磐代・真鍮の日記帳
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【ノベル】雨上がりの朝の散策。
足跡を“残す”ことに惹かれたのは、わたくしが──。
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=3643
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vs自動ドア
概要:絶対に扉をすり抜けたくはないわたくしと、自動ドアのセンサーとの闘いの記録(むろんセンサーへのリアルアタックはNG、あくまで扉の前に立ち『霊気』を高めるのみ)
判定:1d100を振り、それが【技能:存在感】の値以下であれば成功/勝利、そうでなければ失敗/敗北
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(PLより)鯖を余らせていたので簡易的なホームページを作りました。今はとりあえず2分あれば読めるくらいのssが1つだけですが。
https://xn--r8j9azf0c.jp/iwashiro/
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エイプリルフールはどちらかといえば好ましく思っている方だ。わたくしも以前、他愛もない嘘をついたことがある……本当のことを言っていると思われたのか、その後生じた誤解を解くのに苦労した。曰く、冗談を言う顔ではないらしい。どういうこと……
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掟はどうやら誠らしいな。
わたくしですら名を聞いたことのある、悪名高い古妖までもが、町を襲うでもなく、√能力者と団結して事にあたっているとは。
あやつも、律儀に掟を守っているのだろうか。そうでなくとも、妖が多く表に出ているまたとない好機だ。事件を追う中で、足跡のひとつくらいは掴めるか。
……いや、古妖ですらこちらに援軍を求める非常事態に考えることではないな。これではわたくしと古妖のどちらが鬼か、到底わかったものではない。
つとめて、無私のこころで臨むべきだろう。
家付近の門からこちらの√に出てこられても困るからな、マガツヘビ。
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わたくしは戻ってきた…確率を概ね十分の一にまで上げて
ガチャで言えばSSRが出るくらいの確率からSRがでるくらいにはなったわけだ
vs自動ドア(コンビニ)※09以下で成功
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いつもと違う道に、ゲームセンターを目に留めたからだろうか。気晴らしの散歩であったはずなのに、ふと、あれのことを思い出してしまったのは。
ゲームセンターアークベース。三階建てのビルの一階に店を構えているらしいそのアミューズメント施設の表口には、いくつかのプライズゲーム機と、一台のプリントシール機、ほか立て看板などが設置されていた。24時間営業のためか、平日の午前、それもまだ通勤や通学と重なるような時間から、光と喧騒を洩らしている。
足を止め、懐かしい雑音に耳を傾けながらも、考えるのは別のことだった。
失くしてはいないはずだ。そもそもあれは無くなって困るものでもない。しかし一度気に留めてしまうと、確認するまではどうにも気が収まらなかった。
つい半刻前に磐代の家を出てきたばかりであるのに。悪癖と判っていながら、わたくしは既に来た道を引きかえしていた。(プリントシール1)
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幸いか不幸か、わたくしの死後も磐代の家にある自室は片付けられることもなく、そのままに残されている。掃除も未だにわたくしの持ち回りだ。もっとも、最近は埃を払うだけで済んでしまうため、さほど手間でもない。
おおよそ一年半前になるか、磐代での古妖騒動が一旦の終息を迎えた折、にわかに正気づいた宗家は奇妙な直感を発揮し、わたくしの部屋を残してくださったのだ。居ると勘づいているならばお坊さんを呼ぶなりして早々に成仏させて欲しいのだが──まあ、もとよりわたくしの法要の類はつつがなく行われているため、やはりこちらの問題なのだろう。
門を潜り、玄関を避け左。庭に面した縁側の一室がわたくしの部屋だ。
机の|抽斗《ひきだし》を浅く開き、ペントレーを除ける。(プリントシール2)
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とにかく、わたくしが以前隠したままに、それはあった。薄いフィルムの袋に入ったプリントシール。ここに保管する以前の扱いのせいで、やや角が潰れていたが、日焼けもなく、おおむね綺麗なままに残っている。何度か爪先でビニールを捲るようにしてつまみ、顔に寄せた。殊更眺めるつもりはない。写真を薄目に、端に記された日付、『2011.04.08』を確認する──それだけで十分だった。
印刷の面を裏向きに置き、上にトレーを掛け直す……以前も裏にしたと思っていたのだが。机を閉めるときの音がひとしおに響いたような気がして、僅かに息を吐いた。(プリントシール3)
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【ノベル】雨上がりの朝の散策。
足跡を“残す”ことに惹かれたのは、わたくしが──。
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