宵の涯

【スタンプラリー】ルイと桜紅

千桜・コノハ 4月3日01時

宵の涯の妖横丁で催されると告知されたスタンプラリー。
昨今、新たに現れた横道や店や施設も増えており、今一度、改めて妖横丁について知ってもらいたい、というのが狙いらしい。
そして参加者には特典がある。スタンプを押した店の割引券がもらえるというものだ。
そんな告知を見て集った面々は、きっとどこかで見かけたことがある顔ぶれで。
今回は、その中で籤引きが行われペア分けがされる。

そうして籤を引いたなら、明けない夜のスタンプラリーのはじまり、はじまり――――。


🌸ルール🌸
二人で交互に🎲を振って、出目に応じた場所へと向かってスタンプを押してください。
同じイベントが出た場合は振り直してください。
ゴールは宵桜神社です。
🎲
00~10:たこ焼き屋「くとうるふ」
11~20:カフェー「櫻彩レトロチカ」
21~30:甘味処「夢見鳥」
31~40:ゲームセンター「道楽堂」
41~50:鯛焼き屋「飯綱屋」
51~60:焼き鳥屋「いろとり鳥」
61~70:キネマ「ふうちょう座」
71~80:迷ってしまった…(🎲で偶数が出れば覚えのある道へ戻れる)
81~90:足湯カフェ「春うらら」
91~99:和雑貨屋「八重桜」


#ルイ・ミサ
#夢見月・桜紅
夢見月・桜紅 4月4日19時
(心なしか、子供のようにわくわくしている自分がいる。でも、あまりはしゃいでしまっても良くない、と思うから……少し、呼吸を整えて)

すぅ……ふぅ。えぇ、と。ルイさん、で、良かったでしょう、か?
存じているかもしれません、が、夢見月・桜紅と申し、ます。今日は、よろしくお願いします、ね。
(スタンプラリー、楽しみですね、とあなたに微笑みかけ、まずは挨拶をと)
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ルイ・ミサ 4月4日20時
(籤を引くと名前が一つ。そこに刻まれていたのは、今まで話したこともない、けれど見かけたことのある――あぁ、あの綺麗な子……)

(紙を指先でたたむと、彼女に近づいて行った。名前を確認されて笑顔で頷く)……そう、ルイで合ってる。桜紅君、宜しく。

(店が並び人で賑わう楽しそうな通りを眺めながら、そわそわした様子で体を揺らして)妖横丁なんて名前からして御伽噺の世界みたいだから、楽しみ。(自分が普段いる世界とは全く違う。まだよく知らないこの土地の暖かな雰囲気の中で、無害そうな少女がペアになったせいか、心はいつになくふわふわとしている)

……こういう遊び初めてだから、よくわからないけど。(そう言って、隣へ並ぶ。どっちへ向かう?と尋ねながら柔らかく微笑んだ)
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夢見月・桜紅 4月4日20時
(そわそわしているあなたの様子に、ほんの少し、安心する。同じような気持ちを抱いていたのだろうか)
お店に行って、スタンプを押してもらうということでした、が……ふむ、実際に遊ぶのは、初めてなのです、ね。
(自分と近い年齢だろうか、と推察はしつつ、何か事情はあるのだろうと口を噤む)
(今は、隣のあなたと一緒に楽しみたいから──)
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夢見月・桜紅 4月4日20時
であれば、最初の行き先は私が決めた方が良さそうです、ね。早速参りましょう、か。
(あなたの柔らかい微笑みを受け取って、移動を開始する。さて、行き先は──)

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夢見月・桜紅 4月4日20時
(ふんわり香るたこ焼きの香りに、見覚えのある看板──甘味処「夢見鳥」が見えてきた)
そ、その……甘味に惹かれたのもあります、が……!
ここで、最初のスタンプをいただくのです、よ。
(ちょっぴりわたわた、としたものの、中に入りましょうか、と先導するだろう)
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ルイ・ミサ 4月5日14時
ありがとう、桜紅君。リードしてくれて助かる。(あちこちに並ぶ提灯が静かに揺れていた。通りすがりに聞こえる人々の笑い声が心地いい――)
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ルイ・ミサ 4月5日14時
(そう遠くない場所、辿り着いた店の看板を見上げる)……ああ、夢見鳥。ここ、この世界に迷い込んだ時に最初に立ち寄った店だな。みんな自然とここに辿り着いてて……不思議だった。(「ね?」と同意を求めるように、視線を彼女へ移す)

甘いの、好き?……軽く食べてから歩くのでもいいぞ。散歩でカロリー消費もできるし。
(その前に、と小さく呟きながら、口元に指を当てて店先を見回す)
……スタンプ、どこで押せるんだろ。
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夢見月・桜紅 4月6日17時
私も、散歩をしていたら、迷い込んで、しまって……
(求められた視線に、頷きを返す。今でも、当時のことは覚えているほど、印象深かったのだから)

ふふっ、そうです、ね。せっかくですし、一緒に食べて、それから回りましょう、か。
(何にしても、まずはスタンプを押してからだろう。きょろきょろ、と自分も周りを見渡して……)
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夢見月・桜紅 4月6日17時
(入り口の入ってすぐ隣に、スタンプ台があるのを見つけた)

あっ、ありました〜♪
(嬉しそうに向かう。それからあなたにちょいちょい、と手招きしてから、自分のカードにぽん、とスタンプを押して見せてみて)
このように、カードにあるお店の名前の所に、スタンプを押していくのです、よ。

(やってみます、か? とスタンプをそっとあなたに差し出してみる)
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ルイ・ミサ 4月9日23時
(教えられた通りにそっとカードを取り出してスタンプを押す)……これで、よし?

(顔を上げて彼女を見て、照れ隠しのように少し嬉しそうな笑みを浮かべた。甘い香りに誘われて店の中へ進むと、目を引いたのは他の客が飲んでいる可愛らしい桜色のドリンク。季節限定と書かれたそれに惹かれて)じゃあ……この限定の甘いやつ、もらおうかな。どうする?店内で食べる?食べ歩きは……(彼女の雰囲気から食べ歩きはしなそうだなと思い)しないか。

桜紅君も、迷い込んだってことは……まだこの世界、慣れていない?それとももう、あちこち行って馴染んだ感じ?
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夢見月・桜紅 4月11日00時
はい! 上手です、よ♪ ……ふふっ。
(不安そうなあなたに、安心させるように笑みを向け……そうしてあなたも面映ゆい表情を浮かべているのを見て、小さくくすり、と声が零れてしまう)

食べ歩き、ですか? しても大丈夫です、よ!
寧ろ、その、普段、あまりしないような事を、してみたい、気も。
あ、えと、注文は、桜餅を二つ、と、同じ季節限定のドリンクを、ください、な。
ということ、で……一緒に持ち帰り、します?
(店員に注文は告げて、にこやかに、あなたに視線をちら、と。嬉しそうな雰囲気が大漂うことだろう)
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夢見月・桜紅 4月11日00時
私は、そう、ですね。迷い込むのにも、あちこち行くのも、慣れているほう……でしょう、か。
それでも、新しいところは、戸惑うことは、多いのです、けど……!
(ずっと√能力者だったような、そんな雰囲気を言葉にして)
ルイさんは、慣れているのです、か? 別の世界に、足を踏み入れる、の……とか。
(今度は、問いかけてみる)
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ルイ・ミサ 4月13日15時
(こんな些細なことで上手だと褒められて、思わずカードで口元を隠す。照れ隠し。表情に出てしまう失敗を思い出し、笑みを隠して)……桜紅君は、なんかこう……先生とかに向いてそうだな?

(くすくすと笑う彼女の雰囲気は可愛いかったが、お姉さん的な反応にも見える。どこか懐かしい擽ったさを感じた)

じゃあ、決まり。食べ歩きしよう。(会計を済ませて受け取ったカップを手に店を出て、彼女の歩調に合わせて歩きだす)
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ルイ・ミサ 4月13日15時
(道を進めば、遠くで三味線の音色が聴こえた。ストローを口に運びながら、ふと隣に目を向ける)いろんな場所に行ってみて……その中で、特にお気に入りの世界ってある?私は、汎神解剖機関にいることが多くて……まだ、行ったことある世界はここくらいなんだ。

(何となく三味線の音が聞こえる方角を指さして。会話の途中にさりげなく彼女を誘った)あっち、行ってみよう?

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夢見月・桜紅 4月13日21時
(そんな照れ隠しをする様子にも、のほほん、と見つめていて)
先生、そうでしょう、か?(きょとん、として)
であれば、ルイさんが素直な良い生徒だから……と、思うのです、よ。意地悪だとか、素直じゃない人には、私、めっ、としますから、ね?
(うんうん、と、にこやかに微笑む。迫力はない)

(そうして受け取った桜餅と桜色の飲み物を手に、あなたと食べ歩きを始める)
(普段から少しゆったりしているのもあって、歩調も緩やかだ)
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夢見月・桜紅 4月13日21時
(桜色の飲み物は、口に含むと桜の香りがふわりと広がっていく。優しい香りの余韻に浸ってから)
お気に入りの場所、です? ふむ、そうです、ね……(少し、考えこんで)
今まで行った世界の中だと、ここ……妖怪百鬼夜行は、好きです、ね。同じくらい、好きな世界は、あるのです、が……そちらは、説明が、難しいかも。

つまりルイさんは、汎神解剖機関の、出身……?
(と、問いかけるとほぼ同時だろうか、三味線の音が聞こえてきた)
(あなたの誘いに頷きを返して辿り着く先は、足湯カフェ「春うらら」。)
あ、ここ、足湯があるみたいです、ね。それにちょうど、スタンプラリーのお店でも、あるみたいですし……入ります、か?
(ほら、とカードにある店名を、指さしてみながら小首を傾げてみる)
(飲食物の持ち込みも一応出来るようで……ちら、と中を見れば、足湯をしながら楽しんでいる人々が見受けられる)
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ルイ・ミサ 4月14日11時
(怒る気配のない「めっ」に、思わずくすくすと笑った)……桜紅先生に怒られたくないから、素直な生徒でいようっと。

(歩く度、桜色の液体に浮かぶ氷が揺れて音を立てた)……説明が難しい場所もあるんだな。逆に興味がわく。けれど、妖怪百鬼夜行はやっぱり過ごしやすいのかな。(汎神解剖機関の出身かと尋ねられて、頷いた)あっちとこっちでは空気が違うかもしれない。人にそう言われて……その時はピンとこなかったけど、実際ここで過ごすと肌感覚で感じる。賑やかさ……の違い、かな?桜紅君は行ったことある?汎神解剖機関。
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ルイ・ミサ 4月14日11時
あ、いいね、行こう行こう。(足湯の店でスタンプが押せるとわかり店前まで進んだ。暖簾の向こう側を覗き見る)……温泉みたいだな。服を着て入る温泉?

(スタンプ台へと向かい、今度は彼女より先に押してみることにした)二つ目……と。(満足そうにカードを仕舞い、二人で座れる場所を探しす。丁度良い場所が見つかると、こっちこっちと彼女を手招きしながら足湯の縁に腰掛けた)
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夢見月・桜紅 4月17日08時
まぁ。ルイさんったら。よく、意地悪さんなこと、してるのでしょう、か?
(怒られたくないから、とそう言って笑うあなたに、小さく首を傾げて。咎めるつもりは毛頭ないものだ)

この世界は、えぇ、何かと賑やかで、活気がある……それが、過ごしやすい一因、かも、知れません、ね。世界が変わると、雰囲気も変わります、し。
……私のいた世界は、神と戦う世界だとか、或いは、小さな村、とか……
(世界の名前は……分からない。興味深そうに聞いてくれるのに抽象的な説明しか出来ず、もどかしそうに苦笑する)
汎神解剖機関は、少し、行ったことはあります、ね。どんな世界かな、くらいで、長くはいませんでした、が……
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夢見月・桜紅 4月17日08時
そうです、よ。温泉に足を入れるだけなので、このままで大丈夫、です。
(そう説明しながら、あなたに倣い、二つ目のスタンプをぽん、と押す)
これでよし、です♪ あ、ルイさん、待ってください、な。
(手招きをするあなたに、一歩遅れてついて行く。足湯の縁に腰掛けて、そうっと足湯に浸かっていく。とても温かい。ほう、と心地よいため息を零して)
(そして、飲み物は腰掛けているところに置き、代わりに桜餅を取り出して)
ね、良かったら、一緒に食べません、か?
(と、あなたへ一つ差し出してみる)
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ルイ・ミサ 4月21日15時
(意地悪かどうか問われると、涼しい顔のまま、悪戯っぽく微笑み返した)

……神と戦う、世界? (苦笑する彼女を困らせたくはなくて、それ以上は深く聞かなかったが、目を見れば興味津々といった様子であることは伺えるだろう)面白そうだ。

汎神解剖機関は、長くいるような場所じゃないから正解。こっちの世界のほうが居心地がいいし……きっと別世界から此処に住みつく人も多そうだな。桜紅君は今どこに住んでいる?(彼女が足湯に入るのを真似しながら、そっと素足をお湯へと沈めてみた。柔らかいお湯が足を包むと温かさが広がっていく)……思ってたより、熱い。
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ルイ・ミサ 4月21日15時
桜餅?ありがとう。……桜って、すごいな。花見で人が集まって、桜の食べ物があちこちで売られて、こんなに愛される花って他にない気がする。桜紅君も、名前に桜があるし……名前につけておきたいって、そう思わせる程の花なんだろうな。(視線を落とせば、何処からか飛んできた桜の花びらが、お湯の上に浮かんでいた)
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夢見月・桜紅 4月22日22時
(時に悪戯っぽく、時に興味津々に聞いてくるあなたに悪い気はしない)
(ただ、視線を少し桜の花々へと向けて……どこか酷く、寂しそうな表情が見えるかもしれない)
……戦いがなければ、きっと、√EDENと同じような景色が見られたかも、しれません、ね。

あ、私、妖怪百鬼夜行に住んでるの、です。
商店街に、古い大樹があって、そこにある古書店に住んでるの、です。
(こーんなに大きいのですよ、と両手いっぱいに表現する頃には、表情も普段と変わらない様子だ)
(そうして桜餅をあなたに渡してから)
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夢見月・桜紅 4月22日22時
分かります。桜は本当、美しい花、ですよね。(少し迷って)──私も、大好き、です。
でも、その、私の名前に使われている、のは、実はほんのちょっぴり、名前負けしてないかな、と思うことも……(苦笑して)
あぁ、そういえば。ルイさんのお名前も、素敵です、よね。幸せであれ、と祈りを捧げられているような……。
初めてお名前を聞いた時、綺麗なお名前だなと思ったのです、よ。
まるで、天使を表しているかのような……なんて。少し、突拍子なかったでしょう、か。
(すみません、と小さく頭を下げ、桜餅をもちもち、と頬張ることにした。かなり温まってきたのか、頬も赤く染まってきている)
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ルイ・ミサ 4月24日10時
(彼女の横顔に、影のようなものが差した気がした)……そこにいたキミにとっては、面白い話じゃなかったか……ごめん。神と戦えるなら、神って、私が思ってるより小さな存在なのかもしれないなと思って。(だから面白いと表現したのだと説明しつつ、お湯の中で足をゆっくりと揺らした。実際のところ、面白いというより興味深いだけだった。自分が欲している神の力が、あまりに小さなものであっては困るのだから――)
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ルイ・ミサ 4月24日10時
妖怪百鬼夜行に?……いいな。(この世界の話になると、彼女の様子が明るくなったのがわかる。古書店の話に耳を傾けながら、両手を広げて見せる彼女の仕草に小さく笑って、受け取った桜餅を口に運んだ)古書店に住んでるくらいだ、やっぱり本は好きなんだろう?私はあまり読まないけれど……どんな本が面白い?(桜餅の甘さと、ほのかな花の香りが舌の上にふわりと広がった)
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ルイ・ミサ 4月24日10時
ん?名前負けなんてしてないぞ。綺麗で可愛い桜紅君にぴったりだ。好きな花の名前で良かったな。(自分の名前を褒められると、驚いたように瞬きをして)

……私の名前、そんなふうに言われたのは初めてだ。綺麗とか、天使みたいとか……(苦笑しつつも、少し照れたようにドリンクに手を伸ばし、カップの中の氷をカランと揺らす。意味も祈りも込められていない、ただの記号のような名前だと思っていた。だからこそ、何処か歯痒く、少し温かい気持ちになる)足湯……気持ちいいな。
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夢見月・桜紅 4月28日23時
(ごめんと謝るあなたには、そっと首を横に振る。)
いえ、良いのです、よ。興味を持つのは、悪いことではありません、から……でも。
(不意に、真っ直ぐな視線をあなたに向けて)
もし、もし、神に相対しようとする時は、どうか……見誤らないで。私が言えた義理では、ないのです、が。
(小さな、小さなお願いを口にする)
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夢見月・桜紅 4月28日23時
そうです、ね。こちらに来てから、本を読む機会も多く、なって……気付いたら、読んでしまうくらい、には。
(実際、今でも日頃は本を読んで過ごすほど。そして、好きと言っても過言ではないほど、次に読む本を楽しみにしているのだから)
ふむ……星座のお話、妖怪の方々が自作した小説、誰かの書きかけの小説とか……漫画や、日記仕立ての小説もあるのです、よ。
(そう言いながら、ちら、とあなたの反応を見てみる。何か、興味を惹かれるものがあっただろうか?)
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夢見月・桜紅 4月28日23時
(好きな花の名前で良かった、そう言われて、静かに頷き)
(あなたの名前の話には、うんうん、と微笑みながら頷いて)
ふふっ、ルイさんのお名前にある"ミサ"は……教会でお祈りをする、その時の名前だった、はずなので。
(今確かめる術がないから、半分うろ覚えだけれども……祈りは確かにあるのでは、と思ったから)

(……ちゃぷん、と足を動かして)
えぇ、とっても気持ち良いです、ね。 ……結構温まりましたし、そろそろ次のお店に行きましょう、か?
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ルイ・ミサ 4月30日00時
(彼女のいう「見誤らないで」という言葉には、それ以上語られることのない、重さと痛みを孕んでいるように思えた)桜紅君は私よりきっと、その存在について詳しいのだろうから……その言葉は忘れないでおく。

(温かな湯煙のせいで、ドリンクの中の氷もすっかり溶けていた――)

日記は面白そうだな。役に立ちそうな情報もありそうだし。私、物語は……あまり読まないんだ。所詮つくり物と思うと、何かの役に立つ気がしなくて。リアリストなんだろうか……それとも、想像力がないのかな。(桜色のジュースを飲み干して、空になったカップを覗き込む)没入できる楽しさがあったとしても、読み終えてしまえば現実に戻される。その瞬間が……好きじゃないんだ。
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ルイ・ミサ 4月30日00時
ああ、教会の……そっか。もしかしたら、そんな意味を込められて、つけられた名前なのかもしれない……。(自分ではない。元の名前の持ち主が、命名された時のその意味に思いを馳せて――)

……そうだな。次へ行こうか。(ゆっくり立ち上がる。ぽたりぽたりと雫が滴り、夜風に触れた脚が少し冷えた)
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夢見月・桜紅 5月2日23時
(忘れないでおく……そう告げてくれたあなたに、静かに頷きを返して)
(ふと見れば、自分のドリンクもすっかり、桜色の上に透き通った水が重なっていた。ゆっくりとそれを飲んで)

……ふふっ、お気持ち、分かります。
(カップを覗き込んでいる様子をそっと見てから、桜吹雪の舞う木々へと視線を少し上げて)
今の自分に必要なのか、とか、もっともっと、お話が続けばいいのにって、何度も思いました、ね。
0
夢見月・桜紅 5月2日23時
(でも、と)本には、作者の伝えたい思いが隠れて、います。物語にも勿論、全ての本、に。
今は役に立たずとも、いつか、何かの折にふと、魔法のように思い出す……。
(目を閉じて、それからあなたを見て)

本を読めるのは、|現実《いま》の自分だけ。その本を読み終えることで、未来の自分に知識を託して、新しい本を読めるようになる。
新しい読書をする準備が出来た、と、考えているの、です。

……嘘を言いました。これは、受け売り、です。
(くすっ)
1
夢見月・桜紅 5月2日23時
(そうして、自分もゆっくり立ち上がる。温かくなった足に、ひんやりとしたそよ風が心地良い)
(飲み終えたドリンクカップは一緒に捨ててしまおう。両手が軽くなったのを感じながら)

さぁ、次のお店に、れっつごー、ですよ。
(拳を小さく握り、小さく掲げてから次のお店へと歩みを進めていく)
(先程よりもほんの少し足取り軽く動けるのは、温泉の効果だけでは無いのかもしれない)

0
夢見月・桜紅 5月2日23時
(賑やかな音楽、笑い声が響く。通りを歩けば、「いらっしゃい!」と呼ぶ声も、「姉さん方、寄って行きやせんか」、なんて声も聞こえてくるかもしれない)

0
夢見月・桜紅 5月2日23時
(客引きの声には、にこ、と笑顔でお辞儀をして離れていた、その時)
……? あら? あら?
(気付けば違う景色な気がして立ち止まり、周りを見渡す。暫く見てから、把握した事実を打ち明けるために……あなたを見るだろう)

ルイさん、その、あの、落ち着いて、聞いてください、ね。

──迷ってしまい、ました。
(どうしましょう……と言わんばかりの困り顔だ)
(無効票)
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ルイ・ミサ 5月4日14時
(物語を読むのはただの暇つぶし、ただの娯楽。終われば消えて、何も残らないと思っていたのに。……未来の自分に知識を託す、だなんて言い方をされると、心を動かされてしまう)

……面白い。そんな風に考えたことはなかった。桜紅君の受け売りは、私の考え方をちょっと変えたかもしれない。

(嘘を言ったと微笑む彼女につられて笑みを浮かべる)
0
ルイ・ミサ 5月4日15時
(賑やかな通りを歩き、客引きの声には一瞥するだけで素通りしていた。笑い声や呼び込みの声が入り混じる中、ふと彼女の様子が変わるのに気づく。「落ち着いて」そんな言葉を向けられ、一瞬だけ身構えたが、打ち明けられたのは可愛い告白で)

ふふふ、迷子?

(思わず笑い声がこぼれる。どうしようと困惑する彼女を優しく見つめて)

じゃあまずは、迷路の攻略法でも使おうか?左手に常に壁がある状態になるように、離れず進んでみよう。そうすればまた戻ってこれるし、知っている道にぶつかれば、そこから帰ればいい。

(彼女と違い、そもそもこの周辺を知らない私にとっては、最初から迷子と変わらない。彼女の不安を和らげるように、優しい声で提案した)

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夢見月・桜紅 5月4日23時
本の知識って、すぐに使えるか、と言われたら、そうでないことの方が多いですし、ね。
……受け売りが、このような形で役に立てて、ちょっと嬉しい、です。
(ふわり、と優しい風が顔を撫ぜた気がした……温かい、春の風が。)
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夢見月・桜紅 5月4日23時
(そうして、意を決して迷子になったことを告げたものの、笑い声が聞こえたものだから……頬をぷく、と膨らませて)
も、もう! 笑い事ではないのです、けど!
(真剣なんですよ! と訴えるも、本気で怒っていないことは見て取れる)

(とはいえ、あなたの優しい眼差しを見れば、徐々に落ち着いてきた。攻略法を提案してくれた彼女に、小さく頷きを返して)
そう、ですね。今は怒ったり慌てても仕方ないですし……(そうしていたのは、主に自分だけなのだが)
左手に、常に壁がある状態で……です、ね。行ってみましょう、か。
(建物らしい壁に左手を付けて、あなたと離れないように一歩、また一歩と進んでいく)
0
夢見月・桜紅 5月4日23時
(暫くは同じ景色が続いている気がした)
(このままどこにも辿り着かなかったら……と、少し不安に駆られるも、あなたのいる前で、これ以上みっともない姿を見せたくないとも思い、勇気を出して歩き続けていく)
あ……! ルイさん、こっち、です!
(すると、桜の花弁がはらり、と舞う。誘われるように、ひらりはらりと舞う桜を追えば……赤い鳥居が見えてくるだろう)

……ここ、宵桜神社、です、ね? 私達、ゴール出来ました、よ!
(さっきまでの不安そうな、或いはぷんぷん、と怒っていたのが一転、一気に喜びが広がっていくのが見えるだろう)
(無効票)
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ルイ・ミサ 5月5日00時
(頬を膨らませて怒ったふりをする彼女に笑う。その後ろをゆっくり歩いていけば――やがて彼女の弾む声)

……ん?
(顔を上げれば、舞い落ちる桜の花弁と鳥居が見えた)
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ルイ・ミサ 5月5日00時
行こうか。

(嬉しそうに告げる彼女に続いて神社へ向かって歩いた。馴染のない世界で柄にない遊びをしようと思ったのは気まぐれだったけれど、彼女と一緒に過ごした時間は、気づけば想像よりずっと楽しかった)

(理由は単純で、自分にないものを彼女が持っていたから――。感情をそのまま表に出し、女の子らしい柔らかさで世界を受け止め、物語を大切にしている。普段なら皮肉に笑って済ませるような話題も、彼女を通すと何となく胸に残った)

(この世界もそうだ。いつも身を置く淀んだ空気の街とは違う、鮮やかで、澄んだ場所。神社へ向かって歩きながら、ふと考える。ずっとこんな穏やかな時間が続けばいいのに――と)
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ルイ・ミサ 5月5日00時
……ゴール。(鳥居をくぐり、喜びに満ちた彼女に笑顔を向けた)
(。)
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夢見月・桜紅 5月5日00時
(喜びに満ちたあなたの笑顔を見て、弾むような声を出す)
ふふっ、ルイさん、なんだかとても満ち足りた様子です、ね。
(それはきっと自分もなのだろうけれど、そう見えた気がした。……再び、春風が自分たちを包み込むような感覚を覚える。祝福しているような、穏やかな風が。)

……スタンプラリーは終わりました、けど。これからの楽しみは、まだまだあります、ね。
さぁ、行きましょう、ルイさん!
(そうあなたに話しかけ、一緒に鳥居を潜っていく)
(その鳥居を潜るまでの間も、穏やかに舞う桜吹雪と共に、和やかな会話が続いていくのだろう──)
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夢見月・桜紅 5月5日01時
【〆】
(。)
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