シナリオ

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たぬき、秋の恩返し

#√ドラゴンファンタジー #プレイング受付:10/26(月)8:31〜 #花はあなたの想いに応じます

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 #√ドラゴンファンタジー
 #プレイング受付:10/26(月)8:31〜
 #花はあなたの想いに応じます

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 実りの秋に、とあるたぬきは喜んでいた。

「ぽーん♫」

 このたぬきのいるダンジョンには、秋に果物が実るフロアがある。時期も種類も問わず、梨に栗、葡萄に林檎、柿といった秋の果物は言わずもがな、いちごにラズベリークランベリー、さくらんぼに桃、メロンにスイカ、パイナップルにマンゴー、スターフルーツなどなど。
 そこをせっせと手入れし結果、たっぷり幸せの豊作になったのだ。さらにどんぐりやさつまいも、いも類もしっかり蓄えて、たぬきはうきうき準備をする。

 春の頃、たぬきはとてもすてきな体験をした。
 たくさんの|冒険者《EDEN達》が訪れて、心地よい水のフロアで遊んだり、美味しいサンドイッチを食べたりと、素晴らしい時間だった。
 その恩を誰かに返してあげよう、と、今回たぬきは一生懸命に準備したのだ。
 素晴らしい実りのフロアに、すてきな花の道を辿ってもらって、最後には一緒に焼き芋をしよう、とわくわくしていた。

「ぽこー♩」

 誰か来てくれるといいですね、楽しみです、と踊りながら。

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「っていう、のんきなたぬきがいるんだよ」

 猫宮・弥月は詠んだ星を、EDEN達へと語り始める。
 癒水のダンジョンという場所に、『かわいいたぬき』が現れる。訪れた人をもてなして、一緒に焼き芋食べたいと踊っているのだ。
 このダンジョンには秋になると様々な果物が実るフロアがあるので、訪れた人にはまずそこで果物を楽しんでもらおうと思っているようだ。
 それから歩く度に、歩く人の想いや記憶のかけらの花が咲くすてきな道を辿って、たぬきがせっせと育てたさつまいも(じゃがいもや里芋もある)のフロアで、焼き芋をして楽しんでほしい、と望んでいる。

「人懐っこくてのんきにぽんぽこ鳴くたぬきでさ、喜ぶ人を見るのが好きみたいだ」

 なので一緒に果物を食べたり、花の道を散歩したり、さつまいもを楽しんだり、遊んだりすれば満足する。
 一応、「たぬき、もうだめです」「たぬき、かわいいですよ?」とつぶらな目で迫ってくるが、普通に戦うことだってできる。

「良ければ秋の行楽として、気軽に遊んであげてほしいな」

 よろしくお願いします、と弥月は頭を下げるのだった。

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 たくさんの果物が実るフロアには、食べ頃の果物達が溢れていた。
 冷たいきれいな湧き水も流れており、喉を潤し、手を洗ったり、果物を冷やすのにも使えたりする。
 気の向くままに収穫して食べて、豊かな味覚を味わうのもいいだろう。

「ぽん♪」

 もちろん、たぬきと一緒に食べたっていい。
 おいしいですよ、いっぱいどうぞ! と目を輝かせて待っている。
これまでのお話

第2章 冒険 『花の道行き』


POW ゆっくり歩む
SPD 速く歩む
WIZ 他の花を踏まないように歩む
√ドラゴンファンタジー 普通7

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 心ゆくまで果物を楽しんだならば、今度はお芋の出番である。
 たぬきは、こっちです、というように、とある通路へとぽてぽて歩いていく。

 縦にも横にも余裕にある通路は、何の変哲もない、地面と壁、天井の通路に見えた。
 しかしそこをたぬきが歩くたび、ふわりと花が咲き始める。
 一歩一歩、ぽてぽてと行くたびに、可愛らしい花や美しい花、みずみずしい花が咲いては消えて、また咲いて。

 ここは花の道、歩く者の想いのかけらや記憶の一片を種にした花の咲く道。
 楽しい思い出にも、悲しい記憶にも、怒りのかけらにも、喜びの想いにも、花が咲く。