シナリオ

ドローの特訓から始まるヒーロー劇場

#√マスクド・ヒーロー

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●√マスクドヒーロー
『フィルルルル……フィルルルル……』
 秘密結社『プラグマ』の大首領に忠誠を誓う「悪の組織」の怪人は、ひとり薄暗い部屋で映画を見ていた。
『オレの力。上映銃シネマグナムに相応しきムービーフィルム。これを創造するには、熱い情熱パワーが必要』
 彼の名前はフィルム・アクセプター『シネマプラグマ』。
 映画の力を持った悪の怪人である。
『力を得るための参考として見ていたが……素晴らしいぞ!』
 そして彼が今見ていた映画は……カードバトルで世界を救うようなアニメであった。
『熱き闘い。逆転につぐ逆転。そして……奇跡のドロー!!これだ!!』
 カードバトルにおいてなんやかんや必要となったのは、最終的にドロー力!
 シネマプラグマはそう結論づいていた。
『そうだ!最も熱き、ドロー力を誇るもの!それを、攫い、オレの映画の材料としてやろう!』
 シネマプラグマはカード型のムービーフィルムを、己の銃、上映銃シネマグナムにセットするとガチャコン!
 空に向かって放つと、そこにはムービーフィルムに封じられていた彼の配下が召喚される。
『そうと決まれば、こい!配下ども!強いドロー力を持つものたちを、攫ってくるのだ!』
『イーじゃーん!』

●ゾディアックサイン
「少年少女諸君。ドローの特訓をしようじゃないか」
 アーマリア・アマクサ(人間災厄「カタリナカタリ」お姉さん・h01673)が唐突にそんな事を言ってきた。
 説明しよう!
 皆さん当然ご存知かと思うが√マスクド・ヒーローでは今絶賛大流行中のカードゲームが存在する。
 そんなカードゲームを利用する悪の組織の怪人が現れようというのである。
「彼の名前はフィルム・アクセプター『シネマプラグマ』。映画の能力を持っているようだね」
 自身の力を強化するために、ドロー力を持った子供を攫い、武装化するつもりのようだ。
 どういった理屈なのかは分からないが実際に予知されているのでそうなってしまう。
「放っておけば、一般人のカードゲームの強い子供たちが攫われてしまう……そこで、お姉さんは考えたのさ」
 子供たちよりも、ドロー力を鍛え上げれば、シネマプラグマの配下は√能力者の元へ来るのではないか。
 彼らはどういった理屈かは分からないが、なんかドロー力の強い人の元へやってくるのだ。
 よって、ドロー力を鍛え上げておけば、勝手に敵がこちらに来るのである。
「敵が来たら、君達を攫ってムービーフィルムにしようとしてくるから、撃退して欲しい」
 周囲は暴れても大丈夫な場所で修行してもらうことになる。
 好きに戦って欲しい。
 ある程度撃退に成功すれば、シネマプラグマ本人もやってくる。
「シネマプラグマも当然君達を狙ってくるから、逆に反撃して倒してくれたまえ」
 召喚された配下などは本体であるシネマプラグマを倒せば全て消える。
 全力で倒して欲しい。
「カードゲームを悪用するなんていけすかないね。少年少女諸君。君達ならやれるだろう。頑張ってくれたまえ」
 さあドローの修行をしないと!

マスターより

ナイン高橋
ナイン高橋です。

 最初はドロー力の特訓です。
 よくわかんないですね。私もよくわかりません。
 ドロー1000回とかするんじゃないでしょうか。
 滝に打たれながらとか、走りながらとか、目隠ししながらとかそんな感じでしょう。
 各自思い思いのドロー力を鍛える修行をお願いします。
 プラグマはドロー力を計測する能力があるようで、鍛えると勝手に感知してこっちに来ます。

 2章は、シネマプラグマの配下の敵です。
 くまっぽい雑魚が出て来るか。
 なんか元気な風を操る怪人が1体出てきます。
 ドロー力を高めた皆さんを攫うつもりです。
 普通に戦っても大丈夫ですが、なんか高まったドロー力を上手く使うと何故か戦いが有利になるような気がします。
 ドロー力を上手く使うってなんだ?

 3章は事件の黒幕、シネマプラグマ戦です。
 やっぱり敵が転移して来て、ドロー力の高い皆さんを攫うつもりで来ます。
 彼は劇場パワーを持っており、なんやかんや劇場や映画っぽい力を使います。
 この戦闘では、映画や物語りっぽい雰囲気を上手く利用するか、高まったドロー力を上手く使うとなんやかんやで戦いが有利になります。
 でもシネマプラグマ君って実はプラグマの中では若い新人でそこまで戦闘能力は高くないみたいです。
 普通に戦っても倒せます。

 それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
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第1章 日常 『ドローの練習』


POW 滝行ドロー!
SPD マラソンドロー!
WIZ 心眼ドロー!
√マスクド・ヒーロー 普通5 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

片町・真澄(サポート)
紫毛のオオカミ獣人です。
いつも程々に明るく、関西人らしくリアクションも取ります。しかし表情変化だけは少なく、所謂大げさな(大きな)リアクションを取るところは見られません。

普段の口調は「関西弁混ざりの標準語(混ざり具合おまかせ。完全関西弁も可)」、敵には「口数が減り、冷たく接する(アンタ呼び)」です。

基本的に他参加者のサポートに回ります。
日常の場合は積極的に他参加者と交流しに行きます。特にボケツッコミが欲しそうな所に嬉々として向かいます。しかし決して参加者の希望行動の邪魔はせず、公序良俗に反する行動もしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
ゾフィー・ゾルガー(サポート)
|D.E.P.A.S.《デパス》のゴーストトーカー×霊能力者

過去の記憶を欠落した為か幼い印象の16歳の少女

|表情の変化はないわけではないが小さく、動作もゆったりめ《ローテンションでぼんやりしている》
自身に良く似た|アンティークビスクドール(時々動いたり目が光る)《パッと見ぶっちゃけ呪いの人形》を常に抱えている

辿々しい口調でポツポツ話し(ワタシ、アナタ、ね、よ、なの、なの?)
年長者には多少丁寧(デス、マス、デショウ、デスカ?)

√能力は指定した物を適宜使用
積極的に攻勢に出るよりはインビジブルを介した情報収集や霊能力での遠隔攻撃を好む

*えっちいのと他参加者の意向と趣向に反する絡みはダメ絶対
後はお任せ


「ほうほう。ドロー力を鍛えるためにドローの修行な……ってなんやねんそれ!?」
 片町・真澄(爆音むらさき・h01324)は表情を変える事なく、星詠みからの依頼にノリツッコミしていた。
「え、と……どろーの、練習なの?」
 ゾフィー・ゾルガー(月下に潜む・h07620)も同じく殆ど表情を変えることなくコトン、と首を傾げる。
 ついでに自身に良く似たアンティークビスクドールも一緒にコテン、していた。
 今回の依頼は、√マスクドヒーロー。
 何故かこの世界の怪人のひとりが、ドロー力の強い子供を攫うことで己の武装をパワーアップさせようと画策したのだ。
 それを阻止するには、√能力者がドロー力を鍛えあげ、囮になるしかないのである!
「せやから、ドロー力ってなんやねん!」
 真澄がスパンと裏手ツッコミを空に打つ。
「カード、いっぱい、ある、ね?」
 ゾフィーは修行用に星詠みが用意していたカードの束をめくっていく。
 しっかり修行できるように1000枚以上ありそうであった。
 しかしこれも全てはいたいけな少年少女たちを守るため。
 一般人に被害が出ないようにするための影ながらの努力のための支援なのだ。
「せやな。子供の未来を守るためや。いっちょ人肌脱いでやろか!」
「う、ん。ワタシも、がんばる、ね」
 そして二人は『ドローの練習』を始めるのであった。

「……って、なんで滝行やねーん!!!ドロー!!!」
 真澄は水着に着替えると、滝に打たれながらカードをドロー!!
「人肌脱ぐってこういうことやないやろ!ドロー!!」
 心の迷いを打ち払うため、大量の水を被りながら、ドロー!!
 カードで水を切るつもりで、激しくドロー!!
 身体を動かさないでいるとガチで体温が奪われてしまうのでとにかくドロー!!
 意識があることを示すためにもドローの掛け声も毎回しっかりはっきりドロー!!
「ドロー!!!」
 真澄は滝行ドローをこなしていくのであった。
「……ど、どろー」
 ゾフィーはと言えば、心眼ドローの特訓をしていた。
 どういうことかと言えば、目隠しをした状態で、カードをドローするのである。
 意味があるのかどうか分からない。
 だが、少なくともドロー!とやって手を伸ばすたびに、アンティークビスクドールがすっとカードの束を動かしていた。
「ど、どろー」
 慣れない動きにぎこちなくなりながらもゾフィーは着実にドロー力をなんか呪いとか含めて鍛えるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

モラレル・ラウランコ
はあ。かーどげーむ、ですか?
人間界の遊戯には詳しくありませんが、やれと仰るなら従うまでです
まずはゲームの基本ルールを覚えるところから始めましょう
ドロー力とは何ぞや、という疑問もあるのですが、まずは基礎を学びませんと……

ルールブックの手順に従い、山札から一枚ドロー
……なになに、『このカードを使うと、相手の手札を一枚見れる』……?
…………
……
「見れる」ではなくて「見られる」でしょう!!
……は、いけません、危うくお借りしたカードを握りつぶすところでした
こんな所にもら抜き言葉……人間界の言葉の乱れは嘆かわしいものです

き、気を取り直してもう一枚ドローです
……『このモンスターはバトルに出れない』!?
「出られない」じゃないんですか!!
こ、こんな乱れた言葉が印刷されたカードを子供たちに売るだなんて、恥ずかしくないんですかっ!?
はあ、はあ……
カードを焼き払いたくなる衝動を抑えるのに苦労します

こ、こんな苦行をあと何十枚ぶん繰り返せば良いのでしょう
否が応でもドロー力が鍛えられそうです……


「はあ。かーどげーむ、ですか?」
 モラレル・ラウランコ(ら抜き狩り・h08148)は依頼内容を聞いてなんだそりゃと言うような声を出す。
「人間界の遊戯には詳しくありませんが、やれと仰るなら従うまでです」
 人間災厄「言堕魔」としては、カードゲームなど特に興味がなかったが、それはそれ。
 依頼で必要と言う事ならばやってやらないことはない。
「まずはゲームの基本ルールを覚えるところから始めましょう」
 そして余り読まれる事のないルールブックを手に取り、熟読していく。
「ドロー力とは何ぞや、という疑問もあるのですが、まずは基礎を学びませんと……」
 ひとまずルールブックの手順に従って山札から1枚ドロー。
 引いたカードに書かれた効果を読み上げる。
「……なになに、『このカードを使うと、相手の手札を一枚見れる』……?」
 ポン、ポン、ポン、チーン!
「『見れる』ではなくて『見られる』でしょう!!」
 ババーン!と突如激しく声を荒げるモラレル。
 そうモラレル。彼女は「ら抜き言葉」を撲滅する強い意思を持つ悪魔の災厄なのである!
「……は、いけません、危うくお借りしたカードを握りつぶすところでした」
 握り潰しはしなかったが盤面に叩きつけてしまってはいた。
「こんな所にもら抜き言葉……人間界の言葉の乱れは嘆かわしいものです」
 ら抜き言葉。
 こんなものがどんどん流行って流行って、らを抜くのがいつの間にか当たり前になってしまったら?
 もしもら抜きが標準になった場合、己の名前は大変なことになってしまうのではないか?
 そう気づいたモラレルにとって、ら抜き言葉は許されない事なのだ。
「き、気を取り直してもう一枚ドローです……『このモンスターはバトルに出れない』!?」
 ババーン!!
「『出られない」」じゃないんですか!!」
 思わず再びカードを盤面に叩きつけて召喚してしまうモラレル。
 余りの激しさに肩で息をしてしまう。
「こ、こんな乱れた言葉が印刷されたカードを子供たちに売るだなんて、恥ずかしくないんですかっ!?」
 うわーっ!と頭に手を置きながら仰け反り、日本語の乱れを嘆くモラレル。
 カードゲームの文章は、独自言語と言われる程に難解なのだ!
「はあ、はあ……カードを焼き払いたくなる衝動を抑えるのに苦労します」
 それでも一度引き受けた仕事だからとドローするモラレル。
「はぁ!?『対象にとれない』ではなく『対象にとられない』でしょう!!」
 ババーン!!
「はぁ、はぁ、こ、こんな苦行をあと何十枚ぶん繰り返せば良いのでしょう……否が応でもドロー力が鍛えられそうです……」
 なおここにはドロー練習用に1000枚程度のカードが用意されているのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

中村・無砂糖
「ドロー?ドローじゃと?」
それはまさに!!
デュエル(決闘)のお決まりのアレじゃ!

「それを聞いてはボサッとはしておられん!『仙術、超仙人モード』じゃ!」
超スーパー仙人モード3に変身して気を高めてパワーと跳躍力と賢さと勇気とケツ(決)意を2倍にし決気刀を尻に挟み込みながら

バックステップで走りランニングしながらひたすら己のMyカードデッキからゲームカードをドローして
運命のドロー力を高めようぞ!
「子供を攫おうとする悪い大人は仙人のこのわしのデュエル(決闘)で仕留めてやるのじゃー!」

あ、カードは全部しっかりスリーブに収めておる
ドローし過ぎてもカード自体は傷つかないようにのう!


「ドロー?ドローじゃと?」
 中村・無砂糖(自称仙人・h05327)はカードを前に細くて見えない目に光を灯す。
「それはまさに!!デュエル(決闘)のお決まりのアレじゃ!」
 無砂糖の魂に眠るデュエリストの血が沸騰する!
「それを聞いてはボサッとはしておられん!『仙術、超仙人モード』じゃ!」
 無砂糖は超スーパー仙人モード3に変身!!!
 気を高めてパワーと跳躍力と賢さと勇気とケツ(決)意を2倍にすると、決気刀を尻に挟み込み、走り出す!
 いやなんで決気刀を挟んだ!?
「子供を攫おうとする悪い大人は仙人のこのわしのデュエル(決闘)で仕留めてやるのじゃー!」
 なお、決気刀を掴んでいるので、当然バックステップ。
 後ろに向かって前進だ!
 やたらと早い速度でランニングしながら、ひたすら己のMyカードデッキからゲームカードをドロー!!
「運命のドロー力を高めようぞ!ドロー!!」
 気力とか運命力とかなんかそういうものが光輝きながら、カードをドローする!
 よくわかんないけど多分ドロー力は鍛えあげられていっている気がしなくもない気がする!
「子供を攫おうとする悪い大人は仙人のこのわしのデュエル(決闘)で仕留めてやるのじゃー!」
 やる気満々の無砂糖のドローの練習を行うのであった。
 なお、ドローし過ぎてもカード自体は傷つかないようにカードは全部しっかりスリーブに収めてあった。
 ちゃんとカードも大切にするデュエリストなのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

ムーナイン・フワ
あー、ドロー力でゴザルかぁー。
分かる分かるー。
こう言うのはねぇ、波砕け散る海辺とかでひたすらドローしてたら上がるものなのでゴザル。
拙者は詳しいんだ!
ドロー力が低い内はせっかく組んだデッキが回らず、フィニッシャーがダブったりデッキ圧縮の為に入れたドローソースを使ったらまた同じカードが来てイラッとしたりするのでゴザルよ、知らんけど。
後はやっぱり基礎筋力も重要でゴザルよね。
ドロー筋を鍛えて淀みなくカードを扱えるようにしなければならぬでゴザル。
そこでこのドロー力増強ギプス。
生半可なドロー力ではデッキに触れる事も出来ない負荷で追い込むでゴザルよぉ!
シネマプラグマ、早く拙者を攫いにいらっしゃーい!


「あー、ドロー力でゴザルかぁー」
 ムーナイン・フワ(お嬢様のお世話係・h01413)は依頼の内容を聞くとだらしない感じの声のままに言葉を発する。
「分かる分かるー。こう言うのはねぇ、波砕け散る海辺とかでひたすらドローしてたら上がるものなのでゴザル」
 どうやらムーナインもフィルム・アクセプター『シネマプラグマ』の見ていたようなカードバトルで世界を救うようなアニメを知っていたらしい。
 妙にテンションを上げて語り始める。
「拙者は詳しいんだ!」
 ドロー力が低い内はせっかく組んだデッキが回らず、フィニッシャーがダブったりデッキ圧縮の為に入れたドローソースを使ったらまた同じカードが来てイラッとしたりするのでゴザルよ、知らんけど。
 因みにデレ期とツン期もあるぞ!
「後はやっぱり基礎筋力も重要でゴザルよね」
 ドロー筋を鍛えて淀みなくカードを扱えるようにしなければならぬでゴザルと語るムーナイン。
 やはり筋力。
 全て筋力が解決する。
 デュエルマッスルはドロー力にも通ずるのだ!
「そこでこのドロー力増強ギプス。生半可なドロー力ではデッキに触れる事も出来ない負荷で追い込むでゴザルよぉ!」
 これを装備してドローの練習をすれば、例え左腕になんか重い機械を装備したままでも長時間の決闘にも耐えられるはず!
 ただひとつ問題があるとすれば……それは、これを装着したムーナインはそもそもデッキに触れられないのである!
「んーーっ!!ど、どろー、したいでゴザルぅ!!」
 めっちゃびきびきしながらドローの動作を頑張るムーナイン。
 なんとか力を込めて1ドローに成功する。
「シネマプラグマ、早く拙者を攫いにいらっしゃーい!」
 彼女のドローの修行はまだまだ続きそうであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

アクセロナイズ・コードアンサー
アドリブ連携歓迎 POW
カードを悪用しようとするのならば、許すわけにはいきませんね!
そしてドローの力はカードゲーマ―の骨子! 自分も邁進せねば!

ということで滝に打たれながら一万回のドローです!
吹っ飛び耐性を得ているのでどれだけ大きな滝、強い水流でもへっちゃらです! 無心の領域でカードに感謝し、瞑目し、引く。これを日が沈み昇るまで繰り返す。
自分では日が沈んでギリ一万回終われる程度ですが、まだまだ上はいますからね。常に向上心を持たなければ。
流木が落ちてこようがカードをドロー! 落石が降ろうがカードをドロー!

え、カードを水に浸けても大丈夫かって? まさか、当然素振りですよ。湿気は大敵ですから、ええ!


「カードを悪用しようとするのならば、許すわけにはいきませんね!」
 己もまた、カードによって戦う力を持つアクセロナイズ・コードアンサー(変身する決闘戦士・h05153)。
 カードを用いて悪行を成そうとしている怪人がいるのならばと依頼に参加して来てくれた。
「そしてドローの力はカードゲーマ―の骨子! 自分も邁進せねば!」
 ということで滝に打たれながら一万回のドロー修行である!
 何故か?それは今回の敵が、ドロー力の強い人を攫って|武装《カード》に変えてしまおうとしているからである。
 普通にドロー力の強い少年少女たちが狙われてしまう前に、√能力者がドローの練習をしてドロー力を鍛え上げる事で未然に事件を防ぐのだ。
「吹っ飛び耐性を得ているのでどれだけ大きな滝、強い水流でもへっちゃらです!ドロー!!」
 そんな訳でアクセロナイズは滝に打たれながら渾身のドロー!!
 しかしドローは1日にしてならず!
 ドロー力を鍛えるためにアクセロナイズはひたすらにドローを繰り返す。
「ドロー!!ドロー!!ドロー!!」
 無心の領域でカードに感謝し、瞑目し、引く。
 唯々、これを、繰り返す。
「ドローっ!!……ドローっ!!……ドローっ!!」
 大量の水を被りながらもアクセロナイズは滝行ドローを止めることはない。
 例え、流木が落ちてこようがカードをドロー! 落石が降ろうがカードをドロー!
 何時しか、日が沈み、そして再び昇り始めるまで修行は続いていた。
「自分では日が沈んでギリ一万回終われる程度ですが、まだまだ上はいますからね。常に向上心を持たなければ」
 アクセロナイズのドローへの、カードへの拘りはものすごいものであった。
「え、カードを水に浸けても大丈夫かって? まさか、当然素振りですよ。湿気は大敵ですから、ええ!」
🔵​🔵​🔵​ 大成功

大海原・藍生
連携アドリブ⭕️

カードゲームは√EDENでも人気ですよ
携帯怪獣的なやつとか
ドロー力はデュエリストの戦闘力って聞いたことありますが、そういう子供を攫うのがあちらの趣旨ならこちらだってその気なのです!

本番で使うようなカードがあれば練習が捗るのですけど、ないなら自分でカードを描いて作ります
将来TCGで描くような神絵師になれたらいいなと思いつつ、楽しんで一生懸命描く
いつかはこういうカードを自作したいなと願いつつ(中二病先取り状態)
「祈り」「幸運」でいい感じのカードが来るか願いつつ「元気」でドロー……の、イメトレ!
実戦だと便利なカードで組めたりしないとですよね?「見切り」で要るカードかどうか見極めようと


「カードゲームは√EDENでも人気ですよ。携帯怪獣的なやつとか」
 大海原・藍生(リメンバーミー・h02520)もまた11歳の少年らしく、カードゲームを嗜んでいるらしい。
「ドロー力はデュエリストの戦闘力って聞いたことありますが、そういう子供を攫うのがあちらの趣旨ならこちらだってその気なのです!」
 √の違う世界ではあるが、同じカードゲームを愛するものとして藍生は事件解決のために行動する。
 具体的には……まずはカードの準備からだ!
「ドロー力を鍛えるためにも、まずはカードを描きますよ!」
 未熟な絵筆と自覚しつつも夢のため。
 将来TCGで描くような神絵師になれたらいいなと思いつつ、ドロー練習のために己でカードの絵を描いて作る。
「いつかはこういうカードを自作したいな」
 ふつふつと己の中の何かを。形容しがたいが、まあ中二くらいになるとなんか発病するようなそんなノリで藍生は己の世界を具現化していく!
「いい感じのカードが来るか願いつつ……ドロー!!の、イメトレ!!」
 祈りや幸運を信じて元気にドロー!!
 そんな姿を思い浮かべながら藍生はカードを描くのであった。
「実戦だと便利なカードで組めたりしないとですよね?「見切り」で要るカードかどうか見極めようと」
 だが、今回の戦う相手は映画の力を具現化する敵だ。
 果たして実践的なものだけが強いのかどうか。それはまた別の話だろう。
 藍生はカードを確認しながら、作りながら、ドロー力を鍛えるのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

一ノ宮・和沙
TCGにおけるドロー力はとても重要な要素ではあるけれど、その力を補助するデッキ構築も大切よねってことで!自前の!キャントリップをふんだんに盛り込んだ古のゼロックス理論で殴り込みですっ!
一回の対戦で相手よりも多くドローすることで必然的にドロー力も高まるというもの…!
ドロー力特訓とはいえ、やっぱり対戦しつつの方が楽しいし実戦的よねってことで出来れば誰かと対戦したりできると嬉しいわっ
通します通します通りませんドロー!
…なんて。ターボゼロックスはやるデスしちゃうし、程々の所で壁打ちも挟んでドロー力を強化していくわっ

ところで、ドロー力は当然ドローちからって読むのよね?(今更


「TCGにおけるドロー力はとても重要な要素ではあるけれど、その力を補助するデッキ構築も大切よねってことで!」
 見た目は子供だが、実年齢はしっかり成人女性の一ノ宮・和沙(あさきゆめみし人の災・h08153)。
 彼女は生粋のカードゲーマーだったらしく、カードゲームを使って悪事を行う事件と聞いてやってきてくれた。
「自前の!キャントリップをふんだんに盛り込んだ古のゼロックス理論で殴り込みですっ!」
 よくわかんないかもしれないが、ようはあれである。
 ドローするカードを一杯いれれば、デッキ構築段階で、デッキ比率のセオリーは無視できると言っているのだ。
 そうつまり、ドロー力が試されるデッキなのである!!!
「一回の対戦で相手よりも多くドローすることで必然的にドロー力も高まるというもの……!」
 ドローは脳内アドレナリンがやばいことになっちゃうからね。
 仕方ないね。
「ドロー力特訓とはいえ、やっぱり対戦しつつの方が楽しいし実戦的よねってことで出来れば誰かと対戦したりできると嬉しい……けど流石に都合よくはいなかったわね」
 ふふふ……。
 なんか多分ね、今参加のメンバーはこう、カードの年代というかジャンルが違うんじゃないかなぁとか思うんだ。
 お姉さんが参加できたらやったのだけどね、まあ仕方ないね。
 あとドロー力の特訓だから、1人だけ鍛えるようになったらあんまり意味はないからね。
「仕方ないからここは一人回しでドロー力特訓よ!」
 実践を想定し、カードの効果で追加ドローを繰り返していく。
 これもまた、ドロー力を鍛えることができるはずだ!たぶん!
「通します通します通りませんドロー!」
 仮想敵を脳内で組み上げながら、和沙はドロ―加速してデッキを回していく。
 きっとこの特訓を終えたころ、彼女の右手は光ったり光らなかったりするかもしれない。
「ところで、ドロー力は当然ドローちからって読むのよね?」
 地域差があります。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

御子神・充(サポート)
こんにちは。
僕は御子神 充。
汎神解剖機関の研究者だよ。

今回の事象は、とても興味深いからね。
調査のついでだ、手伝うよ。

とは言っても、たいした事はできないかな。
ちょっとした『コミュ力』で情報を集めたりとか、『毒』と『魔法』で援護程度はできるかも。

√能力は、状況に合わせて使ってもらえればいいと思う。
【執刀術】と【ウィザードフレイム】は、攻撃も回復も出来るから使い勝手がいいんじゃないかな。
【チョコラテ・イングレス】は便利だけど負荷も大きいから、ここぞという時に使おう。

あ、当然だけど犯罪行為には手を貸せない。
娘に怒られるからね。うちの子、あれで怒ると怖いんだ。

あとは君達にまかせる。
それじゃ、よろしくね。


「今回の事象は、とても興味深いからね。調査のついでだ、手伝うよ」
 御子神・充(蕃神の観察者・h07801)はそう言って依頼に参加してくれた。
 汎神解剖機関の研究者である彼は、√マスクドヒーローの怪人の能力についても興味をそそられたらしい。
 何しろ映画にまつわる事柄を戦闘に転用するのだ。
 今回はドロー力である。
 中々、他では考えずらい現象が起きていると言えるだろう。
「とは言っても、たいした事はできないかな。愚直にドロー力?というのを鍛えてみるか」
 兎にも角にもその異能の力を実際に見るには敵を誘い出さなくてはいけない。
 相手の狙いは、ドロー力の高い人間を攫って武装にしてしまおうというものだ。
 ここは、充自身がドローの特訓を行い、高まったドロー力を探知した敵をおびき寄せるのが一番だ。
「よし……ドロー!!お、このカード、かわいいな。もしかして娘もやってたりしないかな」
 充は気合を込めてドロー!
 そしてチラリと見たカードのイラストが女児向けであったことから溺愛する娘を連想しにへらと脱力する。
「ああ、いけないね。ドローの特訓中だった。それじゃ改めて、ドロー!!……お、このカードもかわいいな。貰って行っていい?ダメかぁ」
 マイペースな感じながらもドローの特訓は進むのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ルイ・ラクリマトイオ(サポート)
老若男女誰に対しても、丁寧なですます口調で話します。
態度も人によって変わらず、従者のような丁寧さがあります。
誰かの力になりたい、という思いが強いです。

ヒトの身を得てからの年数が浅く、色んなことに興味津々です。
ですが、やるべきことが定まった時は一切の躊躇なくことに及ぶタイプでもあります。
また、美しく在ることにプライドがあり、公序良俗に反すること、あからさまに品のないことはやらないタイプです。

身の軽さを活かして高所を移動し、目的の場所を探したり、礼儀正しく寄り添う態度で誰かの話を聞いたりするのが得意です。

その他、依頼の成功に協力します。


「ドローの特訓、ですか」
 涙壺の付喪神、ルイ・ラクリマトイオ(涙壺の付喪神・h05291)は事件の内容を聞いて興味深げな様子を見せる。
 今回の事件は、ドロー力の高い子供を攫おうとしている怪人がいるというものだ。
 敵がどういう理屈か分からないが、なんかドロー力の高い人を探知できるらしい。
 ここはその探知能力を逆手にとって、人気のいない暴れても大丈夫な場所でドローの特訓をすることで、ドロー力を高ぶらせ、敵を誘い出すのである。
「こういったことはやったことがないのですが、これも経験でしょう」
 付喪神であるが、ヒトの身を得てからの年数が浅いルイは色々なことに興味津々だ。
 今回のドローの特訓と言うのもやってみようと積極的に協力してくれることになった。
 何より彼は誰かの力になりたい、という思いも強い。
 子供たちの身を守るために行動することに迷いはなかった。
「滝に打たれながらのドローですか。これは確かにやったことがありませんね」
 ルイの選んだ修行方法は滝行ドロー!
 濡れてもよい服に着替えると冷たい水を一身に浴びながら、精神を統一し……ドロー!!
「ドロー!!……ふむ。これは身が引き締まる思いです」
 綺麗な所作で水を切るようにドロー!
 ただその動作を繰り返すだけだが、それ故に心に磨きが掛かり、己を研磨していける。
 ルイは滝行ドローの奥深さを感じ取ったのであった。
「これもまた修行……ドロー!!」
 こうして確実にこの場のドロー力は高まっていくのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ユッカ・アーエージュ(サポート)
大体いつもおっとりした“おばあちゃん”然とした態度
『ときめき』や『わくわく』には時折純粋な態度を取ることも

美味しいものや綺麗なものが好き、人の為に頑張ろうとする心優しい人が大好き
心清らかな人のためなら幾らでも頑張れちゃう

●心眼ドロー!
 今回の事件は、√マスクドヒーローの怪人が「ドロー力の高い人間」を攫うと言うものである。
 何もしないと、カードゲーマーの子供が怪人に攫われ、武装の材料にされてしまうのだ。
 これを防ぐためには、ドローの特訓をすることで、この場のドロー力を強化!!
 敵が「ドロー力の高い人の多い場所」を探知し、やってくるのを逆手にとり、一般人の誰もいないこの場所に誘い出そうというのだ。
「あらぁ、こういうのならおばあちゃんも得意なのよ?」
 ユッカ・アーエージュ(レディ・ヒッコリー・h00092)もこの作戦に協力しようとおっとりした口調のままに少し自慢げな態度で微笑む。
 長命種エルフの彼女は時に色々な経験をしてきたようだ。
 そう、例えばカードを使った占星術だとか。
「何が出来るか分からないけど、おばあちゃんもお手伝いするわねぇ」
 ユッカはカードの束を机の上に広げると、目を瞑ったまま両手でぐるぐるとかき混ぜるようにしてシャッフルする。
「ドロー力って言うのはおばあちゃんにはよくわからないけれど、でも、はっきりしていることはあるわ」
 そしてまとめあげ整えてから、するりと1枚のカードを選ぶ。
「カードをめくる時、『ときめき』や『わくわく』があるわよね」
 そうして楽し気にユッカはドローの特訓に参加するのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

レナ・マイヤー(サポート)
ごきげんよう、星詠みさん!
私はレナ・マイヤー。
√ウォーゾーンの学徒動員兵です。
レギオン達と一緒に、任務をお手伝いさせて頂きます。
精一杯、がんばりますね!

とはいっても、私自身はそんなにできることがなくて…
だいたいのことは、レギオン頼りになっちゃうんですよね。
逆に言えば、レギオンができることはだいたいなんとかできます!
偵察とか、情報収集とか、失せ物探しとか…
後は、援護射撃とか、攪乱とか、遠隔地への情報伝達とか?
そんな感じで、レギオンが役に立つ状況なら、私達にお任せください!

あ、ごめんなさい、エロいのはNGで。
それと、未成年なのでお酒と煙草はちょっと無理です……


「ごきげんよう!私はレナ・マイヤー。√ウォーゾーンの学徒動員兵です」
 レナ・マイヤー(設計された子供・h00030)は友好的な笑みを浮かべながらこの依頼に参加しに来てくれた。
「レギオン達と一緒に、任務をお手伝いさせて頂きます。精一杯、がんばりますね!」
 学徒動員兵 × ジェネラルレギオンのレナは超小型ドローン群「レギオン」を支配下に置いている。
 小型だが、多数を発揮できるレギオンは彼女の力である。
「とはいっても、私自身はそんなにできることがなくて……だいたいのことは、レギオン頼りになっちゃうんですよね」
 レナは少しだけ視線を下げて申告する。
 しかしすぐに、レギオンを浮かばせながら顔を上げる。
「逆に言えば、レギオンができることはだいたいなんとかできます!偵察とか、情報収集とか、失せ物探しとか……そんな感じで、レギオンが役に立つ状況なら、私達にお任せください!」
 自信満々に、共に浮かぶレギオンも支持するように浮かびながら、レナは言う。
「どんなことをしたらいいでしょうか!?」
 そして説明される事件の内容。
「……え、と。ドローの、練習?」
 今回の依頼は、カードを己の力にする√マスクドヒーローの怪人が起こす事件!
 ドロー力の高い子供を攫って、カードにしようとしている怪人と止めるため、ドロー力を鍛える必要があるのだ!!
「ど、ドロー!!」
 どういう理屈か分からないが、怪人たちがドロー力の高い人を探知できるらしいので、一般の子供よりもドロー力を高めるために、レナはドローの特訓をする!
「ど、ドロー!!」
 レギオンたちが用意してあったカードの束をいそいそとレナの手元に持ってきて引きやすい位置に置いてくれる。
 それをレナはひたすら、気合を込めてドローする。
「ドロー!!」
 これも全ては√マスクドヒーローの子供たちのため。
 レナはひたすら、ドローを繰り返すのであった。
「ドロー!!」
🔵​🔵​🔴​ 成功

プレジデント・クロノス(サポート)
私は、エンターテイメント系大企業、PR会社『オリュンポス』のCEOだ。
最近は、いつの間にか、よく知らない場所にいる事が多いのだが、おっと、これから重要顧客との取引や会議が控えていてね…。

って、ここは何処だ…!?

たとえ異国の地(別√世界)であっても、リーマン時代に培った交渉能力に自信はあるが、中には、私がCEOと知ってか知らずか、襲撃を仕掛けてくる無法の輩もいるようだが、私が体得した数々の武術(各種技能)にて対応するとしよう!

*:尚、彼は√能力者同士の戦いが存在していることなど、露とも知らず、様々な出来事に対しては、経験しても、始終勘違いしている自称一般人です

状況、連携、アドリブ等々歓迎


「ドローの特訓だと!?」
 プレジデント・クロノス(PR会社オリュンポスの最高経営責任者・h01907)は気付いたらなんか周りがドロードロー言っているこんな場所にやってきてしまっていた。
 エンターテイメント系大企業、PR会社『オリュンポス』のCEO。
 彼は本来ならば重要顧客との取引や会議が待っているはずだったのだが……。
「成程な。我がオリュンポスも遂にカードゲームの波に乗る時が来たようだな」
 ここで盛大に己の会社でカードを売り出すための事前研究とかそういうものだと勝手に勘違いした!
「しかし安易な参入は身を亡ぼす……成程な、絵柄やカードのルールではなく、まずはカードの質感から調査か!やるではないか!」
 1000枚とかの単位で用意されたカードの束を見て、プレジデントはそう結論付ける。
 同じカードと言っても千差万別。
 内容が違うだけではなく、カード1枚1枚の大きさ、厚み、紙の種類。
 デッキにした際には何枚くらいがよいのか。
 カードをドローする際はどういった向き、ドローの仕方がよいのか。
 深く探るべきところは多数あるのである。
「それを知るには、やはり数!ドローを繰り返すことでこそ、見える世界がある!」
 プレジデントは勝手に何か真理っぽいものに辿り着いていた。
「ならばCEOたる私が率先してカードに触れなくてはならないだろう!いくぞ!ドローぉぉぉ!!!」
 そしてプレジデントは滝行ドローに率先して参加してくれるのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

第2章 集団戦 『クマぐるみ怪人』


POW ファンシーフィールド
半径レベルm内の敵以外全て(無機物含む)の【ファンシー力】を増幅する。これを受けた対象は、死なない限り、外部から受けたあらゆる負傷・破壊・状態異常が、10分以内に全快する。
SPD カワイイ悪巧み会議
先陣を切る(シナリオで、まだ誰のリプレイも出ていない章に参加する)場合、【カワイイ仕草】と共に登場し、全ての能力値と技能レベルが3倍になる。
WIZ くまくま行進曲
「【くまくま行進曲】」を歌う。歌声をリアルタイムで聞いた全ての非√能力者の傍らに【対象を誘うミニクマ】が出現し、成功率が1%以上ある全ての行動の成功率が100%になる。
イラスト SOYA−001
√マスクド・ヒーロー 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

●第二章 集団戦 『クマぐるみ怪人』
『くっまま、くままー。ドロー力の強い人間の反応をキャッチしたくまー!』
『シネマプラグマ様のために、攫ってくるくまー!』
 どこからともなくやってきたのは、ファンシーなくまのぬいぐるみの姿をした怪人『クマぐるみ怪人』 であった!!

 可愛さに全振りなこのクマさんは、戦闘能力は低いが、とにかく可愛い!!!!
 その√能力によって「ドロー力の強い子供」を攫おうと意気揚々とやってきたのである!!!

『くっまま、くままー。ドロー力の強い人間と言えば、大体は子供だと相場は決まっているくまー』
『子供たちならくまーたちでも余裕で攫っていけるくまー』
『大丈夫くま。カードゲーマーはカードで負けたら何でも言う事を聞くくま』
『くっまま、くままー。くまーたちの力、見せてやるくま!』

 しかし彼らはまだ知らなかった。
 この場は、このクマぐるみ達を誘い出すために用意した場所!
 攫うべき子供たちなど存在しない!
 依頼参加者たちがドローの特訓をすることで、局所的にドロー力を高めていたのである!

 ここなら周囲の被害を気にする事はない!
 人を攫う悪の怪人を凝らしめてやってほしい!
 なお、彼らの上位存在であるボスのシネマプラグマが倒されれば、くまぐるみは同時に消滅するので生き残らせたりする必要はない。
 逆に言えば、ここで無理して倒す必要もない。
 いい感じに倒すのだ!

※クマぐるみ怪人は可愛さ全振りで戦闘能力は低めです。あとノリがいいです。
※普通に戦っても大丈夫ですが、なんか高まったドロー力を上手く使うと何故か戦いが有利になるような気がします。
 Q:ドロー力を上手く使うって?
 A:ああ!!
黄羽・瑠美奈(サポート)
赤龍院・嵐土のAnkerのメイド×セレスティアルなギャルです。

基本的に楽しいこと優先で感情と勘で動いています。軽いギャルのノリで人当たりも良い。
メイドさんでもあるので、メイドさんのできそうなことは一通りできます。人助けや事件解決の為なら赤龍院財閥の力もある程度使います。
戦闘では連射・拡散・貫通のモードに切り替え可能なレーザー銃『ウイングシューター』で戦います。
また、ジャミングフェザーによる撹乱やフェニックステイルでの不意打ちなどで援護します

他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


「見せてあげるよ!ウチのヒーローデッキ【闘志戦隊ファンダーズ】を!」
 黄羽・瑠美奈(メイドイエロー・h05439)はメイド服姿のままどこからともなくカードデッキを取り出すと構える。
『くっままくままー!お前がドロー力の強いカードゲーマーくま?一緒に来て貰うくま!』
 クマぐるみ怪人は瑠美奈のことを、なんか普通にカードの強い一般人だと思って勝負に応じていた。
 実際、瑠美奈は√能力者ではなくankerである。
「ウチをナンパしたいなら、相応な態度を示してよね!?」
『カードゲーマーは、カードで負けたら言う事を聞くと、シネマプラグマ様の元で学んだくま!』
 そして始まる謎のカードゲーム対決!因みにカードで負けたら言う事を聞くとか言うのは、特に能力とか使っていないのでただ、クマぐるみ怪人が言っているだけである。
 シネマプラグマと一緒に見たカードゲームアニメの映画の設定だろう。
「デュエルだよ☆」
『デュエルくま!』
 ここで、クマぐるみ怪人は√能力、カワイイ悪巧み会議を発動!
 先陣を切るこの依頼で【カワイイ仕草】と共に登場したことで、その能力が3倍に膨れ上がる!!!
『くっまま、くまま!全ての能力と技能が3倍になったくまーは無敵!この勝負、貰ったくまー!!』
 可愛い顔のまま悪い表情を浮かべるクマぐるみ怪人。
 やはりこのクマも悪い怪人なのだ!
「ウチは、負けない!!」
 だが瑠美奈も決して負けるつもりはない。
 闘志戦隊ファンダーズの一員として、例えどんな逆境でもくじけることなどなく戦い続けるのだ!
 そして……。

『ま、負けたくま……!!???』
「あれ?なんか弱い……?」
 瑠美奈の圧勝。
 クマぐるみ怪人は惨敗であった。
 例え、能力が全て3倍になろうとも、雑魚は雑魚!!!
 現役中学生の瑠美奈に勝てるはずがなかったのだ!
『くまーっ!?そんなバカなくまーっ!?』
「うーん、とりあえずこれで終わりだよ!光線銃『ウイングシューター』」
『くまーっ!?』
 カードゲームに負けてショックで隙だらけになっているクマぐるみ怪人に瑠美奈は武器を構えると発射。
 無防備なクマぐるみ怪人にクリティカルヒットし、撃破するのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

リリンドラ・ガルガレルドヴァリス(サポート)
ドラゴンプロトコルの屠竜戦乙女《ドラゴンヴァルキリー》
年齢: 14歳 女
外見: 緑色の瞳、赤髪、茶色の肌
特徴: 首に傷跡、自信家、ゴスロリ、実はスタイルが良い、幼少から放浪の身
口調:女性的で勝ち気(わたし、あんた、なの、よ、なのね、なのよね?)
あわてた時は無口(わたし、あんた、なの、よ、なのね、なのよね?)

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
独特な正義論と欠落した悪意が特徴です。
放浪の身でサバイバルな生活を送っており、食用の山菜やキノコ採取がライフワークになっています。
狩猟もやりますが、狩猟は罠など使用せず
屠竜大剣と己の身体のみでおこないます。


『くっまま、くまま!子供を攫ってシネマプラグマ様にほめて貰うクマー!』
 クマぐるみ怪人はカードゲームのドロー力の強い子供を攫って武装にしようとしていた。
 正確にはドロー力の高い人を探り当てる力でやってきたのだが、まあ彼らの常識の中では、ドロー力の高いのは子供だと相場は決まっているらしいのだ。
『くまま!発見くま!ここはドロー力の高い人が多いと分かってるクマ!さあ、デュエルで勝ったら一緒にきてもらぐまぁぁぁ!!?!?』
「子供を攫おうとする怪人は許さない!!」
 クマぐるみ怪人はそうして見かけた少女にカードゲームの勝負を挑もうとして……。
 リリンドラ・ガルガレルドヴァリス(ドラゴンプロトコルの屠竜戦乙女《ドラゴンヴァルキリー》・h03436)に物理でぶっとばされていた。
『ぐまま!?こ、ここにはドロー力の高い子供がいるはずではなかったのかくま!?』
 クマぐるみ怪人が驚くのも無理はない。
 怪人たちの野望を察知した星詠みによって、|事前に《一章で》ドロー力の特訓をし、一般人のいない、戦闘に適した場所におびき寄せていたのだ。
 完全に一般人を攫うだけだと油断していたクマぐるみ怪人に、そんなもん知るかと√能力者の一撃がクリーンヒットする。
「カードとかドローとか分からないけど、子供を攫おうとする悪を砕くのがわたしの正義!!」
 全然事前情報とか全く知らないけど、とにかくやってきた怪人を倒せばいいと聞いていたリリンドラは正義の屠竜大剣を振りかぶる。
 対ドラゴン戦闘に特化した形状の、無骨で巨大な剣型竜漿兵器。
 つまりは、どう考えてもオーバーキルものの火力であった。
『く、くまーっ!?ファンシーフィールドくまー!』
 危険を察知したクマぐるみ怪人は回復能力を発動する。
 ファンシー力がべらぼうにあがり、これなら倒されない限りは回復できる。
 うん、倒されない限りは。
「わたしのとっておき!|正義顕正《アクノシュユ 》!!」
 リリンドラは【屠竜大剣】を【真紅の光】に輝く【巨大な光刃】に変化させると、防御を捨てた絶大な攻撃を繰り出す!
『くまーっ!!???』
 その強烈な一撃は回復する隙も与えず、クマぐるみ怪人を撃ち滅ぼすのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

ムーナイン・フワ
カワイイクマちゃんだと!?
そんな餌に拙者が釣られクマー!
むしろクマの方が釣られたクマねぇ。
ドロー力が強いのが子供だけだなんて誰が決めたのでゴザルか?
大人もいるでしょー、なんかバイクとか自分の足で走りながらデュエルするようなのがさぁ。
その面子で例えるなら、拙者は生活力の無いイケメンに貢ぐ系大人ヒロイン枠でゴザルよ!
それはさておき拙者のターン!ドロー!
先行は貰った!と先に言った方が先行になる、みんな知ってるね
これだけドロー力鍛えておけばデッキが勝手に勝利に導いてくれるってもんでゴザルよ。
この手札だけでもイケるイケる、目指すはワンターンスリーキル!
纏めてかかって来い!
そんなルールあるのか知らんけど!


「カワイイクマちゃんだと!?そんな餌に拙者が釣られクマー!」
『なんか勝手に来たクマ!?』
 ムーナイン・フワ(お嬢様のお世話係・h01413)は何処からともなくやってきたクマぐるみ怪人を迎え撃つ。
『クマ!?というかなんでこんなでっかい人間がいるクマ!?ドロー力の強い人間と言えば、少年少女じゃないのかクマ!?』
 クマぐるみ怪人は思ったよりも大きいって言うかなんか普通に、色々大きいムーナインを見上げる。
「むしろクマの方が釣られたクマねぇ」
 だがこれはこちらの作戦勝ちだとう。
 怪人たちがドロー力の強い人間を探知してやってくることを逆手に取り、ドロー力を鍛えることでこの場に誘き寄せたのである!
『な、なんだってクマーっ!?』
「ドロー力が強いのが子供だけだなんて誰が決めたのでゴザルか?」
 ムーナインはここぞとばかりに全力で煽りにいく。
 クマぐるみ怪人があんまり強くないからって!
「大人もいるでしょー、なんかバイクとか自分の足で走りながらデュエルするようなのがさぁ」
『クママ……!そういえば映画で見たのもそういうのがいたクマ!』
「その面子で例えるなら、拙者は生活力の無いイケメンに貢ぐ系大人ヒロイン枠でゴザルよ!」
 な、なんだってー!?ってことはムーナインは闇堕ちとかしたら、隠していた目は出してしまうし、へそだし脇だし太もも出しの露出マシマシのマシな格好になって、エロかっこいいスタイルで翻弄し、夢は御輿でわっしょいわっしょいになってしまうというのか!?
「それはさておき拙者のターン!ドロー!」
『くまっ!?』
 先行は貰った!と先に言った方が先行になる、みんな知ってるね。そうだね。
「これだけドロー力鍛えておけばデッキが勝手に勝利に導いてくれるってもんでゴザルよ」
 修行の成果が出たのかムーナインはふんふんと鼻歌まじりにカードをプレイ!
 圧倒的制圧感!
『くまーっ!!???その展開力はどういうことクマー!?』
「この手札だけでもイケるイケる、目指すはワンターンスリーキル!纏めてかかって来い!そんなルールあるのか知らんけど!」
 ノリノリでカードで勝利して、意気消沈しているクマぐるみ怪人をばしゅんと撃破するムーナインであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

中村・無砂糖
「ドロー力の強い人間、つまりわしのことじゃな?!」
可愛くても見た目には騙されぬぞ!この悪の手先な邪悪なクマさん達メェ!
「ならばさっそく!わしの高まったドロー力を味わうがよい……ドローじゃ!!」
素早くカードをドローして……「カードから発動!仙術・忘却術じゃー!ってことで『仙術、全て忘れろ』じゃ!!」
ハゲ頭をピカピカフラッシュして奴らの忘却に対する抵抗率を……はて?わしはいったいなにを??

「とりあえずデュエルじゃー!!」
決闘用のリボルバー銃をクマさんに向けて乱れ撃ちしてからまたドロー!
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを…?」

……まあよい、目の前の全て撃てば良いだけのことぉ!!


「ドロー力の強い人間、つまりわしのことじゃな?!」
 中村・無砂糖(自称仙人・h05327)は謎のポーズでクマぐるみ怪人を迎え撃つ!
『クマ!?知ってるクマ!謎のカード仙人とかいうのがこんなのクマ!』
 やってきたクマぐるみ怪人は無砂糖を前に騒ぎ出す。
 カードアニメの映画の登場人物が彼らのドロー力についての比較対象なので、無砂糖の雰囲気に勝手に納得しているようだ。
『仙人を使ってムービーフィルムを作れば強力な武器なるに違いないクマ!攫うクマー!』
「可愛くても見た目には騙されぬぞ!この悪の手先な邪悪なクマさん達メェ!」
 だが彼ら怪人の狙いは、ドロー力の強いものを攫って武器の材料にすること。
 そんなことを許す訳にはいかない。
「ならばさっそく!わしの高まったドロー力を味わうがよい……ドローじゃ!!」
 素早くカードをドローする無砂糖!
『クマー!』
 何故か受けて立つクマぐるみ怪人。
 そう、カードアニメの映画に影響を諸に受けているクマぐるみ怪人は、カードゲーマーならカードで倒せば言うこと聞くはずと思っているのだ。
 そのためカードバトルを仕掛けられたらむしろ望むところだと受けて立つのである。
 なお、別にこのカードバトルに負けても特になんのペナルティもない。
「ゆくぞ!カードから発動!仙術・忘却術じゃー!ってことで『仙術、全て忘れろ』じゃ!!」
 ともかく無砂糖はカードを発動。
 己のハゲ頭をピカピカフラッシュしてクマぐるみ怪人の忘却に対する抵抗率を……。
「はて?わしはいったいなにを??」
『クマ???ここはどこクマ???』
 自分諸共、全て忘却させていた。
「はっ!」
『くまっ!』
 そして互いに見つめ、己の状況を思い立つ二人!
 丁度いい感じの距離間、互いの腕にセットされたデッキ。
 手に持っている手札。
 そう、これは明らかに……デュエルの最中!
「とりあえずデュエルじゃー!!」
『クマーッ!!』
 何も思い出せないがノリでデュエルを再開する二人!
「くらうのじゃー!」
『クマーッ!?』
 決闘用のリボルバー銃をクマさんに向けて乱れ撃ちしてからまたドロー!
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを……?」
『クマ???ここはどこクマ???』
 ん?無限ループ入ったなこれ。
「くらうのじゃー!」
『クマーッ!?』
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを……?」
『クマ???ここはどこクマ???』
「くらうのじゃー!」
『クマーッ!?』
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを……?」
『クマ???ここはどこクマ???』
「くらうのじゃー!」
『クマーッ!?』
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを……?」
『クマ???ここはどこクマ???』
 なんやかんやあって、無砂糖はクマぐるみ怪人を無事に撃退するのであった。
「仙術・忘却術発動じゃー! はて?わしは一体なにを……?」
🔵​🔵​🔵​ 大成功

一ノ宮・和沙
ふふふ、ドロー力を鍛えるついでにここで流行っているTCGもばっちり把握したので、即興デッキを作ってクマーを迎え撃つわっ
普段はコントロールとかランプ気質のプレイングをするのだけれど、今回はTCGを悪用しようとする輩に対する怒りを力に変えて――スーサイドブラックを組んでみたわっ
ライフは1点までかすり傷よっ!
…まぁ、スーサイドしか握ってなかったら次のクマーとかに対策されるかもだからバーンデッキとかも組んでおこうかしらね。焼くのはもちろん頭のみっ!

あ、勝者の言うことは絶対というのなら…一度は言ってみたい台詞があったのよね
「勝者が命じる。自害しろ、クマー!」
これでぐわーっと爆発でもしてくれたら最高ねっ
アクセロナイズ・コードアンサー
アドリブ連携歓迎
愛らしい者たちですが、怪人となれば見逃すことはできない。
しかし物理的に殴る蹴るで相手をするのは些かヒーローらしくない。

ならばやるべきことは――デュエル!
ドロー! モンスターカード! 普段は変身用に用いる私のお気に入りカードたちを実体化! 動物相手にはこちらも生物で相手をします!
赤龍帝カーマインは強大な紅きドラゴン。炎を見せつけぬいぐるみを威圧! 白氷狩獣・管狐はウシャンカを被り銃を抱えた白いオコジョ。可愛い見た目と渋いムーブで格の違いを判らせる! そして……爆運金虎は彼らの苦労をずっと見ていたそうです。よく頑張りましたね。最後に優しさを見せて彼らを懐柔。これで決まりです!


「ふふふ、ドロー力を鍛えるついでにここで流行っているTCGもばっちり把握したので、即興デッキを作ってクマーを迎え撃つわっ」
「愛らしい者たちですが、怪人となれば見逃すことはできない。しかし物理的に殴る蹴るで相手をするのは些かヒーローらしくない」
 一ノ宮・和沙(あさきゆめみし人の災・h08153)とアクセロナイズ・コードアンサー(変身する決闘戦士・h05153)はやってきた怪人を迎え撃つ。
『くっまま、くままー。ドロー力の強い人間の反応をキャッチしたくまー!』
『クッママ、クママ!ドロー力の強い人間を攫ってムービーフィルムの材料にするクマ!』
 やってきたのは可愛らしい外見のクマのぬいぐるみ。
 クマぐるみ怪人である!
 彼らは可愛い顔して普通に悪事を働く怪人だ!
 ここで倒さなくてはいけないだろう!
「「ならばやるべきことは――デュエル!」」
『『デュエルくま!!』』
 カードゲームアニメに影響を受けまくったクマぐるみ怪人は、デュエルを挑まれたら断らない!
 むしろドロー力の強い人間は、デュエルで勝てば言う事を聞くだろうと思っている節がある。
 あながち間違いではないかもしれない……。(なお、√能力者は完全に無視して攻撃してもいい)
 だがひとまず和沙とアクセロナイズは普通にカードバトルに興じる。
「普段はコントロールとかランプ気質のプレイングをするのだけれど、今回はTCGを悪用しようとする輩に対する怒りを力に変えて――スーサイドブラックを組んでみたわっ」
 説明しよう!
 スーサイドブラックとは!?
 要は自傷ダメージや反動など気にせず、コストに見合わないパワーを持つが、その分、やべーデメリット持ちカードばかりで組んで一気に盤面を制しそのままゲームエンドまで持っていくデッキだ!
「ライフは1点までかすり傷よっ!」
『クマーッ!?なんでいきなりそんな強いのが出て来るクマー!?』
 己のライフが削れることすらいとわない猛攻にクマぐるみ怪人はあっさり追い詰められていく。
「ドロー! モンスターカード! 普段は変身用に用いる私のお気に入りカードたちを実体化! 動物相手にはこちらも生物で相手をします!」
 そしてアクセロナイズは普段の戦闘に用いるカードを使ってカードバトル!
 慣れ親しんだカードたちを華麗に召喚していく。
「赤龍帝カーマインは強大な紅きドラゴン。炎を見せつけぬいぐるみを威圧! 白氷狩獣・管狐はウシャンカを被り銃を抱えた白いオコジョ。可愛い見た目と渋いムーブで格の違いを判らせる! そして……爆運金虎は彼らの苦労をずっと見ていたそうです。よく頑張りましたね。最後に優しさを見せて彼らを懐柔。これで決まりです!」
『くまぁぁぁ!!?!?』
 なんか色々あったけど最終的には手に持ったカードやデッキを散らばしながら吹っ飛ぶクマぐるみ怪人。
 クマぐるみ怪人は、可愛さ全振りなので、意気揚々とやってきたけどカードバトルも弱かったのである。
 というか実体化能力は√能力なので普通にダメージが入っていた。
「あ、勝者の言うことは絶対というのなら……一度は言ってみたい台詞があったのよね」
『く、くま……!?』
 なんとか生き残ったとういか普通にカードバトルしかしてなかった和沙の相手のクマぐるみ怪人が膝を付きながら彼女を見上げる。
「勝者が命じる。自害しろ、クマー!」
『くまーっ!!???……ってカードバトルで命をかけるはずがないクマ!』
「まあそうよね。歪みの国のアリス」
『くまっ!?』
 まあそれはそれとしてカードバトルによる敗北で精神的に屈していたクマぐるみ怪人は抵抗力が激減。
 和沙の√能力に簡単に囚われて視覚を失う。
「今です!認証《Scanning》完了!」
 アクセロナイズの必殺技が発動し、クマぐるみ怪人を吹っ飛ばすのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

大海原・藍生
アドリブ連携⭕️

ドロー力に優れているのは大人さんもなんです
まあ俺も今度12歳でそろそろ子供じゃないんですけど(ふんす)
「子供さんを狙うやつらは俺達がバタンキューにするのです!」

まさかこの自作カード(拙い画力で描いたやつ)を使う事になるのです?もう少し本番はちゃんとしたカードを使いたかったんですが……
カードは某携帯怪獣の映画の題材にもなった遺伝子モンスターを!
使えるのならちゃんとしたカードを使いたいのですが

歌唱勇気元気で【The brave song.】を発動
シネマといえば大迫力の爆音!
ついでに味方の戦闘力も癒しの歌で鼓舞できたらな、と
敵攻撃は幸運見切り第六感で避けオーラ防御で耐える


『くまーっ!?おかしいクマ!?ドロー力の強い人間を探知してきたはずなのに、おっきな大人ばっかりクマ!?これじゃ攫えないクマ!』
 √能力者たちが待ち構えていた鍛錬所にやってきたクマぐるみ怪人たち。
 彼らはドロー力の強い人間と言えば子供のはずだとカードバトルアニメの常識を引きずっており、そんな子供ならば簡単に攫えると思っていたようであった。
「ドロー力に優れているのは大人さんもなんです」
 大海原・藍生(リメンバーミー・h02520)はそんなクマぐるみ怪人の前に出る。
「まあ俺も今度12歳でそろそろ子供じゃないんですけど」
 (ふんす)と鼻で息を出して胸を張る藍生。
『あ、子供発見クマ!』
「俺は大人です!子供さんを狙うやつらは俺達がバタンキューにするのです!」
 クマぐるみ怪人はやっと見つけた攫いやすそうな子供だと意気揚々とやってくる。
 藍生はそんなクマぐるみ怪人の評価に不服な顔で勝負を挑む。
『カードバトルで勝負クマ!カードバトル使いは大体がカードバトルで勝ったら言うことを聞くはずクマ!』
「まさかこの自作カードを使う事になるのです?もう少し本番はちゃんとしたカードを使いたかったんですが……」
 クマぐるみ怪人はカードバトルアニメの世界の常識でカードバトルを展開してきた。
 別にこのカードバトルにわざわざ乗らなくてもいいのだが、人がいい藍生は勝負を受けてくれる。
『「カードバトル!!」くま!』
「使えるのならちゃんとしたカードを使いたいのですが……見せます!俺の、遺伝子モンスターを!」
『くま!?』
 藍生は己の自作のカードで勝負!
 拙い画力で描いたやつ、とは言っているがそこに込められた想いは本物!
 鍛えたドロー力でカードバトルを有利に進める!
『くまーぁっ!?』
「【The brave song.】シネマといえば大迫力の爆音!カードバトルも、クライマックスは盛り上げていきます!」
 そして一度流れを掴んでしまえば、可愛さだけに全振りなクマぐるみ怪人など敵ではない。
 藍生はカードバトルも、√能力バトルも華麗に勝利するのであった。
🔵​🔵​🔵​ 大成功

不忍・ちるは(サポート)
普段はほわほわおっとり、戦闘時はクールで淡々
何事もない日を大切にするために、するべきことは全力で取り組む

饒舌に話すよりは、ぽつりと真顔でボケたり辛辣にツッコむほう
「おじいちゃんが言っていました。~、と。」で始まる前口上で
不忍語録や破天荒なネタを語ったり(嘘か実かテキトウでOK)
おあそびセリフ全般ご自由にどうぞ!

調査など-隠密したり変身したり、ねこもねこになるのもすき
ひとりで-忍び静かに先手を取りたい、冷静な脳筋
だれかと-連携相手の支援行動を優先、試算後に展開
多少の怪我は厭わず積極的に行動します

他のかたと連携・掛け合い、おまかせ行動大歓迎
おすきなように、とある日のちるはを描写して頂ければ幸いです


『くっまま、くままー!ドロー力の強い人間を感知したクマ!攫ってムービーフィルムの材料にするクマー!』
 悪の秘密結社プラグマの構成員。
 可愛い顔してるがやることはちゃんと悪いヤツ、クマぐるみ怪人がやってきた!
 クマの狙いはドロー力の強い人間を攫うこと!
 そしてその人間を材料にして強い武器を作る事であった。
「おじいちゃんが言っていました。札遊びもまた不忍術、と」
『くま!?』
 そんなクマぐるみ怪人の目の前に不忍・ちるは(ちるあうと・h01839)は突如現れる。
『に、ニンジャくまー!!』
 顔を半分隠しつつも何だが和風っぽい衣装。
 露出がやたらと多い気がするが、それはそれでなんかそれっぽい。
 そう、忍び装束だ!
 カードバトルアニメの影響を受けたクマぐるみ怪人ならば、ニンジャなカードプレイヤーは当然のことのように受け入れる。
「札遊び、勝負です」
 ちるはは真面目な顔でやってきたクマぐるみ怪人へとカードバトルを申し込む。
『まさか、ニンジャを引き当てるとは思わなかったクマ……しかしカードバトルプレイヤーはカードバトルで負ければ大体言う事を聞くものクマ!やってやるクマ!』
 クマぐるみ怪人はちるはのただならぬ気配におののきながらも勝負を受ける。
 なお、√能力とかでは一切ないのでこのカードバトルの勝敗で連れ去られりすることはない。
『「カードバトル」クマ!』
 そして。
『そんなばかなくまーっ!?くまーの、くまーのファンシーコンボが破られたクマー……!』
「危ないところでした。しかし、私のかわいいネコちゃんデッキの可愛さには及びません」
 ファンシー全振りなクマぐるみ怪人などちるはの敵ではなかった。
『ま、負けた、くま……!!!』
「なむさん、です」
 カードゲームに負けてショックで隙だらけになっているクマぐるみ怪人にちるはは武器を構えるとすとん。
 無防備なクマぐるみ怪人へクリティカルヒットさせ、撃破するのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

茶来・優志郎(サポート)
「ウェーイw
悪党ども見てるぅ?ww
ここからはオレが相手だ──変身!!」
人間(√EDEN)のカード・アクセプター×ヴィークル・ライダー、21歳の男です。
ノリはチャラ~いですが、義に厚い熱血漢みたいな感じにして頂けると嬉しいです。
√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


「ウェーイw悪党ども見てるぅ?wwここからはオレが相手だ──変身!!」
 茶来・優志郎(人間(√EDEN)のカード・アクセプター・h04369)はカード・アクセプター×ヴィークル・ライダーである。
 ノリノリチャランポランな雰囲気であるが、その実、ちゃんとオタク文化にも理解がある。
 つまり!
『「カードバトル」クマ!』
 やってきたクマぐるみ怪人とまともにカードバトルで勝負を決する!
『クマーのファンシーデッキの力を見せてやるくまー!』
「オタクくん、お前の力、借りるぜ!」
 可愛さ全振りなだけのクマぐるみ怪人に対して、優志郎は親友のオタクくんのカードを取り出す。
 想いを胸に、奇跡のドロー!
『お、重いくまぁーっ!?』
「ウェーイw最初からフルスロットルでいっちゃうぜぇw」
 オタクくんによってチェーンナップされたカードを駆使して優志郎は展開!
 クマぐるみ怪人をカードバトルで圧倒するのであった。
『く、くま……!?負けた、くま……!!』
「ウェーイwそれじゃしっかり後始末しちまおうぜ……ライダー・キック!」
 カードバトルで敗北し、精神的に打ちのめされたクマぐるみ怪人が無防備になっているところに優志郎は√能力を発動。
 必殺技で怪人を倒すのであった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

白神・明日斗(サポート)
人間(√ドラゴンファンタジー)の|錬金騎士×ヴィークル・ライダー、17歳の男。
普段の口調は「少し荒っぽい(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、敵には「冷徹で言葉少ない(俺、貴様、言い捨て)」
です。

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、公序良俗に反する行動はしません。

基本的に面倒見のいい正確な為、戦闘の手助けから日常の手伝い、と気軽に引き受けます。
戦闘では牽制や囮やヴィークルを使った移動のアシスト
日常では料理や大工仕事、何かの修理などの行動を特に好みます

あとはおまかせします。よろしくおねがいします!
和紋・蜚廉(サポート)
敵味方の気配が交錯する場には、必ず空白が生まれる。その裂け目に潜むのが我の役目だ。突出せず、孤立せず、敵の盲点を探る。

「影が生まれぬ戦場など無い。ならば我が通る場所もある」

翅音板の音が敵の集中を散らし、跳爪鉤が撥ねる隙を生む。仲間が動きやすくなるなら、それで良い。誰かの攻め口を拓き、誰かの退路を繋ぐ。我はその為に在る。


『くっまま、くまま!子供を攫ってシネマプラグマ様にほめて貰うクマー!』
 クマぐるみ怪人はカードゲームのドロー力の強い子供を攫って武装にしようとしていた。
 正確にはドロー力の高い人を探り当てる力でやってきたのだが、まあ彼らの常識の中では、ドロー力の高いのは子供だと相場は決まっているらしいのだ。
『くまま!発見くま!ここはドロー力の高い人が多いと分かってるクマ!さあ、カードバトルで勝ったら一緒にきてもらぐまぁぁぁ!!?!?』
「いや、何でカードバトルでどうにかなると思ってたんだ?」
 そんなクマぐるみ怪人の横っ面をおもくっそ槍で殴り飛ばしたヤツがいた。
 白神・明日斗(歩み続けるもの・h02596)であった。
『ぐまま!?こ、ここにはドロー力の高い子供がいるはずではなかったのかくま!?』
 クマぐるみ怪人が驚くのも無理はない。
 怪人たちの野望を察知した星詠みによって、事前にドロー力の特訓をし、一般人のいない、戦闘に適した場所におびき寄せていたのだ。
 完全に一般人を攫うだけだと油断していたクマぐるみ怪人に、そんなもん知るかと√能力者の一撃がクリーンヒットする。
「ドロー力とかはちょっと分からないが、悪事を働こうとしてるなら、倒すまでだ」
『くまーっ!!!!???』
 槍を構える明日斗にクマぐるみ怪人は完全にビビると背を向けて逃げ出してしまう。
『こ、こんなところにいられるかクマ!クマーは帰らせて貰うくまー!くまっ!?』
 しかしそんなクマぐるみ怪人にもふっと何かに正面からぶつかった。
「ふむ。逃げるもまた生存への道。我はその選択を否定しない。むしろその判断の早さに称賛する」
『くま!?』
 そこに立っていたのは、和紋・蜚廉(現世の遺骸・h07277)であった。
 めっちゃゴッキー的な見た目の蜚廉であった。
 クマーはもう悲鳴を上げるしかなかった。
『くまーーーーっ!!!!』
「なれど、それ故に。生き延びてきたことを誇りとする我には汝の動きは読めていた」
 蜚廉はそんなクマぐるみ怪人になんの容赦もなく、墳ッ!と小掌を叩きこみ、逃亡を阻止。
 明日斗の元へと強制的にノックバックさせる。
「シミュレート完了。これが貴様をぶち抜き、潰すためだけに生まれた一振りの槍だ」
 そして明日斗は準備していた戦闘錬金術・重力破砕槍を発動。
 【手持ちの武装】を、視界内の対象1体にのみダメージ2倍+状態異常【過重力による圧壊】を付与する【重力破砕槍】に変形させる。
「廻りて帰るは、斥けし環の軌」
 蜚廉は塵尾連閃を発動。【塵技「穢纏塵撃」】を用いた通常攻撃が、2回攻撃へと変化する。
「子供を攫おうなんてことだけは許せない。ありとあらゆるものを使って、理不尽を叩き潰すだけだ」
「逃れれると思うなよ」
 そして重力破砕槍の投擲と、甲殻籠手がクマぐるみ怪人に迫る。。
『くまーっ!!!!???』
 可愛い全振りなクマぐるみ怪人は耐える事などできるはずもなく、一撃で粉砕されるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

玖珂津・胡々乃香(サポート)
【他人と絡みOK、NG特になし、お任せ】

『さてさて、手助けは必要かしら、人間さん?』
モデル体型のお姉さん。 立ち振る舞いこそクールであるが、性格はイタズラ好きのお茶目さん。
頑張ってる人の姿が好きなので、主にサポートよりの行動を取ります。

▼詳細
基本的に優しく、またノリがいいので、悪い事じゃなきゃ大体やります。
基本名前呼びで、可愛い雰囲気の人には『ちゃん、くん』、大人な雰囲気の人には『さん』付けで呼びます。
衣食住能力は、センスが良い、カレー等の簡単な料理なら作れる、掃除は人並み。
戦闘スタイルは蹴り主体の格闘と、強力な居合切り、呪符による拘束等。
ウィスカ・グレイシア(サポート)
距離を取る(または見定める)必要がある状況の際は技能「なぎ払い」や「串刺し」と√技を組み合わせて戦います。
近距離で敵と相対する場合は、「毒使い」や「錬金術」を補助に組み込み牽制を。
長期戦になりそうなら戦場の付近を漂っているインビジブルからの助力を得る目的で「インビジブル制御」を活用。
敵からの攻撃は「霊的防護」「精神抵抗」「武器受け」等で耐え凌ぎ、無理をしない範囲内で
その時に有効そうな√能力を使用します。


『くっまま、くまま!子供を攫ってシネマプラグマ様にほめて貰うクマー!』
 クマぐるみ怪人はカードゲームのドロー力の強い子供を攫って武装にしようとしていた。
 正確にはドロー力の高い人を探り当てる力でやってきたのだが、まあ彼らの常識の中では、ドロー力の高いのは子供だと相場は決まっているらしいのだ。
『くまま!発見くま!ここはドロー力の高い人が多いと分かってるクマ!さあ、カードバトルで勝ったら一緒にきてもらぐまぁぁぁ!!?!?』
「え、と。いけませんでしたか」
 そんな訳で見た目も幼い少女の姿の半人半妖のウィスカ・グレイシア(さくらもち・h00847)の元に来たクマぐるみ怪人であったが、当のウィスカにおもくっそ√能力で攻撃されていた。
「ん?んー?いやいいんじゃない?」
 そこに玖珂津・胡々乃香(正体不明な妖怪探偵・h02098)が割と雑に許可を出していた。
 まあそう。別に敵がカードで勝負を申し込んできたところで、全然、この依頼ではそれに乗る必要はない。
 というか本当にカード勝負の勝敗とか全く判定に影響しない。
『くまぁぁぁ、おかしいクマ。ドロー力が高い人間は、カードバトルを挑まれたら断れないはずぐまぁぁぁ!!!???』
「いやドロー特訓してたの、私らじゃないしね」
 胡々乃香は長い脚でクマぐるみの顔を蹴り抜く。
 クマぐるみ怪人がドロー力を計測して攫いに来るのを察知していたので、皆でドロー特訓をしていたのは確かだ。
 だがここに呼び込んだのは、ここならどれだけ暴れても周囲に被害が出ないからであり、戦闘要員として待機していたウィスカと胡々乃香は全く関係ない。
 ここで会ったが百年目。というヤツなのである。
『こ、ここは、くまくま行進曲でくまーの脱走する時間を稼ぐクマ!』
 命の危険を感じ取ったクマぐるみ怪人はここは退却すべくと、歌声をリアルタイムで聞いた全ての非√能力者の傍らに【対象を誘うミニクマ】を出現させる√能力を発動する。
『くっまま、くままー♪……おかしいくま!なんでミニクマが出てこないくま!?』
 しかしここはこちらが戦場に選んだ誰も他にいない場所である。
 √能力者以外がいないのでミニクマ召喚はされなかった。
 というわけで。
「来たれ氷神、巡れ雪神、愛し童の舞う華神楽に一度の祝福を授け給へ。神帰月・雪見氷霜神楽」
「疾駆する刃は翻す燕が如く。妖流抜刀術《燕返し》」
 ウィスカは【氷雪】属性の弾丸を射出しクマぐるみ怪人を凍傷状態にさせながらダメージを与え、胡々乃香の【妖刀《山茶牙》】による2連斬撃がクマぐるみ怪人を滅するのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

ゾフィー・ゾルガー(サポート)
|D.E.P.A.S.《デパス》のゴーストトーカー×霊能力者

過去の記憶を欠落した為か幼い印象の16歳の少女

|表情の変化はないわけではないが小さく、動作もゆったりめ《ローテンションでぼんやりしている》
自身に良く似た|アンティークビスクドール(時々動いたり目が光る)《パッと見ぶっちゃけ呪いの人形》を常に抱えている

辿々しい口調でポツポツ話し(ワタシ、アナタ、ね、よ、なの、なの?)
年長者には多少丁寧(デス、マス、デショウ、デスカ?)

√能力は指定した物を適宜使用
積極的に攻勢に出るよりはインビジブルを介した情報収集や霊能力での遠隔攻撃を好む

*えっちいのと他参加者の意向と趣向に反する絡みはダメ絶対
後はお任せ



『くっまま、くまま!子供を攫ってシネマプラグマ様にほめて貰うクマー!』
 クマぐるみ怪人はカードゲームのドロー力の強い子供を攫って武装にしようとしていた。
 正確にはドロー力の高い人を探り当てる力でやってきたのだが、まあ彼らの常識の中では、ドロー力の高いのは子供だと相場は決まっているらしいのだ。
『くまま!発見くま!』
「ん……。くまさん、いらっしゃい」
 そこに待ち構えていたのは、ゾフィー・ゾルガー(月下に潜む・h07620)であった。
 心眼ドローの特訓によって高まりきったドロー力は、見事にクマぐるみ怪人を引き寄せることに成功したのである。
『くままま!人形持ちの少女くま!これはド定番っぽいくま!クマーとの相性も悪くないはずくまー!』
 カードバトルアニメの映画を履修し思考がカードバトルで染まっているクマぐるみ怪人は、ゾフィーの見た目から当たりを引いたと喜ぶ。
 連れて帰れば、きっと強力なムービーフィルムの素材となるだろう。
 ……連れて帰れればの話である。
「ん……。お人形さんたち、行って、らっしゃい……」
『さあカードバトルくま!カードバトラーはカードで負けたら大体言う事を聞くと相場が決まっているく、くま!?人形がひとりでに動てるクマ!?』
 カードバトルを申し込もうとしていたクマぐるみ怪人であったが、まあゾフィーはそんなものを受ける理由はない。
 ドロー力の特訓は、敵を誘き寄せるためにやっただけなのだ。
「死霊人形の葬送行進曲」
 【インビジブルを憑依させた人形の群れ】を放つと、ゾフィーはクマぐるみ怪人を集団で襲わせる。
 かわいい全振りだったクマぐるみ怪人は戦闘能力は低め。
 わーわー言いながらも人形から逃れられずに倒されるのであった。
『く、くまー……』
🔵​🔵​🔴​ 成功

第3章 ボス戦 『フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』』


POW ニュー・シネマ・プルガトリオ
【映画のあらすじ】を語ると、自身から半径レベルm内が、語りの内容を反映した【シネマプラグマ劇場】に変わる。この中では自身が物語の主人公となり、攻撃は射程が届く限り全て必中となる。
SPD 妖械大戦争
半径レベルm内にレベル体の【「索敵型の戦闘機械」か「妨害型の妖怪」】を放ち、【「超感覚センサー」】による索敵か、【「小狡い妖術」】による弱い攻撃を行う。
WIZ 呪魔ンジ
【「攻撃型の怪異」か「回復型のモンスター」】を召喚し、攻撃技「【呪殺攻撃波】」か回復技「【ヒーリングマジック】」、あるいは「敵との融合」を指示できる。融合された敵はダメージの代わりに行動力が低下し、0になると[「攻撃型の怪異」か「回復型のモンスター」]と共に消滅死亡する。
イラスト 滄。
√マスクド・ヒーロー 普通11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

鳳・楸(サポート)
年齢の割に怜悧で落ち着いた娘です。良く言えば優等生的、悪く言えば面白みのない人間。どんな相手にも丁寧で穏やかな物腰で対応します。冷静沈着を旨としどんな状況でも年齢に不釣り合いなくらいの落ち着きと豪胆さを持って応じます。戦いは果敢で小さな体躯に似合わない中大型の刀を危なげなく操り前衛に立ちます。手足の短さはリーチの短さなので、後の先を取った戦い方をします。基本は刀のみで戦いますが裏をかいて至近距離で銃を抜くこともあります。

●第三章 ボス戦 フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』


『フィルルルル……フィルルルル……クマぐるみ怪人たちは上手く子供たちを誘拐できたか』

 √能力者たちがクマぐるみ怪人を軒並み撃退してところに、更なる新手が現れた。

『オレの力。上映銃シネマグナムに相応しきムービーフィルム。これを創造するには、熱い情熱パワーが必要』
 彼の名前はフィルム・アクセプター『シネマプラグマ』。
 映画の力を持った悪の怪人である。

『力を得るための参考として見ていたが……素晴らしいぞ!』
 そして彼が今見ていた映画は……カードバトルで世界を救うようなアニメであった。

『故に!ドロー力の高い子供を攫い、我がムービーフィルムの材料としてやろうというのだ!』

 彼の目的は、偶然ハマったカードバトルアニメの情熱を、悪用しようとしていたのだ!
 放っておけば、無垢の子供たちが攫われ、犠牲になっていたに違いない。

『フィルルル……フィルル?なんだか様子が変だな?』

 ……が、シネマプラグマがやってきた場所に待ち構えていたのは√能力者であった。

「貴方の野望は阻止させてもらいました」
 鳳・楸(源流滅壊者・h00145)がシネマプラグマの前に現れる。
『な、なにぃ!?ドロー力の強い子供はっ!?どこに!?』
 シネマプラグマはドロー力を測定する能力があったらしい。
 そしてドロー力の強い存在のいる場所に転移してきたのだが……。
 それを逆手にとって、事前に√能力者たちがドロー力の特訓をしていたのだ!

 ここは、他に一般人が誰もいない、戦闘に支障のない自然の中!

 悪の怪人を倒すために、√能力者たちが待ち構えていた場所だったのだ。

『く、くそ、ドロー力の高い子供はどこに!?妖械大戦争をセット、探せぇ!』
 シネマプラグマは己の銃にカードをセットするとそれを発射。
 機械の見た目の怪人が召喚されると、それに索敵を命じる。
 もちろん、周辺には√能力者しかいないのだが。

「ー」
 フェイクショット。
 楸はそんな機械に密かに近づくと、【密接状態からの至近距離銃撃】を発射。
 強烈な一撃で敵の身体を破壊する。
『ぐおぉぉぉ!!オレの力がぁ!!』
 召喚された機械を破壊しただけだが、シネマプラグマの銃に装填されていたカードが燃え尽きた。
 どうやらシネマプラグマ自身を倒してもいいが、シネマプラグマの召喚する怪人たちにも残数があるようだ。

「悪事を働こうというのであれば、私たちが止めてみせます」

 こうして、ドロー力の強い子供を攫う計画を立てた敵の黒幕との戦いが始まったのだった。
🔵​🔵​🔴​ 成功

※3章は事件の黒幕『シネマプラグマ』戦です。
 やっぱり敵が転移して来て、ドロー力の高い皆さんを攫うつもりで来ます。
 彼は劇場パワーを持っており、なんやかんや劇場や映画っぽい力を使います。
 どうやら基本的にはカードを装填した銃から、配下を召喚するようです。

 この戦闘では、映画や物語りっぽい雰囲気を上手く利用するか、高まったドロー力を上手く使うとなんやかんやで戦いが有利になります。
(修行を実際にしてなくてもこの場のドロー力が高まっています)

 因みにシネマプラグマは、普通のカードバトルは特に受けてくれません。
 クマぐるみ怪人は単純だったのと、出来るだけ攫う時に傷つけたくないと思っていたのと、バトルに負けた精神的ショックで隙が出来ていただけです。

 でもシネマプラグマ君って実はプラグマの中では若い新人でそこまで戦闘能力は高くないみたいです。
 普通に戦っても倒せます。

 それでは素敵なプレイングをお待ちしております。
中村・無砂糖
「わしのターンじゃな!ドローじゃ!わしはここで魔法カード『戦隊集結』を発動じゃ!『仙術…来たれ同志共、百尻夜行』じゃー!!」
カードバトルのノリと勢いのまま百尻夜行発動じゃ!
「さあ、御尻戦隊たる同志達よ!いざ、突撃じゃー!」
わしも尻に悉鏖決戦大霊剣…対なんでも用に仕上げた決戦型の巨大な霊剣を挟み込み装備して
召喚した者達と共に相手の妖怪大戦争に飛び込んでいくわい!
「わしらの|結《ケツ》束力を!目を見開きとくと見てみるがよい!」
怪力で同志をシネマプラグマにぶん投げて
尻の自慢の得物による切断力も魅せつけてみせようぞ!

……いぇーい、シネマプラグマよ。しっかり見てるー?(ピースピース)
アクセロナイズ・コードアンサー
アドリブ連携歓迎 SPD
その姿――なるほどお前が今回の黒幕か。
ならば加減は無用。覚悟しろ、シネマプラグマ!

アクセルボードで立体的な空中移動、及び残像で敵を撹乱し、無数の戦闘機械や妖怪をすり抜けざまに速度を乗せた突撃と天牛蜻蛉で切断!
「もっと派手な必殺技がないのならば、『劇場版』を名乗るには荷が重い!」
自分は手にしたカードを二枚、腕のボードにセット! スキャンが完了すれば、逆光を背景にアクセルボードから跳躍!

映画の相場は武器必殺ではなくキックで〆るもの! これで決まりだ! アクセル――キック!
……ん? 映画の力を使うだけで、『映画版』の怪人ではない?
……まあ細かいことはいいでしょう!


「その姿――なるほどお前が今回の黒幕か。ならば加減は無用。覚悟しろ、シネマプラグマ!」
 アクセロナイズ・コードアンサー(変身する決闘戦士・h05153)は敵の見た目からそう判断。
 バトルを仕掛ける。
『フィルルル……まさか、待伏せだと!?だが貴様らのドロー力も高そうだな!』
 実際にこの誘拐事件を起こそうとしていた黒幕であるシネマプラグマ。
 彼は謎の√能力でドロー力を計測できるようで、ドロー特訓をこなしてきたアクセロナイズを捕まえ、己の武装にしようと企む。
『妖械大戦争をセット!!こい妖怪どもよぉ!』
 シネマプラグマは己の銃にカードをセットするとそれを発射。
 妖怪モンスターが召喚されるとシネマプラグマの命令に従って妖術を発動してくる。
「わしのターンじゃな!」
 しかしそこに中村・無砂糖(自称仙人・h05327)は突如乱入してくる。
「ドローじゃ!わしはここで魔法カード『戦隊集結』を発動じゃ!『仙術……来たれ同志共、百尻夜行』じゃー!!」
 無砂糖はカードバトルのノリと勢いのまま√能力を使用する。
 【得物を尻に挟み込んだ仙人自称する爺さん達】が召喚されると、シネマプラグマの妖怪たちと大激突すうr。
「さあ、御尻戦隊たる同志達よ!いざ、突撃じゃー!」
 何故か尻に霊剣を挟み込んだ自称仙人たちは不可思議な軌道でぶっ飛んで妖怪たちとバトルする。
「わしもいくぞーっ!」
 無砂糖自身も尻に悉鏖決戦大霊剣……対なんでも用に仕上げた決戦型の巨大な霊剣を挟み込み装備して召喚した者達と共に相手の妖怪大戦争に飛び込んでいく。
 もはや完全に乱戦だ。
『ぐぅぅ!?なんだこの面妖な輩共は!?何故、オレの映画の力、大妖怪戦争のカードが押されているのだ!?』
 妨害術を駆使する妖怪たちだが、仙人たちはそれを真っ向(ケツ)から切り裂いて突撃してくる。
 これもまた、ドロー力を鍛え込んだ故にこの場の流れを掴んでいるようである。
「はぁぁーっ!!」
 この乱戦の中を、アクセロナイズもアクセルボードで立体的な空中移動をこなし一気にすり抜けてシネマプラグマの元まで駆け抜ける。
『ぬっ!?貴様はっ!?』
「もっと派手な必殺技がないのならば、『劇場版』を名乗るには荷が重い!」
『認証《Scanning》--』
 アクセロナイズもまた、自分は手にしたカードを二枚、腕のボードにセット!
 『突撃』と『達人の一撃』のカードが読み込みされると、その力が解放される。
 スキャンが完了すれば、逆光を背景にアクセルボードから跳躍!
「映画の相場は武器必殺ではなくキックで〆るもの! これで決まりだ! アクセル――キック!」
 騎乗する【アクセルボード】から跳躍し、【銀色の閃光を帯びた飛び蹴り】がシネマプラグマに叩き込まれる。
「わしらの結束力を!目を見開きとくと見てみるがよい!」
 更に同時に無砂糖も怪力で同志をシネマプラグマにぶん投げて必殺攻撃!
 尻の自慢の得物による切断力を魅せにくる。
『ぐおおおお!?』
 派手な爆発!!
 シュタシュタ、と着地するアクセロナイズと無砂糖。
「……ん? 映画の力を使うだけで、『映画版』の怪人ではない?……まあ細かいことはいいでしょう! 」
「……いぇーい、シネマプラグマよ。しっかり見てるー?ピースピース)」
 カメラにポーズを決める二人であった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

黄羽・瑠美奈
劇場パワーのせいかギャルメイドからギャルガンマン(今年の水着)に衣装チェンジ
「おっと、悪党はウチが黙っちゃいないよ☆」
ノリには全力で乗るJC

これはカードバトルすればいいのか普通にバトレバいいのか、とりあえずはその場のノリで
カードだったらカードの効果(コインの表が出たらいっぱいドローとか)で、普通バトルだったら早撃ち勝負に持ち込むとかしてコイントスを行うよ
「あっ☆」
そしてトスしたコインは胸の谷間へin
とりあえず、どんなルールであろうとその時に隙ができたら容赦なくシネマプラグマを撃つよ
「ウイングシューター貫通モード☆」
勝負は非情なんだよね
ムーナイン・フワ
よーし、ここで女児服に着替えてさっきのクマちゃんの残骸を抱き、声色を作って子供を装うでゴザル。
趣味ではなく敵を油断させる作戦でゴザルよ?

あー、拙者ドロー力高まっちまったよー!
ほらこっちこっちでゴザルよ、ドロー力の高い子供……おや、拙者の全力のロリ声と愛くるしい姿をもってしても騙されなかったでゴザルか。
貴様いい性能だな、所属とIDは!?
は?騙される訳ない?
こんなにいっぱいリボン付けたんでゴザルよ!?
映画史に残るレベルの棒読みだったせいか!?
まぁそれなら仕方ない、索敵機械を撃ち落としたりしながら普通に戦うでゴザルよ。
本命は狙撃銃での攻撃!
ホラー映画の怪物も銃には勝てないのでゴザルよー、コレコレー!


「おっと、悪党はウチが黙っちゃいないよ☆」
 黄羽・瑠美奈(メイドイエロー・h05439)は劇場パワーに乗っかって、ギャルメイドからギャルガンマンに衣装チェンジ。
 ノリには全力で乗るJCであった。
「よーし、ここで女児服に着替えてさっきのクマちゃんの残骸を抱き、声色を作って子供を装うでゴザル」
 そしてムーナイン・フワ(お嬢様のお世話係・h01413)はノリはノリでも悪ノリに乗っかる方であった。
 因みに今17歳。色々おっきい子である。
「趣味ではなく敵を油断させる作戦でゴザルよ?」
「なるほど……?」
 そしてとても残念なことにムーナインのノリに感化された瑠美奈はなんか一緒にクマぐるみ抱きながらなんか言ってた。
「あー、拙者ドロー力高まっちまったよー!」
「ウチもなーんかドロー力高まっちゃったなー!!」
『フィルルル……ようやくドロー力の強そうな子供を見つけ……見つけたか?』
 フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』は遂にドロー力の強い少女を見つけた!
『……フィルル?思ったのと違うな』
 と思ったけど、二人のコスプレ少女を見つけてなんか違うとすぐに見抜いていた。
 仕方ない。色々おっきいからだ。
「ねぇねぇ!なんか警戒してるよ?」
「ほらこっちこっちでゴザルよ、ドロー力の高い子供……おや、拙者の全力のロリ声と愛くるしい姿をもってしても騙されなかったでゴザルか」
『うーーーーーん?子供ではない。が、ドロー力は確かに高そうだ……』
 シネマプラグマは独自のドロー力を探知する能力を持っているようで、二人のドロー力を計測してくる。
 明らかに狙っていた層の年齢ではない……ギリギリOKか?みたいな年齢だが、まあとにかくドロー特訓をした二人はシネマプラグマが望むドロー力を持っているのである。
『よし!貴様らを材料にムービーフィルムを作ってやろう!』
「貴様いい性能だな、所属とIDは!?は?騙される訳ない?こんなにいっぱいリボン付けたんでゴザルよ!?映画史に残るレベルの棒読みだったせいか!?まぁそれなら仕方ない」
「リボン可愛いんだよ」
 色々おっきいからだと思う。
 ともかくシネマプラグマはムーナインと瑠美奈の二人を攫おうと√能力を発動してくる。
『妖械大戦争をセット!!こい妖怪どもよぉ!』
 シネマプラグマは己の銃にカードをセットするとそれを発射。
 妖怪モンスターが召喚されるとシネマプラグマの命令に従って妖術を発動してくる。
「待って!!」
『む!?』
 しかしここで瑠美奈が突然声を上げる。
「ここは……早撃ち勝負で決着をつけようよ!」
 ガンマンスタイルの瑠美奈、ここで戦いの方法を提案していく!
『ほう……早撃ち勝負、ガンマン、西部劇……いいだろう!映画っぽいぞ!!』
 突然の提案であったが、映画の展開とかに脳みそが汚染されているシネマプラグマはこの流れにそのまま乗って来る。
 カードバトルアニメ映画でも何故かひゅぉぉぉぉ……て早撃ちで先攻後攻を決める事になっても受け入れられるのである。
「ならば拙者が合図役をするでゴザルよ」
 ムーナインが流れるように間に立ち、コインを取り出す。
「このコインが地面に落ちた時に抜くでゴザル」
『いいだろう!上映銃シネマグナムの早撃ち、見せてくれる!』
「こっちだってウィングシューターの凄さを見せてあげちゃうんだよ!」
 シネマプラグマの能力の影響で、この場がなんか西部劇っぽい雰囲気に変わっていく。
 何処からかコロコロと丸い草が風に転がって二人は視線を交差させる。
「いくでゴザルよぉ~、えいっ」
 ムーナインがコインを上空に投げると、なんか思った以上に上の方にいく。
(フィルル……悪の√能力者を舐めているな……完全に地面に落ちるその手前で、もっとも集中しているであろうその瞬間に、オレは先んじて撃つ……!!)
 シネマプラグマは集中した様子の瑠美奈を見ながらほくそ笑む。
 こんな勝負を真っ向から受ける必要は相手にはないのだ。
 ズルも卑怯も何でもござれの精神の持ち主であった。
(さあ、もう少し……よし、ここで!んっ!?)
『消えたっ!?』
「あっ☆」
 上空に飛ばされたコインは回転しながら地面に向かって落ちていく……その途中で、ナニかに包まれ消えてしまった。
 そう、ビキニガンマンスタイルになっていた瑠美奈の胸の谷間にinしたのである。
「フゥ~~~!!ナイシューッ!!でゴザル!!」
 コインを投げたムーナインが親指を立てて絶賛!!
 こーいうのは得意だと思う偏見があります!
「ぴーん☆今だね!ウイングシューター貫通モード☆」
 コインが地面に落ちるその直前に撃つつもりだったシネマプラグマはコインが消えてしまった事に動揺していた。
 そこに瑠美奈は容赦なく射撃!
『なにっ!?貴様っ!?卑怯だぞ!』
「勝負は非情なんだよね……」
「ホラー映画の怪物も銃には勝てないのでゴザルよー、コレコレー! 」
『貴様も審判ではないのかぁーっ!?』
 ズルをしようとしていたのを棚に上げて、シネマプラグマは銃撃をしてくる二人を批難する。
 完全に流れを持っていかれたシネマプラグマは一旦その場を離れるしかなかったようであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

大海原・藍生
クマぐるみの目論見を阻止できたところでボスさんのお出ましですか
あやうく子供さんが犠牲になってしまうところでしたのです
そんな犠牲の元に成り立った映画なんて悲劇です
しかし今回ばかりはカードバトルの勢いでは勝利できなさそうですね

戦場に同時行動する仲間がいる場合は突出せず連携を取る
幸い大暴れできる環境は揃っているようです
歌唱+【Aubade】を発動させて、ずっと俺のターン!
元気勇気なダッシュと戦闘知識で適切な間合いを取り
霊力攻撃、怪力、炎の属性攻撃、これらをすべてしっかりと命中させる!

敵攻撃は幸運、見切り、第六感で回避
当たったとしても激痛耐性とオーラ防御で耐える
最後に決めるのは俺達能力者なのですよ


「クマぐるみの目論見を阻止できたところでボスさんのお出ましですか」
 大海原・藍生(リメンバーミー・h02520)は雑魚たちを倒してやっと出て来た事件の黒幕と出会う。
『フィルルル!!ドロー力の強い子供を攫い、オレのムービーフィルムの材料とすることで、オレの映画パワーはより強くなるのだっ!』
 敵の名前は『フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』』 。
 映画の力を使って戦う悪の√能力者だ。
 何故かカードバトルアニメの映画を見た影響で、ドロー力の強い子供を攫おうとしていたようである。
「あやうく子供さんが犠牲になってしまうところでしたのです。そんな犠牲の元に成り立った映画なんて悲劇です」
 藍生は被害が起きる前に介入できたことに安堵の声を漏らす。
「しかし今回ばかりはカードバトルの勢いでは勝利できなさそうですね」
『貴様もオレのムービーフィルムにしてくれるっ!いくぞ!呪魔ンジを召喚!』
 シネマプラグマはカードを己の銃にセットすると、空に向けて発射。
 「攻撃型の怪異」を召喚し攻撃してくる。
『やれ!【呪殺攻撃波】だ!』
「幸い大暴れできる環境は揃っているようです」
 藍生は敵の攻撃を走って避けながら隙を見て、反撃する。
「夜が明けて、別れが来るのなら、はじまりの朝なんていらない」
 |Aubade《アサノウタ》。
 【誰かを想って歌う小夜曲 】を語ることで、自身の周囲を【月光が優しく見守るミュージカルの舞台】へと変える。
「ここでは、俺が主人公です!」
『な、なにぃ!?』
 映画のパワーを使用するシネマプラグマであるが、それはつまり映画の物語を使った流れには逆らえない。または逆らおうとすると弱体化するのと同じ意味である。
 ここで藍生が主役として、派手に歌うことでその流れを完全に掴む。
「ずっと俺のターン!」
『ば、馬鹿なああああ!?』
 霊力攻撃、怪力、炎の属性攻撃、これらをすべてしっかりと命中させる!
「最後に決めるのは俺達能力者なのですよ」
🔵​🔵​🔵​ 大成功

巫条・命(サポート)
人間災厄「蟲巫女」のサイサリス融合体×御伽使い。
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、時々文字化け(るび振り)

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしませんが、昆虫に害する行為には成功の為でも参加しません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!
神楽・更紗(サポート)
√妖怪百鬼夜行出身。天狗の一族に育てられた半人半妖の銀毛九尾の狐。高い霊力と不思議道具を操り男らしく自由奔放に振舞う祓魔師。蝶のように舞う喧嘩殺法と死霊を操り霊気を放つ近遠距離な戦闘スタイルで立ち回る。 身長:165㎝ 欠落:酒の味以外の味覚と食欲、その他多数 趣味:餌付け

√能力は指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の√能力者に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


『ぐっ!まさかオレがこれ程の手傷を負わされるとは……』
 怪人『フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』』は√能力者たちの猛攻を受け、どうにかその場を退いていた。
 だが、彼はまだ諦めてはいなかった。
『ドロー力の強い人間の反応はあるのだ!この当たりに居る人間を攫い、我がムービーフィルムに取り込めば、オレはもっと強くなれるはずだ!!』
 シネマプラグマは映画の力を使って戦う怪人。
 彼はその映画パワーを高めるために、ドロー力の強い人間を攫って武器の材料にしようとしていたのだ。
『なぜならば!オレが、この映画の主役だからだ!!』
 シネマプラグマは√能力を解放すると己の周囲を映画の世界【シネマプラグマ劇場】に書き換える。
 この能力の範囲内にいる相手への攻撃は届く限り必中となるのだ。
 そしてその能力に触れるものがいた。
「っ!?」
 現れたのは巫条・命(壊された祠の主・h01102)。
 破れや汚れが目立つ巫女服を着た彼女を見て、シネマプラグマはカードバトルアニメでは定番の巫女キャラだと勝手に勘違いした。
『貴様を攫い、カードに封印し、オレの力としてやろう!!』
「|蟆∝魂?溘o縺溘@繧偵?∫ョ。逅?@繧医≧縺ィ縺?≧縺ョ?溘??雖後>險ア縺輔↑縺?ィア縺輔↑縺?ィア縺輔↑縺?シ《封印?わたしを、管理しようというの? 嫌い許さない許さない許さない!》」
 だが、|それ《人間災厄》は、触れてはいけない類のものであった。
「譚・繧医??譚・繧医??陷ゅh」
 焦点の合わない目でシグマプラグマへ向いた命は【ジャイアントホーネット】を召喚する。
『ほう!それが貴様のモンスターか!いいだろう!オレの力も見せてやる!こい!妖怪ども』
 シグマプラグマは命の召喚した虫を、カードバトルアニメのカードの力と勝手に解釈すると、妖怪映画のムービーフィルムから妖怪を召喚する。
「蜂起」
 が、その瞬間に呼び出された妖怪はジャイアントホーネットの針によって絶命する。
「縺薙l縺ァ邨ゅo繧翫〒縺ッ縺ェ縺」
『なにっ!?』
 これで終わりではない。
 更に召喚され続けるジャイアントホーネットが次々とシグマプラグマへと群がり、攻撃を加えていく。
『ぐっ、くそっ!これでは、呼び出したその場からヤられていくではないかっ!』
 シグマプラグマは更に追加で配下を召喚しようとするが、その度にすぐさまジャイアントホーネットに刺され、消滅する。
 召喚行為自体がシネマプラグマの力を使っているようでこれだけで消耗していく。
「映画の主役にしては、華がないな」
 そこに神楽・更紗(深淵の獄・h04673)が姿を現す。
『なにっ!?オレの映画に文句をつけるというのか!?』
「子供を攫うような小物が主役の映画だと、誰も見ないだろう」
『なんだとっ!』
「踊るかな 手振り神憑き 影法師」
 シネマプラグマは憤るが、命の虫に群がられ身動きが取れないようであった。
 その隙に更紗は√能力を発動し、影を操る。
「|影法師《シャドウ・コネクト》」
 【影が実体化する手影絵遊び】【対象の影を固定する影縫い】。
 そして【戦闘力強化と対象を内部から破壊する霊波】による強撃の連続攻撃がシネマプラグマに叩き込まれるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​ 成功

明星・葵(サポート)
私は明星葵。何でも屋を営んでるよ。
重甲着装者だけど普段は軽装で闘うんだ。
何故かというと、強化改造された私の細胞によって私の体は重甲並かそれ以上に強靭になっているから何だよね。

得意戦術はとにかく接近戦!近づいて拳打や蹴りを組み合わせて連続攻撃で闘うんだ。
相手の攻撃も何のその!簡単には怯まないよ!
むしろ体の強靭さが私の強みだから相手の攻撃の直撃を耐えて反撃するような展開があると嬉しいな。

√能力は指定した物を何でも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ!
他の√能力者に迷惑をかける行為はしないし、公序良俗に反する行動もしないよ!

よろしくね!
日向・炎陽(サポート)
義手の右手と顔の右眼を隠す眼帯、身長よりも大きな斧が特徴的な青年。
普段の口調は『男性的(俺、相手の名前、だ、だな、だろう、なのか?)』であり、目上の人には『丁寧な口調(俺、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)』になります。

サバサバした性格で、細かい事は気にしません。
あまり頭を使う事は得意でなく、どちらかと言えば戦闘の方が得意です。
与えられた仕事を遂行する事を優先しますが、他の√能力者に迷惑がかかる行為と公序良俗に反する行動はしません。
√能力は指定した物をどれでも使用、多少の怪我は気にせず行動します。
動物(特にモフモフしたもの)が好き。

不明な点はお任せです。よろしくおねがいします。
ソノ・ヴァーベナ(サポート)
明るく元気でマイペースな日サロ好きギャルエルフ!柔軟でシンプルな考え方をしつつ、自分の芯はしっかり持ってるよ。「お助けとか支援」が行動の基本で、共感力が高いから周りと自然に打ち解けられるタイプ。おもしろいことや楽しいことが大好きだけど、シリアスな場面も燃えちゃう!
戦闘では遠距離攻撃がメイン。魔力装填型の銃器を使いながら、鉄壁の防御で敵の攻撃を弾くスタイル。味方をサポートする立ち回りも得意で、仲間にとって頼れる存在だよ。スキルや√能力は必要な時に全力で活用!自由に動かしてもらえると嬉しいし、アドリブも大歓迎だよ!


『ぐっ!まさかオレがこれ程の手傷を負わされるとは……』
 怪人『フィルム・アクセプター『シネマプラグマ』』は√能力者たちの猛攻を受け、どうにかその場を退いていた。
 だが、彼はまだ諦めてはいなかった。
『ドロー力の強い人間の反応はあるのだ!この当たりに居る人間を攫い、我がムービーフィルムに取り込めば、オレはもっと強くなれるはずだ!!』
 シネマプラグマは映画の力を使って戦う怪人。
 彼はその映画パワーを高めるために、ドロー力の強い人間を攫って武器の材料にしようとしていたのだ。
『なぜならば!オレが、この映画の主役だからだ!!』
 シネマプラグマは√能力を解放すると己の周囲を映画の世界【シネマプラグマ劇場】に書き換える。
 この能力の範囲内にいる相手への攻撃は届く限り必中となるのだ。
「うーん。なんかよくわかんないこと言ってるけど」
「奴を倒せばいいんだな」
「そーみたいだねっ」
 妙にラフな格好をしている小柄な少女、明星・葵(重装級超常体改造格闘少女・h00947)。
 義手の右手と顔の右眼を隠す眼帯、身長よりも大きな斧が特徴的な青年の日向・炎陽(信仰心無き金烏武者・h07672)。
 そして凄い黒ギャルっぽいエルフのソノ・ヴァーベナ(ギャウエルフ・h00244)。
 3人の√能力者がそこに現れる。
 依頼を受けた彼女達は悪の√能力者の討伐を目的としていた。
『フィルルル……!この場にいると言う事は、ドロー力の強いものかっ!?オレのムービーフィルムの糧としてくれよう!』
 シネマプラグマはこの期に及んでも自分が映画の主役だと信じているようで、3人の登場に臆するような事はなく、むしろ嬉々として連れ去り武器の材料にしようとしてきていた。
『貴様らもオレのムービーフィルムにしてくれるっ!いくぞ!呪魔ンジを召喚!』
 シネマプラグマはカードを己の銃にセットすると、空に向けて発射。
 虚空より「攻撃型の怪異」を召喚し攻撃してくる。
『やれ!【呪殺攻撃波】だ!』
 呼び出された怪異はシネマプラグマの命令に従い、葵に攻撃を仕掛けてくる。
 どうみても一番軽装でダメージを防ぐ手段を持っていなさそうだと判断したようである。
「むぅ……!甘くみたね!」
『なにっ!?効いていないだとっ!?』
 だが葵はその攻撃を真っ向から受けると、そのまま【呪殺攻撃波】の中を突き進んで怪異の元まで飛び掛かる。
 超強化細胞で構成された彼女の身体は並大抵のことでは傷つかないのである。
 ダメージを負わないわけではないが、防御を固めながらならば多少の時間は無視できる。
「ちょっとだけ本気出すよ!」
 |秘めたる力《ヒメタルチカラ》。
 知られざる【普段リミッターをかけている底力】が覚醒させた葵はそのまま敵の怪異を殴り飛ばす!
『グオォォ!?』
 召喚した配下とは繋がりがあるようで、シネマプラグマにもそのダメージの影響が出ていた。
「ここだ」
 そして敵の攻撃が途絶えたところに炎陽が巨大な斧を振りかぶりながら跳躍。
 √能力を解放しながら打撃を受けてひるんでいる怪異へと攻撃を繰り出す。
「全てを叩き込む。|斧刃終ノ舞《フジンツイノマイ》」
 命中する限り連続で繰り出せる大斧、重量攻撃、大斧、怪力、大斧、逃亡阻止……。
 そんな怒涛の連続攻撃が一気に怪異にぶちまけられる。
『なっ、オレの呪魔ンジがやられるだとぉ!?』
 流石にこの攻撃には耐え切れなかったようで敵の怪異は消滅していく。
 同時に敵の銃にセットされていたカードも消えていく。
「ここだねー」
 【両手に魔法のガントレット、背中に光の翼】を纏ったソノが、己の召喚した怪異をやられて衝撃を受けているシネマプラグマへと一瞬で接近。
 懐に飛び込んだと思えば、強烈な光を纏いながら魔力を拳に凝縮する。
「ぜんぶ砕くよー!必殺の!オーバードライブ・ブロー!」
 【全魔力を凝縮し放つ、破壊的な拳の一撃】。
 装甲を貫通する威力2倍になった状態で、ソノの攻撃がシネマプラグマの腹に叩き込まれるのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​ 成功

一ノ宮・和沙
カードバトルを受けてくれない、ということはゲームやアニメじゃないリアルカードバトルを仕掛ければいいだけよねっ
ガチプレイヤーの悲しき業、とくと味わいなさい――デッキ(呪符)からカードをドロー!
初期手札をちらりと確認。一枚を伏せつつゴー
あなたもアニメを見たのならわかるかもしれないけれど…いえ、わからないからこんなことをしてるのよね
ならわからせてあげる

カードはね、遊びじゃないのよっ!!
なんとなくのノリで決闘者に喧嘩を売ったことを後悔しなさい!(バチギレ

相手の返答中(インスタントタイミング)でカードを1枚相手に向かってキャスト
この仕掛けは音響弾
眼前で炸裂したのならすかさず接近して杖をフルスイングで顔に叩き込むわっ
相手がひるんでいる間に一旦離脱。相手にターンを渡す振りをしつつ…最初に伏せたのと同じようにクイックドロウで引いてきたカードをバラまくわ。踏めば軽く麻痺させるトラップカードね
そしてメインターン、カード3枚を纏めて念じて呼び出すは世界を喰らう海蛇(コーマ)!
そのまま飲み込んじゃえ、コーマ!


「カードバトルを受けてくれない、ということはゲームやアニメじゃないリアルカードバトルを仕掛ければいいだけよねっ」
 一ノ宮・和沙(あさきゆめみし人の災・h08153)はフィルム・アクセプター『シネマプラグマ』の前に出て来る。
 その手に握られているのはカードバトラーの魂――デッキ(呪符)であった。
『おお!遂にドロー力の強いヤツを見つけたぞ!』
 シネマプラグマは和沙から感じ取れるドロー力の強さに身を乗り出す。
 ドロー特訓によって今、彼女のドローぢからはとても上がっているのだ。
「ガチプレイヤーの悲しき業、とくと味わいなさい――カードをドロー!」
 初期手札をちらりと確認。一枚を伏せつつすっと姿勢を正して様子見する和沙。
『どうした!?貴様のドロー力、見せてもらおうか!』
「あなたもアニメを見たのならわかるかもしれないけれど……いえ、わからないからこんなことをしてるのよね。ならわからせてあげる」
 和沙がドローしたカードを展開しないことに不思議がるシネマプラグマであったが、和沙のデッキはドローゴー……自分のターンでは動かず相手の動きに合わせてカードをプレイするカウンターデッキなのだ!
「カードはね、遊びじゃないのよっ!!なんとなくのノリで決闘者に喧嘩を売ったことを後悔しなさい!」
『は?まだ何も言っていな』
 バチギレした和沙は相手が|返答中に《インスタントタイミングで》カードを1枚相手に向かってセットしていたカードをキャストする。
「音響弾を発動っ!」
 爆音が響き、同時に発動していた歪みの国のアリスによって【自身を織り成す災厄そのもの】を巻き込む事で、相手の【知覚視野の歪み】に対する抵抗力を下げ、視覚と聴覚を同時に混乱させる。
『グオォォ!?』
「そこよぉぉぉ!」
 すかさず接近して杖をフルスイングで顔に叩き込む和沙。
 仮面にひびが入るくらいに思いっきり振り切った一撃はシネマプラグマを吹っ飛ばす。
 相手は何もできずにターンエンドだと勝手に判断!
「私のターンッ!ドロー!」
 デッキ(呪符)から更に札を引き抜くと、和沙は手札を周囲にセット。
「私は3枚のカードをセットしてターンエンド」
『ぐ、ぐおおお!!オレの、仮面がぁっ!くそぉ!もはや貴様をカードにするなど、まどろっこしい!この場で殺してくれる!』
 シネマプラグマはまともに攻撃を受けて和沙に怨念の言葉を吐きながら立ち上がる。
 そのまま憎しみに染まったオーラを纏いながら突撃してくる。
「トラップ発動!」
『ぐぬおっ!?』
 激情に囚われていたシネマプラグマは足元まで気が回っていなかった。
 周囲にセットしていたカードの内、1つを踏むと痺れて動きが止まる。
「これは遍く世界を渡る旅人の足跡。その刻まれた物語の1頁。カード3枚を纏めて念じて呼び出すは……世界を喰らう海蛇(コーマ)!」
 和沙は動きを一瞬止めたシネマプラグマに向けて、セットしていたカードを重ねると√能力を発動。
 【デッキの中に封印されたクリーチャー1体】を召喚し、動きの鈍ったシネマプラグマに攻撃させる!
「そのまま飲み込んじゃえ、コーマ! 」
『な、なん、だとぉぉぉ!!!』
 怒涛の連続コンボが決まり遂にシネマプラグマを撃破するのであった。
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​ 大成功

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