【新入】矢神・霊菜【会員】
「いえろー…どらごん…?」それは夫と異世界ピクニックの最中。出会った能力者から面白い場所があると聞いた。
夫と顔を見合わせ、再度能力者に視線をやる。
すると相手は『真面目な場所かと思いきや、トンチキ企画を立てたり模擬戦やったりで中々面白い場所』と続けて話す。
「へぇ…それはまた随分と…」
元来好奇心旺盛な質の霊菜の目は、大いに興味を刺激された様子で爛々としている。
これは間違いなく、件の√に入り込んだら探しに行くだろう。
◆◆◆
「五常ビル…あった、ここね」
手元にあるメモらしきものと目の前の建物を見比べ頷く女性が一人。
メモにはビルの名前と『YellowDragon』の文字。
女性の目は楽しいことへの予感で楽しげに細められている。
「教えられてから来てみるのが楽しみだったのよね」
そう呟き女性は軽やかな足取りで建物へと入って一言。
「こんにちは。面白い場所だと聞いて来てみたのだけど、よければ混ぜてくれないかしら?」
※
●新入会員「矢神・霊菜」
人間(√ドラゴンファンタジー)の氷翼漣璃の霊剣士 × |錬金騎士《アルケミストフェンサー》
年齢: 34歳 女(8月4日生まれ)
https://tw8.t-walker.jp/character/status/h00124
・スレ設置期間【~12/22(日)】
・会員みんなでこのスレに書き込んで新参者を囲もう!

(~五常ビル1・2階/ミルクホール『ちゃちゃ』店内~)
ちょっwwwww
それで「足長おじさん」てwwwww
いや確かに足長いけどさぁ! 腕もセットで長いじゃん! 「手長足長おじさん」じゃん! こんなシルエットが窓の外に見えたら「窓が! 窓が!」
(酒が入った妖怪達とどんちゃん騒ぎしていた。ちなみに騒いでいるネタは、モダンに憧れた妖怪|手長《テナガ》|足長《アシナガ》に黒のシルクハットとタキシードを着せてステッキ持たせて出来上がった格好をイジリ倒していた。ステッキの長さが足りなさ過ぎてマジ意味がねえのもウケるポイントだ)
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(こんにちは。面白い場所だと聞いて来てみたのだけど、よければ混ぜてくれないかしら?)
お、こんばーん。おねえさん、初めて見る顔だねえ。だよね? なんか呑んでく?
どいつもこいつも酒入ってるから、今なら誰にだって簡単にたかれると思うよ。
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こんばんは、私は|矢神・霊菜《やかみれいな》よ。貴方の言うとおりはじめましてで合ってるわ。それにしても…ふふ、噂通りの面白い所ね。(妖怪手長足長を見つつ)
せっかくだから何か頂いても?とはいえ私アルコールは苦手で。アルコール以外の飲み物は置いてるかしら?
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ソフトドリンクか、お茶類か…なければお冷でも良いけど。
言えば何でも出てくるの?わぉ、それは中々に凄い品揃えね。何があるのか逆に楽しみになっちゃうわ。
へぇ、レモン牛乳…初めて聞いたわ。せっかくだしお勧めのソレをいただこうかしら。
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(店員さーん、と。霊菜に代わって先んじて、カウンター向こうへオーダーを飛ばす。ほどなくして二足直立の猫又店員がトレイに乗っけて霊菜の下へ運んで来るのは、透明なグラスにたっぷり注がれた、うっすらレモン色を帯びた…乳白色の…しかしその実レモン果汁はビタイチ使われてねえ甘味料&着色料でレモン風味を醸された不可思議乳飲料だ)
ご堪能あれ。
っていうか何、おねえさん一人? √能力者? どこ住み?
ちなみに私は、ここで√能力者のネットワークなんか主宰してるんだぁ。『YellowDragon』、神薙・ウツロ。ま、店においでなすったのも何かの縁だし、名前くらい覚えてってよ。
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あら、代わりにオーダーしてくれてありがとう。
(トレイからレモン牛乳を受け取り)猫又さん、ありがとう。
…これがレモン牛乳。早速いただくわね。(一口飲んで)うーん、人工甘味料の尾を引く甘さ…不味くはないけど、手放しで美味しいとも言えないなんとも不思議な味ね…。
私?ふふ、なんだかナンパする人のセリフみたいだけど、もしかしてナンパされてる?
ここに来たのが、という意味なら一人だけど。独り身かという意味ならダーリンと愛娘が居るわよ。ちなみにドラゴンファンタジー出身の能力者。…って、貴方がここのトップだったの?知らずに失礼してしまっていたらごめんなさい。最初に言ったように面白そうだから私も混ぜてもらえないかなーと思って来たのだけど。良ければお願いできないかしら?
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人妻かぁ~~~~~ (天井を仰いでくあー! ってひとしきり呻いた)
ま、こんだけ美人さんならほっとかれねえかぁ。オーライオーライ。
…って、うん? ああ、混ざるって言ってたのは「ウチへの加入」って意味ね?
いいよいいよ、家族も√能力者だっていうなら揃って覗きに来なよ。
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あら、本当にナンパだった?(くすくす笑っている)
夫とはこれでも結構仲がいいのよ。だからごめんなさいね?
ええ、そいういう意味で言ってたの。もっとハッキリ言っておけばよかったわね。
夫も能力者よ。ここに行ってみるって言ったからそのうち来るんじゃないかしら。
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(ミルクホールの扉が開き、背の高い男が入ってくる。
霊菜の姿を認めると、笑みを零して近付いてきた。)
なんだぁ霊菜、ここに居たのか~!
きっと霊菜ならここに来てると思ったよ、ずっと来たがってたもんな?オレも興味あったし。
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あら疾風、来たのね。
ええ、此処の√への道を見つけたから来ちゃった。
神薙さん紹介するわ。彼が夫の疾風よ。私たち二人とも流れの冒険者をやってたの。たまたま出会って、まぁ…色々あって夫婦になったのよ。
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