……ううん、これからいっしょに増やしていくの! してみたいこと、やってみたかったこと……いろんなことに手を伸ばすのを、……もう、『だめ』って言うひとはいないんだもんね。

(自由ってなんでもありすぎて、だからこそ不便で。戸惑うことばかりだけれど――おともだちと一緒なら、こんなにたくさんの『みらいのけいかく』が湧いてくるんだって、しらなかった)

ね、すてきでしょう? そばかすをチョコチップみたいに演出してね……薄めのアイライナーで、ちょんちょんって足すの! そばかすって、おひさまに愛されたしるしみたいでかわいいでしょう?

(あるひとにはコンプレックスになるかもしれないそれを、最大限に活かすもの。お化粧だって自由で、楽しみ方は沢山あるのだと微笑んで。あなたがカレンダーを見せてくれるなら、『この日がおやすみ!』と指し示すはずで)
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ゲルダ・ドレッセル 9月20日19時
(その『まほう』は不完全なものなのかも。未熟で、よわくて、ささやかなちからだったのかもしれない。だけど、それでもよかった。今この瞬間、あなたと私でつむいだちいさな奇跡は、誰にも否定できないものだったから)

すごい、すごいすごい! ね、あとでピアノもあわせてみよう? いっしょに奏でたらもっとはっきりしたひかりになるかもしれないし……それに、もっといっしょに歌ったりしたいし、それから、それから……!

(歓声を上げてはしゃいでくれるあなたの笑顔が嬉しくて、自分も飛び上がりそうになる。弾む声を上げながら、ぎゅっと手を繋ぎ合わせて)

……うれしい、ほんとうに! この魔法が、もしかしたら……くるりさんや、くるりさんのおともだちをたすけるちからになるかもしれないんだもの。

ね、ね。この楽譜、写真に撮って持って帰って!
そうしたら、おうちに帰った後でも思い出せるとおもうから……。……ふふ、『魔法の本』のおすそわけ!
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戀ヶ仲・くるり 9月21日23時
ふふ、そうかも。年の差はあるのは変わりませんしね、ずっと小さい子扱いなのかも。

(“成長する”と“年の差がある”と“昔から知ってる”は全部別の話なので、後ろふたつの合わせ技でひよこ扱いされるのは、仕方がないのかもしれない。
一番最初があるから、ちょっと頬を膨らませたとしても。)

そうですねぇ、とっても長生きな方もともだちに居ますけど、どう見えてるんでしょうねぇ……。

(10年先も遠くに見えるのに、100年後も存在する気持ちはどうにもピンとこない。遠くに想いを馳せてから、)

そっか……√の境目を越えにくい人もいるんですねぇ……私も境目はあんまり見えないんですけど、見えないままよく越えます……。

(あなたの言葉に、そうして迷い込んだことが指折りでは足りないから、違う意味で遠い目をした。
頭をふるふる振ってから、|√汎神《ここ》が一番来ます、とあなたへ笑う。訪れる機会が多いのは、いい出会いもあった証左だ。)
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戀ヶ仲・くるり 9月21日23時
あは、誰かとお出かけって、一人だけだとしないこともしたくなるから、不思議で…楽しいですよね!
してみたいこと、いっぱい言ってください。ゲルダさんとしたい人、きっといっぱい居ますし……私にも言ってくれると、うれしいです。

(あなたが「わがままかな?」って思うくらいがちょうどいいと思う。いっぱい聞きたい。そうはにかみながら、あなたの指が示した日を、そのまま トンッとタップして。)

じゃあこの日、ゲルダさんの1日を私に予約させてくださいっ。

(“ゲルダさんとおでかけ”の文字を打ち込みながら、へにゃりと笑いかけた)

あ、なるほど、そばかす!それでチョコチップ…!そういうメイクもあるんですねぇ、かくしちゃうイメージがあったので、全然思いつかなかったです。
確かに元気印な雰囲気でかわいい〜!
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戀ヶ仲・くるり 9月21日23時
うんうん、ピアノと合わせてみたいですね!さっきは、歌が途切れてもピアノだけで光が出ましたし!ピアノとか、他の楽器でも出来るのかなぁ……!
別の曲も聴いてみたいです!あっ、いっしょに歌っていいならぜひ!
楽しかったから!

(どうなるかな?は考えててとっても楽しい。あなたが同じように笑ってはしゃいでくれるから、なおさら止まらない。
ぎゅっと繋いだ手は離す気になれなくて、握ったままぴょこぴょこ跳ねる)

──そっかぁ、私、この魔法の曲が使えたら……戦ってる人に元気を渡せるかもしれないんですねぇ…………うれしい。

(あなたの言葉を噛み締めるようにして、眉を下げて、笑った。この女子高生が戦場で出来ることは、少ない。出来ることが増えた事実が、じわりとあたたかった。)

わ、いいんですか!はい、ぜひ!

(あなたの言葉に、スマートホンを取り出して、写真機能を呼び出した。すぐに“魔法の電子書籍”が出来ることだろう)
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ゲルダ・ドレッセル 9月25日00時
……でもでも、私ももう、おとなになったし……。くるりさんだって、おねえさんへの一歩を歩き始めてるんだもの。『おとなあつかい』も、あこがれちゃうよね。

(なんて。ちっともいやではないのについ唇を尖らせてしまうのは、あなただけに見せる内緒のおはなし。『立派になったね』って、もしかしたら。ずっと誰かにほめてもらったり、みとめてもらったりしたいのかも――だけど、いまの『ひよこ』扱いだって、擽ったくもうれしいことだったから。もうすこしだけ、子どもあつかいでもいいのかも)

ね! EDENのみんなのなかには、ほんとうにたくさんの……私たちのしらない種族のひとたちがいて。……しってる? 妖怪のひとや、妖精のひとたちって。千年を生きるひともいるんだって……!

(途方も無い話だ。彼らにとっては、一日なんてほんとうに、私たちにとっての一分一秒のような感覚なのかも。世界はひろいんだ、なんて。間の抜けた感想を溢しながら)
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ゲルダ・ドレッセル 9月25日00時
しらなかった。こんなふうに胸がそわそわして、わくわくするんだってこと。ひとりでいたら見えなかったものが……ううん。ひとりでも見えていたものが、違うきらめきを宿して見えてくるみたいなの。不思議で……とってもたのしいんだね。

ふふふ! じゃあ、じゃあ。まずは、……さいしょのわがまま。
くるりさんの一日を……私に、ちょうだい!

(あなたと同じことばを口にしてしまって、思わずふ、とちいさく吹き出した。カレンダーのアプリにおしごと以外の予定が入ることが、とっても。とっても、うれしい!)

ね、かわいいでしょう?
薄い色付きのアイライナーで、ちょんちょんってそばかすを描くの。夏はおひさまの色味になるし……冬はあたたかいココアみたいにあまいメイクになるとおもうの。……今度いっしょにやってみようか。

(足りないコスメはきっと自分の手持ちで補えるから、と添えて)
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ゲルダ・ドレッセル 9月25日00時
別の曲も試してみようね。もしかしたら……明るい曲にはげんきになる効果があるのかもしれないから。今日は、たのしい曲だけいっぱい試すの!

(一緒に歌おうとあなたも頷いてくれるなら、おんなは頬をばらいろに染めて頷いた。繋いだてのひらが、あなたがぴょんぴょん跳ねるのと一緒に上下に揺れて。なんだか一緒に踊っているみたいな気持ちがしてきて、顔はもう緩みっぱなしだった)

歌ったり、ピアノを弾いたりすることで効果が現れるなら……実戦で使うよりは、帰ってきたみんなを元気付けることになるのかもしれないけれど。それでも、……いろいろ試して、できることを探してみよう?
それで、くるりさんにも。くるりさんのおともだちにも……やさしい気持ちをいっぱい、届けることができたらいいな。

(あなたが楽譜を写真におさめたのを確認したなら。あなたの手を引いたまま、いそいそとピアノのところへ行こうとおんなは立ち上がった)
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ゲルダ・ドレッセル 9月25日00時
(まだ。私たちの魔法は芽生えたばかりで、いまはほんのちょっぴりしか『いいこと』をもたらせないかもしれないけれど――それでもよかった。だってこれは、『なにもできない私』と、『大切なひとたちの支えになりたいあなた』の、ふたりで踏み出したちいさな一歩だから)

(夕日が店の中を照らすまで、一緒に音遊びを楽しもう。お買い物のやくそくを叶える日だって――そう遠くない、未来のおはなし)
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ゲルダ・ドレッセル 9月25日00時
【Für immer von ihren Stimmen erfüllt.】
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