シナリオ

⚡️オーラム逆侵攻を成功させよ!

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⚡️大規模シナリオ『オーラム逆侵攻』

これは大規模シナリオです。1章では、ページ右上の 一言雑談で作戦を相談しよう!
現在の戦況はこちらのページをチェック!
(毎日16時更新)

●始まった逆侵攻は止まらない
「えーと、皆集まってくれておおきにね! ちょっと今回は特別な作戦になるんやけど……」
 星詠みの|濱城・茂音《はまぎ・もね》(HATAKEの伝承者・h00056)が資料を読みながら√能力者達に内容を告げ始めた。

「今回は√ウォーゾーンの統率官『ゼーロット』っちゅう奴が企ててる√EDEN侵攻を抵抗組織の人がそれとなく引き止めててくれてるさかい、その間に逆にこっちから敵の拠点『レリギオス・オーラム』に攻めたれやーって作戦やね。おおまかに5つの作戦に分かれるんやけど、これは皆自由に決めたってええよ」

 まず、1つ目は「統率官『ゼーロット』の撃破」。戦闘機械群をすばやくかわし、√ウォーゾーンの羽田空港に天蓋大聖堂カテドラル『カテドラル・ゼーロット』を構える敵司令官ゼーロットに直接対決を挑む作戦だ。

 2つ目は「オーラム派機械群の壊滅」。√ウォーゾーンの川崎市中心部で、レリギオス・オーラムの戦闘機械群と積極的に戦い、敵軍勢の壊滅を目指す作戦になる。

 3つ目は「大黒ジャンクションの破壊」。√ウォーゾーンの大黒ふ頭にある「大黒ジャンクション」は、√EDENに通じている。√EDENへの大規模侵攻を阻むため、大量の軍勢を送り込めるこの地点を破壊するのがこの作戦となる。

 4つ目が「√能力者の解放」。√ウォーゾーンの扇島の地下には、ゼーロットの一派が捕らえた√能力者達を幽閉する為の巨大な『扇島地下監獄』が建設されている。ゼーロットらのレリギオス・オーラムは人類殲滅派だが、√能力者は蘇生するため幽閉していたようだ。ここを襲撃し、囚われた√能力者達を救出するのがこの作戦だ。

 そして5つ目が「カテドラル・グロンバインの破壊」。√ウォーゾーンの三ツ池公園にある、花と緑に包まれた|天蓋大聖堂《カテドラル》『カテドラル・グロンバイン』を破壊する作戦だ。そこは合体ロボット『グロンバイン』という簒奪者の拠点だと言われており、厳重な武装と軍勢に守られているようだ。川崎市周辺で最も巨大なロボット工場であるここを破壊できれば、ゼーロットを飛び越えて、戦闘機械群全体に打撃を与えることができるだろう。なお、グロンバインは現在不在のようだ。

「どの作戦で進めるかは皆に任せるけど……相談し合って決めるのがうちはええと思うよ!道中危険や戦闘も沢山あるやろうけど、皆なら勝てるって信じてるからね!」
 そう言って、茂音は√ウォーゾーンに繋がる道を案内するのだった。

マスターより

椿油
 椿油です。区民じゃないので地理は描写が難しいですが、一生懸命頑張ります。
 https://tw8.t-walker.jp/html/library/event/005/005_setumei.htm 詳しくはこちらの大規模シナリオの詳細ページをご覧下さい。生放送もありますよ!

 第1章は『ケッ戦機アスォード』とのボス戦です。茂音が案内した道の先に早速居るみたいです。ケッして通してはいけないので倒してしまいましょう。
 椿油は基本的に一言雑談に干渉しないので、2章に入る際に皆さんの作戦を見て分岐を決めていこうと思います。特に決まった作戦が無かったら恐らく作戦2か作戦3辺りになるかと思います(その時の椿油のフィーリングによります)。
 3章は作戦がどれになるか次第で敵が変わります(多いので割愛)。純粋な戦闘章になるかと思われます。

 それでは皆様のアツいプレイング、お待ちしております!!
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第1章 ボス戦 『ケッ戦機アスォード』


POW 即断即|決《ケツ》
【変化自在縦横無尽の尻光剣ビームソード】が命中した部位を切断するか、レベル分間使用不能にする。また、切断された部位を食べた者は負傷が回復する。
SPD 英雄豪|傑《ケツ》
自身の【尻光剣ビームソード】を【超巨大化して燦々と虹色グラデーション】に輝く【英雄豪|決《ケツ》死戦モード】に変形させ、攻撃回数と移動速度を4倍、受けるダメージを2倍にする。この効果は最低でも60秒続く。
WIZ 起承転|結《ケツ》
【花鳥風|月《ゲツ》】を語ると、自身から半径レベルm内が、語りの内容を反映した【嘯風弄|月《ゲツ》決戦場】に変わる。この中では自身が物語の主人公となり、攻撃は射程が届く限り全て必中となる。
イラスト 桃尻真司
√ウォーゾーン 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●ケッして通してなるものか! いいや、通るね!
『ケツ意を持った者達がこちらに来たようだ』
 そう言って『ケッ戦機アスォード』は√能力者達が通ってきた道の方を向いた。
『通ってきたその道、√EDENに繋がっているのだろう? 通さぬと言われても私はケッして諦めないぞ。さあ、通せ! 通すがよい!』

 ケツから剣が光って伸びる。さあ、まずはこいつを片付け、ケッ定的な通行手段を確保しなければケッして川崎市のどこへも行けないだろう――!
和紋・蜚廉
戦闘開始と同時に加速度の充填を開始
汝に加速の極致を見せてやろう。ついて来れるか?

反撃の威力を高めるため
甲殻籠手を使い、敵の攻撃を滑らせるように捌く
翅音板から放つ威圧と魅了で敵の動きを鈍らせる
斬撃の軌道はグラップルと野生の勘で読み、正面からは受け止めない

汝の動き、単調だな?

捌けぬ時は斥殻紐を展開
罠使いで敵を絡め取りながら動きを阻害して徹底的に時間稼ぎ

加速衝動が溜まる程我の速度は徐々に増し
敵の動きにも余裕を持って追随出来る様になる
ダッシュも駆使し、継戦能力で速度を溜める時間を稼ぐ

もう見切った。……遅いな、尻の英雄

十分な加速が溜まれば攻撃を誘発し、正面突破で一撃を解き放つ
防御も回避も許さず叩き潰そう

 ――オーラム逆侵攻、ケッ行。

「汝に加速の極致を見せてやろう。ついて来れるか?」
 蜚廉は即座に√能力《|穢導閃《エドウセン》》を発動し、疾走殻を軋ませ始める。
『ほう。ケツ意を見せたようだな、貴様!』
 ケッ戦機アスォードは|尻《ケツ》に刺さるビームソードを巨大化させ、ゲーミングに輝く英雄豪|決《ケツ》死戦モードに変えていく。

『後悔するが良い!』
 そう言ってケツのビームソードを降り下ろしたケッ戦機アスォードの動きを見て、【甲殻籠手】で弾き、【翅音板】から出る翅音で動きを鈍らせる蜚廉。
『ぐぬっ、何だこの音!』

「汝の動き、単調だな?」
 徐々に早まっていく蜚廉の加速衝動がケッ戦機アスォードを捉えた。
 素早く何遍も降り下ろされる虹色の剣が、蜚廉には当たらない。
『このっ!! このッ!!! 何故だ、何故当たらぬ! ケッして悪い動きでは無いというのに!!』
 虹色の剣を素早く回避し、|尻《ケツ》の彼奴に向けてちょいちょいと指で挑発する蜚廉。
「もう見切った。……遅いな、尻の英雄」
『ッッッ!!!』

 ケッ行から60秒。挑発に乗って誘発される尻の動きに向かって勢いよく加速し、質量さえもが融合した殻駆の一撃がケッ戦機アスォードを彼方へと吹き飛ばした。
『ガッッ……!!!』
 項垂れるケッ戦機アスォード。尻から出ていた虹色の輝きは消え、元のサイズに戻るビームソード。さあ、まだ戦いはケッ行されたばかりだ――。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

ルシファー・アーク
いいや通さないね!
僕ぁこれから羽田でゼーロット君を盛大に煽りに行くんだ!
君等はケツまくって大人しく帰んな!
さもなくば……君等のケツに鉛の坐薬注入してやる!

巨大化してゲーミングモードになったビームソードはブーストダッシュして回避!
移動速度はたしかに速いけど……図体がデカいから弾丸バラまきゃ当たるってね!
と、言うわけでここらで|全武装無制限一斉射《オールウェポン・フルバースト》!!
ケツの剣に全振りした分本体ががら空きだよ!
ケツの根本目掛けて鉛玉とミサイルで闘魂注入!

あ、すれ違いざまにタイキックもおまけでつけちゃおっと。
はいどいたどいた! お前ら全員OUT! 待っててねぇゼーロット君!!

「いいや通さないね!」
 ――『通せ! 通すがよい!』と言ったケッ戦機アスォードに対するルシファーの返事である。
「僕ぁこれから羽田でゼーロット君を盛大に煽りに行くんだ! 君等はケツまくって大人しく帰んな!」
『何ィ!? ゼーロット様を!?』
 動揺するケッ戦機アスォード。

「さもなくば……君等のケツに鉛の坐薬注入してやる!」
『……ほう、斬られたいようだな貴様!!』

 怒りに任せ、|尻《ケツ》のビームソードが虹色の巨大剣と化す。
『うおぉおぉぉ!! 貴様はケッして許さん!! 許さんぞぉぉぉ!!!』
 素早く尻から降り注がれる虹色の剣をブーストダッシュで躱すルシファー。

「移動速度はたしかに速いけど……図体がデカいから弾丸バラまきゃ当たるってね!」

 √能力《|全武装無制限一斉射《オールウェポン・フルバースト》》を発動し、徹甲弾やミサイルを射出する。
「ケツの剣に全振りした分本体ががら空きだよ!」
『ぐあぁッ!!』
 ケッ戦機アスォードの尻に各種弾丸とミサイルが被弾する。しかしケッして泣かない、だって尻で戦う者だもの――。

「はいどいたどいた!」
 そしてすれ違いざまにタイキックもかますルシファー。抜かりがない。今、『全員 OUT』の文字が見えた気がする。
「待っててねぇゼーロット君!!」

『うぐぉおぉぉぉ……我が尻を侮辱したな貴様ァァァァ……』
 悶えて悶えて、そんな事をしている間に虹色の剣は元のビームソードへと戻っていくのだった。
 ケッ行から未だ数分、ケッ戦機アスォードの尻は既に限界点を迎え始めていた――尤も、この後もまだまだ攻撃が待ち受けているのであるが……。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

サン・アスペラ
出たなケッ戦機アスォード!
お前のケツ!半分に割れるまでケッ飛ばしてやる!

最速最短で距離を詰める!
アスォードの即断即決が来るかも知れないけど、気にせず突っ込む……千鳥足で!

うぃー……ひっく。
これがわらひの【酔いどれ八仙、千鳥足】!(呂律が回っていない)

酔いが醒めるまではあらゆる干渉が無効化される!即断即決も無効化だ!
そしてケツバトラーVS酔拳の異種格闘技戦ッ!ここに開幕!

酔拳特有の不規則な動きでアスォードに打撃を与える!
捨て身の一撃でどんどん殴る!
あとケツを重点的に攻める!タイキックとかで!

よし、イイ感じ!このまま一気に……オロロロ🌈
ごめん気持ちわるっ…後は誰か任せた……。

連携アドリブOK
ヴォルフガング・ローゼンクロイツ
「この先か、通らせて貰う!錬成着装!」
錬成着装【変身】で、錬成外骨格『魔狼』を全身に纏う。魔導戦闘バイク『太陽狼』に騎乗【操縦】【ダッシュ】し『ケッ戦機アスォード』に接戦する。
「此方、ヴォルフガングだ。援護する!」
魔導電脳篭手『万物流転』で通信し、クーベルメ(h05998)、サン(h07235)、ちるは姉(h01839)に連絡を入れ、フォローを行う。
攻撃は飛翔する魔導機巧大盾『天狼護星』の自律防御【盾受け】で防ぎ、音響閃光弾【目潰し】で隙を作る。
精霊拳銃『赤雷』による雷【属性攻撃】【マヒ攻撃】【部位破壊】【誘導弾】で尻光剣ビームソードの柄部分を狙い破損させる。
「ちるは姉の弟分として少しだけ本気出すぜ。こんな所であまり消耗させたくないからな。」
√能力『迅狼連鎖撃』『雷纏瞬撃』を同時発動し、魔導戦闘バイク『太陽狼』による連続攻撃を仕掛ける。魔導機関銃による牽制【制圧射撃】、錬成影装『変幻暗夜』による【捕縛】を行い超高機動突撃と雷纏瞬撃を同時に叩き込み撃破を狙う。

アドリブ・連携(or絡み)歓迎
不忍・ちるは
他のかたと連携・掛け合い、おまかせ行動大歓迎
むしろ連携してこの技は…!など真剣な解説や応援したいです
敵には真顔でツッコミという名の容赦ない攻撃を仕掛ける
真面目にギャグノリだと思っているのでおすきにしてください


…その構え、知っていますよ
無防備になりがちな背後すら強い隙のない剣術
そして即断の瞬発力…手強い

対峙する敵にこちらもダッシュで一気に距離を詰め
すれ違いざま一触即発、振りかざす私の右手
力いっぱいのビンタ
…だってここにちょうど向かってくるケツがありますので

あとは敵の首に足をかけて投げ飛ばすなど体術系で丸め込む

残念ですね
私が知っているこの剣術を極めた御仁はもっと強いですよ
さあ、お通し頂きましょうか
ユナ・フォーティア
(連携・アドリブ歓迎)
√EDEN侵攻を企てているゼーロット氏を止めなきゃいけないね、人々の皆の者の命を守る為に!
おっと、√EDENを狙う輩がもう一人…ってええっ!ケツに剣だって!?どこかの漫画に見たようなコミカルな方がお出ましだね〜
でも√EDENには行かせない!そのケツしばいて君の目的も締ケツさせてあげる★
相手が剣ならユナも剣で正々堂々勝負だ!
(攻撃をギリギリまで引き付け、武器受けからのカウンターを決めた後)
決めるぜ!ドラゴン⭐︎ラッシュ!
(【空中ダッシュ】で接近)からの
部位破壊+鎧砕き→2回攻撃+なぎ払いの連続攻撃→怪力+重量攻撃の全力攻撃のコンボ!
えへへ、ケッ着が付いたね★ユナの勝ち!
森屋・巳琥
アドリブ連携ギャグ改変歓迎です。

●主目的
アスォードのケツしばきお手伝いです?

○戦法
部隊展開し、敵の牽制を行うべく[制圧射撃][連携攻撃]を行います。
敵の動きを縛り、味方の皆が有利に動ける様にするのが狙いです。

タイマン志望が多いなら援護に徹し、
相手の強行突破を防ぐのに回ります。

普段射撃志向なので[武器改造][防具改造]で分隊の近接適性を上げます。
敵能力で実質必中故に[地形を利用]し致命傷を避けるよう立ち回らせます。
私もその上で[盾受け][ジャストガード]タイミングで[受け流し]を狙い被害を軽減に行きます。

私は特にケツをシバきたい訳でもないですが
武器のあるお尻に攻撃が集中するのは仕方ないですよね?
白神・真綾
絡みアドリブ歓迎
ヒャッハー!今度の敵はどこかのジジィと同じ戦闘スタイルの変態機デスカァ。開発者の頭は良い感じに狂ってるデスネェ。一度会ってみたいものデース。
√能力を起動させいつものように突っ込む
敵の√能力的に触れられるだけでやばいのもあるがそれ以前に触れられたくないので、跳ね上がった機動力と野生の勘、第六感を駆使して回避に集中、隙を見て斬撃を叩き込む
「そんなばっちそうな攻撃絶対当たりたくねぇデスネェ。全く狂ってやがるデース」
クーベルメ・レーヴェ
連携歓迎
8旅の皆も参加してるし、協力したいところね

でも
「私は通りすがりの女医さんよ」
…あれ、ナースだから女医じゃなくて看護婦か
あ、今は看護師って言わなきゃいけないんだっけ
…いきなりグダグダだけど、要するに今回は対怪異戦闘用殺戮装備であるナースモードだ!
変装とか正体を隠してるとかでは一切ないのよ
持ってるSPDの装備と能力で使えそうなのを見繕ったらこうなっただけ!

敵がお尻を使ってくるのは明らかよ
秀逸ならざる執刀でお尻を使用不能にしてやろうじゃない
でも命中させるのは難しいでしょうね…私が一人で戦ってるんだったらね!

素早い敵だから、言葉の拘束も活用していくわね
視界内に敵だけが入るような立ち位置に気をつけながら戦いましょう
基本は回避や一瞬の隙を作る為に使うわ
止めてる間に英雄豪決ケツ死戦モードの効果時間を消費させられそうだけど、長時間の使用は私も消耗するし、そういうのは奥の手よね

こっちこそ通してもらうわ
この先で決着をつける為にね

私たちで明日を掴むの
後ろを向いて戦うようなやつに負けてたまるもんですか

「出たなケッ戦機アスォード! お前のケツ! 半分に割れるまでケッ飛ばしてやる!」
 サンはケッ戦機アスォードをビシッと指差した。
『貴様もか!! 我が尻に何の恨みがあるんだ!!』
 尻をプリッと見せて強調しながらケッ戦機アスォードは怒る。

「この先か、通らせて貰う! 錬成着装!」
 【錬成外骨格|『魔狼』《ウルフヘジン》】を錬成着装し、魔導戦闘バイク|『太陽狼』《ソルヴァルグ》に騎乗して接敵するヴォルフガング。
「此方、ヴォルフガングだ。援護する!」

「√EDEN侵攻を企てているゼーロット氏を止めなきゃいけないね、人々の皆の者の命を守る為に!」
 ユナはケッ戦機アスォードを発見し、驚愕した。
「――おっと、√EDENを狙う輩がもう一人……ってええっ! ケツに剣だって!? どこかの漫画に見たようなコミカルな方がお出ましだね〜。でも√EDENには行かせない! そのケツしばいて君の目的も締ケツさせてあげる★」
『ほう、やってみろ』
 だがこの敵、威勢は良いが尻は既に傷物である。

「ヒャッハー! 今度の敵はどこかのジジィと同じ戦闘スタイルの変態機デスカァ。開発者の頭は良い感じに狂ってるデスネェ。一度会ってみたいものデース」
『誰が変態機だ、これは誉れだぞ』
 真綾の言葉に、そうケッ戦機アスォードは真顔で自称した。尻は誉れ、古事記にもそう書いてある。いいね?

「私は通りすがりの女医さんよ」
 クーベルメはナースモードで駆け付けた。
「……あれ、ナースだから女医じゃなくて看護婦か。あ、今は看護師って言わなきゃいけないんだっけ」
 今のご時世、コンプライアンスに配慮するのも大変である。

「ケツをしばくお手伝い……ならばこれですね」
 巳琥は√能力《|蜃気楼の分隊《ミラージュ・スカッド》》を発動し、12体の見た目を類似させた各素体を配備する。

「……その構え、知っていますよ」
 ちるはが見据える先は|尻《ケツ》である。見知った尻の構え。そう、この敵はケツバトルの使い手であると。

 ――ここまで後続は7名の√能力者、先に戦った者含めて9名が集ケツした。

『……待て待て、後続多いぞオイ!!!』
「俺が呼んだからな」
 ヴォルフガングが【魔導電脳篭手|『万物流転』《パンタ・レイ》】で呼んだのは主にクーベルメとサンとちるはの3人だが、それ以上に多くの仲間が彼奴の尻をズタボロにすべく集ケツしている。

 そして最速最短で距離を詰めたサン。ただし、千鳥足で。
「うぃー……ひっく。これがわらひの酔いどれ八仙、千鳥足!」
 √能力《|酔いどれ八仙、千鳥足《ドランクエルフ》》を発動したサンは謂わば酔拳状態である。
 ケツバトルVS酔拳、今ここに極まれり!
『ぬっ、上手に避けるな貴様! その足取りのせいか! 私にはシリ得ぬ技よ……!』
 ビームソードに切断されずに上手に躱し、タイキックを決めていくサン。またしても全員OUTの文字が見えた気がする。
『いてっ!!』

 ヴォルフガングは【魔導機巧大盾|『天狼護星』《ズィーリオス》】でビームソードを弾きながら、【精霊拳銃|『赤雷』《レッドスプライト》】を剣の柄に当てて破壊していく。
「ちるは姉の弟分として少しだけ本気出すぜ。こんな所であまり消耗させたくないからな」
 √能力《|雷纏瞬撃《ブリッツシュネル・ヴフト》》と《|迅狼連鎖撃《シュトルムヴォルフ・ケッテンアングリフ》》を同時発動したヴォルフガングは、|赤雷の精霊《エレクトラ・テスタロッサ》を纏いバイク搭載の魔導機関銃と、多重鎖にした【錬成影装|『変幻暗夜』《ヴァルプルギス》】による攻撃を、速度を上げていきながら放ち、更に雷纏瞬撃がケッ戦機アスォードの尻に突き刺さった。

『アゴァァァァァァァ!!!!』
 痔になるレベルの衝撃が尻に|はシ《走》リ、悶えて動けぬケッ戦機アスォード。だが立ち上がってまだまだ動けるぞとばかりに尻を上下させる。
『か……覚……覚悟……!!!』
 ビームソードを捌くケッ戦機アスォードを見てちるはは思考する。
「(無防備になりがちな背後すら強い隙のない剣術、そして即断の瞬発力……手強い)」
『貴様らの一人でも首を取れれば儲けものよ!!』
 勢いよく尻を振りかぶるケッ戦機アスォードに対し、ちるはは√能力《|不忍術 陸之型《シノバズノロク》》を発動して尻を右掌でビンタし、切断を無効化する。
『あァ~~!?』
 気が抜ける声を出しながらへにゃりと座り込むケッ戦機アスォード。
「……だってここにちょうど向かってくるケツがありますので」
『ぐぬ……またしても私のシリ得ぬ技を……!』
「残念ですね、私が知っているこの剣術を極めた御仁はもっと強いですよ」
 ちるははとある好々爺の顔を思いながらケッ戦機アスォードへと伝えた。
『いてっ!!』

「相手が剣ならユナも剣で正々堂々勝負だ!」
『良いだろう……』
 ゆらりと立つ尻が傷まみれのケッ戦機アスォード。ユナは大剣を構え、√能力《ドラゴン⭐︎ラッシュ》を発動して相手の尻の剣へと大剣をぶつけていく。砕いて、二回薙ぎ払ってからの、重量を載せ全力で尻の剣を叩き落とした。
『ガッハァッ……!!!』
 口から吐ケツして座り込むケッ戦機アスォード。
「えへへ、ケッ着が付いたね★ユナの勝ち!」
『いてっ!!』

 ちなみにその間、巳琥の12体の分隊はというと。実はケッ戦機アスォードの尻にさっきからずっと集中して射撃していたのである。先程から『いてっ!!』と言っていたのがソレである。
「私は特にケツをシバきたい訳でもないですが……武器のあるお尻に攻撃が集中するのは仕方ないですよね?」
『貴様かッ……さっきから鉛の座薬をずっと投入していた輩は……ッ』
 尻から流ケツし始めたケッ戦機アスォード。
「鉛の座薬とは失礼な。ケツしばきのお手伝いをしているだけですよ?」
 まだまだ銃弾は尻へと炸裂していく。
『いてっ!!! いい加減に……!!!』

「ヒャッハー!!!」
 √能力《|神威殺し《サイズオブタナトス》》を発動した真綾は、事象や概念すらも断絶する神威の大鎌をケッ戦機アスォードの尻へと振りかざす。
『言うのは二度目だが、良いだろう……鎌如き!! 我が尻なら躱せる筈!!』
 巨大化させて尻を照らすように虹色に輝き始めたビームソード、柄は既に折れ掛けているし切断能力ももう殆ど無い。
『言うのは二度目だが、覚悟ォォォォォ!!!』
 しかし慈悲の無き大鎌の切断攻撃が巨大な虹色の剣をスパッと切断する。
『ガッ……ハァッ……!!!』
「そんなばっちそうな攻撃絶対当たりたくねぇデスネェ。全く狂ってやがるデース」
『貴様ら……そんなに私の尻が憎いか……。そんなに私の尻に恨みがあるかァァァァ!!!』
 出血多量のせいか、興奮しているケッ戦機アスォード。誰も恨みは特に抱いていない。この先に通してさえくれればそれで良い事をケッ戦機アスォードはシリ得ない。

『これが私の最後の攻撃になるだろう……。そこの女医、いや看護婦、違うな、看護師! ええいこれだからコンプライアンスは面倒だ!! ともかく受けるが良い、我が最後の尻の煌めきを――』
「動くな!」
『えっ』
 ケッ戦機アスォードが喋っている間にクーベルメの√能力《|言葉の拘束《スピーチロック》》が発動し、麻痺して動きが止まる。そして、ケッ戦機アスォードは焦った。

 ――うわっ……私の勝てる見込み、低すぎ……?
 ケッ行開始から五分で、適正√能力やケツバトル基礎能力が分かる戦いの筈だったが、攻撃を与えた人は9人を突破し、ケッ果もすぐ分かった。
 このケッ戦機アスォード、前座だという事を本人も今ようやく理解した!!

「こっちこそ通してもらうわ。この先で決着をつける為にね」
 √能力《|秀逸ならざる執刀《ダイナミック・デブリードマン》》を発動し、尻へ向けて外科手術用バターナイフを光らせながら近づくクーベルメ。
「私たちで明日を掴むの――後ろを向いて戦うようなやつに負けてたまるもんですか」
『嫌だ……シリたくない……その痛みはシリたくない……!!』
 麻痺しても頑張って声帯を動かして赦しを請いているケッ戦機アスォード。だが、残念だが彼奴のケツ末は既に確定しているのだ。

『シリたくなァァァァァい!!!』

 クーベルメに思いっきり捌かれて倒された、ケッ戦機アスォード。最早、もう立ち上がれない。またしてもつまらぬ物を斬ったかのように外科手術用バターナイフを拭いて収納するクーベルメ。

「さあ、お通し頂きましょうか」
 ちるはは倒れたケッ戦機アスォードを見つめた。――返事が無い。ただの尻のようだ。
「オロロロ……🌈」
 サンは酔拳の後に思いっきり虹をキラキラさせていた。呑みすぎ注意である。

 そしてようやくサンが立ち直った所で……。
 ――これにて、初戦はケッ★着!!!

 そして、|それ《ケッ★着》と同時に先へ進む道のゲートが開いたようだ。ここから先のケツ断は√能力者達の相談次第だろう。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

第2章 集団戦 『バトラクス』


POW バトラクスキャノン
【爆破】属性の弾丸を射出する。着弾地点から半径レベルm内の敵には【砲弾】による通常の2倍ダメージを与え、味方には【戦闘情報の共有】による戦闘力強化を与える。
SPD 人間狂化爆弾
爆破地点から半径レベルm内の全員に「疑心暗鬼・凶暴化・虚言癖・正直病」からひとつ状態異常を与える【特殊化学兵器】を、同時にレベル個まで具現化できる。
WIZ スウィープマシーン
【機銃掃射】による牽制、【粘着弾】による捕縛、【突撃体当たり】による強撃の連続攻撃を与える。
イラスト V-7
√ウォーゾーン 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●羽田空港へ向かえ! なお、今回ケツは関係ない
 既に、統率官『ゼーロット』の所在は√ウォーゾーンの羽田空港に築かれた『カテドラル・ゼーロット』であることが判明していた。

 今居る場所から羽田空港へ行くには、道中に守備防衛している戦闘機械群が居るが戦力の損傷を考えると全てを相手取る余裕は無い。可能な限り敵の群れを躱しつつ、羽田空港へ向かうのが良いだろう。

『ウィーン』
『ガシャン! ガシャン!』
 今回はケツは関係ない無機質な機械のようだ。良い感じにしばこう。
 ……もう、ケツは狙わなくて大丈夫である。
和紋・蜚廉
戦場に展開される敵の牽制、捕縛、突撃。
いずれも正面から受ける愚は犯さぬ。こちらは転位により、軌道そのものを脱する。

潜殻転位は10秒ごとに発動し、敵の照準外へと位置を移し続ける。転位後には透爆を放ち、周囲への圧力と撹乱を行う。

斥殻紐を使用し、敵の接近や突撃を間合いの外から阻害。さらに蟲煙袋で追跡を困難にし、翅音板で動揺を誘う。
接敵されれば、甲殻籠手で斬撃を逸らし、殻喰鉤で反撃。
擬殼布で転位直後の姿を偽装、翳嗅盤で周囲の敵位置を把握して死角を取られぬ様に動く。

野生の勘と聞き耳で掃射前の音や気配を察知し、ダッシュで範囲外へ抜ける。
時間稼ぎで敵の照準や再装填の間を突き、罠使いで斥殻紐の捕縛精度を補う。

「戦場に展開される敵の牽制、捕縛、突撃」
 蜚廉は戦場で機銃を構えているバトラクスをふと見やった。
「いずれも正面から受ける愚は犯さぬ。こちらは転位により、軌道そのものを脱する」

 √能力《|潜殻転位《ヨロイノイレカエ》》を発動すると、転位によって視界内のインビジブルと位置を入れ替えて機銃の掃射を回避する蜚廉。
『ミィィーーーン』
 10秒毎に移動が可能なこの力は、透明な爆弾となって居た筈の場所へと近づくバトラクスにダメージを与える。
『ウィィン!!』

 蜚廉は粘着性のある【斥殻紐】を放ってバトラクスの移動を阻害させる。【蟲煙袋】から出る土とフェロモンはジャミングとなり、バトラクスの追跡を困難にさせた。

『ウィーン……』
 中々、蜚廉を見つけられないバトラクス。
『ビーッ!』
 見つかったとしても、【甲殻籠手】で攻撃を逸らし、【殻喰鉤】の毒で反撃を喰らうだろう。そして、また転位し、【擬殻布】で周囲に溶け込み擬態する。
『ウィーン!!』
 バトラクスは、じれったいと感じているようだ。
 【翳嗅盤】で周囲の音を聞いて、掃射される前に駆け抜ける蜚廉。その翻弄する動き、まるで熟練の忍者かのよう。

 そしてバトラクスが巡回モードに戻るまで、走っては転位しを繰り返して、撒ききった蜚廉は先へと進むのだった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

白神・真綾
ヒャッハー!全くヒデェ前座だったデース!ようやくまっとうなつまらねぇ玩具が出てきたデスネェ。ケツよりは全然ましデスガガラクタ遊びも趣味じゃねぇデスヨ。さっさとゴミは片付けて次に進むデース
√能力で邪魔するバトラクス群を殲滅していき羽田空港までの血路を開く
「ゴミはゴミに還れデース!」

「ヒャッハー! 全くヒデェ前座だったデース!」
 真綾は前座の|尻《ケツ》を思い出しながらバトラクスの群れを見つめる。
「ようやくまっとうなつまらねぇ玩具が出てきたデスネェ。ケツよりは全然ましデスガガラクタ遊びも趣味じゃねぇデスヨ」
『ウィーン!!』
『ガシャンガシャン!!』
 どうやらガラクタ扱いされて怒っている模様のバトラクス。

「さっさとゴミは片付けて次に進むデース」
 そう言って真綾は√能力《|驟雨の輝蛇《スコールブライトバイパー》》を発動し、レイン砲台である【エクスティンクションレイン】のレーザーの雨が周囲を焦土へと変えていく。
「光の雨に消えろデース!」

『ミギィィーーン!!!』
 辺り一帯へと、殲滅の雨が降り注ぐ。
 バトラクスは幾らでも降り止まる気配の無いレーザーに機銃を壊され、中には脳天の制御装置辺りを直撃してプスプスと煙を出す者も居た。
「ゴミはゴミに還れデース!」

『ギュイーーン!!!』
『ガシャン!! ガシャン!!!』
 本気モードになったバトラクスは知らない。この後に大軍が押し寄せてくる事を……。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

ヴォルフガング・ローゼンクロイツ
「敵が多くキリが無い。錬金術と魔導工学の力よ、群狼を呼び寄せろ!」
引き続き魔導戦闘バイク『太陽狼』に騎乗【操縦】し、機動力【ダッシュ】を活かす。
√能力『群狼招来』を発動。魔導機巧獣|『群狼』《ウルフスルーデル》を放ち戦闘が苦手そうな、ちるは姉(h01839)に数体護衛につける。
「サンちゃん(h07235)、俺のバイクにタンデムで乗って暴れるか?良ければ乗れ!」
『群狼』を指揮し【超感覚センサー】で敵を索敵、【魔導機関銃】と麻痺効果がある【電磁クロー】による攻撃、バイクに搭載された魔導機関銃の【制圧射撃】、で進路上を塞ぐ『バトラクス』を優先、サンちゃんと共に蹴散らす。

アドリブ・連携(or絡み)歓迎
サン・アスペラ
ケツもシバいたし、後はゼーロットのとこに向かうだけか。
にしても雑魚が邪魔だな……。
え?バイク?乗る乗る!

ヴォルくん(h02692)のバイクに相乗りして突破を目指す!
へへへ、いい戦い方思い付いちゃった。
【陽翼モード】を発動して『太陽の翼』を装備。
これなら乗ってるだけで周囲の敵が勝手に燃えていくよね!
ハッハァー!汚物は消毒だー!

……でもやっぱり自分で殴らなきゃ物足りない。
ヴォルくん、ちょっと離れるよ!

バイクから飛び立って、焼き回りながら直接殴っていく。
歩きの味方がいたらサポートして道を切り拓く手伝いを!
みんな!カテドラル・ゼーロットまでもう少しだよ!頑張ろう!

満足したらバイクに戻る!ただいま!
森屋・巳琥
アドリブ連携(及びギャグ改変)歓迎です。

●主目的
ゼーロットの控える羽田空港へ突破ですね


○戦法
移動速度を上げ突破口を開きます。
基本射撃ですが接敵時[スナイパー]で射程優位行ければ先制をかけ切り込みたい。

対[爆破]として[地形を利用]し爆風防御を実施。
|地形情報《建物配置》は事前[情報収集]済です、最新情報で補正しつつ進攻ですね。

色々破壊されますが自動再生力のある戦闘機械都市は√EDENと違ってこういう時便利ですねぇ…


・過負荷機構解放
高火力で手早く確実に…
敵を引き離す際にも向上した移動速度は役立つ筈です。
巡航用ならダメージリスクも無視できます。


・相乗りウォーゾーン
連携用です。使用出来ればこちらも能力向上が期待できますが
各々で動けるならそれはそれで。

戦闘時は機体の上に載って高速移動の足場や遮蔽扱いしてくれても良いかな。
[防具改造]で補助的な足場を機体へ設け、落ちにくい処置をしておきます。
それなりに[操縦]はできますので振り落とすという事はない筈。

負荷上げた際は輝きますが、眩んだりしない…ハズ?
不忍・ちるは
他のかたと連携・掛け合い、おまかせ行動大歓迎
進行方向へ気持ち真っすぐみんなみんな同志です

護衛のわんちゃん抱っこしてひとなで
お傍で援護お任せしつつ範囲外で離れる際は
いってらっしゃいとヴォルくん側へ送り出す

主にみんなの機体を足場でお借りして移動する想定
まるい敵は最低限の労力で戦闘能力を削げばよいわけですし
武器落とし狙いの全体攻撃で多段投擲や
ジャンプで飛び移り刺して固定の遠心力で横転を狙う
とん・とん・跳躍、順番に移動してまたみんなの機体上にゴール!

操縦者の負担がないように
効率よく移動するにはノーブレーキが一番かなと?
走っているかたおててキャッチで同乗したり
みんなに手振ったり適宜やる気の相互応援します
ルシファー・アーク
※アドリブ連携歓迎
さーてとゼーロット君のいる羽田空港目指して頑張っていこう!
こういう時は自前の脚で移動するに限るね! 健康的でしょ!
(ホバー脚部と背部スラスターで徒歩とは思えないスピードでダッシュ)

オービットレギオン展開! 遠くの敵はオービットレギオンをけしかけて、近くの敵はガトリングで直接蜂の巣にしながら進むよ!
機銃掃射や粘着弾、突撃体当たりは全部ダッシュで回避! こっちの方が機動力上だからね! オービットレギオンで他の人のカバーにも入るかな! こういう時は助け合いだよ! 地道に徳を積んでいけば良いことあるでしょ! ギャハハハハハ!!
ゼーロット君首とか洗って待っててねぇ!! 今行くよぉ!!
クーベルメ・レーヴェ
連携歓迎
いつの間にかナース服からいつもの軍服に戻ってます

主目的は敵の殲滅ではなく羽田空港への到達よ
私はアイテムの多砲塔戦車に乗り込んで突破するわ
内部に必要な乗員数は7名程度
√能力の少女分隊で確保しましょう
余った人数はタンクデサントとして車上に配置
操縦やメカニックの技能も駆使しつつ、私自身は車長として指揮を執るわ
「パンツァー・フォー!戦車、前へ!!」
性質上、先陣を切るのではなく陸上戦艦的に砲撃支援する役回りになるわね
戦車は行進射を敵陣に叩き込み、
車上からは突撃銃とレイン砲台で接近する敵と弾を迎撃するわ
制圧射撃とレーザー射撃の技能を活かして対処しましょう
特に弾を撃ち落とすのが重要だからね!
「左45度!次、右40!」
√能力の決戦気象兵器「レイン」は敵が密集してるところに撃つようにするわ

戦車が撃破されたら、全員で脱出して乗り捨てていきましょう
その時は鹵獲されないように時限式の自爆装置を作動させておくわ

少女分隊は外見も性格も私そっくりだけど、少しだけぼんやりした感じ
魂が入ってないようなイメージね
ユナ・フォーティア
(他の方と連携・掛け合い、おまかせ行動大歓迎)
ゼーロット氏の所までもう少し…!
うわっ、今度はメカメカしい輩がゾロゾロと来た!ケツはもう狙わなくても良さそうだね!
ドラゴンプロトコル・イグニッションで一気に倒したいけれど消耗抑えつつ突破したいから、これを試しますか!
さあ行くよ、ユナの分身!ヴィジョン!
(掛け声と共に青い炎のドラゴンが出現!)
アトミックブレスで一気に殲滅しつつ突破するよ!
ユナも焼却ブレスで共闘するぞ!ガオーッ!!
キャノン攻撃が来たらドラゴン⭐︎バスターの弾幕放射で相殺!
もしユナと味方の皆の者がダメージを受けたらリザレクションフレアで回復してあげて!
誰にもユナ達の邪魔はさせないZE★

「ケツもシバいたし、後はゼーロットのとこに向かうだけか。にしても雑魚が邪魔だな……」
 サンがぽつりと呟く。ヴォルフガングは、戦場を見つめて|雑魚《バトラクス》の数が多いと判断した。
「敵が多くキリが無い。錬金術と魔導工学の力よ、群狼を呼び寄せろ!」
 【魔導戦闘バイク|『太陽狼』《ソルヴァルグ》】に騎乗し、サンへと手を伸ばした。
「サンちゃん、俺のバイクにタンデムで乗って暴れるか? 良ければ乗れ!」
「え? バイク? 乗る乗る!」
 ヴォルフガングは√能力《|群狼招来《ウルフスルーデル・ベシュヴェールング》》を発動し、29体の魔導機巧獣|『群狼』《ウルフスルーデル》をちるはの護衛につけた。
「ありがとうございます」
 護衛の群狼を一匹抱っこして撫でるちるは。

「ゼーロットの控える羽田空港へ突破ですね」
 巳琥は√能力《相乗りウォーゾーン》及び《|過負荷機構解放《アプローブ・オーバーロード》》を発動してウォーゾーンを真紅に輝く決戦モードに変形させ、そこにちるはが乗り込んだ。
「ノーブレーキで行きましょう」
「了解です、足場は作りました。気を付けて操縦しますね」
 巳琥のウォーゾーンがちるはの足場となる。振り落とす事は許されなかった。

「さーてとゼーロット君のいる羽田空港目指して頑張っていこう! こういう時は自前の脚で移動するに限るね! 健康的でしょ!」
 ルシファーはホバー脚部と背部スラスターでまるで高速道路を走るお婆ちゃんのようにシュタタタタと高速で徒歩で移動する。或いは空想で車外に走らせる忍者か。

「パンツァー・フォー! 戦車、前へ!!」
 クーベルメは√能力《|少女分隊《レプリノイド・スクワッド》》を発動して出した少女の分隊12名のうち7名を自らの【多砲塔戦車】に乗せ、残り5名をタンクデサントとして戦車の上に乗せて発進を開始した。
 行進しながら発射される砲撃で後方支援をしながら前へと進むのだ。

「ゼーロット氏の所までもう少し……! うわっ、今度はメカメカしい輩がゾロゾロと来た!」
 バトラクスを見てユナは驚愕するも。
「ケツはもう狙わなくても良さそうだね!」
 普段する事の無い安堵をしたのち、少し思案する。
「(ドラゴンプロトコル・イグニッションで一気に倒したいけれど……)」
 √能力《ドラゴン⭐︎ヴィジョン》を発動したユナは、青い炎がゆらめく炎製ドラゴンの分身「ブルー・ドラグーン」を召喚し、攻撃を指示した。
「消耗抑えつつ突破したいから、これを試しますか! さあ行くよ、ユナの分身! ヴィジョン!」
 ブルー・ドラグーンは|熱核蒼炎息吹《アトミック・ブレス》で周囲のバトラクスを溶かしながらユナと共に突き進んでいく。

『ウィーンガガッ!?』
『ガガーン……』
 バトラクス達が後ろに引く。そう、大軍とはこの事であった!

 ヴォルフガングは|群狼《ウルフスルーデル》を指揮し、超感覚センサーで索敵をさせながら魔導機関銃でバトラクスを制圧していき、電磁クローでその鋼の身体を麻痺させていく。
『ERROR! ERROR!!』
『:-( 正常な起動に失敗しました。セーフモードで起動しますか?』
 一部のバトラクスからは青色の警告文が漏れていた。
「へへへ、いい戦い方思い付いちゃった」
 サンは√能力《|陽翼モード《ソーラーサンモード》》を発動してレベル分の空中移動を得、半径24mの敵を燃焼させる『太陽の翼』を装備した。
「これなら乗ってるだけで周囲の敵が勝手に燃えていくよね! ハッハァー! 汚物は消毒だー!」
 ブルーなエラーを吐くまでもなく、ジュワッと溶けるバトラクス。
「……でもやっぱり自分で殴らなきゃ物足りない。ヴォルくん、ちょっと離れるよ!」
「分かった! 気をつけろ!」
「うん!」
 近くに寄せ付ける間もなくバトラクスを殴り倒していくサンに対して離れる行動を見せるバトラクス。鉄塊に戻りたくはないのだろう。

『ジー……BOMB!!』
 バトラクスも反撃する余裕がありそうな相手ならばと、巳琥の操縦するウォーゾーンへと爆破属性の砲弾を飛ばして反撃する。しかしこっちだって地形を利用して爆撃は躱していく。
「|地形情報《建物配置》は事前に情報収集済です」
 どんどん爆撃を受けながら前へと進むウォーゾーン。躱す度に過ぎ去った所はもう地形が復活している。
「自動再生力のある戦闘機械都市は√EDENと違ってこういう時便利ですねぇ……」
 巳琥が呟く中、ちるはは√能力《|不忍術 伍之型《シノバズノゴ》》を発動し、ナイフの【9月19日】やイオンスライサーの【3月26日】、ファミリアセントリーの【8月25日】それぞれで範囲攻撃を行いながら各種足場になりそうな戦車やウォーゾーンの上を移動し、攻撃を終えて帰って来た。
「皆さんも頑張ってー」

 ちるはに手を振られた高速徒歩のルシファーは√能力《|ALL-RANGE ORBIT MANEUVER《オービットレギオンテンカイ》》を発動し、オービットレギオン「イエロージャケット」を放ち辺りのバトラクスを掃射していく。近くの敵はガトリングで攻撃し、機銃も体当たりもサッと躱す。
「こっちの方が機動力上だからね! オービットレギオンで他の人のカバーにも入るかな!」
 ヴォルフガングのバイクにもオービットレギオンを派遣するルシファー。
「こういう時は助け合いだよ! 地道に徳を積んでいけば良いことあるでしょ! ギャハハハハハ!!」
 そして眼をギラリと光らせ。
「――ゼーロット君首とか洗って待っててねぇ!! 今行くよぉ!!」
 と高らかに叫んだ。何故だろう。今、どこかで寒気を感じた者が居た気がする。

 そしてクーベルメの居る戦車の上では5体の少女分隊が粛々と突撃銃とレイン砲台で掃射活動を行っていた。
「左45度! 次、右40!」
 少女分隊達は命令を従順にこなしながら砲弾を発射していく。そして、バトラクスが密集している地点へ√能力《決戦気象兵器「レイン」》を発動して、レーザーで一網打尽になっていくバトラクス。
『Booooomb!!』
『Namusan!!』
『:-(』
 ユナの両手からは【ドラゴン⭐︎バスター】がバトラクスの攻撃を防いでいた。
「誰にもユナ達の邪魔はさせないZE★」
「みんな! カテドラル・ゼーロットまでもう少しだよ! 頑張ろう!」
 サンがバトラクスを溶かして鉄塊にしながら周囲の皆へとエールを送り、そしてまたバイクに戻って来た。
「ただいま!」

 ***

 √能力者達は戦場を走り抜け、数多のバトラクスを通過ついでに破壊した。
 戦果としては、もちろん上々――いやそれどころか、周囲の敵は事前に焦土にされた分も含め壊滅的に鉄くず同然へと変わり果てていた。
 この先にはゼーロットが某『叫び』の両手のポーズをしながら待ち受けている事だろう。もしかしたらケツの話題を振る事だって出来るかもしれない。だって前座にケツを用意する戦場である。ここのバトラクスが機械的である以上、もう話題を振れるのはゼーロット戦のみだろう。

 ***
「いよいよ着くな……『カテドラル・ゼーロット』に」
 ヴォルフガングは魔導戦闘バイクから降りてそびえ立つカテドラルを見つめる。
「ちょっと溶かしすぎちゃったかな?」
 サンが溶かした鉄塊で新たな鉄製品が生まれるぐらいには溶かしただろう。
「群狼、ありがとうございました。またね群狼さん」
 ちるはは借り受けた群狼へ別れを告げ、群狼が帰っていくヴォルフガングの方を見つめた。
「ノーブレーキだと意外と短い道でしたね」
 巳琥は、ちるはの作戦を信じてノーブレーキでここまで最速で辿り着いたのである。
「さて、ゼーロット君今頃どんな顔してるだろうねぇ?」
 ルシファーが顎に手をやってカテドラル・ゼーロットを見やる。なおルシファーはとてもニヤニヤしていた。
「どうなるかしらね。まあ碌な司令官でない事は確かでしょうけど」
 クーベルメの想像は当たっているのか。
「どんな敵であろうと、ユナ達は負けない! それだけだよ!」
 ユナの目つきは真剣であった。

 後ろの町々が元通りになっていく中、壊れたバトラクスか溶けた鉄塊だけが残った戦場を後にして。
 √能力者達は決意し、カテドラル・ゼーロットへと逆侵攻を決め込む。

 ――どこかから声が聞こえる。これは、ゼーロットの声だ。

『フハハハ……貴様ら、よくこれだけの前線を突破してきたな! 褒めてやろう……えっ、バトラクスが溶けてる? ケツが切断されてる? 貴様ら何したらこうなるんだ? もしかして貴様ら蛮族か!? おー、こわ……戸締りしとこ……。え? まだマイクスイッチ入ってただと!?』
 キィーーンと音が鳴る。暫しの間があり。
『……ゴホン。マイクテス、マイクテス。本日は晴天なり……さて、かかってくるがいい√能力者共! 吾輩は逃げも隠れもせぬぞぉおぉぉおぉ……!』
 その声が激しめに震えている事は、明らかであった――。
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第3章 ボス戦 『統率官『ゼーロット』』


POW マルチプライクラフター
自身のレベルに等しい「価値」を持つ【新兵装】を創造する。これの所有者は全ての技能が価値レベル上昇するが、技能を使う度に13%の確率で[新兵装]が消滅し、【爆発】によるダメージを受ける。
SPD スマッシュビーム
指定地点から半径レベルm内を、威力100分の1の【腹部から発射されるビーム光線】で300回攻撃する。
WIZ リモデリング・フィンガー
視界内のインビジブル(どこにでもいる)と自分の位置を入れ替える。入れ替わったインビジブルは10秒間【放電】状態となり、触れた対象にダメージを与える。
イラスト V-7
√ウォーゾーン 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

●正直そこまで強い司令官ではない
『それにしても貴様らそこまで殲滅してからやってくるなんて正気か? ともかく、昇進の為に忙しい吾輩の邪魔だけはしてくれるなよ!』
 統率官『ゼーロット』は昇進の為ならばどんな手でも使ってくるのだろう。

 ……はっきり言うと、この統率官『ゼーロット』、強い敵ではない。
 圧倒的不利になる事はまず無いだろうし、この人数なら圧勝になりかねる。
 それでも言いたい事があるなら対話してから倒すのもアリだろう。例えば、前座のケツの話とか――。
白神・真綾
ヒャッハー!ようやく指揮官に会えたデスガなんかスゲェ小物くせぇデース。折角ここまで来たんだから真綾ちゃんを愉しませろデース!
「真綾ちゃん、もっと手の込んだ歓迎が嬉しかったデスネェ。がっかりさせた分お前が補えデース」
√能力を起動して突っ込む
「自慢の新兵装とやらの力を見せてみろデース。くだらない粗品なら突っ返して代わりにその首頂くデース」
「昇進昇進うるせぇデスネェ。そんなに昇進したいなら真綾ちゃん手伝ってやるデスヨ。2階級特進とか超昇進させてやるデース」

「(ヒャッハー! ようやく指揮官に会えたデスガなんかスゲェ小物くせぇデース。折角ここまで来たんだから真綾ちゃんを愉しませろデース!)」
 統率官『ゼーロット』を見て真綾は即座に感じた。コイツは小物の臭いがプンプンすると。

「真綾ちゃん、もっと手の込んだ歓迎が嬉しかったデスネェ。がっかりさせた分お前が補えデース」
『はぁ? 何を言っている? そもそも吾輩は逆侵攻される事自体望んでしている事ではないんだが、補えと?』
 統率官『ゼーロット』は嫌げな態度を見せた。

 真綾は√能力《|殲滅する白光蛇の牙《エリミネートバイパーズファング》》を発動し、イオンスライサーの【フォトンシザーズ】を真夏の太陽の様に激烈に輝く|超過機動状態《オーバードライブモード》に変形させて統率官『ゼーロット』の喉元に突っ込んだ。
「自慢の新兵装とやらの力を見せてみろデース。くだらない粗品なら突っ返して代わりにその首頂くデース」
『そうか見たいか! 見せてやろう、吾輩の昇進をかけた新兵装――ツヴァイマウンテンボンバーを!』

 と言って取り出されたのは、|二つに割れた山《ケツ》のような爆弾。
「ツヴァイだけドイツ語だしどう見てもケツデース! やっぱコイツケツ野郎の上司なだけありやがるデース!!!」
 即座にツヴァイマウンテンボンバーを叩き切った真綾。

『な……我が新兵装がいとも簡単に!?』
「昇進昇進うるせぇデスネェ。そんなに昇進したいなら真綾ちゃん手伝ってやるデスヨ。2階級特進とか超昇進させてやるデース」
『うわぁぁぁ!!!』
 2階級特進、即ち死である。|新兵装《ケツ》が割れて逃げ回る統率官『ゼーロット』は、真綾により胴体をスパッと斬られて腹を抑えるのだった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

和紋・蜚廉
《蠢影》を展開し、分体を増やして奴を包囲する。増殖の勢いは止めず、群れが街を埋めるが如く、圧で押し潰す。

「……数は力だ。群れぬ我であっても、必要とあらば幾千幾万の足で踏み荒らすまで」

分体と共に四方から一斉突撃。甲殻籠手で機構部や関節を掴み固定し、跳爪鉤・殻突刃で装甲を裂き、殻喰鉤で外装やパーツをもぎ取る。重量攻撃やグラップルで体勢を崩し、迷彩で接近経路を隠す。野生の勘で動きの変化を察し、被弾を避けつつ踏み込む。蟲煙袋で感覚器を曇らせ、斥殻紐で駆動部を絡め、身動きを奪う。

「装甲も武器も、砕けばただの屑鉄だ」

群れ総がかりで引きちぎり、砕き、機械の身体を徹底的に破壊し、残骸も粉砕して動きを絶つ。

 腹が裂けそうになった統率官『ゼーロット』の前に現れた蜚廉は、√能力《|蠢影《シュンエイ》》を発動し、殻潰れる度に増える分体を69体召喚する。
『うわぁぁぁぁ!!?』
 統率官『ゼーロット』は火花散る腹を抑えながら思わず後ろに引いた――が、後ろにも蜚廉の分体が待機していた。

「……数は力だ。群れぬ我であっても、必要とあらば幾千幾万の足で踏み荒らすまで」
 69に本人足して70人の蜚廉が【甲殻籠手】で統率官『ゼーロット』の関節を固定し、【跳爪鉤】と【殻突刃】でザスザス刺すように装甲を攻撃し、【殻喰鉤】でパーツをもぎ取っていく。
『や……やめろォ……!!!』
 70人の攻撃はまだまだ止まらない。【蟲煙袋】の土とフェロモンで感覚を鈍り曇らせ、【斥殻紐】を駆動部に絡ませ縛って動きを奪った。

『吾輩を辱めるなァァァアァ!!!』
 必死の叫びも70体の暴力には届かず。腹の装置からビームを撃つ暇も無かった統率官『ゼーロット』は、蜚廉に蹂躙されていく。
「装甲も武器も、砕けばただの屑鉄だ」

 この後、更に鉄塊以下の存在になるとは、ゼーロット本人ですら予想出来なかった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

ヴォルフガング・ローゼンクロイツ
「この程度か?戦力100倍用意して来いよ。手加減したんだぞ?ヘタレクソ雑魚指揮官とか、王劍貰えないからケツに尻光剣を挟んだとか、剣先がケツ穴確定で刺さったとか噂流れてるけど。マジ?(ドン引き)」
ゼーロットを取り敢えず全力で煽っておく。
「サンちゃん(h07235)、【雷化】で強化してやるから好きに暴れな!」
精霊拳銃『赤雷』による雷【属性攻撃】【マヒ攻撃】【誘導弾】の射撃でケツを【部位破壊】し、√能力『赫霆覇道』発動。【雷の暴風】の【麻痺効果】でゼーロットの動きを止め、仲間達には【雷化】で【身体機動と思考の加速】で強化する。
ゼーロットの攻撃は、魔導機巧大盾『天狼護星』の自律防御【盾受け】で防ぐ。
「そんなにケツに挟んだり刺したりするのが好きなら、お望み通りにしてやるぜ!皆タイミング合わせるぞ!」
※ただの風評被害、大体『ケッ戦機アスォード』のせい。
√能力『赫霆薔薇蹴』でゼーロットのケツを狙ってルシファー(h00351)がいる方に思いっきり蹴っ飛ばす。トドメは任せた!

アドリブ・連携(or絡み)歓迎
不忍・ちるは
他のかたと連携・掛け合い、おまかせ行動大歓迎
みんな同志の楽しいお時間ですね

煽るようなよいフレーズが思いつかないので
みなさんのお話しを聞きつつ
ゼーロットさんってほんとよく喋りますね…の傍観者
私あまりお喋りなかたすきではないので
ゼーロットさんに興味がないのかもしれません

でも差し向けた部下?センスは認めます
叩きがいのある尻
1体頂きたいぐらい丸くてかわいいメカ;-)
とてもよきでしたありがとうございます

突っ込む勢に紛れて先制右手タッチの弱体化補助
飛ばすかた多そうなので適宜途中でパス?トス?
円滑に無抵抗に畳み込めるように合いの手を入れる

みなさんおつかれさまでした
羽田ドライブ満喫したので笑顔でばいばいします
森屋・巳琥
アドリブ連携(及びギャグ改変)歓迎です。

●主目的
ゼーロットさんを撃退なのです。


・白き鳥の指揮者
まとまり過ぎると一掃の危険があるので基本的に散開ですね。
7・8機編隊でも複数組めるのでヒット&アウェイをAI委任して皆さんの攻撃の合間を空から[連携攻撃][制圧射撃]します。
撃ち落とされた分は都度再編させて編隊単位の機能維持をします。


・精神攻撃?
過去にゼーロットさんに対峙した時に鹵獲した|部下達《ハッタ・ラーケ》の愚痴を聞きましたがそれはもう評判が悪かったようなのです。
(録音した機材から聞こえるブラック現場からの嘆きの声:プライバシー保護の為、[暗号作成]で音声を変えておりますという札を備えたシマエナガビットが飛ぶ)
こんなのにトップを任せたらロクなことにならないのですよ!と糾弾っぽい感じに


・インビジブル解放弾
皆さんの活躍でゼーロットさんがくじけそうになってたら引導渡して上げるのもありです?
ちょーっと|当たり所が悪い《シリHITする》かもしれませんが。
既に倒し切れてたらそれはそれでヨシ!なのです。
ルシファー・アーク
※アドリブ連携歓迎
あー!! いたいたゼーロット君!!
ポンコツが雁首揃えていることで有名な|人類抹殺派閥《レリギオス・オーラム》で政治闘争ばっかりやってるアッパラパーのゼーロット君じゃないか!!
元気? 僕が|スーパーロボット派閥《レリギオス・リュクルゴス》にいた頃からずーっと変わってないねぇ君! 何度かちょっかいかけてきたけど返り討ちにしたんだっけ!
で、まだ不毛な権力闘争続けてんの? そんなことしてるうちに本丸攻められちゃってるじゃん! 大丈夫!? ギャハハハハハハハハ!!
あ、そうそう……君www王劍www貰wえwてwなwいwんwだwっwけwww
もしかして転売品でワンチャンとか考えてる? やめときなってボラれた挙げ句箱だけ届くのがオチだよ。
しかし今回の手勢もひどいもんだねぇ、ケツから剣生やしたやつにいつものポンコツバトラクスでしょ? まともな人材どこいったんだか!

ま、そんじゃあちょっと遊ぼうかぁ。
全武装無制限一斉射撃! 弾幕の中を逃げられるかなー?
お腹から撃ってくるビームはスラスター吹かしてダッシュで回避機動! オービットレギオン展開! 放電するインビジブルにオービットレギオンを当てて放電機構を学習、お返しにCOUNTER ORBIT LEGIONで電撃をぶち当てる!
味方への攻撃もオービットレギオンとガトリングで妨害させてもらうよ!
後は皆でケツを狙って攻撃!

オッケー、ヴォルフガング君いい位置だよー!
4番バッター、指名打者のルシファー・アークがバッターボックスへ!
ケツ目掛けて建築資材(TITAN'S HAMMER)を振り抜いた!
いい手応え! ホームラン!!
羽田発転落人生行きのゼーロット君はただいま離陸しました!
目的地まで快適な空の旅をお楽しみくださぁい!! ギャハハハハハハハ!!
ユナ・フォーティア
アドリブ・連携大歓迎
あ!君がゼーロット氏?
蛮族って√EDENの皆の者を巻き込んだ侵攻をしている君の方が蛮族じゃないの?そんなのユナ達が許すわけないじゃん!
それに統率者でありながら戸締りとか昇進とか…ハリボテ被った小物じゃないの?そもそもケツ戦機とか尚更小物感あるよね〜★
統率者としてOUTだよね?恥ずかしいよね?
と言うわけで、エセ統率者の根性叩き直す為に灸を据える必要があるね?
ドラゴンプロトコル・イグニッション!
焼きを入れちゃおうかな〜?言葉通りドラゴンの「炎」でね!
抵抗したってどんな攻撃も干渉も効かないから無駄だからね!ガオーッ!!
(十分なタイミングで元に戻り)
建築資材でケツバットだぜー!
サン・アスペラ
出たなゼーロット!お前のケツをシバきに来た!
え?なんでケツを狙うのかって?……大体全部アスォードが悪い!恨むならアスォードを恨むがいい!覚悟!

ヴォルくん(h02692)からバフをもらったらゼーロットに突撃!
ゼーロットの攻撃は躱す!ヴォルくんのお陰で躱せるはず!

どこ狙ってるの?攻撃ってのはこうやるんだよ!
【サン式コンボアーツ】でボコボコにする。【内部に響く打撃】による捕縛まで喰らわせたら、背後に回ってケツを狙う。【レベル回数のラッシュパンチ】をケツに叩き込む!

弱尻めッ!
アスォードさんのケツはもっと硬かった!
こんなケツで王劍が挟めると思ってるの!?

ケツにアッパーでトドメだ!
これにて|決《ケッ》着!
クーベルメ・レーヴェ
いつも武器として使ってきたシャベルの本来の使い方を思い出したの
これは掘るための道具なんだって…!

追い詰めたわよ、ゼーロット
首を洗って…いえ、お尻を洗って待ってなさい!
「その|首《ケツ》もらったぁーっ!」
第1章では武器を封じる目的でお尻を狙ったけど
今回は背面を突くために狙わせてもらうわ
ビームは腹部から撃つみたいだしね
インビジブルと入れ替われることにも注意しておきましょう
逃亡阻止の技能も活用して確実に仕留めるわ

まずEinzelkampfを使用後、シャベル突撃で積極的に攻めていくわね
シャベル格闘術も駆使しつつ、攻め続けてこちらのペースに持っていきましょう

…全然鍛えてないお尻ね!
ケッ戦機アスォードのほうが立派だったわ
シャベルで掘られて一人前のお尻になりなさい!

そんなに昇進したいの?
残念だったわね
あなたは所詮ここまで
「椅子を尻で磨くだけの男で終わりよっ!」
ふんっ、こんなやつが司令官だなんて…
「二階級特進おめでとうってところかしら!」
レリギオス・オーラムにそういう制度があるかどうかは知らないけどね

 怒涛の√能力者による攻撃は止まらない。
「この程度か? 戦力100倍用意して来いよ。手加減したんだぞ? ヘタレクソ雑魚指揮官とか、王劍貰えないからケツに尻光剣を挟んだとか、剣先がケツ穴確定で刺さったとか噂流れてるけど。マジ?」
 ヴォルフガングの言葉に口を濁らせる統率官『ゼーロット』。いや、口も先ほど蹂躙されたので発音が難しくなっているのかもしれないが。
『……そこまで言うなら、吾輩が発明した|ツヴァイマウンテンボンバー《ケツだけ爆弾》を見たいという事で良いか……?』
「うわマジでケツみたいな新兵装作ってたぞこいつ……」
 ヴォルフガングにとって今の言葉はただの煽りだったが、先ほど斬られた残骸のツヴァイマウンテンボンバーを見てケツとしか思えなかった。ドン引きしていたが、更にドン引きした。

「あー!! いたいたゼーロット君!!!」
 ルシファーは統率官『ゼーロット』を指差す。
『……ん? 吾輩そんなに有名人だったか? いやぁ照れるな……』
 だが、その指差しは嘲笑である事に即座に気づく羽目になる。
「ポンコツが雁首揃えていることで有名な|人類抹殺派閥《レリギオス・オーラム》で政治闘争ばっかりやってるアッパラパーのゼーロット君じゃないか!!」
『誰がアッパラパーだ……!!!』
 嘲笑われた事に気づき、わなわなと震える統率官『ゼーロット』。
「元気? 僕が|スーパーロボット派閥《レリギオス・リュクルゴス》にいた頃からずーっと変わってないねぇ君! 何度かちょっかいかけてきたけど返り討ちにしたんだっけ!」
『ハッ、そんなの覚えて無いですぅー!』
 程度の低い返しをするゼーロットもゼーロットである。
「で、まだ不毛な権力闘争続けてんの? そんなことしてるうちに本丸攻められちゃってるじゃん! 大丈夫!? ギャハハハハハハハハ!! あ、そうそう……君www王劍www貰wえwてwなwいwんwだwっwけwww」
 ルシファーの口撃は止まらない。
『ハァーー!!? 貴様如きに言われたく無いんですがァーー!!? 吾輩の昇進が可能な能力が分からないとか貴様の目は節穴ァァー!!? オーイ目ン玉入ってますかァァーーー!!?』
 段々子供の喧嘩めいてきた。
「もしかして転売品でワンチャンとか考えてる? やめときなってボラれた挙げ句箱だけ届くのがオチだよ。しかし今回の手勢もひどいもんだねぇ、ケツから剣生やしたやつにいつものポンコツバトラクスでしょ? まともな人材どこいったんだか!」
『まともな人材ならここに居ますぅーー!! そう! 吾輩!!!!』

 口撃はルシファーの勝ちだろう。そして第二ラウンド、ユナのターン!
「あ! 君がゼーロット氏? 蛮族って√EDENの皆の者を巻き込んだ侵攻をしている君の方が蛮族じゃないの? そんなのユナ達が許すわけないじゃん!」
『√EDENの名の由来を知らないのかァ?』
 引き続きアドレナリンビンビンで煽っている統率官『ゼーロット』。
「それに統率者でありながら戸締りとか昇進とか……ハリボテ被った小物じゃないの? そもそもケツ戦機とか尚更小物感あるよね〜★ 統率者としてOUTだよね? 恥ずかしいよね?」
『OUTじゃ無いし!!! 皆で寄って集って吾輩の事虐めやがってもう許さないぞ!!?』
 統率官『ゼーロット』に血管が通っていればピキピキ浮き出ていただろう。

「出たなゼーロット! お前のケツをシバきに来た! え? なんでケツを狙うのかって? ……大体全部アスォードが悪い! 恨むならアスォードを恨むがいい! 覚悟!」
『くっそォォ……誰だ前線にアイツ配置した奴……!! あっ吾輩じゃん!! くそっ吾輩のバカバカバカ!!!! それはそれとして貴様らの侮辱行為の限り、絶ッッッ対吾輩は許さんぞ!!!』
 サンの言葉にまだワナワナ震えているゼーロット。もはやケツの統率官とあだ名がつきそうである。
「追い詰めたわよ、ゼーロット。首を洗って……いえ、お尻を洗って待ってなさい!」
『嫌だァァ!! よってたかって!!! 貴様も吾輩の尻を狙う気なんだァァァァ!!!』
 クーベルメの言葉に発狂しかける統率官『ゼーロット』。

「ゼーロットさんってほんとよく喋りますね……というか、皆さん口撃が上手ですね」
 ちるはは傍観しながら頷く。
『ハァ、ハァ……。よく喋るのの8割ぐらいは大体貴様らのせいだからな?』
 統率官『ゼーロット』は、息が上がっていた。
「でも差し向けた部下?センスは認めます。叩きがいのある尻、1体頂きたいぐらい丸くてかわいいメカ:-) とてもよきでしたありがとうございます」
『貴様だけだよ吾輩を褒めてくれる√能力者は……ぐすっ』
 思わずオイルを拭く統率官『ゼーロット』。

 飴と鞭、その飴がようやく来た……と思いきや、巳琥がトドメを刺す。
「過去にゼーロットさんに対峙した時に鹵獲した|部下達《ハッタ・ラーケ》の愚痴を聞きましたがそれはもう評判が悪かったようなのです」
『えっ……本当か?』
 部下に告発されるほど嫌な事をした覚えがあったのか、オイルの滝汗がだらだら垂れてくる。
 巳琥の√能力《|白き鳥の指揮者《コンダクター・オブ・シマエナガ》》発動でシマエナガビットが72体飛び、録音した機材から聞こえるブラック現場からの嘆きが場に響く。『プライバシー保護の為、[暗号作成]で音声を変えております』という札を備えて部下の嘆きがゼーロットのオフィス中に響き渡る。
『正直最悪でしたよもう。ケツ野郎ですよケツ野郎』
『アイツの尻ぬぐいするぐらいだったら爆発四散した方がマシです!』
『ここだけの話、ツヴァイマウンテンボンバーは力作だとか……全然分からないですよもう、どうしろっていうんですか俺たち』
 告発される部下の愚痴と嘆きに汗が地面を濡らした。
『ア……アァ……』
 頭を抱える統率官『ゼーロット』。
「こんなのにトップを任せたらロクなことにならないのですよ!」

 その|言葉《口撃》を皮切りに、一斉攻撃が始まった。
「サンちゃん、【雷化】で強化してやるから好きに暴れな!」
 ヴォルフガングが【精霊拳銃|『赤雷』《レッドスプライト》】を構え、√能力《|赫霆覇道《ローター・ブリッツ・ドミナンツ》》を発動しながらケツに麻痺の射撃を叩き込む。雷の暴風がゼーロットのケツを痛めつける。
『ガッハァ!!!』
 装甲がほぼ無い今、とんでもない痛みを覚えた統率官『ゼーロット』。シマエナガビット72体は連携して射撃を叩き込んだ。
『ウヴォァア!!! こん畜生!!! 昇進の邪魔するなァァァァ!!!』
 統率官『ゼーロット』はやけくそになってツヴァイマウンテンボンバーと腹からビーム攻撃を繰り出すも、ヴォルフガングは【魔導機巧大盾|『天狼護星』《ズィーリオス
》】を構えて自動回避し、ルシファーはスラスターを吹かしてダッシュして回避し、サンが雷化で強化された動きでサッと躱して接敵する。

「そんなにケツに挟んだり刺したりするのが好きなら、お望み通りにしてやるぜ! 皆タイミング合わせるぞ!」
『だからァァァ!!! 違う!! ケツ野郎じゃない断じて!!!』
 ヴォルフガングによる風評被害がゼーロットのメンタルを傷つけていく。
「どこ狙ってるの? 攻撃ってのはこうやるんだよ!」
 サンは√能力《サン式コンボアーツ》を発動し、飛び蹴りを喰らわせ、ワンツーパンチによる牽制と震脚による範囲攻撃を与え、内部に響く打撃による捕縛攻撃で装甲破壊済みのゼーロットをボコボコに痛めつける。

「ま、そんじゃあちょっと遊ぼうかぁ」
 ルシファーは愉しそうに笑った。
『うわっコイツ明らかに下に見てやがる』
 √能力《|全武装無制限一斉射《オールウェポン・フルバースト》》で発射される多数の弾幕を避けようと統率官『ゼーロット』はインビジブルと交代し、それを見計らったかのように√能力《|COUNTER ORBIT LEGION《カウンターオービットレギオン》》が放電を学習して放電を以て返す。
『学習……しただと……!!』
 √能力《|ALL-RANGE ORBIT MANEUVER《オービットレギオンテンカイ》》を使って更に射撃を追加していく。
『やめろッ、おいやめろ……ッ!!!』

 クーベルメは√能力《|Einzelkampf《アインツェルカンプ》》を発動し、戦いで死んでいった者たちの思念を纏って【軍用シャベル】を構える。
「いつも武器として使ってきたシャベルの本来の使い方を思い出したの。これは掘るための道具なんだって……!」
『き、貴様まさか……!!』
 嫌な予感がしつつ統率官『ゼーロット』は腹からビームを放つも、√能力《|シャベル格闘術《スミヤカニ・ジンチヘンカン・セヨ》》を発動したクーベルメは軍用シャベルでケツの装甲を掘っていく。
「……全然鍛えてないお尻ね! ケッ戦機アスォードのほうが立派だったわ、シャベルで掘られて一人前のお尻になりなさい!」
『尊厳破壊!! 尊厳破壊ィィィィィィィ!!!!!』
 尊厳はそりゃあもう――とっくに破壊されているのである。

 そこにサンが、24回のラッシュパンチを尊厳破壊ついでに喰らわせていく。
「弱尻めッ! アスォードさんのケツはもっと硬かった! こんなケツで王劍が挟めると思ってるの!?」
『貴様ら……名誉も破壊しやがって……!?』
 そろそろプッツンとキレそうである。お尻が。

「焼きを入れちゃおうかな〜?言葉通りドラゴンの「炎」でね!」
 ユナは√能力《ドラゴンプロトコル・イグニッション》発動により|真竜《トゥルードラゴン》へと変身し、灼熱のブレスを放っていく。
「抵抗したってどんな攻撃も干渉も効かないから無駄だからね! ガオーッ!!」
『熱い暑いアツい!!! やめろ!!! バトラクスみたいにドロドロの鉄塊にするつもりかァ!!!』
 鉄塊状態で残っていれば良いのだが――。

「トドメは任せた!」
 √能力《|赫霆薔薇蹴《ローゼ・ミョルニル》》を発動したヴォルフガングは、チャージを終えた【錬成外骨格|『魔狼』《ウルフヘジン》】に内蔵した賢者の石の力で威力18倍の円錐状に渦巻く薔薇色の赤雷を纏う飛び蹴りを放ち、統率官『ゼーロット』をルシファーの方角へ向けてぶっ飛ばす。
『うわぁぁぁ!?』
 そして飛んでいく統率官『ゼーロット』にちるはが√能力《|不忍術 陸之型《シノバズノロク》》でちょこっと右掌で触れればゼーロットの√能力は無効化され、もう転位して避けるなども出来ない。

「オッケー、ヴォルフガング君いい位置だよー!」
 気づけばルシファーはバッターボックスに立っていた。√能力《|TITAN'S HAMMER《スベテヲタタキツブスボウリョク》》発動でどこからともなく出現した巨大な建築資材を振る、4番DHのルシファー・アーク選手。見事ホームラン!
「羽田発転落人生行きのゼーロット君はただいま離陸しました! 目的地まで快適な空の旅をお楽しみくださぁい!! ギャハハハハハハハ!!」

 そしてホームラン先、外野のもっと外でサンがアッパーを決め込む。
「これにて|決《ケッ》着!」
「そんなに昇進したいの? 残念だったわね、あなたは所詮ここまで……椅子を尻で磨くだけの男で終わりよっ!」
 クーベルメがそう言うと、最後に統率官『ゼーロット』に向けて放たれたのは巳琥による√能力《|インビジブル解放弾《リリース・インビジブル》》。武装からインビジブルを活性化させる薬弾を放ち、ホームラン先の統率官『ゼーロット』のケツに命中。体力がとっくに3割を切っていた統率官『ゼーロット』は体内のインビジブルが暴発し、ハイクを詠むまでもなく汚ねぇ花火となって爆発四散した。ナムアミダブツ!
「二階級特進おめでとうってところかしら!」
 クーベルメが死の花火へ向かって拍手する。
「……レリギオス・オーラムにそういう制度があるかどうかは知らないけどね」

「みなさんおつかれさまでした」
 羽田ドライブが出来たのでちるははとても満足かつご満悦であった。

 それにしてもひでぇ戦いであった――ともかく、これで彼の影響下にあった部下達ややられた√能力者達も浮かばれるだろう。
 というかこれがリプレイとして公式に永遠と残るのが恐らくゼーロット本人にとって恐ろしいのであろう。名誉のケツとして、√EDEN運営史に名を刻むのだと。

「というか、煽ったら本当にケツ型武装作ってるとは思わなかったな……」
 ヴォルフガングが溜息を吐いた。
「ケツ野郎の評判は本当だったみたいですね」
 巳琥が頷く。
「いやぁ愉快愉快! 転落人生じゃ済まないかもねぇ!!!」
 ルシファーは凄く愉しそうに笑っていた。
「みんなお疲れ様、それじゃあ試合終了って事で帰ろうか!」
「ええ、そうね」
「帰ろ帰ろー!」
 サンがそういうと、クーベルメとユナも頷いた。
「帰るまでが逆侵攻ですよ」
 ちるはがそう言って最後にゼーロットが居たオフィスを後にした。

 ゼーロット ケツの統率官としてここに眠る――R.I.P🍑
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