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梅枝・襠の日記帳

梅枝・襠 4月6日11時
【 🫖 獄 中 生 活 🌼 】

√妖怪百鬼夜行
某町の刑務所

雨風凌いで、飯が食える。
時々、逃げて|依頼《遊び》に行く。
あたしは特別だから独房だよ。
特別で良かった!!非誕生日おめでとう!!!
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梅枝・襠 4月6日11時
ここが牢獄だ!!!!!!!!!!
逃げ場なんてもんは探せばある。探す?え!?探す!!?探さなくてもあるけどォ!?
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リリンドラ・ガルガレルドヴァリス 4月6日12時
あ、本当にいたわ。
(面会客として連れてこられ)
探した……って程苦労したわけでもないわね、たまに脱獄してお茶会が好きで支離滅裂な受刑者を探してるって√妖怪百鬼夜行の刑務所に話したらここの監獄にそれらしい人妖がいるって聞いてね。
前から依頼で一緒になる事があったから少しお話ししてみようと思って寄らしてもらったわ。
はい、これお土産よ。
外はちょうど桜のシーズンだから。
(バケットの中には道中で買った桜を模した和菓子)
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梅枝・襠 4月6日14時
あーーーっ!あたしは知ってる、リリガルちゃんだ!! 元気ィ!? 人生、頑張ってる!?
桜!? 桜が咲くって!? つまり――春!!同志よ、立ち上がれ!脱獄の春は近いぞ!

(勢いそのままにティーポットを手に取ると、蓋をプッシュ!茶葉の香りと共にお茶が勢いよく飛び出す。衛生観念的にはセーフの筈。「どうぞ!」と注いだカップを差し出し。)

お誕生日じゃないね?
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リリンドラ・ガルガレルドヴァリス 4月6日22時
お〜、そうそうコレが梅枝節よね。
わたしはいつも元気よ、それが取り柄だし。
(ティーカップを受け取るとありがとと小さく一言)

うん?誕生日は終わったわ、わたしは2月生まれよ。
梅枝の誕生日はいつなの?
(お茶請けとして和菓子の入ったバケットごと差し出そうとして)
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梅枝・襠 4月7日20時
へぇ、二月!梅だねぇ……あたしだ!!?あたしがリリガルちゃんを誕生させた!?あたしはねぇ、あたしの、誕生日、はー………三月生まれに誕生日なんてあるわけない!
可哀想に、お誕生日の話をするなんて参ってるんだ。

(閉じない口を延々と回しながら、嬉しそうにバケットごと受け取り。当然のように和菓子を一つ差し出す )

左様ならば、今日は非誕生日だ!お菓子をあげよう。遠慮しなくていいよ。赤毛の嬢ちゃんがくれたんだ。え!?リリガルちゃんも赤毛の嬢ちゃんだな!
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リリンドラ・ガルガレルドヴァリス 4月8日00時
うんうん、確かに2月半ばからは梅の花が咲くけど梅枝には産んでもらってないわよ?
母親を知らないという点では確証はないのだけど。
多分3月生まれって事なのね。
一見支離滅裂な気がしてたけど、少しだけ分かってきたわよ梅枝節。

それはわたしが渡したお菓子だから、でも分けてくれてありがとね。
(受け取った和菓子を一口、カップのお茶を啜り)
うん、お茶美味しいわね。
ところで、梅枝の下の名前を教えて貰えないかしら?
わたし、友達は下の名前で呼ぶ主義なの。
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梅枝・襠 4月13日22時
え!!?お茶が美味しい!?そのお茶が!!?肥えた舌だね、|可愛い子《バターカップ》。お茶をあげよう!遠慮しちゃいけない。
(ティーポットをプッシュ!強制追加される茶)

へーそうかい。あたしが産んだんじゃない、さらにママもいない。わかった。つまり――大概の生物は腕の中で寝ている不細工な赤子のママが公爵夫人ってことを知らないわけだ。あれはブタだからね。え!?あたしはウサギだけど!?あたしはマーチのマチ!足りない服に付け足す襠!ところでリリガルちゃんのお名前は?お名前は大切だよ。知らない人に話しちゃいけない。ここは慎重に、最初から最後まで話すべきだ。最後まで話したら………………………………一杯だ!
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リリンドラ・ガルガレルドヴァリス 4月16日09時
確かに美味しいお茶だと思うのだけど、何か入ってるのこれ?
ぁ、おかわりありがと。
(強制追加されたお茶に少し驚きながら)

え~と、ちょっと待ってね。
(すぅ~っと息を吐くと暫しの時間思案して)
梅枝はウサギの人妖で名前はマチでいいのね、私漢字は詳しくないから調べておくわ。
(取り出した手帳に足りない服に付け足す衣服とかいてマチとメモを取り)
確かに名前は大切よね、名前は存在を表すものだから。
改めてわたしはリリンドラ・ガルガレルドヴァリス。
長いからマチが呼びやすいように呼んでくれていいわよ?リリガルとか可愛くて結構気に入ってるわ♪
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梅枝・襠 4月20日19時
そ~う、賢い子だ。リリドラガルガレリスちゃんは!頭の中に脳みそが入っているに違いないよ。
じゃ、あたしのこともリリガルって呼んで良いよ。響きが良い。|法律《リーガル》のような真面目な名前。あたしにピッタリだ。あたしはいつだって真面目に学習して生きているからね。え!!!?あたしがリリガルちゃんでリリガルちゃんはリリガルちゃんだったの!!!?たいへんな事実だ。双子もびっくり、世紀の大発見だよ。おい、看守!!!!文化人を呼べ!!!!あたしが今世紀最大の物理学賞を受賞だ!!!!あたしはあたしじゃなかった!!!

(「うるさいよ」――半ば諦めたような看守の声が、遠くからぼやけて届く。こんなやり取りは、ここでは日常茶飯事。)
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リリンドラ・ガルガレルドヴァリス 4月26日08時
うん、完全に置いて行かれたわねこれ。
(看守さんの方向にすいませんと一言告げるとメモ帳を閉じて)
そろそろお暇させてもらうわ、あんまり騒がしくしちゃうと看守さんにも迷惑だしね。
(コクリとお茶を飲み干すとカップを差し出そうとして)
マチ、また依頼先で一緒する事があればよろしくね?
わたしが言うのも失礼かもしれないけど、最初は変わった人ってイメージだったわ。
いや今でも変わってると思っている節はあるわね。
でも依頼を通して一つ気付けたのがマチの根本的な部分に善性がみえた事。
それが少し嬉しかったら、今回顔を出したの。
(すくっと立ち上がると出口の方へ歩いていく手前でくるりと振り返り)
また会いに来るわ、次は違うお菓子を持ってね♪
(ニッと笑って手を振り看守さんに一言告げて退室/唐突な来訪と長期の居座り失礼しました!)
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梅枝・襠 5月28日22時
おや、お帰りかいリリンガルちゃんは!お茶をしっかり飲み干して良い子だな!!!夜道には気をつけるんだよ!!恐ろしい怪物がいるかもしれない。そいつの名前は呼んじゃいけないからね。名は三度呼んだら現実になるぞ!
(「まったね!」の勢いで手を振った拍子、すってーんと盛大に転び、両手に持っていた湯呑と急須を空高く舞わせた。飛び散る茶葉と熱湯の中で、仰向けのまま笑い。)
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梅枝・襠 5月28日22時
アタシに善性を見出したのは慧眼だ!!アタシは素晴らしいお肉でできているからね!!! 勇猛果敢で善なるお嬢サン。また乾杯できる機会を願っていよう。
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