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狂宴

#√汎神解剖機関 #断章準備中 #断章追加後にプレイングの受付期間をお知らせ予定

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 #√汎神解剖機関
 #断章準備中
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●汝、闘争を求めよ
 黒々を蜷局を巻く巨大な怪異が、断末魔の悲鳴と共に崩れ落ちた。
 どろりと溢れる血の中に立つのは独りの女。彼女は斃れた怪異に言葉を手向ける。
「……あなたは私を盲目と馬鹿にしたけれど、視覚は必ずしも必要ではないの」
 嗅覚、聴覚、触覚、殺意、闘気……感情の揺れから生じる様々な気配。盲目になって久しいが、彼女の心には確と斃すべき相手が映る。
「それにしても……やっぱり、あなた程度では満たされない」
 女は刀の血を払い落とした。退屈しのぎに怪異を斬ったのは良いが、結局腹の足しにもならない。怪異かどうかは重要ではない。彼女が求めるモノは、より強き者たちとの死合いだ。
 生とは死の瀬戸際に在ってこそ輝くもの。怪異を一匹斃した程度では、彼女の欲望は満たされない。

●強き者たちへ
「簒奪者が強者との闘いを求めて√汎神解剖機関の各地を彷徨っています。放置した場合、強者を誘き寄せるために事件を起こす危険性があります。そうなる前に倒してほしいのです」
 簒奪者の名は太刀洗・散花。盲目の剣客だ。|泉下・洸《せんか・ひろ》(片道切符・h01617)は、今回の依頼について語る。
「彼女の正確な位置は判明していません。ですが、今からご説明する方法を用いれば、強者を求める彼女を誘き寄せることができます」
 依頼の舞台となるのは、遠い昔に大規模な戦があったとされる古戦場跡だ。少し前までこの地を支配していた怪異の影響で異空間化しており、特殊な力が存在する。
「皆様には先ず、味方同士で戦っていただきたい。古戦場跡で本気の戦闘を繰り広げることにより、その土地に縛り付けられた亡霊を目覚めさせてください。皆様の闘気と目覚めた亡霊たちの殺気は、古戦場跡の『気』を乱すでしょう。乱れを感じ取った散花は闘争の期待と共に、必ずや古戦場跡に現れることでしょう」
 異空間化した古戦場跡は、怪異が居なくなったことで、近いうちにその特殊性を失うらしい。その前に利用してしまおうというわけだ。

●古戦場跡
 廃墟と化した建物群は森に浸蝕され、倒壊した建物は無数の植物を茂らせる。
 かつてそこでは熾烈な合戦が繰り広げられた。死した兵士たちの怨念は土地深くまで沁み込み、争いが終わった後もその地に悪い影響を与え続ける。
 その結果が現在の状態だ。街ができても繁栄せず、災害に見舞われ、住民は出て行くしかなかった。その最悪な土地が、簒奪者を招くための誘引物になろうとは。
 廃墟と森が混ざり合うこの空間で、√能力者たちはしのぎを削ることになる。
これまでのお話

第3章 ボス戦 『堕ちた剣聖『太刀洗・散花』』