名画鑑賞記
とある画廊で僕が見た名画たちの記録用。

『今の僕の溜息はきっと、五月の薔薇の色をしている』
親の顔より見た僕の立ち絵。
要約したら千文字以上を使って「僕が美しい」と言っているだけなことに気付いたんだけど、言葉も僕も美しいから困ってしまう。
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=1580
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『嗚呼、そうだ。この彼は、酷く癖になる不協和音の様な人だ』
國崎・氷海風の全身イラスト。
直視出来ない。出来ないのは、一度見ると目が離せないから。
いつか出会うときにはどうかサングラスをしていて欲しい。
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=1588
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『良かった。もしもこの髪や瞳の煌めきが宝石以外の何かであったなら、世界中の宝石はきっと暴落してしまう』
ジョゼ・ビノシュの浴衣イラスト。
第六猟兵……? なにか新しい√かな?
宝石で出来た女性の、お祭りの日の装い。
とても愛らしくてセンスの良い人で、学ぶものが多かった。浴衣を着るときには参考にしよう。
https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=60537
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『無責任だよね。深呼吸をして再度眺めた黒を——彼の憎悪の訳をよそにして、僕は、美しいと感じた』
ヴォルン・フェアウェルのインビジブル形態。
喪服を着るワケ、憎悪の相手、色々考えながら気付けば無意識に息を詰めて居た。
どちらの彼が本当の——いや。両方だよね、きっと。
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=1628
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『そうすれば僕は、彼女の肌はボーンチャイナの類で、髪と瞳はコバルトスピネルで出来ているのだと解釈をして納得をすることが出来ていただろうから』
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=1646
記録が遅れてしまった。
レナ・マイヤーの全身イラスト。
こういう透明感と言うものは何処から出て来るものなのだろう。とても綺麗だ。
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『こんなによく整った『学生』なんてどの時代でもそこらにそうそう居るものだろうか? つまり、これは著名な劇場で誰か名の知れた役者扮する、役柄としての学生だって言われた方が僕は納得が行くような気がする』
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=2145
僕の友人、クラウス・イーザリー。
平和な世に生きていたなら彼はこうだったのだろうかと——物々しい手套を嵌めていない手を初めて目にして、すごく感慨深く思える。どうか、君に幸あれ。
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『例えばヴァイオリンのF字孔が美しい音の響きを突き詰めた末にあの優美な曲線を誇っているかの如く、天性の歌姫たるもの、天は機能美を突き詰めた造形美を授けているのに違いない』
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=2242
神賀崎・烏兔のピンナップ。とても美しい一枚だった。
麗人の瞳と言うものはあまりに雄弁なものだからね、視覚以外で語りたいなら秘してしまうのもひとつだと、この絵に教えられた気すらする……。
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『彼女の右目の下の五線とト音記号。刺青——と言う世俗の言葉でこれを表すことを躊躇う僕が居る。言うなれば、これは聖痕なのだと思う』
https://tw8.t-walker.jp/scenario/show?scenario_id=2300
キャロル・フロストのバストアップ。
肖像を見てその歌声に想いを馳せるのはきっと、見目だけでもうその声の美しさが約束されているからなのだろうね。
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