シナリオ

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恋酔ノ月下紫香

#√妖怪百鬼夜行 #プレイング受付中 #非戦闘シナリオ #Anker様の参加も歓迎 #途中参加歓迎 #【二章:締切】〜4/27(月)23:59

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 #【二章:締切】〜4/27(月)23:59

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 一千年の時を越えて咲く藤の花が、一夜だけ現世と幽世を繋ぐ。そんな特別な夜を、優しく月が照らしていた。

 湖の真ん中に建つ、巨大な五重塔のような水上楼閣。その場所で、綺麗に咲き誇る千年藤を楽しむ《千夜紫苑》というお祭りがあった。
 このお祭りの期間、建物全体を千年藤が龍のように巻き付いており、ガス灯の柔らかな光と、藤の紫色の影が交差する。楼閣だけでなく、藤の花房を下から照らすのではなく、あえて上部から微細な光を降らせることで、花が“光の雨”のように降り注いで見える演出も施されていて、幻想的な空間が広がることから人も妖怪もこのお祭りを楽しみにしていた。
 祭り会場は様々な露店が立ち並び、楼閣内は迷路のようになっているものの危険はないので、のんびり高いところからも藤が咲き乱れる景色を楽しめるようだ。

 そんなお祭り会場で、古妖の一人がドキドキソワソワとしながらおもてなしの準備に勤しむ。

『皆さんに楽しんでもらえるような、素敵なものを用意しないと……!』

 慌ただしくも、喜んでくれるのを想像すれば自然と笑みが零れる。いつ来るかな?と古妖の心は期待に満ちていた。


「桜の時期は終わってもたけど、今度は藤が綺麗に咲き始めてるなぁ。そんでもって、その藤を楽しめるお祭りがあるんよ」

 紫乃坂・蓬生(紫炎の蓮の如く、紅散らす・h08897)はぱちりとウィンクしながら、お祭りについて説明し始めた。

「湖の真ん中に楼閣があるんやけど、普段は立ち入り禁止で眺めるだけ。せやけど、藤が満開に咲く時期だけ特別に立ち入ることが出来て、藤を楽しむお祭りが開催されるんや。露店も多いし、楼閣ん中も散策出来るみたいやから、忙しい毎日の息抜きに行ってみてはどうや?」

 妖怪も人も楽しめるお祭り。
 色々な事件が起きてる中だが、時には息抜きだって必要だと話して。「あ、それと」と言い忘れるところだったと、追加の説明もし始める。

「古妖もおるみたいやけど、敵意はあらへん。寧ろ、みんなと楽しみたくて何か準備してくれてるようなんよ。戦わんで済むならそれがええし、ぜひお祭り楽しんできてな〜」

 争うばかりではなく、楽しい事も共有する時だってあるはず。友達と楽しむもよし、大切な人と楽しむもよし、古妖と仲良く過ごして欲しいと話して。

 行ってらっしゃいと笑顔で手を振り、‪蓬生はEDEN達を見送った。
これまでのお話

第2章 冒険 『花の迷い路』


POW 手当たり次第路を進む
SPD 先を確認し少しずつ進む
WIZ 通った路を記録しながら進む
√妖怪百鬼夜行 普通7


 楼閣の中へと入れば、絡み付く藤に囲まれた世界のよう。
 一階から五階まで、散策をしながら階段を登っていく造りとなっていて、高さが上がれば上がるほど窓から見える湖面の景色もより幻想的になっていく。

 各階には|床几《しょうぎ》が用意されているので、登り疲れてもゆっくり腰掛けられる。繊細な光に照らされ光の雨のように咲き誇る藤に囲まれながら、ゆっくり最上階へと向かってみてはいかが?


《補足》
一章でのお店にも行きたいという方は、そちらも変わらず楽しめます!