YellowDragon

【模擬戦】オーガスト VS シャル

シャル・クライスルーン 5月15日23時

「そろそろ来るかな〜
にしてもダンジョン、運がいいのか悪いのか……良さげな場所があって良かったけど。」

此処は√ドラゴンファンタジーの中にあるダンジョンの一室。
所謂モンスターハウスやモンスターボックス、闘技場などと呼ばれる空間だ。
かなり広い空間に平坦な地面、障害物は太い柱が円形の空間の端を沿うように10本と少しあるくらい。まさに、戦うためだけの場所。
本来ならモンスターと戦うのだろうが……先に蹴散らしてしまえばただの広い空間だ。

シャルは無手のまま、呑気に伸びをしながら、対戦相手の訪れを待つ───


場所:√ドラゴンファンタジーのダンジョン

使用ルール:https://tw8.t-walker.jp/thread/club_thread?thread_id=7438
演出終了
オーガスト・ヘリオドール 5月15日23時
(かつん、こつんとやや重めの靴の音。男のものだと分かる、上機嫌な足取りで――)

や!お疲れ、待たせちゃったかな?
(軽く手を振る青年、さほど悪びれてはいない。周囲を軽く見渡して……気配を探って)

何も居ないとこみたいだ。うん、いいね。踏破済みかな?
(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月16日07時
お、きたきた。いやー、全然待ってないよ〜!

(大きく片腕を振って。駆け寄りはしないもののよく見る笑顔を浮かべて。)

そうそう、踏破後、遺産を破壊じゃなくて封印するとこうなるんだよね。
ここなら思う存分戦えるでしょ?

(指先でくるくるしているのは小さな白い鍵。楽しげに一歩、後ろに下がる。)
0
シャル・クライスルーン 5月16日07時
僕はただの旧い天使。オーガストさんは確か未来からだっけ?
なら……僕の知らないもの、いっぱい見せて欲しいな!

(んー、英雄の気配……は此処に来てからも皆からするし、君も例外じゃないね。
これは手強そう。出来るだけ長く見ていたいけど、そう簡単には行かないんだろうなぁ。

じゃあ、先から来た君に───僕の見た“歴史”も見てもらおうかな!)

【先行判定】
(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月16日07時
(一発目からダイス振り忘れ……?)
【先行判定】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月16日08時
へぇ……ダンジョンにはあまり行かないっていうか、サクッと封鎖して終わり!ってのも見るから、こういう見事なのは初めて見るかもなー。
(ふと天井を見上げつつ。広さあり、高度はそれなり、ならば様々手はあるな、などと)

そう、未来から。君たちが「空想」と考えているような未来。(故郷に想いを馳せているのか、やや細められる目。そうして視線を下ろす先には白い鍵――)

君は、遥か過去から?
現代慣れはしたかな。俺はね、そこそこ!
見せて、聞かせてよ。俺の世界ではとんでもない「昔話」のはずだ!
(構えるはトリガーのついたナイフの柄。かちりと引き金を引けば、展開されるはレーザーの片刃剣――!)

【先行後攻判定】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月16日14時
【先行】

僕も、そこそこ! あっはは。

(指先で回していた鍵は、いつの間にか片手サイズに大きくなりシャルの手に握られて。)

じゃあ、味あわせてあげようか。歴史の継承者、調律者としての僕が伝え歩む───幾つもの英雄譚を!!

(シャルの目の前に四角い結界のような──封印の界が現れる。迷いなくそこに鍵穴を刺せば。)

……【白塗りの琥珀】

(封印が弾け、中から一本の、純白の聖剣が現れる。
それを手に取り、綺麗に構えるシャルの雰囲気は、纏う気配は、手に取る前と別人かのように変わっていた。)
0
シャル・クライスルーン 5月16日14時
(それはまるで清廉なる騎士の気配。
シャルの技はかつての英雄の武器を手に、かつての英雄の戦いを再現することに他ならない。
|導きの白天使《シャル・クライスルーン》が愛し、語り継いだ英雄たちの影だけを、宿す。)

じゃあ、こっちから行くよ!!

(紡ぐ言葉はシャルのもの。でも、踏み出す一本は軽いものではなく、地を裂かんかのごとくに重く鋭い。
そのままの勢いで素直に、しかし目にも止まらぬ早さで距離を詰め、左下から右上へと切り上げ弾き飛ばさんと力を込める。
この状態では身体能力、膂力すらもがかつての英雄の写し身故に──その一撃は細身からは想像つかない程に重い。)

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月16日18時
【防御】
いいねいいね。でも俺にとっては全部過去……なんて言ったら、煽ってるように聞こえちゃう?
(にこにこ笑顔を崩すことなく――構える。
過去だ、過去なのだ。自身が元居た世界とは全く異なる戦い方をするであろう、そんなことはご存知だが――)
俺は未来の大|英雄《犯罪者》だよ。君の記憶にそれを刻み込めたら嬉しいんだけど、どうかな?
(まったくもってナンパじみた声色も態度も変わらないのだ)

――で、お嬢さんにしては、ちょーっと覇気が凄くない!?
(それでも笑う。有利不利だのは未だ分からない。ただあわよくば刃を受け止め、その合間を縫うために、床を踏みしめて)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月16日18時
【同値!防御成功】【攻撃】
――ヒュウッ!(口笛ではなく声である)
(受け止めた片刃剣にノイズが走る。慌てることなく両手を柄に添え、刀身を擦り合わせるように受け流す。重さがあるのならば流せば良い。斜めに慎重に――弾く)
雰囲気変わったね、かっこよくなった。そういうのも好きだよ俺。
でも、ちょっと無邪気な君のほうがもっと可愛く思えるかも、なんてね?
(ぱちりウィンク。ばちりと火薬、後に蒸気が噴き出すかのような音がして――変形する刀身、化学熱傷を引き起こす蒸気を噴き出しながら振るわれるは蛇腹剣!)

鍵と君自身、どっちを先に「やったら」、手早いんだろうねッ!
(乱雑に振るわれたそれ、だが雑かつ鞭のようにしなるからこそ、その軌道は読みにくい。|蒸気機構兵器《スチーム・プログレス》!)
https://tw8.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=24399
【HP5】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月16日20時
(弾かれた。……でも、まだ行けるよね?)

(シャルの力を利用しての受け流し、いくら強大な膂力を誇ろうと、その全てが自らを縛る枷となるならば。
そして、シャルの目の前には。蒸気を吹き出し壊滅的なまでの破壊力を押し付けようとする片刃の剣だったもの。)

へぇ、やるねぇ?

(そこには、英雄の剣を手放し瞳を襲いかかる破壊ではなくただオーガストに向けたシャルがいた。)

0
シャル・クライスルーン 5月16日20時
【クリティカル!防御成功】【HP上限により回復は無し】【攻撃】

……でも。それは僕には届かない。

第一印、|解錠《アンロック》。【薄氷の封】

(シャルは軽く後ろに跳ねて。それだけでは熱から逃れることはおろか剣すら対処出来ないほどの力を感じないものだ。
でも、一言シャルが呟いたと思えば。)

ガキィィィン!!

(硬いものが同程度かそれ以上に硬いものと衝突した時特有の、甲高い騒音が響く。
シャルとオーガストの間、その僅かな空間に透明な結界が貼られ、余波を含めてその全てを防ぎきった。)

わ、すごいね。結界を超えて衝撃が来るなんて。

(髪が靡く程度の衝撃。ダメージといったダメージは無いが、わざとらしく瞳を覗いて言ってみる。)
0
シャル・クライスルーン 5月16日21時
んじゃあ……この力は好きじゃないみたいだし。
他の子を呼ぼうか。おいでよ。【英雄譚:双銀の風】

(シャルが再び呼び出した封印のキューブ、それに軽く触れれば──溶けるように封印は解かれる。
そして、構えるはふたつ、長短ひとあわせの双剣だ。)

ひとつ、またひとつ。英雄たちは積んできた。そして皆を未来へ連れてきたんだ。

(そのままバックステップを繰り返し距離を取り、ふたつ刃を手に駆ける。
先程のような重さは無いが、鋭さと速さはこちらが数段上。文字通り風と共に、警戒されるだろう正面と背面を避けて───上。
ダンジョンの壁を蹴り、天井を蹴り、3次元的に上方からの強襲を迫る)

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月17日13時
【防御】
いいねいいね!わりと攻めたつもりだったけど、及ばないか!(かちり、トリガーを引けばおさまる蛇腹剣。あっさりと、ではない。一瞬でも、多少の『拮抗』は見せたのだ)

攻撃そのものが嫌いなわけじゃないよ?得意か、そうでないかだけ!
(ポーチから取り出した|弾丸《シリンジ》を指で跳ね上げる。それをすぐに――地面へと叩きつけた。噴き上がる煙幕!)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月17日14時
【防御成功】
(上方からの攻撃は『慣れている』。何故なら彼の空想未来、その中では「上から」の攻撃が常であるから。自分よりも巨大な相手、それからの拳や弾幕を避けてきたのだ。むしろ対人戦のほうが不慣れですらある――)
怖いね、分かってる。人間、一番警戒しないのは上方だよね。
(……煙幕が晴れていく。オーガストへと覆い被さるように――否、機械化した両腕を広げて)

『Watching you!』
しっかりこの目で見てるぜ、過去の英霊!

俺っていう『未来の英霊』もその中に入れてくれるかな!!
『そして、この大犯罪者たる私も』!
(風が吹く。引き寄せる。軽口とともに『アルテスタ』の腕、装備、まるでパイプオルガンのように背に広がる砲台が一斉にシャルへと向く。至近距離からの蒸気弾掃射――!
https://tw8.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=24643 )
【HP5】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月17日17時
【防御】

凄いね…! これすら捌く、機械の、腕!

(瞳をいつも以上にきらきらさせて見ている。明らかに過去の英雄と違う“つよさ”。そして意思。
力を自らの外に委ねる───精霊や魔物の使役を行ったものたちはいた。でも、機械を。AIを使った英雄なんて見た事がない。知らない。)

「勇者」は責任と義務で動く。世界がそうあれと願うから生み出された、それだけの存在。

でもね、「英雄」は違う。民を救い、魔を祓い───因果と意思のみを進む理由として先へと進むんだ。
だから───

(細い双剣では実態の掴めない蒸気を防ぐのは不可能に近い。
なら。シャルの周囲にまた、結界の淡い光が輝いて───)

0
シャル・クライスルーン 5月17日18時
【防御成功】【HP5】

第二印、|解錠《アンロック》───【白亜の箱庭】。

(シャルは手を、ゆるりと伸べる。
至近距離の蒸気も恐れず、地に足すら付けられないこの現状であろうとも、|天使《セレスティアル》の翼を開いて。
そしてつくるのはぐるりと人を囲める程度の立方体。シャルとオーガストを隔て、オーガストを蒸気ごと閉じ込める為の箱庭。)

効くのか知らないけど……その蒸気、そのままお返しするよ。

(激しい勢いと熱量に軋む結界。だが、それだけなら形を維持できる。
押さえ込み、跳ね返して───オーガストへと。)

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月17日20時
【防御】
「『お褒めいただき恐悦至極』!」
俺の愛するパートナー、『アルテスタ』だよよろしくどうぞ!!
何個鍵を開けてくれるのか、楽しみだ!
(蒸気弾を撃ち出しながらも、手応えは『甘っちょろい』――壁だ、壁をつくられた。『実弾であれば多少は貫けたのでは』と思考に過ぎる)

――ワォ、これが天使様!
|So then, dear angel, care to lower a ladder from heaven?《それじゃあ、天の使いさん、天から梯子でも下ろしてくれる?》
(臆することはない。熱には『自分』は慣れている――混ざり合った意識では、人間としての自分自身を気にすることはなく――)
(腕を、振りかぶる)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月17日20時
【防御失敗】【攻撃】
(無茶をしようと、焼けようと。『己』の蒸気を丸ごと返され苦痛を覚えるのは「自分」だ。割れた思考ゆえに体は動く。本来なら熱傷の苦痛で動かぬだろう、それでも振り上げた拳は下ろさねば!)

いっ、たい、なぁッッ!!
過去の人たちってほんと、『こちらで蒸気機関が滅んだ理由』をよく使うよね!
(――出力を上げられた拳が、結界を打ち砕く。これを何度もされてはたまったものではない。蒸気機関の性質として、熱とはオトモダチ。冷却すればいいだけの話ではなさそうだ。『ならば叩くべきはやはり本体』!同意だね。)

(接敵するためにその場から飛び上がる。「ヒト」の体では僅かに足りない距離感、靴の蒸気機関を用いての二段ジャンプ――そのまま、シャルの胴体を狙って足を振り抜く!)
【HP4】

(無効票)
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オーガスト・ヘリオドール 5月17日20時
【エピックファンブル!】
(反撃+攻撃描写どうぞ!)
(無効票)
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シャル・クライスルーン 5月17日21時
【反撃】

まあ……うん。滅んだ理由の類いは、悲しい迄に合理的な事が多いから。

……どれだけ先に進んでいても───扱うのが、蒸気機関で良かったよ。原理からすべて僕の知らない未来の産物だと、何も分からず負けていたかもしれないからね。

(過去を識る事。それ即ち取り返しのつかない滅びに触れることに他ならない。
尤も現代文明にシャルからそれを言うことは無いが、そんな事は既に皆分かっているし、知る手段もある。)

……だから。未来の事───知らない事を、見せてよ。
|過去《僕ら》が至れなかった蒸気機関の極地か、或いは君の事でもいい。
それに対して、僕はありったけの過去をぶつけよう。

第三印、|解錠《アンロック》───【界理の失園】

(シャルの握った手から、薄い光が放たれる。否、それは光ではなく。
封印の結界だ。物理的にはほぼ何の作用もせず、干渉もしない光の壁が、2人を包んで広く、拡がる。)
0
シャル・クライスルーン 5月17日21時
(そしてこの空間の中でなら、ほんの一瞬に限り───任意の場所の法則を|書き換えることが出来る《・・・・・・・・・・・》。)

(指定……|視覚内の任意の場所《オーガストの足元の機構》
改変……熱分子の移動をゼロに。
時間……僕が起動出来る最短時間───!)

そんなに、慌てないでよ。

(オーガストの足元が、一気に絶対零度へと堕とされる。
それは一瞬であったが───たとえ一瞬であろうと、熱分子の動きがいきなり無くなったのなら。
跳ねるはずだったその足は、宙を踏まずに堕ちるだけ。

そして。それは致命的なまでの───隙。)

【英雄譚:城門崩しの矢】……借りるよ、君の一撃を。

(シャルが取り出したのはシャルの身体より大きい弓。上から下へ、キリリと鳴る弦に瞳を閉じて───)

ヒュゥゥウ!!!

(特大の風切り音とともに、オーガストを穿たんと。)
(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月17日22時
【エピファン被弾、HP-1】【防御】
(止められた。『燃焼が止まった』のだ、ぱきりと急冷によりシリンジが割れる音!)
――!
(飛距離が足りない、自由落下、半ば床に叩きつけられるように落ちるも――致命傷にはならぬよう『アルテスタ』の体がタイミングよく自壊し、結果衝撃を和らげる)

――アルテスタッ!!
(弓だ。『よく知らない武器』だ。名を叫ぶ。分離した腕が、機械仕掛けの4本腕が鈍い金属音を立てながらその矢を受け止めようとオーガストを包んだ)
【HP3】

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オーガスト・ヘリオドール 5月17日22時
(だが足りない、足りないのだ。致命的なまでに。シャルの的確な狙いに対して『アルテスタ』の防御補助が入る。守るように閉ざされた四本の腕それぞれ蒸気を噴き上げながら一本ずつ破壊されていき、そうして四本犠牲にして、ようやく止まる。思考も痛覚も共有しているのだ、相応の痛み――)
(融合していた体が「溶ける」。融解するように機械化していた両腕、解けていく)

……ッおい……アルテスタ、に、何してくれてんの?
(イコール、自分に何をしてくれているのだ、という意味だが――)


(※|第四の壁《メタ発言》突破――
『〜わたしは癖でまちがえてダイスと演出終了を押しました〜』
【攻撃】どうぞ!)
(無効票)
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シャル・クライスルーン 5月17日23時
(……焼かれる痛み。身代わりがあっても衝撃は届く。でも、1番表に来る感情は怒り。
アルテスタ、という機械はそれほどまでに。
つくづく感じるよ。√能力に覚醒した人はみな、英雄なんだって。

……だめだね。甘くなる。そして、気になってしまう。
君にとってアルテスタはどんなものなのか。どんな気持ちを抱くのか。それは英雄が立つ理由になり得るのか。

でも、君の物語に僕は居ない。これはただのサイドストーリーに満たないものだろうね。
だから……その心には触れないでおくよ。模擬戦は模擬戦らしく、ね。)

……嫌なら、全てを斥けばいい。【英雄譚:大地の王】

(封印から解き放たれたのは、重厚感を通り越して圧迫感まで感じさせるような、白い装飾の大戦斧。
未だ位置は上を取れている。ならば重力と写した膂力を振り絞ったこの一撃は───

鈍く風を裂き、力のままに、振り下ろす。)

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日04時
【防御】
『アルテスタ』。
(……分離を選ぶ。己の安全を捨てても、|彼《彼女》は『保たなければならない存在』だからだ。コアたるシリンジを遠くに投げ、)

『98%、避けられませんね』
(投げられたシリンジから男声)
(だからこそ、2%に賭けたくなるわけだ――仰向けのまま|スナイパーライフル《メビウスリング》の銃身を折りシリンジを詰め、一連の動作は流れるように。時間が惜しい、火力を、とにかく火力を、ありったけ――避ける動作?その後で良い!)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日04時
【防御失敗、クリティカル被弾】【攻撃】
――容赦ないな
(断たれた。どこが、とはあえて供述しないでおこう)
(実力は確かだ、確かだが、ああ、でも、どうしよう……少しだけ、悪態をつきたくて、仕方がない――)

『借り物』なんだね。君の力って。
(ただ片腕で、床へと銃床を押し付け安定させ、片手で引き金を引く。――さながら散弾のように空中で爆ぜる火炎弾)
(飛ぶものを仕留めるならば、そういうものにせよと「本」に書いてあったから)
(鳥なんて、殆ど見たことはないけれど。)
【HP1】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月18日07時
勿論。僕の力は写しにすぎないよ。
最初に言ったでしょ? |僕は《・・》弱っちいって。

想い入れはある力だけれど、僕が手に入れたものじゃない。実際、無理して振るってるようなものだし。

(その言葉じゃあ、揺れないよ、僕は。
「大地の王」を振るう代償は、体力の過剰消耗。「白塗りの琥珀」も「双銀の風」も「城門崩しの矢」も、少なくない代償を支払うか背負い込んで振るってるんだ。)

大丈夫。君は、僕なんかよりずっと強いよ。

(ようやく、天使は地へと舞い降りようとして────圧し斬った筈のオーガストの瞳に未だ光が宿っていること、そして、同様に銃口に、光が満ちて。)

(銃───対物の封印【薄氷の封】は、見せてある。なら、今度は越えられる。
大地の王、もう一仕事頼むよ……!)

(翼を消して、大戦斧の幅広な刃をそのまま小柄な身を隠す盾として。その衝撃を受け切ろうと。)

【防御】

0
シャル・クライスルーン 5月18日08時
【クリティカル!防御成功】【HP最大値により回復は無し】

(すっぽりと隠したシャルの身体は、銃弾や爆風に晒されることなく。その全ては純白の大戦斧が請け負った。
甲高い音が刃の上で跳ねる。だが、大地を冠するこの戦斧には一片の傷や凹みも刻まれることはなく───)

(指定───|視界内の一点《オーガストの背後》と自分自身
改変───位置関係の入れ替え
時間───3秒間の限定起動──!!)

よーく、見ててね!

(戦斧を盾とし構えて落ちるシャルの姿が、唐突に消える。
そして───オーガストの背後へと。僅か3秒間だけの瞬間移動。効力が切れれば、また再び元いた場所に戻る、が。)

見上げ続けて、首が疲れたんじゃない?

(盾とした戦斧を、盾のままに加速し押しつける───シールドバッシュのような。
戦斧の先が地面に擦れ1本の線を刻みながらも、行われるのは大質量の面攻撃───!)

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日09時
【防御】
……笑えない。
(小さく呟く)
見てやらない。
(見ていない、見る暇はない、見るつもりもない)
覚えてもやらない。

――『強い』だと?
馬鹿にしやがって。彼に頼りきりの俺に、それで敵わない俺に、そう言うのか。
(ただぼそぼそと、虚な声。かちりと小さく、何かのボタンを押すような音)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日10時
【防御成功】
(押したスイッチを手にしたまま、顎に手を。唐突に背後へと現れた機械兵、その全力をもって、蒸気を噴き、関節の軋む音とともに――押し返した――!)

弱っちい人間が地を這うのを見るのが好き?
アルテスタと似てる、あいつもそう。
可愛い可愛いって人間を愛でる。弱くてかわいい愛玩動物。
すぐ死ぬ。すぐ壊れる。永遠と程遠い。
永遠に近い時間と、永遠に保てる知性がある上位者は、そうなのか。
(淡々言い切り、受け止め自壊する機械兵に視線すら寄越さず。ただ――ただ。放り投げた『アルテスタ』を見ている)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日10時
(見つめていても、お小言の一つも、寄越さないので)
(銃へ詰め込んだ|弾丸《シリンジ》、おそらくは最後の一発。短期決戦に長けているのだ、そう数を用意していない)

【攻撃】
ごめん。頼む。もう頭、動かない。
(狙いを定めることすらしない。『アルテスタ』の弾道計算に頼り切って、引き金を引く。シリンジの中身が|書き変わる《・・・・・》。装備融解――貫通しろ、一発でも。傷をつけてやれ、少しでも)

『負けず嫌いがほざいておりますね』
(オーガストへの小言とともに、弾丸は放たれた)
【HP1】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月18日19時
そうか、僕が|それ《上位存在》に見えるのか。

───気味が悪い。

(どこかで、プツンと糸が切れたように。もう、どうでもよくなるような。
叫んでしまいたい。ぶちまけてしまいたい。此処はそれをして良くて、そしてそれをしたいと僕は思った。
この力を使ったら、殆ど負けだけど───そんなこと、知ったことか。)

僕の時間も、僕の知性も。全部、全部、全部、|それ《上位存在》の掌の上さ! なのに! それを!

(簡単に言えば、|地雷を踏んだ《・・・・・・》というモノだろう。奇しくもそれはオーガストの狙った通りに。言葉が、シャルを貫いた。言えば、同類だ。否定するだろうが)

精神を縛られたことはあるか!? 時を縛られたことはあるか!? |僕《わたし》だって最初は定命だったさ!

嫌いで嫌いで嫌いで嫌いで虫唾が走る、あの神のせいで!!

(銃弾に対する結界は、何時まで経っても張られる気配は無い。そのままシャルへと辿り着いて。)

【防御】

0
シャル・クライスルーン 5月18日20時
【防御失敗 HP5→4】

(銃弾はそれまでが嘘のようにあっさりと、シャルの脳天を貫いて───貫通する。
でも、飛び散るはずの血と脳味噌はその姿を現さず、代わりに砕けたように散るのはキラキラと輝く水晶片だった。)

死ねない訳じゃない。死は救いじゃないのなんてもうとっくに常識だけどね。

(瞳の色は……わからない。もう既に水晶による侵食は始まっている。頬の水晶がその体積を膨らませ、まるで食い奪うかのように広がり行くその様は。)

もう、未来の話はいいや。それを見てるとだいたい想像がつく。
人はなんにも変わってなくて、機械だけがちょっとばかり先を往く。それだけだろ?

(シャルは手を上に掲げ───水晶を、いくつも、いくつも作り───)

散れ。砕けろ。粉々に。

|燦晶雨《クィス・クリスタ》

https://tw8.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=13601

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日21時
【防御】
あは。ははは。気味悪い?
いいね、いいね、初めて揺らいだ――。
……ごめんね、褒め言葉なんだ、これでも。(ふらつく自らの足元を見ながら。何かが砕けたな、落ちてきたな、なんて、他人事のように)

……だって、神さまってさ……俺のすべてを肯定してくれるんだ。
(まるで舞台のような語り口が続く。弾丸を詰めず、空砲を、投げた『アルテスタ』のコアへ向けて、引き金を引く)

(コアを中心として「上から来る」。時空を歪め組み上がる蒸気機関、内部の機構が煙を噴出しながら。骨盤、背骨、腑、肋骨|十三対《・・・》。肩、腕、首、そして顎――頭部にはかちかち、歯車。
真鍮によく似た輝きとともに『顕現』した、環状蒸気機構AI『アルテスタ』。
真の名は、環状蒸気機構|神格《・・》『クロックワーク』――)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日21時
――神は『支配してくれる』。
感情の揺らぎを消してくれる、どんなに汚い感情でも受け入れてくれる。肯定してくれる。可愛い、可愛いって。
それが嫌だったはずなのにね。気付けば虜。
(銃を投げるように捨てて、手を差し出す巨大な蒸気機構の、『アルテスタ』の手を取った――)

0
オーガスト・ヘリオドール 5月18日21時
【防御成功】【攻撃】
(『アルテスタ』がオーガストの手を引く。内側へと引き込む。増殖するかの如く展開する装甲、降り注ぐ水晶の雨に傘をさすかのよう。周囲の床が削れていく。雨垂れ石を穿つとはこの事か。些か鋭利にも程があるが)

『未来の話は嫌いですか。では過去の話をしましょう。|古い言葉では《・・・・・・》、彼のこのような症状をPTSDと呼ぶそうですね』
(装甲の奥から合成音声が聞こえる。感情はないが、滑らかな言葉遣いの――)

『戦の中に身を投じていた者が唐突に、『望めば平和なままで暮らせる世界』へと身を置けば、甘ったれた愛玩動物と化すのだと思っていましたが……あなたは異なるのですね?』
(砲撃。装甲の合間を縫い発射される幾つもの過熱蒸気弾。空中で爆ぜ、広範囲攻撃にてシャルを狙う――!)
【HP1】

(無効票)
0
シャル・クライスルーン 5月18日23時
水晶でも、貫けない装甲───鬱陶しいね。

(感情のままに戦っても勝てないけど……耳障りな戯言が集中を削いでくる。
これ以上踏み込むなら、死んだ方がマシなんだろうね。

……でも。英雄たちは、そうはしないから。)

僕? さぁ。
でも、敢えて答えるなら……嫌いだから。
水晶も、宗教も、呪いも、神も。全部が嫌いで。そして僕はそれに囲まれ生かされている。
だからまとめると。君みたいなのが気持ち悪いから全部忘れずに持ってきてるんだよ!!

開け、第四印、|解錠《アンロック》───【時編みの極光】!!!

(成功するか? わからない。本来なら詠唱が必要で、本来なら範囲を決めての実行で。
水晶の防御は|使えない《使いたくない》。英雄譚は間に合わない。ならばこれは一種の賭けとなる。)

【防御】

0
シャル・クライスルーン 5月18日23時
【防御失敗 HP4→3】

ち、ならもう関係ない。
僕だけの力は、ほんとにほんとに頼りないから。もうひとつ。万年来の力を君に。

(シャルの腕に、パキパキと音を立てながら水晶が纏われる。否、侵食してそのものを作りかえている。
此れは、何だ。此れは、神の腕。
触れた物を蝕んで、脆い水晶に置換して、そして撃ち砕く。そんな単純で、だからこそ防御が遥かに難しい)

機械には分からないだろうけど。神にはもっと分からないだろうけど。

───人の意志を甘く見ると、消えるよ。そして僕はそんな人間が、何より好きだから。

(思いっきり振りかぶって、叩きつける。
その一撃は肥大化した腕であろうと巨体のうちの点でしかない。が───当たった地点からその素材を侵食し置換する。
さて、受けて見せろ。)

https://tw8.t-walker.jp/garage/gravity/show?gravity_id=17139

【攻撃】

(無効票)
0
オーガスト・ヘリオドール 5月19日00時
【防御】
『私ほど人に寄り添い、幸福を祈る人工知能は存在しません。神ではなく|それ《・・》に等しい存在です。お間違えなきよう――』
やめなって、通じないよ。
(文句を垂れる『アルテスタ』、それを遮るように奥から声)

似たもの同士だね、みぃんな。
(装甲の隙間から見えた笑顔はやたら、明るく)

でも、ダメだよ。
俺の『神様』を、殺そうとしないでもらえる?
あんたの神様じゃない。俺の、俺だけの、神様なんだから。
(笑みは深く。がらり崩れる『アルテスタ』、しっかりとコアを己の懐へとしまいこんで――)

おつかれさま。

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オーガスト・ヘリオドール 5月19日00時
【防御失敗】
(神の腕?知ったことではない。『人間の体』でそんなものを受け止められるわけはない。構成されていくそれを見て、やたらと明るく、笑う)
そう、ダメだ、そういうの。
殺しちゃだめ。「ここ」ではころしちゃだめなんだ。誰も、何も。
(すべてが後付け。『アルテスタ』と元の時代から|持ってきた《・・・・・》もの頼り。何が変わらないのだ。何が。)
(何が? 「神の存在証明」か)
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オーガスト・ヘリオドール 5月19日00時
……俺の『Anker』を殺そうとしたこと
(そして、)
今から『人間』を殺す罪。背負って生きてね?

(「最後の一発」は蒸気弾。自分の頭部に銃口を突き付け、そのまま引き金を引いた)
(あとは――|お察し《・・・》だろう)
【HP0/敗北】
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オーガスト・ヘリオドール 5月19日00時
(――|第四の壁《メタ発言》突破)
(オーガストのほうが堪えきれないので自害しましたが後の演出はご自由に!)
(演出終了)
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シャル・クライスルーン 5月19日07時
|√能力者《僕たち》同士の戦いに、無茶なこと言うなぁ。それ。

はは、は。
罪とか、咎とか。もう、慣れたからいいよ。

(乾いた笑みを、もう既に肉体が崩壊して転移したであろう虚無へと向ける。
砕けた機械と水晶の残骸が散るこのダンジョンの中で───)

って、あ。
水晶使ったんだから、誰が僕を殺してくれるんだよ。
そもそも、コアまで取る気は無かったんだし、さ。

(その辺にばら蒔いた、戦闘中に手放した武器達を拾い集め、もう一度丁寧に封印を施して。)

まあ、どうせそのうち英雄武器の代償で死ぬけど、すぐ侵食を止めないと面倒なんだよなぁ。

じゃあ───君に頼むか。【英雄譚:円卓の騎士王】

(シャルの手に、輝きを放つ聖剣が現れて。
シャルはそのまま鞘から抜き放ち、1度軽く振るってから、戻す。)

まったく、英雄武器は英雄以外に優しくないんだから困り物だよね。
さぁ、エクスカリバー。僕は善なるものかい?


うん、知ってた。

(光に包まれ、消滅)
(演出終了)
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シャル・クライスルーン 5月19日07時
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