【個別】本日、来客あり
√妖怪百鬼夜行のコクリコ商店街、狗の区画にある巨大な大樹を目印とする古書店。店主である女性は、今日もそこかしこに置かれている書物の整理を行っていた。
もうすぐ年末。珍しく人気が無い店内に、訪れるのは……
🌸発言可能🌃
#ルクス・ナイトシェイド
#夢見月・桜紅
▽発言終了

……ふぅ。『妖怪大全』は、図鑑でした、ね。
こっちは、小説、で……
(数冊の本を持って、うろ、うろ。)
これが終わったら、お茶を淹れましょう、か……
(お茶は紅茶か緑茶か、お茶菓子は……などと考えながら、書物を整理している)
(珍しく、今日は人気も、妖も来ていない。皆、年末のあれそれで忙しいのだろう……などと思いながら……)
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(ふらり、宛もなく商店街の街並みを歩く、そんな中ふと目に入ったのは一軒の古書店)
(本を読むのは苦手ではないが、最近新しい本を読んでいなかったのを思い出す)
……何かあるといいが。
(そんな独り言を呟き、扉に手を掛けて)
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……?
(店の奥の方から、ひょっこり、と女性が顔だけを出してから)
あ、お客様です、ね! いらっしゃいませです、よ。
(一拍置いた話し方をしながら、あなたに近寄るって)
妖古書店【夢現堂】へ、ようこそ、です。
(にっこり笑いかけた)
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(店内を軽く見渡せば、そこには辺り一面の本の山)
(ここなら何かよさそうな本があるかもしれない、なんて考えていたところに現れた女性の姿)
気ままに歩いていたらつい吸い寄せられてしまいまして。
貴女が店主の方ですか?
(いつものように、人当たりの良い青年の笑みを張り付けて)
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(笑顔を見せる青年に、こくこく、と小さく頷いて……眼鏡をそっと外した)
はいです、よ。
私は、古書店店主……|夢見月《ゆみづき》・|桜紅《さく》と申し、ます。
よろしくお願いします、ね。あなた、は……?
(興味津々、といった様子で、あなたをじっと見てみるようだ)
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夢見月さんですね。僕はルクス・ナイトシェイドといいます。
どうぞお見知り置きを。
(彼女からの視線には気付いている。けれど、あえて知らないフリをして)
古書店とお聞きしましたが……主にどんなジャンルが置いてあるんです?
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ルクスさん、です、ね! ふふ、今日、あなたが来店一番乗りです、よ。
(知らないフリをするあなたに、にこにこ、と微笑み返して)
(ジャンルを問われれば……少し困ったように)
主なジャンル、は……困りました、ね。
よく見る御伽噺や、文庫サイズの小説……妖怪や人に関する書物、はたまた、風景画が収録された画集……
ここには、様々な本達が、次の持ち主を待っている場所、なのです、よ。
(本の買取もしています、と言ってから)
何か、読みたい本とか、あります、か? 初めての方、なら、馴染みある本で、“物語を体験する”のも、楽しいかもしれません、ね?
(再び、にこり。)
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おや、そうなんですね。
まあ年の瀬ですし皆さん忙しいのでしょう。
(少し考え込むような仕草を見せて)
ふむ、そうですね……
でしたら何かオススメの小説はあったりしますか?
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小説です、ね。少し、待っていてください、な。
左手に、座れる場所があります、ので……チョコも、良ければどうぞ、です。
(何冊かあったはず、と本棚の奥へと姿を消していく)
(示された場所には、木の机と椅子が置かれているようだ。机の上にある器には、一粒チョコレートが小さく盛られている)
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ではお言葉に甘えて。
急ぎではないのでゆっくり選んでいただいて大丈夫ですよ。
(彼女が奥へ入って行ったのを視線で見送った後、促された通り椅子に腰かけて)
(ついでにチョコレートを一粒口の中へ入れれば程よい甘さが広がり)
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(本棚の奥に進みながら、眼鏡をかけて辺りを見る。小説……様々な物がある中で、まず一冊手に取った)
まずは、これ……と。次は、確かここに……ありました、ね! それから……
(もう1冊、少し昔の小説を。更にもう一冊、推理もの……)
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……これで、よし、です。
(合計三冊の本を抱えながら、ゆったりとした足取りで戻ってくるだろう)
ルクスさん、お待たせして、ます。本をお持ちしました、よ。
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(彼女が戻ってくるのを待ちつつ改めて店内の様子を観察)
(これだけの本を彼女一人で全て管理してるのだろうか?なんて考えを巡らせて)
おや、おかえりなさい。
何かいい本はありましたか?
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えぇ、この本達が……ルクスさんに手に取って欲しそうな感じでした、よ。
まずは、こちら。推理小説です、ね。
有名なお話……シャーロック・ホームズの、一番最初の話です、ね。
(1冊目を置いて)
二冊目は、古事記……神様の始まりの話、です、ね。
あと、もう1冊は……私のおすすめ、で。
(二冊目を置いて、三冊目を続いて置いてから)
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(一冊ずつ置かれた本の表紙に目を通してから、意外そうな表情で彼女の顔と見比べて)
推理小説に古事記と……動物記、ですか?
ちなみにですが、これらを選んだ理由を聞いても?
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えぇ、と……ひとつは、観察していて思ったのです、よ。
(考えるような、仕草をして)
何か、新しいものを探しているようでした。でも、古書店で見つかる目新しさというと……書店では、もう売られていないような、古めの書物かな、と。
あとは、私の勘でしょう、か? 少し、不思議かも、しれません、が……
何となく、本を探そうとすると、お客様の意図を汲み取って、選べる……そんな、気がするだけですけど、ね?
(不思議です、よね。と、クスッと笑った)
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新しいもの、ですか。
(そう言われて少しだけ記憶を巡らせ)
確かに何か新しい本を探してここへやって来たようなものですからね。
あながち間違いではないかもしれません。
流石古書店の店主ですね、本に関しての観察眼がとてもいい。
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ふふっ、お褒めに預かり、光栄です、よー。
でも、もし気に入ったものがなければ、また、言ってください、ね。
見ての通り……たくさん本がある、ので。
っと、そうでした、ね! もし良ければ、飲み物をお出ししますが、いかがでしょう、か?
(本を読むかもしれないし、置いておいて店内を見るかもしれない。どちらにしても、お供は必要だろう、と提案してみるだろう)
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そうですね、せっかくだし勧めてもらった三冊は読んでみたいです。
後は……自分でも少し探してみましょうか。
嗚呼、ちょうど少し喉が渇いてきたところなんです。
ではいただいてもいいですか?
(先程選んでもらった本へ視線を向けてから彼女へとまた柔らかな笑みを向ける)
(ほんの一時の気まぐれで訪れたのだが、案外悪くないものだと思いながらもう少し店内での時間は過ぎてゆく)
(▽発言終了)
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わかりました、よ。
(にこ、と小さく笑ってから、お邪魔にならないように、そっと奥へ入る)
(今日は紅茶をにしよう、と丁寧に淹れて、あなたに差し出す。それからも……人が来る気配はなかなかなく……)
(時間の流れは、いつもよりゆっくり感じるかもしれない。そんな本日、来客ありな古書店だったとか……)
(▽発言終了)
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